資料一式 - 国立環境研究所

入
札
説
明
書
(自動車排出ガス計測設備定期点検・運転維持管理業務)
平成27年2月
独立行政法人国立環境研究所
当研究所の一般競争入札に係る入札公告(平成27年2月27日付)に基づく入札につ
いては、関係法令に定めるもののほか、この入札説明書による。
1.競争入札に付する事項
(1)調 達 役 務
自動車排出ガス計測設備定期点検・運転維持管理業務
(2)履 行 期 限
平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
(3)仕
様
別紙仕様書のとおり
(4)履 行 場 所
独立行政法人国立環境研究所(茨城県つくば市小野川16-2)
(5)入札保証金
免除
(6)契約保証金
免除
2.競争参加に必要な資格
(1)平成25・26・27年度環境省競争参加資格(全省庁統一資格)「役務の提
供等」の「建物管理等各種保守管理」において「A」 、「B」又は「C」等級
に格付けされている者であること。
(2)法令等の定めにより許認可を受けて営業を行う必要がある場合にあっては、その
許認可を受けていることを証明できる者であること。
(3)独立行政法人国立環境研究所契約事務取扱細則第5条の規定に該当しない者であ
ること。なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必
要な同意を得ている者については、同条中、特別の理由がある場合に該当する。
(4)独立行政法人国立環境研究所契約事務取扱細則第6条の規定に該当しない者であ
ること。
(5)契約者等から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
(6)入札説明書において示す暴力団排除に関する誓約事項に誓約できる者であること。
(7)別紙仕様書8.を参考とした業務実施体制の構築についての提案を行い、その
体制について独立行政法人国立環境研究所の了承を得た者であること。
3.入札心得
(1)入札参加者は、仕様書及び添付書類を熟読のうえ、入札しなければならない。
(2)入札参加者は、前項の書類について疑義があるときは、関係職員の説明を求める
ことができる。
(3)入札参加者は、入札後、仕様書及び添付書類についての不明等を理由として異議
を申し立てることはできない。
4.入札及び開札の日時及び場所
平成27年3月30日(月) 午後2時30分
茨城県つくば市小野川16-2
独立行政法人国立環境研究所 研究本館Ⅰ 106-1号室
5.入札説明書等に対する質問
(1)入札説明書に対する質問がある場合においては、次に従い、書面(様式は自由)
により提出すること。
①受領期間:平成27年2月27日(金)から平成27年3月6日(金)まで。
持参する場合は、午前10時から午後5時まで。
②提出場所:〒305-8506
茨城県つくば市小野川16-2
独立行政法人国立環境研究所総務部会計課契約第一係 阿部
TEL 029-850-2775
③提出方法:書面は持参し、又は郵送(書留郵便に限り、受領期間必着とする。)
することにより提出するものとし、電送によるものは受け付けない。
(2)(1)の質問に対する回答書は、次のとおり閲覧に供する。
①閲覧期間:平成27年3月11日(水)午前10時から
平成27年3月30日(月)午後2時30分まで。
②閲覧場所:茨城県つくば市小野川16-2 独立行政法人国立環境研究所及び
当研究所HP
(3)(1)の質問がない場合、(2)については行わないものとする。
6.本入札説明書2.(7)の証明の提出
(1)入札に参加しようとする者は、本入札説明書2.(7)に示す証明する書類を次
に従い提出すること。
①提出期限:平成27年3月19日(木)午後0時
②提出場所:本入札説明書5.(1)②と同じ
③提出方法:本入札説明書5.(1)③と同じ
(2)(1)のとおり提出された書類による本競争参加の可否については、次の期間ま
でに連絡をする。
①期
間:入札日及び開札の3営業日前 午後5時。
7.入札及び開札
(1)入札書(別紙1)には、入札参加者の住所、氏名を記入のうえ押印し、金額の記
入はアラビア数字を用いて鮮明に記載すること。
(2)入札書及び入札に係る文書に使用する言語は、日本語に限るものとし、また入札
金額は、日本国通貨による表示に限るものとする。
(3)入札金額については、1.(1)の業務に関する一切の費用を含めた額とする。
(4)落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の8%に相当する額
を加算した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その金額を切り捨てる
ものとする。)をもって落札価格とするので、入札参加者は、消費税及び地方消費
税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず見積もった契約金額の
108分の100に相当する金額を入札書に記載するものとする。
(5)入札書は、別紙の書式により作成し、封かんのうえ持参又は郵送により提出する
ものとする。なお、電送等その他の方法による入札は認めない
入札書を持参する場合は、入札書を封かんし、入札参加者の商号又は名称、入札
件名及び開札日時を記載して入札箱へ投入すること。
(6)入札書を郵送により提出する場合は、二重封筒とし、表封筒に入札書在中の旨を
朱書し、中封筒に入札参加者の商号又は名称、入札件名及び開札日時を記載して書
留郵便(配達証明付)により、次に従い郵送すること。ただし、郵送による入札書
の提出は1通のみ認める。
①提出期限:入札日及び開札の1営業日前 午後5時。
