1 「使用料収入の現状」について(基本方針(案)P1~) NO 区分

使用料見直しに関する基本方針(案)に関するパブリック・コメント提出意見に対する検討結果
意見提出者数 147名(うち、24団体含む)
提出意見数 198件(延べ、371件)
◎:意見を反映し、案を修正した。(25) △:案を修正しなかった。(71) □:その他(感想、この案件以外への意見など)(102)
1 「使用料収入の現状」について(基本方針(案)P1~)
意見の概要
NO
市の考え方
区分
各施設に必要な経費である行政コスト、使用料収入の現状、行
政コストに占める使用料割合については、基本方針34ページ
「行政コスト・使用料収入一覧」で示したとおりです。
□
現在、各施設において行政コストに対する使用料収入が少ない理由とし
て、「行政コスト、特に管理業務委託費が過大である」ことを追加するべき
これまで様々な手法により経費の節減に努めており、「行政コ
である。これらを見直すと各所に記載されているが、正面からうたうべきで
スト、特に管理業務委託費が一概に過大である」とは考えており
ある。管理業務委託費が行政コストの大半を占め、その結果として価格の大
ません。ただし、今後についても継続して経費節減に努めます。
半を占める以上、そこが検討されなければ価格が適正なのかどうかわからな
い。(1件)
△
各施設の実質経費、使用料収入、採算性可否の実態が不明である。
1 (1件)
2
2 「受益者負担の徹底」について(P2)
意見の概要
NO
市の考え方
有料だと負担が発生し大変困るので反対する。使用料は徴収しないでほし
1 い。(6件)
支払能力のあるサークルしか利用できなくなる。会費を値上げすることは
2 出来ないため、サークル活動を継続することができない。(7件)
今後使用料が必要となると、参加者から使用料を徴収しなければ活動がで
3 きなくなる。(3件)
4
公民館、コミセンについて、現在は使用料負担がないので、先生(講師)
市民全体として考えた場合、施設利用者の方に応分の負担を求
への謝礼、会費程度で運営しているが、使用料負担が発生すると出費が多く
めることが、負担の公平性が図れるものと考えます。
なり活動を続けることができない。今までどおり、負担を求めず使用させて
いただきたい。登録している団体は、無料としてほしい。(6件)
使用料見直しの根拠が、住民に広く受け入れられるものではない。
5 (2件)
区分
△
△
△
△
△
どのような行政改革かわからない。これでは行政改悪と言うしか言いよう
6 がない。今までの良いイメージが、和光市にとっては最大の汚点の改革をし
ようと試みている。このまま諸施設無料開放の継続を切に願う。(1件)
1
△
文化活動の向上、健康づくり、市民間のコミュニケーションを作っていく
7 ために団体の活動は必要であり、今までどおり無料がよい。(14件)
8
高齢者(年金生活者)であり生活が厳しい。その中で、習い事等を安いお
金で習っている。使用料を負担すると参加できなくなる。高齢者の楽しみ、
健康づくり、コミュニケーションの場を奪わないでほしい。コミセン・公民
館などでは負担を求めず、65歳以上は無料(免除)としてほしい。
(18件)
△
利用者負担を前提としながらも、ご意見のとおり、施設目的に
そった各団体の活動支援や高齢者への配慮は必要であると考えて
おります。このため、施設により、必要に応じて減免規定を設置
しております。
△
「寝たきり老人をつくらない」ということを目標として造られたいろいろ
9 な設備、施設を有料化にして老人たちの追い出しを図るつもりなのか。時代
△
に逆行している。(3件)
10
11
12
13
公共施設の維持管理費用を税金でまかなうことは本来のあり方であると考 ご意見のとおり、公共サービスは市民の皆さんの税金により運
える。地方税を払っている市民に対し、公共施設を無料・安価で利用できる 営・提供されるものです。しかし、特定施設の使用に対する反対
給付として、応分の負担を求めるというのが地方自治法第225
環境を維持していくことが重要である。(4件)
条に定められた「使用料」の考え方であります。今回の対象施設
市民は多額の市税を支払っている。特に、今年度は昨年までの倍近い額を については、使用料を設定し、利用者から使用料を徴収すべきも
支払っている。それに対する見返りを考えて欲しい。(1件)
のと考えております。
NPOや地域活動団体(育児サークルなども含む)が行う、地域課題の解
決、まちづくり、交流、行政施策への市民参画等が阻害され、様々な分野で
大きな問題が発生することが懸念される。市民参加によって地域の活力と魅
力向上への動きが本格化しようとしている昨今の和光市の状況に取り返しの
つかない悪影響を及ぼすものである。また、結果として和光市全体の活力を
失い、民度の低下を招く可能性もあると思われる。(2件)
特定施設の利用に際しては、市全体の負担の公平性を図ること
を目的に、利用者負担の考え方から利用者は使用料を負担してい
ただくことが適切であると考えます。
しかし、施設の設置目的や利用団体の性格を判断し、減免基準
を設けるべきであると考えております。その結果、子どもの団体
公民館でスポーツ活動をしているが、自分たちの趣味だけに留まらず、体 については、共通の減額対象として追加しました。また、公民館
育協会への加盟や連盟に登録し、市内の体育行事(市民体育祭、夏季スポ、 について、公共的団体、社会活動推進団体については、免除対象
体験フェスタ、ロードレースなど)に協力するとともに、地域の方との交流 としました。
も大切にしている。その他、いろいろな年齢の方が交流・活動し地域に貢献
している。そのような団体から、使用料を徴収するべきでない。(1件)
△
△
△
△
14
公民館について、受益者負担制度を適用すべき案件ではない。
① 各々の立場に応じて税金を供出し、
② 各々の事情に応じて利用する
が、このような施設に対する考え方であり、過去に利用したのか、現在利
用しているのか、将来利用するのかを含めて総合的に捉えるものであり、現
在の状況だけで現在の利用者に負担を押し付けるのは納得できない。
(1件)
利用者負担の考え方から、現在施設を利用する方から、施設の
貸出しに係る費用相当分を使用料として負担していただくべきも
のであると考えます。そのような考えの中でも、市民生活に欠か
せない施設で公共性が高く民間による提供が難しい施設などにつ
いては、市民全体の負担としています。よって、無償となるの
は、学校、児童センターや高齢者福祉センター、法律で定める図
書館などとすることが適切であると考えます。
△
15
さいたま市では、公民館を生涯学習総合センターと地区公民館
とし、生涯学習センターについて使用料を設定しておりますが、
受益者負担という意味では全国的な問題であり、何をもって公平・平等と 地区公民館では設定しておりません。
考えるのは難しいが、公民館で働いている職員でも、反対しているところも 近隣市の朝霞市、志木市、新座市では、全てに使用料の設定を
数多くある。さいたま市など、現在も多くの自治体では無料で解放されてい しております。ただし、減免については、各市により基準が異な
る。(1件)
ります。
公民館に使用料を設定するか、また、減免基準をどうするかに
ついては、各自治体の判断であると考えます。
△
2
16
「和光市公民館設置及び管理条例」では、社会教育法第10条に規定する
社会教育関係団体が公民館を使用するときは使用料を免除すると明記(条例
第8条)しており、「見直し方針案」が「免除の範囲が広すぎる」として、
あたかも公民館を利用するこれら社会教育関係団体(登録団体)が不当不法
に使用料の免除を求めてきたかのごとき主張は、ためにする議論といわざる
を得ない。それとも市は、自ら設置した「設置条例」が社会教育法の趣旨に
逸脱していたとでも言うのであろうか。あるいは、現在の登録団体の相当数
が社会教育法や市の条例に逸脱する団体があると言うのであろうか。「見直
し方針案」には、これらの主張は一切なく、繰り返し強調されているのは
「受益者負担」導入論であり、利用するものと利用しないものとの間の「不
公平論」をことさら強調しようとするものである。 (1件)
17
コミュニティセンターについて、利用する登録団体は「設置条例第14
条」及び「施行規則第6条」に基づいて使用料が免除されているのであっ
て、これをあたかも不当不法であるかのごとく論ずる「見直し方針案」の主
張は、認めることができない。(1件)
△
18
公民館について、社会教育法第3条は、国及び地方公共団体が「すべての
国民があらゆる機会、あらゆる場所を利用して、自ら実際生活に即する文化
的教養を高め得るような環境を醸成するように努めなければならない」と規
定している。したがって、市が行うべきことは、更に多くの市民が公民館を
利用する社会教育関係団体となって「実際生活に即する文化的教養を高め得
るよう」一層の援助を行うことであって、現在使用料免除となっている登録
団体のみが「受益者」であり、利用していない市民の税金を不法に私物化し
ているかのごとき「見直し方針案」の主張は、社会教育法の趣旨からの逸脱
であり到底認められない。(1件)
△
19
20
現在の条例等における制度は、公民館、コミュニティセンター
設置当時より適正に運用されていると考えておりますが、利用状
況、使用料収入、行政コスト等の状況を把握しながら、定期的に
見直す必要があると判断し、この度、基本方針を策定しました。
基本方針では、使用料についての考え方をはじめとして、使用
料算定方法、減免対象、市外料金などについて、市として統一し
た基準を定めたものです。
具体的には、現在免除対象である社会教育関係団体について、
今後減額対象に変更となる点についてのご意見であると推測しま
すが、施設に使用料を設定すること、社会教育関係団体を免除対
象としないことが地方自治法の使用料徴収の趣旨、社会教育法の
趣旨に逸脱するものとは考えておりません。社会状況の変化、利
用の実態等を考慮しながら、その都度検討すべきものです。
同様に、不当な統制的支配、事業への干渉にあたるとも考えて
今回の「見直し方針案」にもとづく施設利用の有料化は、結果として、社 おりません。
会教育関係団体等の活動を財政面から規制し、社会教育法第12条で戒めて
いる社会教育関係団体に対する「統制的支配」や「事業への干渉」をもたら
す可能性をもつものといわなければならない。(1件)
「総合体育館」、「中央公民館」のように市の中心部にある中心的な存在
の施設は別として、南公民館・坂下公民館、白子コミセンを含める各コミセ
ン及び地域センターについては、使用料の値上げは行わないでいただきた
い。これらの施設は、地域・地区住民の交流親睦、コミュニケーションの場
