委託業者選定企画提案仕様書(PDF:261KB)

平成27年度「文化観光戦略推進事業」に係る
委託業者選定企画提案仕様書
平成27年2月
沖縄県文化観光スポーツ部文化観光振興課
平 成2 7年度 「文 化観 光戦 略推進 事業 」に 係る
委託 業者 選定 企画 提案 仕様書
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委託事業名
平成27年度文観光戦略推進事業委託業務
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委託業務の期間
契約締結の日~平成28年3月31日まで
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事業目的
平成23年度に策定し た「沖縄県文化観光戦略」に基づき、沖縄の オリジナリティ
が活かされ、芸術性やエ ンターテイメント性が高い舞台公演をつくり 、観光商品とし
ての沖縄芸能の認知度を 向上させることで、観光客の「文化観光」の 体験比率を高め
るとともに、観光誘客に 繋げる。
また、県内の芸能団体 を海外に派遣し公演を実施することで、芸能 面から沖縄の魅
力を発信し、海外におけ る文化観光商品としての評価・ニーズを把握 するとともに、
海外マーケットと県内公 演を直接リンクさせることにより、外国人観 光客の誘客を図
る。
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これまでの事業成果及び課題について
平成24年度から開始 している本事業は、平成33年度までの10 年間の継続事業
として事業期間を設定し 、平成24年度から平成26年度までの3年 間を第1期と位
置付け事業に取り組んで きた。
県内において継続的に 公演を実施することにより、文化観光商品と しての競争力を
有する可能性がある作品 の出現や、県内演出家の登用が促進されるこ とで、演出家の
スキルアップにも繋がっ ている。これらの継続した取り組みにより、 入場客数も年々
増加しており、事業(各公演)の認知度も徐々に高ま りつつある。
しかしながら、各公演 における観光客集客は、十分に達成している 状況とは言えず、
入場者に占める観光客(海外含む)の割合は5%程度 に留まっている。
一方、海外派遣公演に ついても平成24年度から継続して実施して おり、文化面か
ら沖縄の魅力発信するこ とで、外国人観光客の誘客に繋がってはいる ものの、外国人
観光客の県内公演への集 客には繋がっていない。
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次年度以降の取り組み
平成27年度から平成 29年度までの3年間を第2期として位置付 け、新たな演出
家の掘り起こしや、これ まで上演した公演が観光商品として更に魅力 的な公演となる
ようにブラッシュアップ を図るとともに、観光客誘客のための広報宣 伝や販売チャネ
ルの開拓、旅行商品造成 のための演出家と旅行代理店等とのマッチン グなど、国内外
の観光客をより多く集客 に繋げるための取り組みを行う。
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平成27年度事業スキー ム
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委託業務内容(平成27年度)
(1) 補助事業者のサポート
ア
補助事業者と出版・広告業者 、旅行代理店等とのマッチング
イ
チケッティングシステムの導 入及び効果検証
ウ
その他観光客集客を促進させ るための取り組み
(2) 海外派遣公演に伴う各種業務
ア
海外公演の企画及び派遣団体 の選定業務
イ
海外公演の実施に伴う調整業 務(会場予約、現地との調整、広報宣伝 等)
ウ
海外公演の移動手配及びサポート業務(航空券・宿泊・現地移動の手配、現 地
コ ーデ ィネーター・スタッフ・通訳等の手配等 )
エ
現地調査業 務(観客アンケート、現地旅行代理店等 モニ タリング等)
オ
その他海外 公演に伴う一切の業務
(3) 文化観光推進事業サポートチームの設置・運営業務
(4) 事業全体(補助事業含む)の効果測定及び課題抽出等に関する検証業務
(5) 実施計画書、実績報告書、事業完了報告書の作成業務
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企画提案書の内容について
(1) 事業実施方針について
本事業第2期の最終年度となる平成29年度末時点における目指す姿及び成果 指標の
設 定を行うとともに、当該目標を達成する ための事業方針について、年度毎に記入す
る こと。
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(2) 事業実施スケジュール
上記の実施方針を踏まえ、平成 27年度から平成29年度までの事業実施スケジュー