②提出場所:本入札説明書5.(1)②と同じ。
(7)入札参加者は、入札書を提出する際には、本入札説明書2.(1)の競争参加資
格を有することを証明する書類を提出すること。
(8)入札参加者は、代理人又は復代理人(以下「代理人等」という。)をして入札さ
せるときは、その委任状(別紙2、3)を持参させなければならない。
(9)入札参加者又はその代理人等は、当該入札に対する他の入札参加者の代理をする
ことができない。
(10)提出済の入札書は、その事由のいかんにかかわらず引換え、変更又は取消しを行
うことができない。
(11)開札は、入札参加者の面前で行う。ただし、入札参加者又はその代理人等が開札
場所に出席しないときは、入札執行事務に関係のない職員を立会させて開札する。
この場合、異議の申し立てはできない。
(12)入札参加者又はその代理人等は、開札時刻後においては、開札場に入場すること
はできない。
(13)入札参加者が連合し、又は不穏の行動をなす等の場合において、入札を公正に執
行することができないと認められるときは、当該入札参加者を入札に参加させず、
又は入札の執行を延期し、若しくは取りやめることがある。
8.入札の無効
次の各号に該当する入札書は無効とする。
(1)競争に参加する資格を有しない者の提出した入札書
(2)委任状を持参しない代理人等の提出した入札書
(3)記名押印(外国人又は外国法人にあっては、本人又は代表者の署名をもって代え
ることができる。)を欠いた入札書
(4)入札金額の記載が不明確な入札書
(5)入札金額の記載を訂正した入札書
(6)誤字、脱字等により意志表示が不明瞭である入札書
(7)明らかに連合によると認められる入札書
(8)同一事項の入札について、他の入札参加者の代理人等を兼ねた者の入札書
(9)同一入札執行回について、入札参加者又はその代理人等が二通以上の入札書を提
出した場合
(10)その他の入札に関する条件に違反した入札書
9.落札の決定
本入札説明書2の競争参加資格及び仕様書等の要求要件を全て満たし、当該入札書の
入札価格が独立行政法人国立環境研究所契約事務取扱細則第13条の規定に基づいて作
成された予定価格の範囲内で、最低の価格をもって有効な入札を行った者を落札者とす
る。ただし、落札者となるべき者の入札価格によっては、その者により当該契約の内容
に適合した履行がなされないおそれがあると認められるとき又は、その者と契約を締結
することが公正な取引の秩序を乱すこととなるおそれがあって著しく不適当であると認
められるときは、予定価格の制限の範囲内の価格をもって入札した他の者のうち最低の
価格をもって入札した者を落札者とする。
10.再度入札
開札した場合において、入札参加者の入札のうち予定価格の制限に達した価格の入札
が無いときは、直ちに再度の入札を行う。なお、再度入札の回数は原則として2回を限
度とする。
ただし、郵便による入札を行い、開札当日に入札参加者又はその代理人等が開札場所
に出席しないときは、再度入札による入札に参加できないため注意すること。
11.同価格の入札が2人以上ある場合の落札者の決定
(1)落札者となるべき同価格の入札をした者が2人以上あるときは、直ちに、当該入
札をした者にくじを引かせて落札者を決定する。
(2)前項の場合において、当該入札をした者のうちくじを引かない者があるとき又は、
直接くじを引くことができないときは、これに代わって入札執行事務に関係のない
職員にくじを引かせる。
12.低入札価格調査制度の実施
(1)本調達は、低入札価格調査制度の対象である。
(2)相手方となるべき者の申込みにかかる価格によっては、その者により当該契約の
内容に適合した履行がされないこととなるおそれがあると認められる場合の基準
(以下「基準」という。)は、別紙のとおりである。
(3)入札者は提出した入札書の内訳書を開札前に作成し、開札日に用意しておくこと。
(4)落札者となるべき者の入札価格が、基準価格を下回った場合、開札執行者は入札
者に対して「保留」の旨宣言し、落札者は後日決定する旨を告げて開札を終了する。
(5)その後、国立環境研究所において、入札者からの事情聴取、関係機関への照会等
の調査を行う。入札者は、事情聴取及び当所から求められた書類の提出について協
力すること。
(6)(4)に基づき調査を行った後の結果の通知は以下による。
①調査の結果、契約の内容に適合した履行がされると認められた場合には、直ちに
最低価格入札者に落札した旨を通知するとともに、他の入札者全員に対してその
旨を通知する。
②調査の結果、契約の内容に適合した履行がされない恐れがあると認められ、最低
価格入札者以外の者が落札者として決定された場合には、当該落札者には落札者
となった旨の必要な通知を行い、最低価格入札者には落札者とならなかった理由
等を通知する。併せて他の入札者全員に対して落札決定があった旨を通知する。
13.落札内訳書の提出
(1)落札者は、落札者の決定後すみやかに落札額に応じた内訳書を提出すること。
なお、内訳書は可能な限り詳細に記載するものとし、内訳書の全ての単価(単価
を示すことができないものについては、その価格)についてその単価を証明する書
類を添付すること。
(2)内訳書の様式は自由とする。
(3)内訳書は返却しない。
14.契約書等の提出
(1)契約書を作成する場合においては、落札者は、契約担当者等から交付された契約
書の案(別紙4)に記名押印し、速やかにこれを契約担当者等に提出しなければな
らない。
(2)契約書及び契約に係る文書に使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨に
よる。
(3)契約担当者等が契約の相手方とともに契約書に記名押印しなければ、本契約は確