として設けられた施設であり、サークル活動の場として重用されている。個
人負担が増えないですむようにして欲しい。(1件)
使用料の設定については、施設の設置目的を考慮し、同種類の
施設では同様の使用料設定をするべきです。
また、多くがコミュニケーションの場であることは理解してお
りますが、施設の利用者には応分の負担を求めることが市民全体
の公平性を考える上では適正であります。なお、負担割合や減免
基準を定め、負担が少なくなるような対策を講じております。
△
△
△
施設を利用する人、利用しない人の不公平感をなくすためと聞いている
21 が、私はみなみ子育て支援センターを使用しない。また、高齢者センターの
△
22
△
利用者負担割合を0%とし、無償とする施設については、市民
生活に欠かせない施設や法律に基づいて無償としなければならな
施設を利用する、しないは個人の自由であるが、しない人がいるからと
い施設を対象としております。この考え方から、子育て支援セン
いって、使用料を上げるというのは全く別問題である。例えば、公民館やコ ターや高齢者福祉センター、図書館等を無償とすることは適切で
ミセンだけに限らず、図書館等だって多く利用する人もいればほとんど利用 あると考えます。
しない人もいる。それは個人の勝手である。利用しない側からの意見はただ
の言いがかりで、自分たちも使いたいなら使えばよい。(1件)
お風呂も利用しない。(1件)
3
23
施設の維持管理費としては、共用部分の電気代、水道代、清掃
委託料などが含まれ、受付・施設管理に伴う人件費分を含めたも
気功のサークルについては、電気代等も使用しないため無料のままにして
のを行政コストとし使用料を算出しております。
ほしい。(1件)
電気を使用しない団体の場合の減免等については、現在考えて
おりません。
△
今回の改正は、市民全体の負担の公平性の視点から、施設利用
者に応分の負担を求めることが適切であるとの趣旨から見直しを
行ったものです。
△
講師が月謝や会費を取る「○○教室」のような団体にも貸出を認め、利益 公民館などの設置目的から、営利を目的とする団体への貸出し
を行うことはできません。
△
今回の趣旨は、利用する人としない人で受益の差がでるということである
が、確かに地域センターやコミュニティセンターの利用方法などは大きく発
表されていないので、利用者がそのシステム・存在を理解している人に限ら
れるので、一部の利用者のみの利用になっている。課金することではなく、
もっとこの存在をアピールして多くの人に利用してもらう方に力を入れるべ
きである。(1件)
◎
財源が困っていないのなら、ユーザーから使用料を取ることはないのでは
24 ないか。(1件)
25 が発生する団体から使用料を徴収すればよいのではないか。(1件)
26
ご意見のとおり、施設のPR等は重要であると考えておりま
す。今後、基本方針に基づいた見直しを行いますが、広報わこ
う、市ホームページを活用しながら施設PRについても同時に行
うこととし、その旨を基本方針10ページに追記します。
現在、行政コストを使用料収入で補っている施設はほとんどな
27 有料化して、それは何に使用するのか具体的に明示して欲しい。(3件) いのが現状であります。したがって、使用料収入が増える施設に
ついては、その施設の運営費用に充てられることとなります。
受益者負担とすることに賛成である。ある程度の負担はやむを得ない。
28 (6件)
29
□
□
市内公共施設の使用料見直しについては賛成である。特に施設は維持管理
費が発生しており、せめて利用者には光熱水費など、ある程度負担するべき
である。(5件)
□
使用料について、思い切って改革をした方がよい。昭和58年頃は利用者
30 が利用料を払っていたこともあった。これまで、無意識に利用料も払わず借
りていたが、これからは1人1人が協力をしていかねばならない。(1件)
31
施設を利用しない者の立場として言えば、値上げするべきであると考え
る。今の料金は安いし、なぜ、税金が一部の利用者のために使われるかがわ
からない。意見交換会等で寄せられた値上げ反対の意見は、自分勝手、わが ご理解ありがとうございます。
ままな意見である。利用者は和光市民全体からみれば少数であり、少数意見
を反映させるべきではない。(1件)
□
□
ほとんど施設を利用しない人でも多額の負担をしているという現状から、
32 受益者負担とするべきである。民間に比べ格段低い利用料に設定されている
のであるから、その利用料くらいは負担して当然である。(2件)
4
□
使用料金の見直しについては賛成である。和光市の品格ある適正な料金を
33 算出願いたい。経費がかかるから施設の運営をやめるのではなく、市民の健
□
康増進を第一と考えるべきである。(1件)
施設利用料金の利用者負担については、都内の公共施設では既に行われて
34 いるため、仕方のないことである。(1件)
□
施設を利用しない市民の負担が大きすぎる。経費の全てを使用料として利 公共施設については、誰もが利用者となり得ること、公共性と
いう施設の設置目的、性質などから判断し、全ての経費を使用料
として利用者に求めることは適切ではありません。
採算を取るためには、使用料の値上げも仕方ないと思うが、公共にふさわ 基本方針では、利用者による負担部分(使用料)と市民全体に
しい料金でお願いしたい。利用者と市の両方で負担し合えばいいのではない よる負担部分(税金)を定めております。
か。(1件)
35 用者に支払わせるべきである。(1件)
△
36
□
37
ご意見のとおり、免除については、政策的で特例的な措置とし
特別の理由があると認められる場合以外は全て有料とし、設定料金を一律 て限定して考えております。また、使用料についても、施設の設
置目的・性質により利用者負担割合を軽減する措置を講じ、負担
に安くした方がいい。(1件)
が少なくなるよう調整しております。
□
利用料金を徴収するのであれば、基準を設けて料金設定するべきではない
38 か。現在は、団体登録したら無料で借りられる状態になっているところに問 必要に応じて、登録基準の見直しを検討します。
題があるように思われる。(2件)
3 「行政コストの明確化」について(P2~)
意見の概要
NO
市の考え方
受益者負担の立場から、最低でも経費(施設の償却費+運営費、人件費)
1 の1割から2割を利用者が負担するべきである。(1件)
2
3
公共施設には、幅広い市民が利用することができる「市民全体
の財産」としての役割もあることから、施設の建築費などは行政
コストに含めず、税金(市民全体)による負担とすることの方が
適切であると考えております。
また、施設の設置目的・性質にあわせた区分を設け、利用者負
市は「行政コストの明確化」を言う前に、市の施設が拠って立つ法律的な 担割合に差を設けております。
背景を市民に示し、「取得に要する経費」を含む全ての経費、及び施設ごと
の収支を明確に示し、市民全体(税金)の負担が妥当か否かを市民に問うべ
きである。(1件)
市の施設の経費に関して、その総てに関して「施設の取得に関する経費」
と「管理運営に起因する経費」に分け、一律に前者は「市民全体の財産」と
して市民全体(税金)でまかなうというが、「施設」の中身、それがよって
たつ法律に応じた区分が必要である。(1件)
各施設において、年間運営経費を表示することにより、市民の負担に対す 各施設に係る行政コスト等について、基本方針34ページに一
覧として示しております。
4 る意識の向上を行うべきである。(1件)
5
□
区分
△
△
△
□
4 「施設の性質的分類と受益者負担割合の設定」について(P4~)
意見の概要
NO
1
2
3
市の考え方
「必需性、選択性、非市場性、市場性」という視点によって、市の施設を
区分しているが、市の施設は、それぞれ「社会教育の振興」や「住民福祉の
増進」を図るための施設として、市が議会の同意を得て自ら「設置条例」に
基づいて設置したものであって、「設置条例」にこのような区分の視点は存
在しない。したがって、このような視点による区分によって「受益者負担割 4つの視点を用いた考え方については、施設の設置目的に応じ
て分類ごとに負担割合を考え、使用料算定の基準の一つとしてい
合」を設定すること自体不適切である。(1件)
るものです。このことが法の趣旨に反し、不適切であるとは考え
ておりません。
公民館は、社会教育法第20条の「住民のために、実際生活に即する教
育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健 公民館については公共性が高い施設ではありますが、選択性の
康の増進、情操の純化をはかり、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与す 高い施設としてⅡの分類としております。また、図書館と異なり
る」目的に基づいて設置されたもので、改定教育基本法第12条に明記され 法律で使用料を求めることが禁止されている施設ではなく、現在
ているように「社会教育の振興」の欠くことのできない施設である。また、 も利用者に応分の負担を求めるるため、使用料の設定をしている
公民館を活動の場とする社会教育関係団体は、「公民館の設置及び運営に関 施設でもあります。
する基準」の第3条に明記されているように、公民館自体と共同して多用な なお、社会教育関係団体への支援については、利用者負担とい
学習機会の提供に努めることによって、社会教育法第22条に規定する事業 う考え方を前提としながらも、減免措置を設けることで対応する
を遂行するものとされ、公民館活動にとって欠くことのできないに担い手で ことが可能であり、適切であると考えます。
あって、単なる利用者ではない。したがってこれを「個人の価値観や嗜好の
違い」による施設の利用者であるかのごとき主張は、社会教育法の趣旨に反
する主張といわざるを得ない。(1件)
民間企業が住民向けに提供することが可能な施設については、
市が提供するよりも市場性や競争性を活かすことができると考え
民間施設の利用も可能な施設について高い負担割合を設定しているが、こ
ます。しかし、公共施設の設置については、全市的な施設の配
の主張は、営利を目的とする民間施設の経営を妨げてはならないという主張
置、市民の要望や政策的な判断から行われるものです。
といわざるを得ず、地方公共団体がもつ「社会教育の振興」や「住民福祉の
今回の見直しでは、これらの施設については利用者負担割合が
増進」という本来的役割に照らして本末転倒の主張と言わなければならな
高く設定されておりますが、民間施設と異なり公共施設であるた
い。(1件)
めに税金(市民全体)により負担している部分も多く、住民福祉
