平成 27 年度「沖縄型総合就業支援拠点形成事業」 に係る業務委託仕様書 1 事業の目的 本業務は、就職・雇用等に関する求職者や事業主等の様々なニーズに対応するため、公 労使一体となって、雇用の創出と安定化を図る総合的な支援拠点として、グッジョブセン ターおきなわを沖縄県商工労働部雇用政策課(以下「県」という。)と緊密な連携を図り ながら、センター管理運営や総合窓口業務を行うものとする。 2 契約期間 平成 27 年4月1日から平成 28 年3月 31 日まで 3 対象者 求職者及び事業主等 4 設置場所 グッジョブセンターおきなわ(以下「センター」という。) 那覇市泉崎 1 丁目 15-10 5 センターの運営時間 センターは、土曜日、日曜日、祝日及び年末年始(12 月 29 日から翌年の1月3日まで) を除いて毎日開館するものとする。 開館時間については午前8時 30 分から午後5時 15 分までとし、昼休み時間帯において も、運営を中断しないよう窓口相談員(相談主任又は相談員)を1名以上配置すること。 6 配置人員 センターには、次の人員を配置することとし、全て常勤とする。 事務局長(1 名) 窓口相談主任(1名) 窓口相談員(4名) 事務員(1名) また、現在、センターで勤務し、平成 27 年度以降も同センターでの勤務を希望してい る人員の配置についても、配慮すること。 なお、配置にあたっては、適切な労働環境を確保すること。 (1)事務局長 本業務に係る責任者として、「9 連携する機関、事業等」に掲げる関係機関等と連絡調 整ができ、本業務の企画及び実施について、進捗管理を着実に行うことができる者。 1 (2)窓口相談主任 センターに来所した求職者等に対し、的確なインテーク業務を行うことができる者で、 カウンセリング等に関して2年以上の実務経験を有し、かつ窓口相談員に対する指導等を 行うことができる者。 (3)窓口相談員 センターに来所した求職者等に対し、的確なインテーク業務を行うことができる者で、 カウンセリング等の資格(※1)保有者又はカウンセリング等に関して1年以上の実務経 験を有する者。 なお、窓口相談員1名は、女性・子育て就労支援コーナーでの相談員を兼ねるため、子 育て中の女性をはじめとする母子家庭の母等への就業相談業務を行うことができる者。 (※ 2) (※1)社会福祉士、産業カウンセラー、キャリアカウンセラー、精神保健福祉士等 (※2)女性・子育て就労支援コーナーの相談員は、母子相談事業等における豊富な実績 を有する者を配置する。 (4)事務員 センター管理運営に係る経理事務の他、事務局長の指示を実施できる者。 7 業務内容 (1)ワンストップ窓口業務 センターに来所した求職者等に対し、インテーク(初回相談)業務等を行い、センター 内の適切な支援窓口へつなぐだけでなく、センター外で求職者等に必要な事業(県の実施 する事業の案内等)、業務を行っている団体や組織の情報提供と繋ぎを行う。 ア)総合受付業務 新規来所者に対しては、窓口相談員が受付業務を担当する。 イ)インテーク(初回相談) これまでの就職経験・求職活動の確認、来所の主訴の把握から今後の支援内容に関す る見立てを行う。 (2)女性・子育て就労支援コーナーにおける業務 子育て中の女性をはじめとする母子家庭等の親への就業相談、及び関係機関への案内等 を行うとともに、労政・女性就業センター(平成 27 年度より女性就業・労働相談センター) と連携した技術講習の案内及び受付業務等を行う。 (3)センター管理事務 センター設置場所となる建物の賃借契約等をはじめとし、沖縄労働局等の入居費や光熱 費、共益費等の按分計算を行い、請求・徴収などの金銭的な管理業務を行う。 ・沖縄県労働金庫とのセンター賃借契約及び賃借料支払い等 ・民間駐車場の賃借契約及び賃借料支払い等 ・自治労沖縄県本部との連携によるセンター維持管理等 2 (4)センター内共有スペース管理事務 会議室や相談ルームの予約・管理、2Fジョブカフェの運営管理、及びその他(廊下、 階段、トイレ、湯茶室等)の管理を行う。 ※ジョブカフェについては、机、イス、パーティション、パソコン、図書、飲料水等の 設置に伴う環境整備等を本委託業務の範囲とし、日々の利用に係る運用管理については、 対象外とする。 (5)センター内改装及び共用ルームの整備等 センター入居団体間のフロアレイアウト調整等を行い、必要な改装(内装・外装)を実 施する。また、共用の会議室、相談ルームに設置する机、イス、パーティション等の管理 を行い、センター全体が円滑に運営できるよう環境整備を行う。 (6)広報及び相談窓口等誘致業務 各種媒体等を活用し、センターに関する広報業務を行う(センターホームページ運営管 理を含む)。また、相談窓口等を集約するための誘致業務を行う。 (7)センター内連携促進業務 センターが全体として有機的に連携し機能するために、入居事業体相互の連絡・調整や 連携促進のための業務を行う。(定例会議の開催等) (8)人材育成・研修・交流業務 センター内に入居している事業体の相談員・支援員の資質向上のため、センター主催の セミナーやフォーラム等を開催し、人材育成・研修・交流を促進する。 (9)外部連携促進業務 行政や公的機関だけでなく、NPO や企業など、センターに入居している事業体以外で、 求職者支援等に資する事業を行っている団体、組織との連携促進業務を行う。 (10)センター内規程類等の整備 センター管理運営業務を円滑に行うために、必要な規程類等の整備を行う。 8 事業実績報告書の提出 (1)月別実績報告書 (2)年度実績報告書 (3)業務日誌 (4)その他の雇用支援に関連し、必要と認められるもの 3 9 連携する機関、事業等 (1) ハローワーク、 (2)女性・子育て就労支援、 (3)就職・生活支援パーソナル・サポ ート・センター、 (4)沖縄県キャリアセンター(ジョブカフェ) 、 (5)労福協 就労サポ ートセンター (6)出張相談窓口(①沖縄県社会福祉人材研修センター、 ②沖縄県高齢者無料職業紹介 所、③沖縄県シルバー人材センター連合、④沖縄県新規就農相談センター、⑤沖縄県社 会福祉協議会、⑥沖縄総合事務局財務部) 10 委託契約額の上限 63,171 千円(消費税及び地方消費税を含む) 内訳 人件費 25,929 千円以内 センター維持管理費 11,447 千円以内 活動事業費 20,372 千円以内 一般管理費 5,423 千円以内 ※ 再委託による人員の配置がある場合は、当該再委託費は人件費に含む。 11 再委託の制限について (1) 契約の全部の履行を一括又は分割して第三者に委任し、又は請け負わせることはで きない。また、以下の業務(以下、「契約の主たる部分」という。)については、その 履行を第三者に委任し、又は請け負わせることができない。 ただし、これによりがたい特別な事情があるものとしてあらかじめ県が書面で定め る場合は、これと異なる取扱いをすることがある。 〇契約の主たる部分 契約金額の 50%を超える業務 企画判断、管理運営、指導監督、確認検査などの統轄的かつ根幹的な業務 履行にあたり特殊な技術能力等を必要とする業務 (2) 指名停止措置を受けている者、暴力団員又は暴力団と密接な関係を有する者に契約の 履行を委任し、又は請け負わせることはできない。 (3) 本委託契約の履行に当たり、委託先が第三者に委任し、又は請負わせることのできる 業務等の範囲は以下のとおりとする。 下記以外の契約の一部を第三者に委任し、又は請け負わせようとするときは、あらか じめ書面による県の承認を得なければならない。 ただし、「うち、その他、簡易な業務」を第三者に委任し、又は請負わせるときはこ の限りでない。 4 〇再委託により履行する部分 実習受入企業等で実施する企業実習に関する業務 (うち、その他、簡易な業務) チラシ、ポスター等広報物の制作 資料の収集、整理 複写、印刷・製本 原稿・データの入力及び集計 その他単純作業的な業務であって、容易かつ簡易なもの 12 その他 受託者は、本業務に係る契約の終了後、他者に業務の引継ぎを行う必要が生じた場合 には、利用者の利便性を損なわないよう必要な措置を講じ、円滑な引継ぎに努めること とする。具体的な内容については、受託者と県の協議によることとする。 5
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