ルを記入すること。平成27年度については、下記設定条件において作成することと
し、平成28年度及び平成 29年度については自由提案とする。
平成27年度
公演実施スケジュール設定条件
県内公演(Ship of the Ryukyu公演)
海外派遣公演
6月~2月
フランス(アヴィニョン演劇祭) 7月(1ヶ月間)
イギリス(エジンバラ演劇祭)
県外公演(国立劇場おきなわPR公演)
8月(1ヶ月間)
8月中旬、3月中旬
(3) 文化観光推進事業サポートチームの設置・運営業務について
サポートチーム設置の必要性も含め、設置目的や役割、当該目的を達成するため
のサポートチーム委員選定の考え方や運営方針について記入すること。
(4) 補助事業者のサポートについて
観光客の公演 鑑賞を促進させるために補助事業者が実 施す る各種取り組み(宣伝・
広告、チケッテ ィングシステム導入、旅行商品造成等)について、補助事業者へ提案
することを想定 して記入すること。
(5) 海外派遣公演における派遣都市の提案について
各市場設定の考え方に基づき、平成27年度から平成29年度までの派遣都市につい
て、派遣都市選定の考え方等も含め記載すること。
ただし、平成27年 度については、下記設定派遣都市に1都市追 加して派遣するこ
ととして、追加1都市の提案を行うこと。平成28年度及び平成29年度については自
由提案とする(同じ 都市への複数回派遣でも構わない)。
市場設定の考え方
重点市場:沖 縄との直行便(飛行機・クルーズ船)が就航している都市等
新規市場:文 化芸術分野で世界的な発進力を持ってい る都市や芸能活動等が
盛 んで芸能を通じた交流・沖縄来訪が見込 める都市、沖縄に縁の
あ る方々が多くルーツツーリズムが期待で きる都市等
平成27年度派遣都市
重点市場:中 国(北京・上海 )、台湾(台北・台中)、香港、韓国(ソウル・釜山)
新規市場:フ ランス(アヴィニョン)、イ ギリス(エジンバラ)
(6) 事業全体に関する効果測定と検証について
効果測定指標及び効果検証の方法について記入すること。
(7) 実施体制について
委託業務執行体制を業務分担まで詳細に 記入すること。特に海外派遣公演担当者に
つ いては、同内容業務の過去実績等も含め 、より詳細に記入すること。
(8) 上記(1)~(7)以外で 、事業目的に沿った効果的な提案がある 場合は、その理由も含
め て記入すること。
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企画提案書の体裁及びプレゼンテーションについて
(1) 原則とし て、A4版横、左綴りとする(ただし、グラ フ、表等は必要に応じてA3
版にして綴り込 むなど、理解しやすいように適宜工夫し ても よい)。
(2) プレゼン テーションは、審査員が容易に理解できるよ う、図表などを多く用いるな
ど工夫し、説明 は簡潔にすること。
(3) 1社あた りのプレゼンテーションの割当時間は、企画 提案の説明15分、質疑応答
10分の計25 分(予定)とする。
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積算見積について
(1) 積算見積は、平成27年度から平成29年度ま での3年分を作成すること。
(2) 積算金額は、平成27年度分を111,600千円、平成28年度分を106,100千円、平成
29年度分を100,800千円の範囲内 (消費税込み)でそれぞれ見 積もること。
(3) 各経費については、回数、個数、人数等、見積条件が分かるように明記すること。
(4) 次の経費区分により、見積書を作成すること。
経費項目
Ⅰ.人件費
内
容
事業に直接従事する者の直接作業時 間に対する人件費
Ⅱ.事業費
旅費
研究員旅費、委員旅費、海外派遣演 者等旅費に分けて積算
すること
謝金
委員謝金、海外派遣演者等謝金に分 けて積算すること
賃借料及び使用料
公演会場使用料及び事業を行うため に必要な機械器具等の
リース等に関する経費
印刷製本費
事業で使用するパンフレット・リー フレットや事業報告書
等の印刷製本に関する経費
通信運搬費
郵便料、運送代、通信・電話料等
その他諸経費
事業を実施するために必要な経費で 、上記以外の経費項目
について適宜追加
Ⅲ.再委託
契約の履行に際して、受託者が当該 事業の一部を他者に行
わせるために必要な経費
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Ⅳ.一般管理費
委託事業を行うために必要な経費で あって、当該事業に要
する経費としての抽出、特定が困難 な経費について、委託
契約締結時の条件に基づいて一定割 合の支払いを認められ
た間接経費
Ⅰ. 人件費 + Ⅱ. 事業費の10%以内 とする
(5) 海外派遣公演実施に係る設定条件について
各都市へは、原則とし て1団体を派遣することとし、各設定条件に ついては、次の
とおりとする。