の増進という趣旨に反するものではありません。
区分
△
△
△
総じて地域や青少年の利用する施設を「受益者負担割合100%」として 負担割合については、施設の性質的分類から区分しております
4 いるが、これは地域や青少年育成の視点を欠如させるものと言わなければな が、利用者・利用団体の性格を考慮し、減免基準を定めることで
らない。(1件)
対応しております。
6
△
5 「使用料の算定方法」について(P6)
意見や質問等の概要
NO
市の考え
(案)で示された金額では、負担が大きすぎる。高齢者、子育て中の若者
1 などに支払える金額ではない。何らかの配慮をしてほしい。(6件)
区分
◎
支払能力のないサークルには存続の危機となる。使用料を出来るだけ抑
2 え、全ての人が利用できる料金設定にするべきである。(3件)
◎
3
◎
4
他市の状況等を見ると、当市の使用料の設定が一概に高いとは
いえません。しかし、公民館について、これまで多くの利用団体
健康維持や楽しみ、コミュニティのために気軽に利用できるようにするべ が免除対象となっていた経緯を踏まえ、免除対象を拡大すること
きである。使用料を出来るだけ抑え、多くの人が利用できるようにするべき 及び減額割合を増やすことで利用者の負担を軽減するよう変更し
である。(7件)
ました。
なお、基本方針については、定期的な検証が必要であるとし
(案)の料金設定では高く、現在の活動に支障が生じることが予想される
て、5年を目途に見直すこととしております。
ため、もう少し安くして欲しい。月4回なら4倍、年間を通じれば50倍も
の額になる。(8件)
当初の負担額をもっと抑えるように変更し、2~3年毎に施設稼働率と負
5 担率の調整を行うようにするべきである。(1件)
◎
◎
公共施設としてその施設が何のためにあるかを考えた上で、現在の利用者
6 が納得できる理由の提示を行うと共に、出来るだけ低額に抑えられるよう工 現在の行政コストを明らかにし、利用者負担という考え方に基
夫をお願いしたい。(4件)
7
8
9
10
づき、施設を利用する際に実際に要する経費(人件費、電気代等
の維持管理費など)を使用料として負担していただくことが必要
1回の使用料は、電気代程度に抑えていただきたい。(その他、300
であると考えております。また、使用料の算定方法については、
円、500円、1000円程度など)(3件)
基本方針6ページ等に明示しております。
少人数での活動であるため負担が大きくなる。規定を緩和するなど、でき 人数については、事前の登録に一定人数以上の団体として登録
していること、一般に人数に応じた広さの部屋を利用すると考え
るだけ使用料を抑えていただきたい。(3件)
られることから考慮しておりません。
応益負担を唱え使用料を設定するのであれば、「利益=充実感」として、 各施設により利用状況、活動内容等が異なりますが、面積とい
使用者、使用団体の負担を均一料金としてはどうか。(1件)
う客観的な指標により使用料を算出することが適切であると考え
使用料が部屋ごとに異なっているが、安い部屋に人気が集まってしまうの ます。
で、調理室等特別な部屋以外は同じ金額にして欲しい。(1件)
□
□
△
△
△
11 なら利用したいか」などアンケートを行うのはどうか。(1件)
利用者にとっては、負担が少ないことの方が望ましいと考えま
す。使用料の算定については、一定の考え方、ルールを明らかに
した上で統一することが公平性が保てるものと考えます。
□
12 稼働率の高い施設は使用料が高くなるのではないか。(1件)
稼働率の高い施設については、変動費である電気代等が高く算
定されますが、行政コスト全体で見れば一部であること、使用料
の算定段階で100円単位未満を切り捨てていることなど利用者
に有利な措置をとっており、著しく高くなるものとは考えており
ません。全体の使用料算定方法を考える上では、基本方針6ペー
ジで示した算定式によることが適切であると考えます。
□
利用者に「利用料金がどれくらいなら負担可能か」、「どれくらいの料金
7
13
300㎡以上の部屋について、使用料の上限を設定することと
各部屋の面積を基に使用料を算出しているため、コミセンのホール、公民
します。具体的には、中央公民館体育室、南公民館体育室兼講堂
館の体育室の使用料は高額になる。この金額では、今と同じペースでは利用
について、1時間あたり算定額の1/2を使用料の上限としまし
継続ができない。他団体(部屋)との金額差をなくして欲しい。(6件)
た。
◎
14
コミセンのホール、公民館の体育室・講堂について、利用する際に全面を
利用しておらず、1/2、1/3しか使用していない。利用していない部分
利用者間の調整、施設の構造上難しいものと考えます。
は、他の利用者、サークルが使用することを認めてもよいのではないか。1
/2、1/3での利用を認めてほしい。(1件)
△
使用時間区分(午前、午後、夜間)について、設定されている時間の枠が
15 大まか過ぎるため、1時間(2時間)単位に細分化するべきである。
(5件)
地域センター、勤労福祉センターの貸出区分を1時間単位に、
公民館の午後の貸出区分(4時間)を2時間毎に改めます。
16 使用料はリーズナブルである。(1件)
17
◎
□
現在の使用料は、公民館として考えた場合、半額減額でも高額だと思った ご理解ありがとうございます。
が、改定案の金額でならまだ利用しやすいのではないか。(1件)
6 「対象施設」について(P6~)
意見の概要
NO
□
市の考え方
区分
1
夜間照明施設は和光市教育委員会所管の小学校・中学校の運動場・体育館
とともに、学校体育施設開放事業の対象として定められており、夜間照明施
設の市民への開放は、運動場、庭球場、武道館といった他の体育施設の供用
とは性質を異にする事業である。夜間照明施設の場合、利用者が利用料を負
担することと定められているが、これは、照明点灯に伴う電力料金を利用者
が負担するべきことを定めているのであり、夜間照明施設の利用が有料で
あっても、原則無料として実施している学校体育施設開放事業の延長上にな
ることは規則の条文を見れば明らかである。それにもかかわらず、今回の使
用料見直しにおいて、一般体育施設と同じ基準に基づいて夜間照明施設の利
用料を変更しようとする施策は、規則に定められた学校体育施設開放事業の
趣旨を逸脱するものであり、適正とはいえない。夜間照明施設の利用料につ
いては、他の学校体育施設の使用料と共に議論されるべきでり、今回の見直
しの対象外とするべきである。(1件)
今回の使用料の見直しについては、使用料算定の根拠を明らか
にし、市として統一された使用料の算定方法、減免基準等を定め
るためのものです。
現在使用料を設定している学校運動場夜間照明施設について
も、統一された算定方法、減免基準により設定することが適切で
あると考え、見直しの対象としております。
△
2
公民館は、憲法・教育基本法・社会教育法に一貫して流れている「学ぶ権
利」を保障されている施設であり、図書館・博物館と同じように社会教育施
設である。このような公民館が、今回の使用料見直し(案)の対象になって
いることは矛盾している。(1件)
図書館については、図書館法により使用料を徴収することはで
きませんが、その他の社会教育施設であるスポーツ施設、公民館
については使用料の設定をしております。これらを見直しの対象
とすることについて、問題はありません。
△
8
総合体育館の駐車場の料金をもっと下げるべきである。樹林公園の駐車場 総合体育館については、指定管理者制度を導入している施設で
あること、開設にあたっては市民の意見を取り入れた管理・運営
としていること、開設から間もないことを理由として、今回の見
総合体育館の駐車場の料金が高く、10回も行けば民間のスポーツクラブ 直しの対象外としました。
よりも割高になってしまう。結果として、利用者が少なく場内は閑散として なお、総合体育館の駐車場については、平成19年10月から
料金を引下げました。
いる。(1件)
また、今回の見直しは、現在使用料が設定されている施設を対
体育室を利用したいので、公民館・総合体育館・学校開放をトータルでみ 象としており、学校開放施設については対象外となっておりま
ている。他の施設を切り離されて、説明されても困る。統括された考え方を す。
基に、それぞれの施設でユーザーの使い勝手にあわせた方針案を作成してい よって、総合体育館及び学校開放施設については、現行の条
例・規則を基にした運用となります。
ただきたい。(1件)
3 は県の管理であると思うが、協議して欲しい。(1件)
□
4
□
5
6
7
8
荒川河川敷運動公園は、無料施設で管理する者がいないため、無断使用者
が見受けられる。また、野球場に木製のグランドレーキを配備するよう2年
前から再三お願いをしているが、理解が得られず内野面が荒れた状態で利用
者の立場に立った適切な管理がされていない。これらのことから、受益者に
応分の負担を求める有料施設にとし、適切な管理をする必要があるのではな
いか。近隣の板橋区、戸田市、志木市、富士見市及びさいたま市では、有料 現在利用が無料である施設(備品を含む)の有料化についての
検討は、施設の設置目的、根拠法令、また事業の性質等を個別に
施設となっている。(1件)
総合福祉会館やその他の施設における完全無料の利用を見直し、少しでも 考慮しなければならないため今回の見直しの対象外としました。
利用料金を徴収することで、それぞれの施設や利用者、非利用者の間の不公 これらの施設については、今後において、行政コストや負担の
公平性など、基本方針を活用しながら、個別に検討・対応するこ
平をなくす施策を実行するべきである。(1件)
ととしております。
図書館などの貸出利用についても、何らかの受益者負担を考えるべきであ なお、図書館については、図書館法により貸出しを有料とする
る。その理由としては、利用する人としない人との不公平を軽減する必要が ことはできませんので、現行どおり無料となります。
ある。海外では、図書館利用カードの発行時に料金を払い、貸出期限を超え
た場合にも安い金額であるが罰金を設けている例がある。(1件)
備品等も無料で貸しているところがあるが、有料にした方がよい。
9 (1件)
△
△
△
△
7 「減免対象の整備」について(P8~)
意見の概要
NO
1
△
市の考え方
減額対象として、「市内在住の中学生以下の幼児・児童及びその保護者を
主たる構成員とする団体が利用するとき」は50%減額とする規定を追加す
るべきである。老人福祉も重要であるが、次世代を担う子どもたちへの支援 共通の減額対象として「市内の小人を主たる構成員とする団体
も必要である。特に少子化でかつ貧富の差の拡大が顕著になりつつある現代 が利用するとき。」を追加し、減額割合を50%に設定しまし
