平成27年2月16日 山 梨 労 働 局 甲府公共職業安定所における文書の誤送信について 山梨労働局(局長 三浦宏二)は、甲府公共職業安定所(所長 野口博文)における個 人情報を含む文書の誤送信について、下記のとおりその事実を確認の上、必要な措置を講 じましたので、概要をお知らせします。 記 1 概要 甲府公共職業安定所(以下「甲府所」という。)において、A事業所に対して「求人 情報のオンライン提供にかかるリーフレット兼同意書(様式)」(以下「同意書」とい う。)をFAX送信したところ、誤ってB事業所の「事業所確認票(※)」も誤送信す る事案が発生した。 ※ 2 事業所確認票には、事業所の代表者氏名が記載されている。 事実経過 (1) 1 月 19 日、A事業所から電話により求人申込の更新に係る連絡があったが、A 事業所の同意書が未提出であったためFAXにより同意書の案内及び様式を送信 した。同意書の案内及び様式は、各事業所からの問い合わせに応じられるよう別途 準備されているが、前回 B 事業所へこれらを送付するに当たりB事業所の「事業 所確認票」を使用したが、それをFAX送信後に同意書の案内及び様式の原稿と一 緒に保管していたことから、今回、原稿を確認しなかったこともあり一緒にFAX 送信してしまった。 (2) 同日、A事業所から電話により、B事業所の「事業所確認票」が送られてきた旨 連絡があった。 (3) 同日、幹部職員がA事業所を訪問し、B事業所の「事業所確認票」であることを 確認し、この時点で情報漏えいが判明した。このため、A事業所に経過説明と謝罪 を行い、「事業所確認票」を回収した。なお、A事業所から他に個人情報が漏えい していないことを確認した。 (4) 同日、B事業所へ幹部職員が訪問し、経過の説明及び謝罪を行い了承を得た。 3 再発防止策 (1) 1月19日、甲府所において、緊急業務運営会議(幹部会議)を開催し、当日中 に非常勤職員を含む全職員に漏えい事案の経過を説明するとともに、基本動作の 徹底を指示した。 特に、FAX送付時の基本動作(複数の職員による、FAX番号、送信内容、 添付書類等の2回以上の確認)の確実な励行を再徹底するとともに、書類手交時 においても、中身、枚数、裏面等を1枚ずつ確認し、かつ利用者の再確認を受け た後に交付することを徹底するよう指示した。 (2) 山梨労働局においては、公共職業安定所長会議等あらゆる機会において、個人情 報の管理を徹底するよう指示してきたが、本事案を受け、1月21日に管下の各公 共職業安定所長に対して、本事案に係る経過を周知し、特に誤送信防止のための基 本的な作業手順を徹底するよう指示した。
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