定しないものとする。
(4)契約書の締結日については、平成27年4月1日付けとする。
15.契約者の氏名
国立研究開発法人国立環境研究所
理事長
住 明正
16.契約情報の公表について
① 落札及び随意契約の公表
契約を締結したときは、後日当該契約情報を当法人のHPにおいて公表する。
② 「独立行政法人の事務・事業の見直しの基本方針」に基づく公表
独立行政法人が行う契約については、「独立行政法人の事務・事業の見直しの基
本方針(平成 22 年 12 月 7 日閣議決定)」において、独立行政法人と一定の関係を
有する法人と契約をする場合には、当該法人への再就職の状況、当該法人との間の
取引等の状況について、情報を公開するなどの取組を進めることとされている。こ
れに基づき、以下のとおり、当法人との関係に係る情報を当法人のHPで公表する
こととするので、所要の情報の当法人への提供及び情報の公表に同意の上で、応札
若しくは応募又は契約の締結を行っていただくようお願いする。なお、応札若しく
は応募又は契約の締結をもって、同意されたものとみなすこととする。
1) 公表の対象となる契約先
次のいずれにも該当する契約先
ア.当法人において役員を経験した者が再就職をしていること又は課長相
当職以上の職を経験した者が役員、顧問等として再就職していること
イ.当法人との間の取引高が、総売上高又は事業収入の3分の1以上を
占めていること
2) 公表する情報
上記に該当する契約先との契約(予定価格が一定の金額を超えない契約や光
熱水料の支出に係る契約等は対象外)について、契約ごとに、物品・役務等の
名称及び数量、契約締結日、契約先の名称、契約金額等と併せ、次に掲げる情
報を公表する。
ア.前記② 1)アに該当する再就職者の人数、職名及び当法人における
最終職名
イ.当法人との間の取引高
ウ.総売上高又は事業収入に占める当法人との間の取引高の割合が、次
の区分のいずれかに該当する旨
・3分の1以上2分の1未満
・2分の1以上3分の2未満
・3分の2以上
エ.一者応札又は一者応募である場合はその旨
3) 提供を求める情報
ア.契約締結時点における前記② 1)アに該当する再就職者に係る情報(人
数、職名及び当法人における最終職名)
イ.直近の事業年度における総売上高又は事業収入及び当法人との間の取
引高
4) 公表の時期
契約締結日の翌日から起算して原則72日以内(4月中に締結した契約につ
いては原則93日以内)
<
記
入
一金
入
札
例
>
書
0,000,000,000.-
ただし、○○○○○○○○○○
上記金額をもって、貴所入札説明書承諾の上、入札します。
御採用のうえは確実に履行いたします。
なお、入札説明書別紙 5 の暴力団排除に関する誓約事項に誓約します。
平成
年
月
日
住
所 △△△△△△△△△△
商号又は名称 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
代 表 者 名
※ ※
※ ※
<(復)代理人
☆ ☆
☆ ☆
※ 代理人又は復代理人が入札の際は記名・押印すること
独立行政法人国立環境研究所理事長
殿
㊞
㊞>
(別紙1)
入
札
書
一金
ただし、自動車排出ガス計測設備定期点検・運転維持管理業務
上記金額をもって、貴所入札説明書承諾の上、入札します。
御採用のうえは確実に履行いたします。
なお、入札説明書別紙 5 の暴力団排除に関する誓約事項に誓約します。
平成
年
月
日
住
所
商号又は名称
代 表 者 名
独立行政法人国立環境研究所理事長
殿
㊞
(別紙2)
平成
委
独立行政法人国立環境研究所理事長
任
年
月
日
状
殿
委任者:住
所
商号又は名称
代 表 者 名
㊞
今般、私は、
を代理人と定め、平成27年2月27日付公示された独立行
政法人国立環境研究所の「自動車排出ガス計測設備定期点検・運転維持管理業務」に関し、
下記の権限を委任いたします。
受任者:住
所
商号又は名称
氏
名
記
1.本入札に係る一切の権限
2.1.の事項に係る復代理人を選任すること
代理人使用印
(別紙3)
平成
委
独立行政法人国立環境研究所理事長
任
年
月
日
状
殿
委任者:住
所
商号又は名称
氏
名
㊞
今般、私は、
を復代理人と定め、平成27年2月27日付公示された独立行
政法人国立環境研究所の「自動車排出ガス計測設備定期点検・運転維持管理業務」に関し、
下記の権限を委任いたします。
受任者:住
所
商号又は名称
氏
名
記
1.本入札に係る一切の権限
復代理人使用印
(別紙4)
契
国立研究開発法人国立環境研究所
約
理事長
書(案)
住
明正(以下「甲」という。)と、
(以下「乙」という。)とは、次の
条項により契約を締結する。
1.件
名
2.契 約 金 額
自動車排出ガス計測設備定期点検・運転維持管理業務
金
円(うち消費税額及び地方消費税額
円)
(注)消費税額及び地方消費税額は、消費税法第28条第1項及び第29
条並びに地方税法第72条の82及び第72条の83の規定に基づき、
契約金額に108分の8を乗じて得た額である。
3.契 約 期 間
自
4.契約保証金
免除
5.契約履行の場所
平成27年4月1日
至
平成28年3月31日
国立研究開発法人国立環境研究所(茨城県つくば市小野川16-2)
(信義誠実の原則)
第1条 甲乙両者は、信義を重んじ誠実に本契約を履行しなければならない。
(権利義務の譲渡等)
第2条 乙は、本契約によって生じる権利又は義務の全部若しくは一部を、甲の承諾を得た
場合を除き第三者に譲渡し、又は承継させてはならない。ただし、信用保証協会及び
中小企業信用保険法施行令(昭和25年政令第350号)第1条の2に規定する金融機