において、低価格で提供される各種の教室、塾、運動サークル等は貴重な学 た。
習機会を提供するものであり、老人福祉が重視されるならば同様の価値にお
いて支援されるべきものである。(2件)
9
区分
◎
個々の事例等を考慮することは非常に難しいことですが、一般
的に「高齢者」は65歳以上の人を示すものであることから、今
回の対象も65歳以上と定めました。
△
公民館において、社会教育を目的とする団体が利用するときの
コミセンや公民館などで今まで免除されていた団体は、50%減額では負
減額割合については、これまで免除対象となっていた経緯を踏ま
担が大きいので、対象により70%(その他、75%、90%減額)にする
え、利用者の負担軽減のための緩和措置として、80%としまし
など減額率を上げて欲しい。(3件)
た。
◎
女性は60歳以上65歳まで働くことは難しい。収入が少ないので、シル
2 バー対象を60歳以上としてほしい。(1件)
3
体育協会加盟団体が利用するときは、市民利用時の半額以下にするべきで
4 ある。(1件)
5
市民活動のミーティングとか、講演会で資料代実費を徴収する程度の集会
にあたって、施設使用料を請求されてしまうのは、今後様々な活動をしてい
く上で、歩みが滞ってしまうのではないか。一個人が生活の糧を得るために
その会場を提供するということとは違う側面がある。受益者負担の原則から
利用料の徴収は理解できるが、利用目的の公共性によっては、利用料免除も
出来るようにするべきである。(1件)
6
NPOで子どもたちやその保護者に対する活動を行い、本来行政のするべ
きフォローをしている団体と自分たちが楽しむためのサークルを同じ扱いに
することはおかしいのではないか。次のように、利用区分を3つに分けるべ
きである。
A 公共性の高い活動(NPOなど) 利用料なし(これまでと同じ)
B 公民館の行事(通学合宿や子ども教室など)に協力度の高い団体
利用料なしか一部負担
C 一般団体 新しく使用料を徴収する
(2件)
7
主にボランティア(小学校・保健所・たけのこクラブ・福祉の里)などの
活動のために使用している。使用料は免除していただきたい。団体の性質に
よって使用料を決めてほしい。有料化することは仕方のないことかもしれな
いが、ボランティアの団体であるということを考慮していただき、免除若し
くは減額の方向で検討してほしい。(1件)
8
9
10
公民館連絡協議会では、公民館まつり、隔月の会議、研修会、大掃除、総
会、その他公民館活動のあらゆる事業に協力している。協議会に加入してい
るクラブと加入していないクラブの違いをはっきりと差を設けてほしい。加
入しているクラブは、75%の減額とするべきである。(1件)
公民館活動の目的は、一般施設とは異なった「社会教育団体活動の助成」
である。一般と同等の負担では団体活動の意味がない。各団体で公民館の運
営・活動を協力して行い実負担を減らすなど皆で知恵を出し合い、少なくと
も一般施設の半分以下の使用料金額とするべきである。(1件)
バドミントンで利用しているが、和光市のバドミントン普及協力的クラブ
と自認している。例えば、12月に実施されているバドミントン初級講習に
も協力している。今後もイベント等に可能な限り協力していくことができ
る。なるべく、低料金での設定をお願いしたい。(1件)
10
△
△
特定の施設を団体活動として利用する場合には、利用者負担の
視点から、応分の負担として使用料の負担をお願いしておりま
す。その中で、減免の対象については、あくまでも政策的で特例
的な措置として、真にやむを得ないものに限定するべきであると
考えております。
体育協会が行う活動・事業については公共性の高い団体である
ことから、施設により免除、減額対象としております。
公民館については、利用団体の性格についても考慮し、免除対
象に公共的団体や社会教育活動推進団体を追加して拡げるととも
に、これまでの経緯を踏まえ負担を軽減するため減額割合を8
0%としました。また、ボランティアなどの社会福祉活動を促進
することを目的に、社会福祉法人の利用を80%減額対象としま
した。
また、公民館の負担については、施設の設置目的等から利用者
負担割合を50%とし、利用者の負担を半減する措置をとってお
ります。
△
◎
◎
□
△
減額すると、収入が減るといっているのに、今後も減額の規定を設けるこ 施設の設置目的や利用団体の性格等を考慮し、適切な範囲で減
額の規定を設けることは必要であると考えます。
11 とはおかしいのではないか。(1件)
8 「市外料金の廃止」について(P9~)
意見の概要
NO
市の考え方
△
区分
市の施設は、市内在住者や在勤者など市に税金を払っている者が使用する
1 べきである。それを特別に使用させているのであり、市外利用者は多少高い
料金を払うのは当然である。市民を優遇するべきである。(5件)
◎
施設の取得に起因する経費を税金(市民全体)の負担とするならば、使用
2 料について市内・市外で差をつけなければ、利用者の中での公平性が損なわ
れてしまうので、基本的に割増料金を設定するべきである。(1件)
市内利用者の使用料を上げるのであれば、現状の差別をつけたまま、市外
◎
3 利用者の使用料も上げるべきである。(2件)
◎
4
◎
5
6
市外料金については、割増率を50%として設定します。
ただし、「市内に勤務し、又は通学する者」、「朝霞市、志木
市または新座市に居住し、同3市内に勤務し、若しくは通学する
市外利用者の料金は、市民の倍くらいにするべきである。(1件)
者」については、市外割増率を設定しないものとし、施設ごとに
既に稼働率が高い施設について、他市の利用団体と同格に扱うことは、一 定めます。
層市民の利用が難しくなる。(1件)
市外料金を廃止することはよいが、「市外利用者よりも市内利用者への貸
出を優先するなど措置をとる」との方針が確実に実行されることが条件であ
る。市内利用者への優先措置について腹案はあるのか。具体的な提示・説明
が必要ではないか。(1件)
市外の人にも利用しやすくするというのはとてもよいと思うが、利用者が
7 増えるかどうかは疑問である。(1件)
8
夜間照明施設の開放は、学校体育施設開放事業の一環であり、他の学校体
育施設の市外団体への開放と併せて検討されるべき事項であり、その他の一
般体育施設の市外団体への開放とは切り離して検討されるべきである。夜間 学校運動場夜間照明施設の利用については、現行どおり、市民
照明施設の稼働率は年々上昇し、既に65%という高い水準にあり、夜間照 利用に限定した運用とします。
明施設を市外団体に開放しなくとも、今後も高い稼働率を維持できると期待
される。(1件)
11
◎
□
□
◎
9 「経費節減等」について(P10)
意見の概要
NO
1
市の考え方
使用料徴収により収入を増やすことより、まず他方面での節約・見直しを
考えるべきである。(8件)
区分
△
2 施設運営に係る費用について、更なる経費節減が必要である。(2件)
□
経費節減に努めることについて、賛成である。民間委託を含め、シルバー
3 人材センターやボランティアにお願いするなど、市民の力を積極的にいかし これまで、各施設の経費節減については、管理方法の見直し、
てもらいたい。(2件)
□
4
□
職員配置の見直し、契約方法の見直しなどに努めてきました。今
職員の給料を下げるべきである。また、職員の数を少なくするべきであ
後についても、継続して経費節減に努めます。
る。パートなどを使って対応できるのではないか。受付の人数も見直すべき また、職員の給与については、今後とも国や県の制度に準拠し
である。(6件)
た運用を図ります。
5
市役所職員の給料を半額にして、施設は無料とすると良い。市役所の仕事
の最大の受益者は職員であり、現在の給料の高さは異常である。公務員の給
料を民間と公平にしなくてはならない。市役所の楽な仕事で、つぶれる心配
もないことを考え合わせれば半額が妥当である。不公正な人事院の話などを
聞かず、憲法に恥じない金額にしてほしい。(2件)
□
6
和光市文化振興公社は、指定管理者として市民文化センターな
指定管理業者の和光市文化公社への委託料は、誰がどんな項目で決定した どの指定管理者となっておりますが、市は、協定書に基づく事業
か不明である。どんな運営の仕組みでチェックしているのか。公社等の情報 内容等に応じた指定管理料を支払い、毎年度の運営を確認してお
開示、情報公開、透明性が必須条件である。(1件)
ります。また、文化振興公社のホームページでは、事業計画書、
事業報告書、収支計算書などの情報を公開しております。
□
コミセン、公民館などでは、有料化となれば稼働率も低下するのではない
7 か。稼働率を向上させることが必要である。(7件)
□
稼働率の良否の実態、稼働率向上活動の有無、その推進の責任区が不明で
8 ある。(1件)
□
公平性が保たれるために受益者負担を求めるという考え方には反対ではな 各施設の稼働率の状況については、基本方針11ページ以降に
9 いが、一人でも多くの人が利用できる公共施設にしてもらいたい。施設の特 記載しているところですが、市としても稼働率の向上は必要であ
◎
ると考えております。
今回の見直しでは、施設ごとに貸出時間の変更、中間時間の廃
止など、利用者のつかいやすさや利便性の向上をはかることとし
ました。また、減額規定を設けるなど利用者の負担の軽減に配慮
しています。
また、基本方針10ページに、広報わこうや市ホームページを
活用し、各施設をPRすることで、稼動率の向上に努めることを
追記しました。
□
色、利用の仕方、予約方法をもっと明確にアピールするべき。(1件)
10
箱ものを建てる、その施設の維持管理をするためには、経費もかかると思
う。しかし、そこで何が行われるか、敷居が高くなく、市民(納税者)であ
れば気軽に利用できるといった気持ちを市民が感じること、利用率の高さと
いった中身が大切ではないか。使用料を取ることで、いささか市の収入にな
るかとも考えられるが、それ以上に公共施設を使いやすくして、活性化され
る市民活動の方が大事なのではないかと思う。(1件)
11
費用徴収方法の統一=課税とする前に、市民1人当たりの年間施設利用日
数などの調査、施設毎の世代別利用状況などの調査など、現状を把握した上
で、利用されていない世代への施設のアピールや改善を図るなど、「市民に
とって有益で魅力的な施設づくり」への努力を見せていただきたい。有益な
施設であれば、適正であると思われる料金を支払える。(1件)
12
△
10 「市民文化センター」について(P11~)
意見の概要
NO
1
市の考え方
市民文化センターについては、基本方針に基づいて使用料を算
