平成 27 年 2 月 17 日 報 道 発 表 資 料 生田緑地「奥の池」の水質改善に向けた「かいぼり」を実施します 生田緑地内にある「奥の池」の水質改善を目的に、池の水を抜き、堆積した泥を除去する 「かいぼり」を行います。 「奥の池」は、絶滅危惧種の「ホトケドジョウ」などが生息する貴重な生物の生息空間で あると共に、メタセコイアの林に囲まれ、四季折々に違った表情を見せる生田緑地を代表す る景観のひとつとなっています。 1 「かいぼり」に伴う在来生物の保護について 池の「かいぼり」にあたっては、水を抜く前に、ホトケドジョウやモツゴ、スジエビなど池に 生息する在来生物の保護を行います。 そら 捕獲した生物の一部は、池の清掃を行っている期間、かわさき宙と緑の科学館等において飼育 する予定です。また、在来生物の生態を脅かす外来生物の駆除も同時に行います。 作業については、生田緑地でホトケドジョウの保護活動を行っている「生田緑地の谷戸とホト ケドジョウを守る会」を中心に、生田緑地マネジメント会議会員(※)と連携して行います。 (※)生田緑地マネジメント会議:生田緑地にかかわる市民団体や地域団体、行政など、多様な主体が相互 に連携・調整しながら運営に参加し、生田緑地の価値と魅力の向上を目指し取組を行っています。 2 奥の池「かいぼり」の概要 〇内容及び日程:在来生物保護作業 平成 27 年 2 月 28 日(土)9 時∼ 堆積汚泥の除去・清掃 平成 27 年 3 月初旬∼中旬(予定) 〇在来生物保護作業参加者: 生田緑地マネジメント会議会員、川崎市(生田緑地整備事務所、かわさき宙と緑の科学館) 、指 定管理者(生田緑地運営共同事業体) 、神奈川県水産技術センター内水面試験場 ※一般の方の参加はできませんが、自由に見学することができます。 ホトケドジョウ(絶滅危惧ⅠB 類) (参考イメージ)過去の生物調査の様子 川崎市建設緑政局緑政部生田緑地整備事務所 佐藤 電話 044−934−8577
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