関に対して売掛債権を譲渡する場合にあっては、この限りでない。
(義務の履行)
第3条 乙は、別紙仕様書に基づき、頭書の金額をもって頭書の期間中に義務を完全に履行
しなければならない。
(再委託等の禁止)
第4条 乙は、業務の処理を第三者に委託し又は請け負わせてはならない。但し、書面によ
り甲の承諾を得たときは、この限りではない。
(監督職員)
第5条 甲は、乙の業務実施について、自己に代って監督又は指示する監督職員を選定する
ことができる。
2 監督職員は、本契約書及び仕様書に定められた事項の範囲内において業務の施行に
立会い、又は必要な指示を与えることができる。
(業務の報告等)
第6条 甲は、必要と認めたときは、乙に対して業務の実施状況について報告を受け、又は
説明を求める等の措置をとることができる。
2 乙は、甲が前項の報告を依頼し、又は書類の提出を求めたときはすみやかにこれに
応じるものとする。
(業務内容の変更)
第7条 甲は、必要がある場合には、業務の内容を変更することができる。この場合におい
て、契約金額又は契約期間を変更するときは、甲乙協議して書面によりこれを定める
ものとする。
(契約の解除)
第8条 甲は、次の各号に該当するときは、本契約を解除することができる。
(1) 乙が解約を申し出たとき。
(2) 乙が本契約を履行しないとき、又は履行する見込がないと甲が認めたとき。
(違約金)
第9条 乙は、前条の規定により契約が解除されたときは、契約金額の 100分の10に相当す
る金額を違約金として、甲に支払わなければならない。
(報告)
第10条 乙は、作業終了後すみやかに甲に作業終了の報告をしなければならない。
(検査)
第11条 甲は、前条の報告があったときは、当該届出を受理した日から10日以内に検査を行
わなければならない。
(契約金の支払)
第12条 乙は、前条の検査に合格したときは、甲に契約金の支払を請求するものとする。
2 甲は、前項の規定により、乙から適法な契約金の請求を受けたときは、請求書を受
理した日から60日以内に支払うものとする。
(損害賠償)
第13条 甲は、乙が本契約に定める義務を履行しないため損害を受けたときは、その損害の
賠償を請求できるものとする。
(危険負担)
第14条 乙は、本契約締結の時から成果品の引渡しの時までにおいて、当該物件が、甲の責
に帰することのできない事由により滅失又はき損した場合には、甲に対して契約金額
の請求を行うことができないものとする。
(かし担保)
第15条 甲は、乙が本契約履行後に提出した成果品について、かくれたかしを発見した場合
は、相当の期間を定めて乙に対してその成果品の修補を求め、またはこれに代えて損
害の賠償を請求できるものとする。
(守秘義務)
第16条 甲及び乙は、この契約の履行に際し、知り得た相手方の秘密を第三者に漏らし、又
は利用してはならない。
(本契約に関する疑義の決定)
第17条 この契約書に規定がない事項及び疑義のあるときは、甲乙協議のうえ定めるものと
する。
この契約の締結を証するため、本契約書2通を作成し、甲乙記名押印のうえ、各1通を保
有するものとする。
平成27年4月1日
甲
乙
茨城県つくば市小野川16-2
国立研究開発法人国立環境研究所
理事長 住 明正
別紙 5
暴力団排除に関する誓約事項
当社(個人である場合は私、団体である場合は当団体)は、下記事項について、入
札書(見積書)の提出をもって誓約いたします。
この誓約が虚偽であり、又はこの誓約に反したことにより、当方が不利益を被るこ
ととなっても、異議は一切申し立てません。
また、独立行政法人国立環境研究所の求めに応じ、当方の役員名簿(有価証券報
告書に記載のもの(生年月日を含む。)。ただし、有価証券報告書を作成していない
場合は、役職名、氏名及び生年月日の一覧表)及び登記簿謄本の写しを提出するこ
と並びにこれらの提出書類から確認できる範囲での個人情報を警察に提供すること
について同意します。
記
1.次のいずれにも該当しません。また、将来においても該当することはありません。
(1)契約の相手方として不適当な者
ア 法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、法
人である場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をい
う。)の代表者、団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関
与している者をいう。)が、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関す
る法律(平成3年法律第 77 号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同
じ)又は暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)で
あるとき
イ 役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に
損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき
ウ 役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与
するなど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与
しているとき
エ 役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると
き
(2)契約の相手方として不適当な行為をする者