定し、減免対象等を見直しました。また、指定管理者の運用に裁
量を持たせることから、利用料金は条例で定める額を上限として
1ヶ月前規定を設けて、市民団体の芸術文化向上のために格安にて練習用
指定管理者が定めることとします。
に貸出しを行ってほしい。(1件)
今後、利用の実態や収支の状況等を考慮しながら、指定管理者
が詳細を決めることとなりますので、ご意見についても検討して
まいります。
11 「コミュニティセンター」について(P14~)
意見の概要
NO
1
市の考え方
これまで使用料については、大勢の高齢者が無料だから楽しめたと思う。
もう少し安くしてほしい。白子コミセンについて、参考までに、
午前 9:00~12:00(3時間) 900円
午後 13:00~17:00(4時間)1,000円
夜間 17:00~22:00(4時間)1,000円 (1件)
2 12時~13時、17時~17時30分の間は利用できないのか。(1件)
3
民間委託については、地域住民が自ら管理することが望ましいということ
だが、それは難しい。利用者は仕事で施設を利用しているのなら理解できる
が、趣味やボランティア活動のために利用している者にとっては、どうして
そこまでさせられるのか疑問である。人件費削減のためではなく、今まで通
りのやり方でやってほしい。(1件)
4
現在市外の利用者が多い。利用する団体に一人でも和光市の人が入ってい
ればその人の名前で借りることが出来る。このような管理運営はおかしいの
ではないか。(1件)
区分
□
区分
□
コミュニティセンターについては、当初案では利用者負担割合
を100%とする施設として説明をし、その後、利用者等の意
見・要望により負担割合や貸出時間等の変更について検討をして
きました。しかし、その経過において、市の協働の指針に基づい
た施設管理を利用者団体に委ねることが確定し、今年度中に、地
域センター化も視野に入れた施設変更について検討していく施設
としたことから、今回の使用料見直しの対象外としました。
□
□
□
12 「地域センター」について(P20~)
意見の概要
NO
市の考え方
区分
会費を集めて集まったりしているわけではないので、せめてそのように利
1 用している人からも利用料を取るようなことはやめてほしい。気軽さがなく
なってしまう。(1件)
2
南や白子に子育て支援センターがあるが、サークル活動をする際に、何か
地域センターについては、自治活動等を行う団体として登録し
と制限が設けられているため、ある程度自由に利用できる地域センターはと
た団体については、現行どおり無料で利用できます。
ても重要な場所である。地域での交流を持つという意味では税金の有意義な
使い方をしているのではないか。(1件)
交流の場として使用しているため、団体登録したサークルについては、今
3 までどおり、使用料無料でお願いしたい。(2件)
13
□
□
□
使用料の算定については、一律に設定するのではなく、施設の
行政コストを基に、使用時間、面積などから算出することが適切
であると考えております。
4 一律400円/1回(午前、午後、夜)でお願いしたい。(1件)
営利目的で活動していて無料で使用している団体がある。団体の審査を徹
5 底して欲しい。(1件)
10名以上だと無料ということで、名前貸しをしているところも実際には
□
登録の基準について、見直しを行ってまいります。
6 結構あるとのことである。(1件)
7
地域センターは、「和光市地域センター条例」によって「市民の手による
望ましい地域社会づくりの推進」のために設置され、地域住民の「自治活
動、福祉活動等」の欠かせない施設となっている。
したがって、市が地域住民の自治活動等を一層促進するための援助を行う
とともに、施行規則第3条に明記しているにもかかわらず無人化されている
施設について所長及び必要な職員を配置すべきである。このことこそが、市
民を主人公とする市政の実現のための施策である。(1件)
キャンセルした場合(先生の都合・病気)は、使用料を返金していただき
8 たい。(1件)
9
2
□
職員数を抑制している現状から、全ての施設に職員を配置する
ことは、困難であります。また、地域センターでは、現在所長
(兼務)を配置しておりますが、各施設の受付等については、協
働型委託として地域団体に運営をお願いしております。
市では、協働指針を定めその推進に努めているところであり、
現状の管理運営形態が望ましいと考えます。
□
いわゆる自己都合によるキャンセルについては、他団体が利用
することができなくなることなどを考慮し、使用料を還付しない
ことが適切であると考えます。
□
各施設の受付時間を9時から17時までに延長し、スタッフを配置すると
地域の実情や利用状況等を考慮しながら、管理運営団体と協
のことであるが、それだけの仕事がない。この分の予算は、閉館作業を行う
議・検討してまいります。
スタッフの手当とすべきである。(1件)
13 「勤労福祉センター」について(P25~)
意見の概要
NO
1 今までどおり、300円、低料金でお願いしたい。(2件)
市の考え方
和光市駅南口にある同種の民間スポーツ施設は、アスレチックについてア
クシスより充実した設備を備えており、当初多くのアクシス利用者が民間ス
ポーツ施設へ流れた(月額8,000円程度)。朝霞市営のわくわくドーム
はアスレチック運動に限定すると200円の利用料である。両方の施設は、
立派なプールと入浴施設も備えており、たとえ100円の値上げであって
も、アクシスを頻繁に利用するものにとっては影響が大きく、値上げによる
利用率の低下が危惧される。(1件)
△
今回の見直しは、行政コストに基づいた使用料を算定すること
を目的としており、利用者には応分の負担をお願いするというも
のです。
アスレチックについては、1回当たりの算定額は612円にな
りますが、利用者の急激な負担増、使用料の値上げによる利用率
の低下を招かないよう400円としました。
□
区分
△
△
アスレチックについて、改正案の400円でも安いと思う。公共施設であ
3 るため受益者負担ですべてまかなうという考え方はどうかと思うが、500
円がいいのではないか。(1件)
4
5
ご理解ありがとうございます。
アスレチックの300円は余りに安いと思う。時代の流れで400円~5 アスレチックについては、1回当たりの算定額は612円にな
りますが、現行料金との著しい乖離が生じないよう400円とし
00円はやむを得ない。(1件)
ました。
1回利用についての金額であり、好きな時に来られるのも手軽な金額も気
にいっているが、維持管理ができないようならば500円まで、1コインで
すむようお願いしたい。(1件)
14
□
□
□
6
アスレチックについて、現行は300円で3時間利用できるが、400円
とするのであれば、4時間の利用時間にしていただきたい。そうなれば、高
くなると思わないし、ゆとりができてゆっくり施設を利用できるため、今ま
でより更に魅力があがる。(1件)
△
アクシスの値上がりはやむを得ないが、サウナは続けていただきたい。
7 (1件)
□
経費抑制のために、風呂及びサウナの利用は15時以降とすることも必要
8 ではないか。(1件)
9
サウナについて、利用者が少ないのに平日稼動させることは大変な燃料費
がかさむため、無駄が大きい。平日のサウナが混むのは19時から20時4
5分の間であり、他の時間帯はガラガラである。さらに、健康上、疾患を抱
えている利用者が気持ちがいいからといって熱いサウナを繰り返し利用する
のは、危険度が高く、日ごろ生活習慣病のリハビリとしてアスレチックを利
用している方々には本来不要ではないか。(1件)
10
アスレチックについて、平日の日中については、利用者が少ないのである
からトレーナーを2人から1人に減らしても、利用者には何の不都合もな
い。この問題は、利用者全員が認識している。料金の値上げより、無駄な経
費、特に人件費の削減が先である。(1件)
月曜日が祭日の場合に休館とせず火曜日に休館を振り替える、閉館時間を
11 平日は22時、土曜日曜祭日を20時にする等で、大幅な利用率の向上が可
能である。(1件)
回数券の導入、1ヶ月又は年間パスカード等利用者に特典があればより便
12 利になるのではないか。(1件)
13
アスレチックについては他の和光市の行政施設と比較してもかなり利用率
が高いが、それでもアクシスの存在に関する認知度はまだ低い。認知度の向
上や交通の便に関する配慮に努めれば、現在年間3万人を切っている利用者
を4万人まで引き上げることは可能と考えられる。例えば、お祭りを実施す
る、スポーツイベントを増やす、会議室などでも習い事や囲碁・将棋などの
教室を行うことで施設の周知を図ることが必要である。(1件)
団塊の世代が退職してくるとアスレチックの利用者も増えることが予想さ
14 れるため、もっとPRした方がよいのではないか。(1件)
15
□
ご意見ありがとうございます。
当施設については、市の直営施設ではありますが、民間委託等
を積極的に取り入れ、経費節減に努めてきました。しかし、施設
を継続して運営していく上では、更なる市民サービスの向上と経
費節減に努めていかなければならない考えております。このた
め、民間事業者の経営能力などの知識、技術等を活用するため、
指定管理者制度を導入することを今後検討してまいります。
提出いただいた各種のご意見につきましては、制度変更の際に
改めて検討し、サービスの向上と経費削減を進めていきます。
なお、施設の周知については、基本方針10ページに、広報わ
こう、市ホームページを活用して行っていくことを追記しまし
た。
□
□
△
△
◎
◎
15
新倉北地区は、駅の南方面に比べ市民のための施設がとても貧弱である。
北地区から南方面へ行くには交通の便等が不便であり、施設があっても通う
ことが出来ない状況にある。アクシスの存続と共に、ぜひ、プールとかグラ
ウンド等も併設して新倉地区住民のために充実していただきたい。そのため
には、少々の値上げは仕方がない。(1件)
□
16
総合体育館は立派であるが、北地区に住んでいる住民には遠く、大きな道 施設の建設、廃止につきましては、市民ニーズと市全体の施設
路を2度も横断しなければならない。北地区の住民のことを考え、アクシス の配置、既存施設の利用状況等様々な要素を考慮しながら検討し
てまいります。
は必要な施設であるため、存続させていただきたい。(1件)
□
17
大きな施設は避難所として有効活用が出来るが、手軽に通うことができる
小さな運動施設が点在してあったほうがよい。今後、高齢化していく中で、
遠い施設へは通えない人たちも増え、徒歩、自転車等で簡単に気軽に行ける
ようなアクシスのような施設がこれからもっと必要性がでてくる。(1件)
□
