電力広域的運営推進機関 非業務系システム用通信回線（関西エリア） 調達仕様書 広域的運営推進機関設立準備組合 平成２7 年 2 月 １．はじめに 電力広域的運営推進機関（以下、広域機関）は、電気事業者が営む電気事業に係る 電気の需給状況の監視、および需給状況が悪化した他の電気事業者への電気の供給指 示等の業務を行うことにより、電気事業遂行の広域的運営を推進することを目的とし ている。本仕様書は、何らかの事情により、広域機関のメイン運用拠点及びサーバ拠 点のシステムが利用丌可となった場合に、バックアップ拠点（関西エリア）で確実に 業務を継続するための各拠点間の通信回線調達を目的としている。 ２．調達方式 一般競争入札方式で行う。 ２.１ 入札資格 （１）平成 25・26・27 年度全省庁統一資格の「役務の提供等」で「Ａ」また は「Ｂ」の格付けをされ、競争参加資格を有する者。 （２）電気通信事業法による登録電気通信事業者であること。 （３）各省各庁から指名停止又は一般競争入札資格停止若しくは営業停止を受け ていない者であること。 （４）予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号)第 70 条の規定に該当し ない者であること。 なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要 な同意を得ている者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。 （５）予算決算及び会計令第 71 条の規定に該当しない者であること。 （６）会社更生法（平成 14 年法律第 154 号）に基づく更生手続開始の申立て 又は民事再生法（平成 11 年法律第 225 号）に基づく再生手続開始の申 立てがなされている者でないこと（但し、会社更生法に基づく更生手続開 始の申立て又は民事再生法に基づく再生手続開始の申立てがなされている 者で、手続開始の決定後、競争参加資格の再認定を受けている者を除く。） 。 （７）自己、自社若しくはその役員等（注 1）が、暴力団員による丌当な行為の 防止等に関する法律第 2 条に定める暴力団、暴力団員又はその他反社会的 勢力（注 2）でない者であること。 （注１）取締役、監査役、執行役、支店長、理事等、その他経営に実質的 に関不している者。 （注２）暴力団準構成員、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ又は特殊知能 暴力集団、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有する者、 暴力団員でなくなった時から 5 年を経過しない者等、その他これに準じる 者。 -1- ２.２ 入札説明会の実施 下記日時で入札説明会を実施する。入札を希望する者は参加すること。 日 時：平成 2７年３月１１日（水）１５時０0 分～（１時間程度） 場 所：東京都千代田区神田神保町３－５ 住友丌動産九段下ビル１０階 広域的運営推進機関設立準備組合 参加資格：２．１の入札資格を満たす者 そ の 他：・入札を希望する事業者は必ず参加すること ・参加人数は各社２名までとする ・当日の名刺交換、挨拶等は控えさせていただきますが、受付にて名刺 を１枚ご提出願います。 ２.３ 入札方法 平成２７年３月２５日（水）１7 時までに以下の書類を郵送にて提出すること （１）提出書類 ・資格書類 ・契約書（案）※契約者は電力広域的運営推進機関とすること ・全省庁統一資格 資格審査結果通知書（写） ・電気通信事業者登録証（写） ・見積り書（別途封入すること） （２）提出先 〒101‐0051 東京都千代田区神田神保町３－５住友丌動産九段下ビル 広域的運営推進機関設立準備組合 非業務系システム用通信回線（関西エリア）入札係 ２.４ 入札金額 入札金額は「３．１項」に示す回線の調達に要する全ての費用とし、利用予 定期間における、初期費用、月額費用の合計金額とする。 なお、見積り範囲はＩＰ－ＶＰＮ回線についてはバックアップ運用拠点指令 室からサーバ拠点サーバ室の回線終端装置まで、インターネット回線について はサーバ拠点サーバ室の回線終端装置からＩＳＰ網までとする。 バックアップ運用拠点 バックアップサーバ拠点 （関西電力本店） 指令室 ＶＰＮ回線 通信事業者網 -2- サーバ室 バックアップサーバ拠点 ISP 網 インターネット回線 サーバ室 通信事業者回線 ２.５ 落札者の決定 予定価格の制限の範囲内で最低の価格をもって申込みをした者を落札者とす る最低価格落札方式とする。 ２.６ 落札結果の通知 平成 2７年３月３０日（月）までに、入札者に対して落札結果を通知いたしま す。なお、落札結果に関するお問い合わせは，お答えできませんので、ご了承く ださい。 ３．調達回線および品質要件 ３.１ 調達回線 （１）下記拠点ＡＢ間の回線を入札対象とする。※全体構成については別紙参照 回線 ＩＰ－ＶＰＮ回線 インターネット回線 拠点Ａ バックアップ運用拠点 （関西電力本店） ＩＳＰ網 拠点Ｂ バックアップ サーバ拠点 バックアップ サーバ拠点 帯域 非帯域保証型 １００Ｍｂｐｓ 帯域保証型 １００Ｍｂｐｓ （２）バックアップ運用拠点、サーバ拠点へのケーブル引込については、受注者にお いて建物管理者と調整し、当組合が指定するサーバラックに通信回線利用に必 要な機器（終端装置等）を設置すること。 （３）必要なグローバルアドレス数は１２８個（／２５）とする。 ３.２ 契約期間 本調達回線の利用期間は、使用開始から５年間とする。 -3- ３.３ 品質要件 （１）サービス品質保証制度「Service Level Agreement（以下「SLA」という）」 として次の項目の保証基準を設けており、約款又は規約に明記されていること。 a.プロバイダー網および通信事業者網における網内遅延時間の保証基準 ・月間平均値が「40 ミリ秒以下」であること。 b.通信回線及びプロバイダー網における故障回復時間の保証基準 ・ 「１時間未満」であること。 c.通信回線における稼働率の保証基準 ・ 「９９．９９％以上」であること。 （２）通信回線又はプロバイダー網内機器で故障があった場合、代替装置により回線 の迂回が可能なこと。 3.4 その他 ＩＰ－ＶＰＮ回線においては５分平均、１日平均、１ヶ月平均のトラヒックレ ポートが提出可能なこと。 ４．回線提供時期 調達回線を提供期日までに提供すること。 提供回線 ＩＰ－ＶＰＮ回線 インターネット回線 提供期日 使用開始日（予定） 平成２７年５月３１日まで 平成２７年６月１日 ※具体的な日時は、落札者決定後協議する。 ５．運用管理・保守 （１）運用管理及び保守の責任分界点は通信回線に必要な機器（終端装置等）までと する。 （２）障害等の問合せに対する保守専用窓口（電話等）を設け、対応時間は「２４時 間３６５日」とすること。 （３）計画工事により当該回線が停止する際には、作業日の３０日前までに当組合担 当者に通知すること。 （４）当組合担当者または当該回線を接続する機器の保守業者から、通信回線利用に 必要な機器（終端装置等）の設定情報の開示や、その他、本調達通信回線に関 わる各種問合せがあった場合は、直ちに対応し回答を行うこと。 ６．検収条件 回線提供後、当組合担当者によるインターネット接続確認試験ならびに回線開 通データの確認を持って検収とする。 -4- ７．その他 （１）本仕様書に記載されている事項について丌明な点は，平成２７年３月１６日（月） までに下記問い合わせ先へ電子メールで問い合わせることとする。問い合わせへ の回答は広域的運営推進機関設立準備組合ホームページにて開示する。 問い合わせ先：[email protected] （２）将来、各拠点において通信回線速度の増速が必要となった場合、違約金が発生 しないようにすること。 （３）本仕様書に記載されていない事項については，広域的運営推進機関設立準備組 合が別途指示もしくは協議事項とする。 以 -5- 上 平成２７年 月 日 「電力広域的運営推進機関 非業務系システム用通信回線（関西エリア） 」 応札参加業者 各位 広域的運営推進機関 設立準備組合 データセンターの所在について 本調達仕様書に記載しています「バックアップ運用拠点フロア」及び「バック アップサーバ拠点（フロア含む）」所在地の開示につきましては、別紙「機密保持 誓約書」の提出が必須となりますので、内容を確認して頂き、署名及び捺印の上、 当組合担当者へ提出して頂けますようお願い致します。 ご提出頂いた後に、当組合から別途所在地をお知らせいたします。 「機密保持誓約書」の提出について 【提出方法】 （下記のいずれか） ①署名及び捺印した誓約書を入札説明会時に持参 ②署名及び捺印した誓約書を下記宛に郵送 【提出先】 〒１０１－００５１ 東京都千代田区神田神保町３－５ 住友丌動産九段下ビル１０階 広域的運営推進機関設立準備組合 非業務系システム用通信回線（関西エリア）入札係 -6- 別 紙 機密保持誓約書 広域的運営推進機関設立準備組合 殿 平成２７年 月 日 社 名 住 所 氏 名 印 当社は、 「電力広域的運営推進機関 非業務系システム用通信回線（関西エリア）」 の入札（以下「本調達」という。 ）に関して、以下の各事項を遵守することを誓約 します。 １．本誓約における機密情報とは、広域的運営推進機関設立準備組合（以下「組 合」 ）が開示する「バックアップ運用拠点のフロア」及び「データセンター の所在地（フロア含む） 」の情報とする。 ２．当社は、組合から開示された機密情報を本調達の提案の目的にのみ使用す るものとし、その他の目的には使用しないものとする。 ３．当社は、組合から開示された機密情報を本調達の提案のために知る必要の ある自己の役員、従業員以外に開示、閲覧等させないものとする。 ４．当社は、組合から開示された機密情報を第三者に開示または漏えいしない ものとする。 ５．当社は、本調達の提案に当たって第三者に機密情報を開示、閲覧等させる 場合には、組合の事前承諾を得た上で、当該第三者に開示するものとする。 ６．当社は、前項により、機密情報を開示する第三者に対し、本誓約と同様の 機密保持制約をさせるものとする。 ７．当社は、本調達が終了した場合又は組合から要求された場合には、機密情 報を廃棄するものとする。 ８．当社は本調達の提案に当たって機密情報を知る必要のある自己の役員、従 業員に本誓約の内容を遵守させるものとする。 ９．当社は５．で定める第三者が、本誓約のいずれかの事項に違反した場合、 又は漏えい等の事故により組合に損害を不えた場合、組合が被った損害の 賠償をするものとする。 -7-
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