ア 暴力的な要求行為を行う者
イ 法的な責任を超えた不当な要求行為を行う者
ウ 取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為を行う者
別紙 5
エ 偽計又は威力を用いて独立行政法人国立環境研究所の業務を妨害する行為を
行う者
オ その他前各号に準ずる行為を行う者
2.暴力団関係業者を再委託又は当該業務に関して締結する全ての契約の相手方と
しません。
3.再受任者等(再受任者、共同事業実施協力者及び自己、再受任者又は共同事業
実施協力者が当該契約に関して締結する全ての契約の相手方をいう。)が暴力団
関係業者であることが判明したときは、当該契約を解除するため必要な措置を講じ
ます。
4.暴力団員等による不当介入を受けた場合、又は再受任者等が暴力団員等による
不当介入を受けたことを知った場合は、警察への通報及び捜査上必要な協力を行
うとともに、発注元の独立行政法人国立環境研究所へ報告を行います。
(参
考)入札参加に当たっての留意事項
1.本調達に関する照会について
本調達に関する照会については、必ず書面によるものとする。
なお、質問回答書は当研究所において直接閲覧できるほか、当研究所HP上でも閲
覧可能である。
2.入札書について
入札書については、応札者において適当部数コピーの上、記名、押印(代表者印)
し用意すること。
なお、代理人をもって入札する場合の記名、押印は、必ず委任状で委任される者の
ものと同一とする。
3.委任状について
1)代理人が応札する場合には必ず委任状を提出すること。
2)本社(代表者等)から直接委任を受ける場合には、別紙2の代理人の委任状を、
支社等を経由して委任を受ける場合には、支社長等への代理人の委任状(別紙2)と
支社長等から復代理人への委任状(別紙3)の両方を用意すること。
4. 資格決定通知書の写しを用意すること。
5. 郵送による入札を行う場合においても、資格決定通知書の写し等必要書類を提出す
ること。
独立行政法人国立環境研究所契約事務取扱細則(抄)
第2章
一般競争契約
(一般競争に参加させることができない者)
第5条
契約責任者は、特別の事由がある場合を除くほか、当該契約を締結する能力を
有しない者及び破産者で復権を得ない者を会計規程第34条第1項の規程による一般
競争に参加させることができない。
(一般競争に参加させないことができる者)
第6条
契約責任者は、次の各号の一に該当すると認められる者を、その事実があった
後2年間一般競争に参加させないことができる。これを代理人、支配人その他の使用
人として使用する者についても、また同様とする。
(1)
契約の履行にあたり、故意に工事若しくは製造を粗雑にし、又は物件の品質
若しくは数量に関して不正の行為をした者
(2)
公正な競争の執行を妨げた者又は公正な価格を害し若しくは不正な利益を得
るために連合した者
(3)
落札者が契約を結ぶこと又は契約者が契約を履行することを妨げた者
(4)
監督又は検査の実施に当たり職員の職務の執行を妨げた者
(5)
正当な理由がなくて契約を履行しなかった者
(6)
前各号の一に該当する事実があった後2年を経過しない者を、契約の履行に
当たり、代理人、支配人その他使用人として使用した者
2
契約責任者は、前項の規定に該当する者を入札代理人として使用する者を一般競
争に参加させないことができる。
(予定価格の作成)
第13条
契約責任者は 、その競争入札に付する事項の価格を当該事項に関する仕様書 、
設計書等によって予定し、その予定価格を記載した書面を封書にし、開札の際これを
開札場所に置かなければならない。
独立行政法人国立環境研究所契約事務取扱細則第20条第1項の基準
平成19年12月26日
理事長決定
工事又は製造その他についての請負契約であって、予定価格が1,000万円を超える
ものについての独立行政法人国立環境研究所契約事務取扱細則第20条第1項(同細則第
28条により準用する場合を含む。)に規定する相手方となるべき者の申込みにかかる価
格によっては、その者により当該契約の内容に適合した履行がされないこととなるおそれ
があると認められる場合の基準は、次の各号のいずれかによるものとする。
1
工事の請負契約については、その者の申込みに係る価格が、契約ごとに予定価格算出
の基礎となった合計額(直接工事費の額+共通仮設費の額+現場管理費相当額に1/5
を乗じて得た額 )に 、100分の105を乗じて得た額に満たない場合とする 。ただし 、
その額が予定価格に対する割合として、10分の8.5を超える場合は、10分の
8.5を、3分の2に満たない場合は、3分の2の割合をもって算定する。また、特に
必要な場合については、3分の2から10分の8.5の範囲内で契約責任者の定める適
宜の割合をもって算定することが出来るものとする。
2
製造その他の請負契約については、その者の申込みに係る価格が、契約ごとに10分
の6を予定価格に乗じて得た額に満たない場合とする。
附則
この基準は、平成20年1月1日から適用する。
仕
1.件
名
2.業務契約期間
様
書
自動車排出ガス計測設備定期点検・運転維持管理業務
平成27年
4月1日~平成28年
3月31日
3.業務実施場所
独立行政法人国立環境研究所(以下「NIES」という。
)において行うものとする。
4.目
的
NIESが円滑な研究業務を行うため、地球温暖化研究棟低公害車実験施設に設置した自動
車の排出ガス及び燃費に関する試験を行う研究設備・装置類一式(以下「自動車排出ガス計測
設備」という。
)を常に適切かつ最良の状態で、運転維持管理する。また、自動車排出ガス計
測設備を常に適切かつ最良の状態で運転するための点検を行うことを目的とする。