14 「勤労青少年ホーム」について(P27~)
意見の概要
NO
1
市の考え方
勤労青少年ホームについては、35歳以下の勤労青少年以外の
貸出しについて有料化するとして対象とし、その後利用者からの
子どものサークルで、しかも働いている人たちが利用しない時間帯を利用
意見・要望等を考慮し、負担割合や貸出時間等について検討して
するのであり、無料(または、一般の1/3程度)で使わせていただきた
きました。その後、地域センターとして用途変更していく方向を
い。少子化問題の原因の一つは、金銭的な問題である。子どもの習いたいも
定めましたので、対象外とすることとしました。
のすべてに多額のお金を出すのは困難である。(1件)
今後は用途変更が決定次第、地域センターと同様の使用料算定
方法、貸出時間、減免基準により運用することとなります。
15 「学校運動場夜間照明施設」について(P29)
意見の概要
NO
1
光熱水費について、平成16年度の実績が突出して高額に算出されてお
り、これにより行政コストが過大に評価されているのではないか。また、平
成18年度の稼働時間から必要となる照明施設の電気料金を試算すると64
万円となるが、資料では94万円が計上されている。つまり、照明以外に3
0万円が光熱水費として計上されている。しかし、これだけ高額の光熱水費
を必要とする項目が存在することは考えられず、この30万円については、
十分に削減の余地があるのではないか。また、契約方法についても見直すこ
とで経費の節減が図れるのではないか。行政コストの算定についても、施設
ごとに設備が異なるのであるから、全ての施設を一律とするのではなく、各
施設の実情に応じた算定をするべきである。
これらを踏まえ、再計算を行うと、行政コストは1,436千円(間接人
件費660千円、賃金144千円、印刷製本費52千円、光熱水費290千
円、修繕費290千円)となり、市の示す算定方法に基づいて利用料金を算
出すると1回(2時間)あたり2,033円となり、現行の使用料がほぼ適
正であるとの結論が導かれる。(1件)
16
区分
□
市の考え方
区分
広沢小学校に係る電気代と照明施設に係る電気代について、現
在明確に区分することができないことから、既存施設において想
定される電力量から電気代相当額を算出し、この金額を光熱水費
として計上することとします。
この結果、行政コスト、使用料金額を修正します。
◎
16 「運動場」について(P30~)
意見の概要
NO
市の考え方
区分
1
使用料の算定については、利用状況からではなく、施設の貸出
庭球場について、利用状況は盛況であり、決して値上げを必要とするよう
しに必要な行政コストを基礎とし、使用料として応分の負担を頂
には思えない。(1件)
くことが適切であると考えます。
△
2
野球場について、他市の状況等をどの程度把握しているのか。当市と同程
度の野球場における近隣市の状況は、次のとおりである。
朝霞市 1時間当り 1,500円
戸田市 1時間当り 1,050円
新座市 1時間当り 1,500円
川越市 1時間当り 1,000円
野球場について、他市の状況を勘案し、現行どおりの3,00
川口市(人工芝) 1時間当り 2,100円
0円に改めます。
さいたま市 1時間当り 1,050円
このような中で、近年では人工芝に改修した球場、スコアボードの電光
化、内外野のコンクリートフェンスへのクッションラバーの設置、散水の自
動化、本部席の空調設備等大きな改修が行われている。(案)では、2時間
3,700円/1時間当り1,850円とするものであるが、他市と比較し
た場合、施設面や整備状況等を勘案すると高額であるため、使用料を据え置
くべきである。(1件)
◎
3
使用料は、行政コストをベースとして算定されているため、行政改革の面
からもコストを下げる方策が急務である。現在NPO法人が設立されてお
り、これらを活用することで大幅な人件費の削減、経費の節減、経験者を配
置して日常整備の改善、点検及びサービスの向上が図られ、勤務体制及び勤
務時間の弾力化で効率的な運営ができるのではないか。(1件)
施設の運営手法等については、経費節減の観点をはじめ市民
サービスの観点、持続性の観点など様々な視点を考慮しながら、
どのような方法が適切なのかを判断しなければなりません。提案
を受けた事項については、公共施設の管理手法における今後の課
題として捉え、市民サービスの向上が十分図れるよう施設の管理
運営について検討していきたいと考えております。
□
現在の利用状況、利用時間を拡張することへの利用者ニーズの
把握とコストの増加の観点を総合的に判断しながら、今後検討し
たいと考えております。
△
市外利用者については、市外割増率を設定し(50%)市外料
金を設けることとしました。
◎
野球場について、現行の9時から17時までの利用時間を季節によって見
4 直すことで、利用の拡大が図れる。(1件)
運動場庭球場の市外団体の使用料について、都の使用料以上に上げるべき
5 である。現行の1,800円を3,000円位にするべきである。(その
他、市内利用者の倍位の料金設定とするべきであるなど)(2件)
17
6
7
野球場の整備方法等について主管課や現場職員に依頼し、助言をしている
が、主に次の点について十分に改善されていない。
①各塁の周辺及びピッチャーマウンドの整備ができていない。
②ラインを利用者が引いていることから、間違いや曲がっていることが多
く一度消してから引かなければならない。これらの準備時間についても
利用時間に含まれる。
③ブルペンの整備ができていない。
④スコアボードの点検・整備がされていない。 (1件)
野球場については、土日の貸出しが多いので、金曜日の夕方に
管理スタッフがローラー、ライン引き等の整備を行い、利用者が
快く利用できる体制での貸出しに努めております。利用者には、
貸出時間内での準備、片づけをお願いしておりますので、必要に
応じて利用者が自らラインを引いていただいております。
今後、ご指摘いただいたことに留意し、利用者と調整しながら
庭球場について、コートに砂が入っているが、だんだん少なくなりコート 改善していきたいと考えております。
の外に寄せられてしまっている。コート整備をすることで良い状態になるの
ではないか。万遍なく砂がないと非常に危険である。(1件)
17 「庭球場」について(P33~)
意見の概要
NO
□
□
市の考え方
区分
1
運動場を含む庭球場では、市外利用者による「営利を目的としたテニス
庭球場について、営利を目的としたレッスンは認めておりませ
レッスン」が規制もされずにやり放題になっている。これらの利用のために
んので、改めて禁止を呼びかけ許可をしないとともに、確認した
純粋にプレーを楽しみたい市民が、コートを取りにくい状態である。(3
ものについては利用許可の取り消しを行います。
件)
□
2
坂下庭球場では、毎土日に都内の特定の団体が連続又は断続で2面を4時
間も6時間も独占使用している。合法的な抽選結果であるため苦言を呈する
市外利用者については、市外割増率を設定し(50%)市外料
ことができない現状にある。都民としては、現状の900円は超割安であ
金を設けることとしました。
り、料金の引下げは更なる悪化に繋がる恐れがある。これらの団体を抑制す
るためにも、料金差は100%に拡大するべきである。(1件)
◎
3
運動場を含む庭球場では、市外利用者が、市内の人の名前を借りて市民と
通常、事前に登録を行い個人確認をしておりますので、市民の
同等に抽選の優先順位を得ている団体や、全員市外(都民)にもかかわら
名前を借りて利用することはないと考えます。ご指摘いただいた
ず、本来は利用できない国の施設でプレーしている団体等がある。これらの
点については、判明次第適切に対応してまいります。
不正をチェックする体制を取ることが先決である。(1件)
□
4
ソフトテニス連盟が秋に行う月2回の独占使用は絶対にやめてほしい。こ
の団体が子どもたちを教えているのは最初だけであり、残りの大半は大人だ
けで楽しんでおり一般団体と本質的には変わらない。このような団体に特権
を与え続けることは著しく公平性を損なっており、月1回が許容限度であ
る。(1件)
□
18
ソフトテニス連盟などについては、団体の育成等を目的に、大
会、事業等に必要な時間については一般利用者より優先した貸出
しを行うことが必要であると考えております。
なお、貸出時間等については、調整してまいります。
5
運動場を含む庭球場の利用申し込み方法がインターネットになり、国の施
設にある庭球場の利用に際して、抽選申し込みに当選したのにもかかわら
ず、25日までに手続きがなされない場合があり、使用したい人がたくさん
いるにもかかわらず、結局空きコートになるケースがある。よって、次のこ
とを提案する。
インターネットによる申し込み抽選期間 1日~10日
コート使用当選手続き締め切り日 16日~23日
申し込み締切日 25日
このように、手続き締切日と申し込み締切日の間に2~3日の猶予期間を
設けていただきたい。この猶予期間を設けることにより、もっと有効に利用
できることになる。 (1件)
インターネットを利用した「公共施設予約システム」について
は、稼動から約1年が経過し、多くの方に利用いただいておりま
す。市では、これまでの状況や利用者からの声を踏まえ、利便性
向上のためにシステムの改良等も視野に入れて検討することを予
定しております。
しかしながら、司法研修所庭球所等の国の施設については、事
前に市役所窓口での利用申請を提出していただかなければならな
いなど、利用手続きにおいて市のスポーツ施設とは異なる運用で
対応しなければならないのが現状です。全てを市の施設と同様に
することは難しいですが、可能なものについて対応したいと考え
ております。
□
市の考え方
区分
18 「総合児童センタープール」について(P36)
意見の概要
NO
利用時間について、なぜ3時間単位で1日3回に分けているのか。11時
1 ~12時、15時~16時からはほとんど利用できない状況にある。ノンス 提出されたご意見については、利便性の向上というメリットが
トップで営業するべきである。(1件)
閉館時間について、仕事から帰ってきて利用しようとしても18時頃まで
2 に来られなければ十分な利用は出来ない。普通に働いている人は事実上利用
できないということになる。21時30分までとするべきである。(1件)
金曜日に教室の需要があるならば午前中のみとし、13時からは一般開放
3 としてほしい。働いている人は特に金曜日の夜に使用したい。(1件)
あると考えます。しかしながら、当該施設は児童厚生施設として
位置づけられており、それにふさわしい時間帯で運用する必要が
あります。ノンストップで開所すると、子どもが長時間利用する
