コチラ

PC デザインクリエーター科の学生たちが
アニメーションに挑戦!
作るのは本当にテレビで使われる映像だ !!
企業 3 社( )により、本校の学生へ白羽の矢が・・・・
KTN(テレビ長崎)、ハウステンボス、FM 長崎の 3 社が、
長崎の活性化のために共同制作したキャラクター「ななほ」。
このキャラクターをさらに地域に浸透させたいと考えた 3
社は、アニメーション化することを計画しました。
そして、その制作担当として白羽の矢を立てたのが、本校
PC デザインクリエーター科の学生たちです。3 社は制作会
最初に 3 社から提供されたのは、さまざまなポー
ズの「ななほ」のイラストと、いくつかのキャ
ラクター設定、それにストーリーの大まかな方
向性。アニメーションではこれを膨らませてい
きます。
社ではなく地元の学生に依頼した方が、自由な発想で楽し
いものが出来るのではないかと考えたのです。
こうして昨年の 11 月下旬、学生たちによる「ななほ」のア
ニメーション制作が始まりました。
「ななほプロジェクト」スタート! メンバーは全員 1 年生
企画・制作メンバーとして選ばれたのは 5 人、すべて 1 年
生でした。この 5 人に講師 2 人がサポートとして付き、ア
3 社との話し合いの上でシナリオに OK が出る
と、シーンごとに原画を手描きで起こします。
メンバー全員が同じタッチで描かねばならない
ので、みんな慎重に作り込みました。
ニメーション制作は「ななほプロジェクト」と名付けられて、
いよいよ具体的に進み始めます。
講師のサポートがあるとはいえ、5 人には経験不足の不安が
ありました。しかし、それでも試行錯誤を繰り返しながら、
キャラクターの性格設定や 1 分間のショートストーリーな
どを考えていきます。
でも、講師たちは確信していました。「5 人の発想力と実行
手描きの原画が出来たら次はそれをデータ化し、
パソコンで色づけなどの仕上げをしていきます。
同時に必要な背景もすべて作っていきます。
力があれば経験不足は補える」。そうでなければ、プロジェ
クトメンバーに選んだりはしません。
みんなで考えたことを企画書にまとめて 3 社にプレゼンテー
ションを行い、構成を固めた上で実制作へ。絵コンテを作
り上げると何枚もの原画を描き、これを学んだばかりの動
画制作ソフトで動かしていきます。まさに悪戦苦闘の日々
が約 2 ヵ月間続きました。
原画を仕上げると、いよいよ動画制作ソフトで
ストーリーに沿って絵を動かしていきます。初
めて絵が動いたときは、みんなで歓声を上げま
した。
そして、ついにお披露目! いつの間にか 5 人は一回り大きくなっていました
アニメーションの完成後、プロジェクトチームは「ななほ
アニメ」のお披露目として、KTN の夕方の情報番組に出演
することになりました。
完成したアニメーションは KTN で放映されまし
た。ここまでくると「ななほ」は 5 人だけのも
のではなく、長崎の人みんなのものになります。
うれしいような、少し寂しいような・・・
生放送のスタジオでは全員が緊張していましたが、企業の
方々との仕事で 5 人は成長し、若手クリエーターとして堂々
とコメントしてきました。
大変なこともあったけど、「ななほ」によって 5 人は確実に
たくましくなっていました。自分たちの作ったアニメーショ
ンが ON AIR された瞬間のことを、5 人はいつまでも忘れな
番組終了後、MC のみなさんとスタジオで記念
撮影。「KTN 、FM 長崎、ハウステンボスのみ
なさん、本当に勉強になりました。ありがとう
ございました!」
いでしょう。