5.自動車排出ガス計測設備定期点検仕様
(1)実験用設備及び試験項目
定期点検及び機器整備完了した後、確認運転試験を実施し、以下の各設備の試験基準に準
拠すること確認すること。確認運転試験の結果、基準に準拠しない場合には、試験基準に準
拠するまで繰り返し整備を実施すること。
a.排出ガス分析装置(ガソリン用)
HORIBA 製
MEXA-7200
1式
●分析計指示再現性及びノイズ試験
・再現性
(基準)カレントスケールの±0.5 %以内
・ノイズ
(基準)フルスケールの±1.0%以内
●分析計直線性試験
(基準)±1.0 % of full scale 又は
±2.0 % of reading scale 以内のどちらか小さい方
●NOx 分析計コンバータ効率
(基準)95%以上
●排出ガスサンプルラインと校正ラインの指示差
(基準)カレントスケールの±1.0 %以内
●90%応答試験
(基準)3.0sec
※OVN 分析計~排出ガス本体間 5m 以内
●ドリフト試験
・ゼロガス
(基準)1時間連続計測時
フルスケールの±1.0%以内
・スパンガス
(基準)1時間連続計測時
フルスケールの±1.0%以内
b.排出ガス分析装置(ディーゼル用)
HORIBA 製
MEXA-7400D
1式
●分析計指示再現性及びノイズ試験
・再現性
(基準)カレントスケールの±0.5 %以内
※但し、ガスクロ方式 CH4 分析計については、カレントスケールの±1.0 %以内
・ノイズ
(基準)フルスケールの±1.0%以内
●分析計直線性試験
(基準)±1.0 % of full scale 又は
±2.0 % of reading scale 以内のどちらか小さい方
●NOx 分析計コンバータ効率
(基準)95%以上
●排出ガスサンプルラインと校正ラインの指示差
(基準)カレントスケールの±1.0 %以内
●90%応答試験
(基準)3.0sec
●ドリフト試験
・ゼロガス
(基準)1時間連続計測時
フルスケールの±1.0%以内
・スパンガス
(基準)1時間連続計測時
フルスケールの±1.0%以内
c.定容量希釈サンプリング装置(ガソリン用)
HORIBA 製
CVS-7200
1式
●圧力・温度変換器精度試験
・温度変換器精度
(基準)0,25,50 ℃付近にて±0.5 ℃以内
・絶対圧力変換器精度
(基準)93.3~106.7 kPa 内にてフルスケールの±0.1 %以内
●流量積算値精度試験 (基準)大気圧、CFV装置入口圧・温度から求められた流量計算
値と装置が出力する積算値との誤差が±0.5%以内。
●分析計取合試験
(基準)
「a.排出ガス分析装置(ガソリン用)」からの指令により、
バッグ計測、連続計測が正常に動作すること。
●プロパンリカバリー試験
(基準)プロパンの全流量希釈トンネルへの注入重量と本装置に
よる測定重量の誤差が±2.0%以内となること。
d.定容量希釈サンプリング装置(ディーゼル用) HORIBA 製
CVS-7400T
1式
●圧力・温度変換器精度試験
・温度変換器精度
(基準)0,25,50 ℃付近にて±0.5 ℃以内
・絶対圧力変換器精度
(基準)93.3~106.7 kPa 内にてフルスケール±0.1 %以内
●熱交換器性能試験
(基準)常圧 大気吸引 設定 40℃±2.0 ℃P-P 以内
●流量積算値精度試験
(基準)大気圧、CFV装置入口圧・温度から求められた流量計
算値と装置が出力する積算値との誤差が±0.5%以内。
●分析計取合試験
(基準)
「b.排出ガス分析装置(ディーゼル用)
」からの指令に
より、バッグ計測、連続計測が正常に動作すること。
●プロパンリカバリー試験
(基準)プロパンの全流量希釈トンネルへの注入重量と本装置に
よる測定重量の誤差が±2.0%以内となること。
e.PMサンプリング装置
HORIBA 製
DLS-7200
1式
●VFM流量チェック
(基準)基準流量計との流量比較による誤差±1%以内
●積算流量チェック
(基準)VFM入口圧、差圧、温度から求めた計算値とコントロ
ーラの積算値の比較による誤差±1%以内
●温度計精度試験
(基準)標準温度計と比較し、指示精度を測定したときの誤差
±0.3℃以内
●圧力計精度試験
(基準)標準 ATU 圧力計と比較し、指示精度を測定したときの
誤差
f. 校正ガス分割器
HORIBA 製
±20Pa 以内
GDC -703
1式
●分割精度確認
(基準)納入業者が定める分割精度試験に準拠すること。
●動作確認
(基準)RS232C 通信にて各部が正常に動作すること。
g.β線式PM測定装置
HORIBA 製
APDA-361
1式
●分析計指示再現性及びノイズ試験
・再現性
(基準)フルスケールの±1.0 %以内
・ノイズ
(基準)フルスケールの±2.0%以内
●排出ガスサンプルラインと校正ラインの指示差
(基準)フルスケールの±1.0 %以内
●ドリフト試験
・ゼロガス
(基準)1時間連続計測時
フルスケールの±2.0%以内
・スパンガス
(基準)1時間連続計測時
フルスケールの±2.0%以内
h. CO(一酸化炭素)測定装置
HORIBA 製
APMA-360
1式
●分析計指示再現性及びノイズ試験
・再現性
(基準)フルスケールの±1.0 %以内
・ノイズ
(基準)フルスケールの±2.0%以内
●排出ガスサンプルラインと校正ラインの指示差
(基準)フルスケールの±1.0 %以内
●ドリフト試験
・ゼロガス
(基準)1時間連続計測時
フルスケールの±2.0%以内
・スパンガス
(基準)1時間連続計測時
フルスケールの±2.0%以内
l.その他システム付帯設備
●トンネル空調機露点センサーとそれに付随する部品の新規交換作業