可能性があり安全性の面からは適切でないこと、また仮に、1回
3時間などの利用時間制限を設けるには設備投資が必要であり、
かつ、維持管理費が増加するなどのことから、現行どおりとしま
す。
現在、コースロープにより、レーンを区分しておりますが、今
後とも適切な運営を目指し、現場スタッフと協議し対応に努めま
す。
泳ぐ人と歩く人のレーンをしっかりと分けてほしい。危険である。
4 (1件)
19
△
△
△
□
19 「自転車駐車場」について(P37)
意見の概要
NO
1
両親から扶養されている学生にとって、使用料があまりにも高額な値段で
あるため、学生料金を新設し、学生が利用しやすい環境を整えていただきた
い。
全国の公営自転車駐輪場において学生料金を適用している市区町村を調査
したところ、調査を行った延べ25の地方公共団体全ての自転車駐輪場の利
用料金に学生料金を設定していることが判明した。(【添付資料抜粋】朝霞
市(一般:1,800円、学生:1,500円。以下、同区分)、足立区
(2,100円、1,700円)、江戸川区(1,800円、1,000
円)、北区(1,200円、700円)、江東区(1,500円、1,00
0円)、昭島市(2,000円、1,500円)、豊島区(2,500円、
1,250円)、新座市(1,800円、1,500円)、目黒区(2,6
00円、1,300円)、瑞穂町(1,500円、1,000円) その
他、全国15自治体)
また、これらの担当者に学生料金を設定している背景及び経緯について確
認したところ、「学生は扶養されている立場にあり収入がないため、高額な
利用料金は扶養者が負担することになり生活を圧迫する懸念が生じるため一
般の利用料金とは別に5~7割の範囲で学生料金を設定している」との回答
を得た。
また、料金が高いため徒歩での通学を余儀なくされる学生、禁止区域に不
法駐輪する学生もいるのが事実である。学生料金を設定することで、稼働
率、収益ともに上昇し、不法駐輪の台数も減少するのではないか。(1件)
市の考え方
区分
自転車駐車場における学割料金の設定については、他市、区と
の事情等が違うため、一律に判断できるものではないと考えてお
ります。
当市においては、全ての公共自転車駐輪場を有料としている他
自治体とは異なり、利用者の負担を軽減するため、また、放置自
転車対策として、駅の周辺に無料の自転車駐車場を整備している
ことから、駅南口自転車駐車場に学割料金を設定することの必要
性は少ないと考えております。
また、今回の見直しで使用料を引き下げることからも、負担の
軽減、放置自転車対策となるものと考えております。
△
使用料を下げるべきである。そもそも、民間が高すぎるのではないか。朝 今回の見直しでは、建設費や償還利子などについては市民全体
(税金)の負担とし、管理運営に係る経費のみを行政コストとし
て使用料の算定基礎としているため、通常民間企業より低額な料
金になるものと考えます。この結果、自転車駐車場については、
改正後、1箇月あたり2,000円に改定されるとあるが、全国の利用料 民間事業者の2/5程度の算定金額が算出されたため、調整を行
金と比較すると高いのではないか。また、利用料算定金額は1,285円で いました。
あるが、減額幅の縮小が大きすぎるように感じる。これは、近隣民間自転車 市では、有料及び無料の自転車駐輪場を整備しておりますが、
駐車場への経営配慮だと記載されているが、自転車駐車場は市場性が強いこ 放置自転車対策や駅周辺の環境整備を図るためには、市の自転車
とから、公営自転車駐輪の利用料を安く出来るのであれば、積極的に安く設 駐輪場だけでは不足しているのが現状であり、民間事業者による
定したほうがよい。これにより、民間駐輪場のより一層の経営努力を促すこ 駐輪場の整備も必要であると考えております。今回の見直しで
は、民間事業者の2/3程度の使用料とすることが適切であると
とが可能となる。(1件)
判断し、2,000円としました。
2 霞市ではもっと安かった。(1件)
△
3
△
20
20 「公民館」について(P38~)
意見の概要
NO
1 南公民館の講堂について、600円位にしてほしい。(1件)
市の考え方
2 中央公民館の講義室の使用料は、1回300円位にしてほしい。(3件) 使用料の算定については、施設の行政コストを基に、使用時
中央公民館の体育室について、1回の使用で支払える金額は1,000円
間、面積などから算出することが適切であると考えております。
3 以下である。(1件)
△
△
各施設の備品等の使用料については、購入額や利用頻度などを
考慮しなければならないため、今回の見直しの対象外としまし
た。個別に検討し、必要に応じて設定します。
△
公民館の業務としては、施設の貸出しや維持管理に関する業務
と各種公民館事業に関する業務に分けられます。今回の行政コス
職員数が業務量に比べて多すぎるのではないか。(その他、職員は2人で
トの算定には、公民館に配属された全ての職員人件費を含めてい
よい、など)(2件)
るのではなく、施設の貸出しや維持管理に係る人件費分のみを算
出しております。
□
中央公民館の美術工作室を使用しているが、焼き物をしている団体と同額
4 の料金となるのか。(1件)
5
区分
△
公民館祭りのパンフレットの紙の質を落とすなど、経費節減を行うべきで
6 はないか。(1件)
公民館によってサービスの対応がかなり違う。職員に公僕としての認識が
7 欠けているではないか。(1件)
□
ご意見ありがとうございます。
今後においても、経費節減や利便性の向上に努めてまいりま
す。
無駄ない経費がないかを見直すべきである。メールボックスをもっと利用
8 すれば郵便の経費を減らすことが出来るのではないか。(1件)
□
□
ここ2~3年来、駐車場その他有料化や値上げしているものが多いが、公 公民館使用料について、近年有料化や値上げしたものはありま
せん。
□
10
和室をヨガ等の活動で使用した場合、畳が擦り切れてしまうこ
中央公民館でヨガの活動を行っているが、会議室ではなく和室を使用でき
とから、他の利用団体に不都合があるという問題が生じておりま
るようにしてほしい。会議室は狭く、敷物などを持参しなければならないた
す。このため、ヨガ等の利用については、会議室や体育室の利用
め、本来のヨガを十分に出来ない状態である。(1件)
をお願いしております。
□
11
南公民館について、鏡を増やして欲しい。現在の2枚では足りない。
(6件)
現在、和室の壁面一面に鏡を配置しております。また、移動式
の鏡も用意しております。今回のご意見では、どこの部屋につい
ての指摘であるか不明でありますが、利用者と調整しながら可能
なものについては対応してまいります。
□
利用の申し込みについて、複数の団体で希望が重複する場合が
あるために、団体間の調整等を月初めにお願いしております。今
後についても、よりよい方法を検討します。
□
9 民館活動の趣旨に反しないか。(1件)
施設を予約するために、現在月初めの朝9時に公民館に集合しているが、
12 きついと思う。(1件)
21
13
現在の体育室の利用状況は、中央公民館の中でも一番多く、稼
中央公民館について、視聴覚室・音楽室は現在でも空いていない。大規模 働率は約90%となっております。体育室を音楽系の団体も利用
な公演の場合、市内では練習できる場所がないので中央公民館の体育室にぜ した場合には、現在の体育室を利用しているスポーツ系の団体の
利用が制限されることにもなりますので、音楽系の団体について
ひピアノを入れていただきたい。(1件)
は、視聴覚室・音楽室の利用をお願いしております。
□
現在、月4回の申し込みを超える利用については、該当する月の1日にし
14 か申し込みができない。これを、1ヶ月前に変更することで利用団体にはか ご意見の趣旨を踏まえ、改善します。
なりのメリットがあり、稼働率アップにつながる。(1件)
21 周知方法について
NO
意見の概要
市の考え方
□
区分
基本方針(案)が公表され、意見を求めていることを知っている市民が少
1 数である。広報「わこう」で数回にわたって取り上げるべきである。市民周
知が足りない。情報の開示が不足している。(14件)
基本方針(案)を施設で立ち読みするだけでは何も理解できない。市民に
□
2 気づかれない間にコソコソ決めてしまおうとするやり方は汚い。(1件)
□
3 意見書の提出期間が短すぎる。(1件)
□
4
□
5
6
ご意見ありがとうございます。
提出されたご意見を踏まえ、10月31日までとしていたパブ
利用者に十分な説明がない。有料化に伴い参加者の負担が増えるため、等 リック・コメント(意見募集)による意見提出期間については1
しく説明がなされるべきである。(2件)
2月28日まで延長しました。また、多くの市民・利用者の方に
今回の見直しにおける趣旨、改正内容を説明するため、広報わこ
改正する理由がわからない、説明して欲しい。(8件)
う12月号に特集記事を掲載するとともに、各施設において説明
会を開催(全15回)しました。
都内でとても進んでいる事はなかなか市では取り入れないにもかかわら
ず、市民(利用者)にとってマイナス面になる事柄はすぐに動いてしまう傾
向にないか。「都内ではもうそうしています。」、「予算が足りないので仕
方がありません」の説明では、納得が出来ない。きちんとした理由を提示し
ていただきたい。(1件)
ホームページを見てくださいというが、パソコンも持っていないし、扱い
7 方もわからない人間はどうしたらよいのか。(1件)
□
□
□
8
意見交換会や施設説明会を開催しましたが、参加者を利用者に
意見交換会が、利用者が対象であり、税金負担のみの市民に公開されてい
限定したものではありません。また、広報わこうや駅前電光掲示
ない。圧倒的に利用者が押しかけるであろう会に、施設を利用しない市民は
板、市ホームページでの周知を行い、施設を利用しない方からも
入れないし反対意見も言うことができない。(1件)
意見をいただけるよう努めました。
□
9
パブリック・コメントとは、和光市市民参加条例に基づき、市
の政策等に対する意見を求める手続きのことです。
テーマの意味(パブリック・コメントという言葉)がわからない。もっと
ご意見を受け、各施設に設置した資料について、「パブリッ
簡潔にPRする必要がある。(1件)
ク・コメント」という表現については、意見募集であることを追
記しました。
□
22
22 使用料全般について
NO
1
意見の概要
市の考え方
「東京都のまねばかりしている」と言われても仕方ないことをしているこ
とに気づくべきだ。(1件)
他市にならってという説明は、自ら和光市の利点を大きく損なうものであ
2 り、ユーザーを裏切ることになる。(1件)
