話題の数字 No.29 -7.1 兆円- 鉄道業の年間売上高

平成 27 年2月 27 日
話題の数字 No.29 -7.1 兆円- 鉄道業の年間売上高
北陸新幹線の開業に注目が集まっていますが、
「鉄道業」の売上高は 7.1 兆円
(2011 年(平成 23 年))となっています。
「鉄道業」の売上高は 7.1 兆円、従業者数は 26 万人となっています。都道府県別に
人口 1000 人当たり従業者数をみると、東京都、長野県、岩手県、大阪府、秋田県など、
鉄道網の中心となっている地域などで多くなっています。
鉄道輸送人員の推移をみると、高度経済成長期に急激に増加し、その後、バブル経済
の頃をピークに減少していましたが、近年は東北新幹線の新青森への延伸、九州新幹線
開業などの影響もあってか、増加しています。
北陸新幹線の開業や更にその先のリニア中央新幹線の開業がどのように影響するの
か楽しみですね。
注)鉄道業には、いわゆる路面電車、モノレール等による運送を行う事業を含む。
人口 1000 人当たり従業者数-鉄道業(2012 年)
鉄道輸送人員の推移
(100 万人)
出典:経済センサス-活動調査結果(総務省・経済産業省)
売上高:企業等に関する集計、従業者数:事業所に関する集計
鉄道輸送統計調査結果(国土交通省)
問合せ先
担当:統計情報システム課統計情報企画室
永井・岩野 直通:03-5273-1023
*本レポートの内容や意見は執筆者個人のものであり、必ずしも統計局の見解を示すものではありません。