・トンネル空調機露点センサーと、それに付随する部品の新規交換。
・動作して問題ない事を確認すること。
(2)作業内容
上記の各装置・設備について、各試験項目の基準に適合するよう、製造元が定める整備手
順及び試験方法に従い、作業内容について以下の表を参照して行うこと。
尚、付属品・劣化部品の交換には製造元純正の部品を用いること。
表
装置・設備等と作業内容
a
b
c
d
e
f
g
h
各機器点検、清掃、増締め
○
○
○
○
○
○
○
○
消耗品交換
○
○
○
○
○
潤滑油漏れ確認
フィルタ清掃、交換
○
○
○
○
○
○
圧力計点検
○
○
○
○
○
○
流量点検、校正
○
○
○
○
○
○
損傷点検、補修
○
○
○
○
○
異常音確認
○
○
○
○
○
○
センサ洗浄
○
○
○
○
○
○
ゆるみ、断線点検、補修
○
○
○
○
○
○
○
○
作動試験
○
○
○
○
○
○
○
○
総合試運転
○
○
○
○
○
○
○
a
排出ガス分析装置(ガソリン用)
b
排出ガス分析装置(ディーゼル用)
c
定容量希釈サンプリング装置(ガソリン用)
d
定容量希釈サンプリング装置(ディーゼル用)
e
PMサンプリング装置
f
校正ガス分割器
g
β線式PM(粒子状物質)測定装置
h
CO(一酸化炭素)測定装置
○
○
○
○
振動確認
ろ紙送り機構点検
(3)その他
請負者は、本業務の遂行にあたり、NIESの担当者と十分な打ち合わせを行い、自
動車排出ガス計測設備について以下の業務を実施することとする。
尚、本業務遂行上必要な用具等はNIESが提供するものとする。
(4)成果物の提出
請負者は、業務契約期間、開始および終了時に下記のもの2部とその磁気媒体をNIE
S担当者に提出するものとする。
・開始時:工程表、作業者名簿、その他担当者が必要と認めるもの。
・実施時:日ごとの作業日報
・終了時:定期点検結果報告書、点検作業写真、新旧交換部品写真、完了立ち合い写真
尚、日報等に使用する用紙はエコマーク事業対象製品やこれと同等の再生紙を使用し、
同時に古紙利用率を明記するものとする。また、可能な限り、市中回収古紙を含む再生紙
を使用するよう配慮するものとする。
(5)検
査
本業務終了後、NIESの担当職員立ち会いによる本仕様書に基づく検査に合格しなけれ
ばならない。
(6)作業後の部品不良について
点検後、6か月以内に部品不良等が判明した場合、無償で補償すること。
6.運転維持管理業務仕様
(1)自動車排出ガス計測設備の電気設備、機械設備を含む装置全般にわたる日常実施すべき運
転維持管理(簡易な消耗部品の交換を含む)業務及び日常巡視点検を行う。なお、交換が必
要な消耗部品等は別途NIESが支給する。
(2)自動車排出ガスの測定を行う。
a)事前準備作業
ア
シャシーダイナモメータ(以下、
「CHDY」という。
)への試験車両の据付
イ
試験車両への自動運転装置(ロボット)の据付・調整
ウ
計測前の試験車両の事前点検、配管取外し等の準備作業
エ
粒子状物質捕集用濾紙の準備作業(ナンバリング、事前秤量等)
オ
走行試験モードの設定・調整
カ
計測に関連するすべての装置の取合い準備・調整
b)CHDY の負荷設定、暖機運転等の準備作業
c)自動車排出ガスの測定に関する一連の作業
ア
試験車両の CHDY 上への据付固定排気管、エンジン回転計等の取付
イ
CHDY の暖機等
ウ
排出ガス計測設備(分析計、データ処理システム、ロボット等)の準備・調整
エ
車両暖機、車両運転、運転中の監視等
オ
CHDY への負荷設定
カ
排出ガスの計測(粒子状物質の捕集を含む)
キ
粒子状物質捕集後の秤量等(濾紙の保存、秤量、粒子状物質排出量の計算)
d)
ア
e)
ア
測定終了後の試験車両の CHDY からの撤去
排気管等の取外し、CHDY 上からの試験車両の撤去
試験車両の現状復元までの作業
計測終了後、試験車両の現状の復元及び事後点検
(3)データ処理及び試験結果の提出を行う。
排出ガス試験等の種類ごとに、試験結果を提出する。また、すべての排出ガス試験等の
結果を整理したうえで電子データ及び印刷物として提出すること。
7.使用設備・装置等とその諸元
(1)CHDY 設備及び環境実験室用空調設備
ア)CHDY の主要諸元
車両総重量
0.7トン~3.5トン
対象車種
乗用車、軽及び小型トラック(二輪駆動又は四輪駆動)
ローラ形式
2ローラタイプ
動力吸収方式
交流電気動力計(最大吸収能力 150kW×2)
付属装置
エンジン回転計
1式
イ)環境実験室用空調設備の主要諸元
可変温度範囲と精度
-10℃~+50℃±1℃
可変湿度範囲と精度
30%~80%R.H.±5%
車風速追従性能
小ノズル 120km/h まで
大ノズル
80km/h まで
(2)ガソリン車及びディーゼル車排出ガス計測設備の主要諸元
直接ガス分析計
1式
希釈ガス分析計(ガソリン車用、ディーゼル車用)
各1式
定容量希釈サンプリング装置(ガソリン車用、ディーゼル車用) 各1式
希釈トンネル(ガソリン車用、ディーゼル車用)
各1式
粒子状物質サンプリング装置
1式
自動運転装置(ロボット)
1式
データ処理装置
1式
空気清浄機
1式
黒煙除去装置(バグフィルタ)
1式
(3)有害化学物質及び温暖化物質評価設備の主要諸元
ア)希釈空気精製装置の主要諸元
供給能力 20m3/分以上
空気温度範囲
10℃~30℃
空気精製能
一酸化炭素(CO)
、炭化水素、窒素酸化物(NOx)
は 0.1ppm 以下
(4)ディーゼル排気粒子(DEP)特性評価設備の主要諸元
粒子評価チャンバ(内容積35m3以上)
1式
高希釈倍率サンプラ(希釈倍率:~500 程度)
1式
(5)DEP 特性解析評価設備の主要諸元
有害物質分析装置
1式