3
県からの業務計画にそって進めていくのも理解はできるが、右ならえに歩
調をあわせるのではなく、「和光市は有料化をしない!」というくらいの気
概をもって多方面での行政改革を考えて欲しい。行政が市民に足かせをする
ような方向に行政改革を推進されては困る。(1件)
市民の反対を無視して強行した体育館施設の赤字対策のために、他の施設
4 の値上げをしているのではないか。(2件)
ご意見ありがとうございます。
公共施設の貸出の無料が維持できないのは、高額な総合体育館を造ったか 今回の見直しは、施設運営に係る行政コストを明らかにした上
で、使用料についての考え方や利用者の負担のあり方などについ
和光市は「はこもの」を造りすぎである。そのための財政収支の悪化を理 て、市の統一した基準を策定するものです。
由に、施設の目的を度外視して全てに「受益者負担」を振り回すのはおかし 他自治体等のまねであったり、財政的な理由、総合体育館建設
を理由としたものではなく、施設利用者に応分の負担を求めるこ
い。(2件)
とが、市全体の公平性を確保するために必要であるという考え方
見直しの理由がわからない。市財政の赤字をなくすためにやっていくのか を基本に市の方針を策定したものです。
否かと無関係に提出されている。財政赤字の原因、責任の所在、解決方法の また、本基本方針策定に当たっては、施設の設置目的、利用す
一方法としてこの案があるならば、明記するべきである。(1件)
る団体の性格等を考慮し、公共施設としての役割を今後も担える
よう配慮しております。
地方公共団体の設置する公共施設は、本来「集会・結社・表現の自由」の なお、ご意見にあるような施設の建設が全く不必要であるとは
保障を定めた憲法第21条、「国民が健康で文化的な生活を営む」こと即ち 考えておりません。
「生存権」を保障した第25条、「教育を受ける権利」を定めた第26条お
よび、第92条に基づき制定された地方自治法第1条の2による「住民福祉
の増進」などのための国民と地方自治体にとって欠くことのできない施設で
あり、しかも、これらの施設は営利を目的とするためのものではない。
したがって、市が設置する公民館等の施設の使用料等の検討を行うに際し
ては、前項の観点をその基本としなければならない。(1件)
区分
□
□
□
□
5 らではないのか。(3件)
□
6
□
7
8
9
公民館は憲法第26条(教育に関する権利・義務)及び社会教育法の「公
民館の目的と事業」の主旨に沿った公的施設であり、これを自転車駐車場、
体育館等と並列して「施設使用料は高いか安いか?」と市民に訴える広報
「わこう」12月号及び中央公民館での市職員の説明にあきれている。
市の施設が拠ってたつ法律的な背景、その目的などを十分に市民に説明せ
ずに、市の行政コストと受益者負担との対比で高い、安い、を云々すること
はやめてほしい。(1件)
23
□
□
□
広く市民からの意見を求めるのであれば、反対意見も公に発表し、真摯に パブリック・コメント(意見募集)によりいただいたご意見に
ついては、その概要を全て公表しております。
10 受け止め反映して欲しい。(1件)
議会に提出する前に、市民に納得ある説明会を開催することを希望する。
11 (1件)
□
□
説明会を開催します。
使用料を決定する具体的な方針が定められていない現在、基本方針を定
12 め、行政コストの明確化、施設の性質的分類と受益者負担割合の設定、使用 ご理解ありがとうございます。
□
料の算定方法等基本方針については理解できる。(2件)
現状の設備、サービスの品質を維持して、長期にわたり市民が親しめる施
13 設となるようお願いしたい。(1件)
ご意見の趣旨を踏まえ、運用に努めます。
□
今までどおり見直しをせずに運営するのであれば、仕事を持つ市民でも利
用可能な時間帯までスポーツ施設を運営する、または、コミセン等で行われ
る講座について、「子どものいる家庭向け」及び「日中に自由に時間が作れ
る人向け」ばかりでないものにしてほしい。(1件)
基本方針を基にこれまでの運用を改正します。
なお、総合体育館は午後11時まで、運動場庭球場は午後9時
まで開館しております。また、公民館等では夜間の時間帯にも講
座等を開催しております。ぜひ、ご利用ください。
□
15 る。透明性のあるお金の使い方であれば、納得する。 (1件)
使用料として徴収した金額については、当然ながら会計報告が必要であ
各施設の使用料収入については、毎年度決算書で公表しており
ます。
□
16 使用料の手続きを1回ですませられるようにお願いしたい。(1件)
ご意見の趣旨を踏まえ、可能な限り簡略化します。
□
17 有料化した収入で、使用申請等をシステム化してほしい。(1件)
今後についても、スポーツ施設を中心に、対象を拡大すること
を検討します。
□
14
23 その他
意見の概要
NO
広報誌をA3版にする必要があるのかが疑問である。(1件)
1
市の考え方
図書館の本の盗難対策を強化した方がよい。簡単に持ち出すことができ、 ご意見をいただきありがとうございます。
2 市の損失となる。(1件)
24
区分
□
□
意見交換会・施設説明会で提出された主な意見(1~23により掲載した意見等を除く。なお、パブリック・コメント件数には含めない。)
意見の概要
市の考え方
区分
1
現在、多くの施設・団体が無料という状況の中で、今後は原則有料という
ことになる。現在は、貸出しや維持管理について無料だからという感覚で許
基本方針10ページ、サービス内容の拡充の欄に追記すると共
されている部分もあるだろうが、お金をいただくというのであれば、きちん
に、ご意見の趣旨を踏まえた運用に努めます。
とした対応、利用者の利便性向上に努めていかねばならないのではないか。
(各施設について、要望等あり)
◎
2
指定管理者が事業を行っている市民文化センターについて、興行的に成功
すれば利益をあげることが可能である。そして、その利益を還元することも
可能である。指定管理者制度の趣旨を踏まえると、他の施設の使用料と同じ
ように考えていいのか。
市民文化センターについては、地方自治法244条の2第9項
の規定により、利用料金は指定管理者が定めるよう改正すること
を予定しております。これにより、指定管理者の裁量による利用
料金の引下げを可能とします。
□
施設の利用について、1つの登録団体が固定的・優先的に部屋を押さえて 施設の利用・申請には、施設により抽選、利用者間の調整を
図っております。今後についても、よりよい方法を検討します。
□
練習などでホールの舞台のみを利用する場合の利用料金は、基
本利用料金の30%とする規定を設けております。
今回の見直しにより、市民文化センターの利用料金について
市民文化センターで100名規模でオペラの練習を行う際、小ホールを利
は、条例で定める額を上限に指定管理者がその裁量により定める
用しているが、使用料が高く制約されてしまう。
こととします。ご指摘の練習時の利用料金については、他市の状
況、利用の実態や収支の状況及びご意見の趣旨等を総合的に踏ま
えながら、今後指定管理者と協議検討していきます。
□
3 しまっていて、他の団体が利用できないというのが問題である。
4
自治会や育てる会と趣味のサークルについて、コミュニティ団体として同
公民館について、自治会等の公共的団体、育てる会等の社会教
5 一に考えるべきではなく、免除とするべきではないか。また、自治会等の活 育活動推進団体については、免除対象としました。
動は、施設等を利用しなければ成り立たないのではないか。
◎
6
施設の取得に起因する経費は税金の負担としたこと、稼働率を
考慮した使用料設定とはしていないこと、減免措置を講じている
ことから、経費の全てを使用料で賄うことはできません。
使用料を徴収しても、経費を使用料で賄うことはできないため、意味がな
今回の見直しは、使用料について、負担のあり方、算定方法、
いのではないか。お金を取れるところから取ろうという考え方ではないか。
減免対象等について見直すものです。
なお、施設の設置目的、利用団体の性格等を検証し、その結
果、無料とした施設、免除とした団体もあります。
△
7
原則として、全ての公共施設について、施設利用者が応分の負
受益者負担、負担の公平性について、市民全員が施設を使用することは、
担をするということが必要であると考えます。
当然のことながらありえない。全ての施設に該当することであり、不公平と
しかし、市民生活に欠かせない施設、法律で無料が定められた
いうのは当てはまらないのではないか。
施設などについては、無料としております。
△
25
8
施設説明会で提出された意見については、市民参加条例に基づ
くパブリック・コメント(意見募集)として提出された意見では
ありませんので、個別の回答はいたしません。ただし、パブリッ
施設説明会において提出された意見は、市民参加条例に基づくパブリッ
ク・コメントにおいて提出された意見と同趣旨の意見も多くあり
ク・コメントとして提出されたものと同等である。よって、公式の回答をし ますので、ご意見についての市の考え方についてはそちらを参照
ていただきたい。
してください。
また、説明会で提出された意見のうち、同趣旨の意見がパブ
リック・コメントで提出されなかったものについては、本資料の
とおり、別途回答するように努めました。
□
9
地方教育行政の組織及び運営に関する法律により、公民館は教
公民館の所管は、教育委員会生涯学習課であり、地域センターは、市民環
育委員会の職務権限に属しており、コミニティセンターや地域セ
境部地域振興課であるが、市職員が各施設をどれだけ、どのように市民が利
ンターなどについては、地域団体を所管する市民環境部所管とす
用しているかという状況を把握するために、一本化した方がよい。
ることが現状においては適切であると考えます。
□
10
ご指摘については、市の会計上、支出・収入が同額となること
市の事業を行う際に、使用料を免除するとしているがおかしい。一般市民 から、事務コストのみが発生することになり、適切であるとは考
と同じ条件でなければならない。市の施設ではなく、市民の施設であるの
えておりません。また、公共的事業を推進する上でも、ある程度
で、使用料・申請方法等についても同様にするべきである。
市等の事業については優先的に利用可能とするべきであると考え
ます。
△
減額対象に、「65歳以上の者を主たる構成員とする団体」とあるが、ど
11 のような基準とするのか。団体の人数、比率は?
各施設により、運用の中で明示し、対応していきます。
経費節減の具体策がない。いつまでに、どこの施設を廃止する、いくら節 経費節減についてはこれまでも進めてきております。今後も、
継続して努力します。
12 減すると記載するべきである。
26
□
△