ア
派遣人数
1団体12名を上限とする(演者、技術スタッフ含む)
イ
演者等謝金
ウ
派遣都市及び派遣期間、公演回数について(平成27年度)
20,000円/1人・1日 とする
重点市場:中国(北京・上海)、台湾(台湾・台中)、香港、韓国(ソウル・釜山)
派遣都市の組み合わせや派 遣期間、公演回数等について、事業効率 性
や事業効果、経費削減等の観 点から、自由提案とする。
新規市場:フランス(アビニョン)、イギリス(エジンバラ)
派遣期間(全旅程)
28日、
公演回数:25回
追加提案都市:派遣期間、公演回数、上記都市との派遣組み合わせ等、提案者が自
由に設定
エ
平成28年度及び平成29年度については、派遣都市及び派遣期 間、公演回数につい
ては、自由提案とする。
(6) 積算上限金額及び海外派遣に係る各設定については、企画提案のために設定した金
額であり、実際の契約金 額とは異なる。
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再委託について
(1) 一括再委託の禁止
契約の全部の履行を一 括又は分割して第三者に委任し、又は請負わ せることができ
ない。また、以下の業務 については、その履行を第三者に委任し、又 は請負わせるこ
とができない。
ただし、これにより難 い特別な事情があるものとしてあらかじめ県 が書面で認める
場合は、これと異なる取 扱いをすることがある。
ア
契約金額の50%を 超える業務
イ
企画判断、管理運営 、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹 的な業務
(2) 再委任の承認
契約の一部を第三者に 委任し、又は請負わせようとするときは、あ らかじめ書面に
よる県の承認を得なけれ ばならない。
ただし、以下に定める 「その他、簡易な業務」を第三者に委任し、 又は請負わせる
ときはこの限りではない 。
その他、簡易な業務
ア
資料の収集・整理
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イ
複写・印刷・製本
ウ
原稿・データの入力 及び集計
(3) 相手方の制限
本契約の競争入札参加 者であったものに契約の履行を委任し、又は 請負わせること
はできない。また、指名 停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力 団関係者に契約
の履行を委任し、又は請 負わせることはできない。
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委託業務の経理等
(1) 当該委託事業に係るすべての支出については、領収書等の厳格な証明書類が必要で
あること。また、支出額 、支出内容について完了検査時に厳正に審査 され、これを満
たさない場合は、当該委 託費の支払いができない場合がある。
(2) 委託業務にかかる経費については、会計帳簿を備え、他の経理と明確に区分して記
載し、各経費の使途を明 らかにしておくこと。
(3) 委託費の支出内容を証する経理書類を整備して、会計帳簿とともに委託業務の完了
した日の属する会計年度 の終了後5年間、いつでも閲覧に供すること が出来るように
保存しておくこと。
(4) 事業完了時に実際に要しなかった経費があるときは、相当の委託料を減額する。
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その他
(1) 本公募は国及び県の本予算成立及び本事業に係る沖縄振興特別推進交付金の交付決
定を前提としたものであ り、予算成立及び交付決定前の事前準備手続 きとして行って
いる。そのため、国会及 び県議会において予算案が否決された場合、 本事業の交付決
定がなされなかった場合 、または交付決定額に変更があった場合は、 事業内容の変更
もしくは契約を締結しな いことがある。
(2) 本仕様書に記載の業務内容は、企画提案のために設定したものであり、実際の委託
契約の仕様書とは異なる 場合がある。
(3) 企画提案書が選定された場合においても、提案のあった内容をすべて実施すること
を保証するものではない 。
(4) 本企画提案において、平成27年度から平成29年度までの事業実施に係る企画を提案
する内容となっているが 、提案採択者と平成28年度及び平成 29年度に継続して契約す
ることを保証するもので はない。
(5) 本事業は、沖縄振興特別推進交付金を活用して実施するもであり、受託者において
は、補助金等に係る予算 の執行適正化に関する法律(昭和30年法律第179号)に基づ
き、適正に執行する必要 がある。
(6) 本仕様書に記載されていない事項が生じた場合は、あるいは本仕様書の記載事項に
疑義が生じた場合は、沖 縄県文化観光スポーツ部文化振興課と協議す ること。
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