炭化水素組成分析装置
1式
アルデヒド分析装置
1式
粒子組成分析装置
1式
連続モニタリング装置
1式
β線式 PM(粒子状物質)測定装置
1式
NMHC(非メタン系炭化水素)測定装置
1式
BTX(ベンゼン、トルエン、キシレン)測定装置
1式
NOx測定装置
1式
CO測定装置
1式
N2O(亜酸化窒素)測定装置
1式
SO2(二酸化硫黄)測定装置
1式
粒子状物質測定装置
1式
走査型モビリティ式粒径測定装置
1式
電子式低圧インパクタ式粒径測定装置
1式
フィルタ振動式 PM 測定装置
1式
熱分離式 PM 測定装置
1式
(6)車載型実車計測設備の主要諸元
車両動態計測装置(高精度 GPS(全球測位システム)
、加速度センサ)
車載排出ガス(NOx 等)センサ
1式
1式
(7)付帯設備の主要諸元
標準ガス供給設備
1式
排気処理設備
1式
8.請負者の資格要件等
NIESの自動車排出ガス計測設備には、他の研究機関や自動車メーカにもある自動車
排出ガス計測システムとともに、それらの機関等にはない、自動車の排出ガスを瞬間的に
100 倍以上に希釈し排出ガスの瞬間的な動態を再現する高希釈倍率サンプラ、精製空気を満
たした中に導入した排出ガスの時間的空間的挙動を再現する拡散チャンバ、等の特殊な実
験装置が設置されている。また、本業務には、排出ガス規制に定められた一般的な排出ガ
ス試験に加えて、路上で測定した実走行データを元に作成した走行モードによる試験、高
希釈倍率サンプラや拡散チャンバ等の特殊な実験装置を活用した排出ガス試験、等に関す
る一連の運転維持管理業務が含まれる。そのため、請負者には次の資格要件が必要である。
(1)
主任技師
1)自動車排出ガスの計測に必要な特殊かつ広範囲の技術力と経験を有すること
ガソリン車及びディーゼル車の構造や取扱い、排出ガス低減装置及び自動車排出ガス規
制等に関する知識を有するとともに、CHDY の運転、環境実験室用空調設備の起動・停止、
排出ガス分析計の原理・構造と取扱い、データ処理装置等に精通し、5年程度の自動車排
出ガス計測の経験を有すること。
2)自動運転装置(ロボット)の設定と調整ができること
ロボットのハードウエアに関する知識を有するとともに、制御ソフトウエアの各種設定
に関する知識に精通し、車種変化に対して臨機応変に対応できるように、3年程度の自動
運転装置の設定・調整の経験を有すること。
3)データの精度管理ができること
排出ガス規制に定められた試験による結果を元に、より実態を反映した自動車排出ガス
計測手法を検討することを目的としているため、測定データの高度な精度、信頼性を担保・
維持する必要がある。自動車排出ガス測定の種々の誤差要因を的確に把握し、測定データ
の精度等を維持するために、自動車排出ガスの計測経験が十分にあり、3年程度の計測精
度管理の経験を有すること。
4)環境大気分析用計測機器による計測に必要な技術力と経験を有すること
自動車排出ガス規制及び大気汚染防止等に関する知識を有するとともに、ガス状及び粒
子状物質についての環境大気分析用機器の運転・校正・取扱い等に精通し、3年程度の環
境大気分析用機器の運転・校正・取扱いの経験を有すること。
5)高度のシステム運転能力を有すること
計測設備は、CHDY 及び環境実験室用空調設備、排出ガス計測設備、環境大気分析用機
器、高希釈倍率サンプラ及び拡散チャンバ等の特殊な実験装置、化学分析機器、高性能機
器、高速回転機器とそれらを制御し計測を行うデータ処理システムから構成される極めて
複雑かつ高度なシステムであり、目的によって様々な装置の組合せが発生する。したがっ
て、運転維持管理業務について常時、確実に安定して行うために、高度の統括技術力を有
すると共に、3年以上の本実務経験を有すること。
(2)
技師補
1)環境大気分析用計測機器による計測に必要な技術力と経験を有すること
自動車排出ガス計測に関する基礎的な知識、自動車排出ガス規制及び大気汚染防止等に
関する知識を有するとともに、環境大気分析用機器の運転・校正・取扱い等に精通し、3
年程度の環境大気分析用機器の運転・校正・取扱いの経験を有すること。
2)自動運転装置(ロボット)の設定と調整ができること
ロボットのハードウエアに関する知識を有するとともに、制御ソフトウエアの各種設定
に関する知識に精通し、2年程度の自動運転装置の設定・調整の経験を有すること。
9.業務時間
業務時間については、NIESの勤務時間形態に準ずる。
(1)主任技師
NIESが指定する月曜日~金曜日(祝祭日を除く。)の244人日とし、勤務時間は9
時00分~18時00分(12時00分から13時00分は休憩時間とする。)とする。
(2)技師補
NIESが指定する月曜日~金曜日(祝祭日を除く。)の244人日とし、勤務時間は9
時00分~18時00分(12時00分から13時00分は休憩時間とする。)とする。
尚、管理要員(1)(2)が勤務できない場合には、その代替要員(同等と判断できる者)
を事前にNIESに連絡し、承認を得た後、派遣し、支障をきたすことなく業務を遂行するこ
と。
10.便宜供与
管理業務遂行上必要な用具及び機器はNIESが提供するものとする。
11.成果物の提出
請負者は、NIES担当研究者に日報、月報、年報(以下「日報等」という。
)一部を印
刷物及び電子データとして提出するものとする。
尚、日報等に使用する用紙はエコマーク事業対象製品やこれと同等の再生紙を使用する
ものとする。また、可能な限り、市中回収古紙を含む再生紙を使用するよう配慮するもの
とする。
12.協 議 事 項
本仕様書の内容に疑義を生じた場合及び業務遂行期間中に障害が発生した場合には、速
やかにNIES担当研究者と協議の上、その指示に従うものとする。