派遣隊員出身地ポスター 郷土の観光ポスターの前で食事する隊員 山 形 秋 田 福 島 宮 城 「山形日和」 南スーダンで心のオアシスに 陸上自衛隊南スーダン派遣施設隊(第6師団(山形県東根市)基幹)は、12月16日から第7次要 員の南スーダンにおける施設活動を開始した。第7次要員は、士気高揚施策として隊員の出身県 の観光ポスターを出国前に準備し、南スーダン・首都ジュバ市の自衛隊宿営地内食堂等に掲示し ている。 第7次要員は南東北3県を担当する第6師団を基幹とする部隊から構成されていることから山形、 宮城、福島県の観光ポスターを中心に、秋田、北陸、関東、関西、中国・四国、九州各県の観光ポ スターが掲示してあり、観光ポスターを見ながら食事をするのが隊員の楽しみになっている。 現在、第7次要員として南スーダンにおける国連平和維持活動(PKO)に、第20普通科連隊(東 根市)、第6後方支援連隊(同市)、第6施設大隊(同市)等から、県内出身者約130名が参加して いる。 山形県/JR東日本から送られた山形ディスティネーションキャンペーン2014「山形日和」の蔵王 温泉、羽黒山五重塔、さくらんぼのポスター前で食事をとりながら、ふるさと山形に思いをはせ、酷 暑の南スーダンにおける施設活動に、南スーダンの平和と安定の願いを込め、大粒の汗をかきな がら頑張っている。 本部付隊 後藤 孝司准尉(山形県酒田市出身)は、「生まれ育った山形の田園風景、地元酒田市 の近くの羽黒山五重塔を南スーダンで見ることができ、とてもうれしいです。毎日、山形の観光ポス ターを見て、家族の事を思い出しながら、精一杯頑張っています。」また本部付隊 田宮 賢二3曹 (山形県西村山郡河北町出身)は、「生まれ育った山形の風景を眺めながらの食事は元気が出ます。 山形の冬とは違い40℃近い暑さではありますが精一杯頑張っていきたいと思います。」と語った。
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