氏 名 福田 光男 Mitsuo Fukuda 会社名・役職 株式会社ライトニックス 所 〒 662-0812 在 地 創業のきっかけ 代表取締役 兵庫県西宮市甲東園2-2-6 医薬品・医療機器と両社を経験。内視鏡等を取り扱ううち、“金属ではない針、溶ける手術糸があるならば抜く必要のない 溶ける注射針があってもいいのではないか”と発想し、2002年ライトニックスを設立しました。 事 業 内 容 座右の銘 会社概要 ライトニックスは 2002年に環境と人にやさしい医療機器の開発を目指し 立ち上げたベンチャー企業です。 研究の結果、2012年に世界初の植物生まれの樹脂製ランセット針の完成に いたり、厚生省の承認を受け材料からすべて Made In Japan のランセット針 を販売。 地域に根ざした企業活動を通じて、さらなる医療の発展のため、様々な分野で の応用を視野にいれ、研究開発に努め、より価値の高い医療の実現をめざして います。 プロフィール 1950年生まれ今年65歳の代表。 ▲ 先端が細かいギザギザ状。皮膚との接触面積が少ないために 刺されても痛みがない蚊の針の仕組みを模倣。 製品またはサービス概要 弊社製品『ピンニックスライト』とは、血糖値測定の際などに使用する、穿刺 器具と穿刺針を一体化したディスポーザブルタイプのランセット。 植物性樹脂を針の原材料として使用したことにより、弾力性に優れ、人体への 影響の無い針を実現している。また、各ランセット一つ一つを完全密封個包装 にし、清潔で滅菌性を確保。樹脂製であることから、使用後の焼却処分が可能 となり、感染問題、増加する医療廃棄物などの社会問題に対しても配慮してい ます。 大学を卒業後、製薬会社、医療機器 メーカーに約30年勤め、2002 年に独立。医療ベンチャー「ライト ニックス」を設立した。 10年間の研究・開発の末、201 2年3月に世界初の樹脂製採血針 「ピンニックスライト」の販売に至 ▲二次使用できない構造のため使用後に触れても刺さることがなく、 二次感染のリスクを低減。 る。 現在、アメリカ、フィリピン、シン ガポール等の海外の薬事承認を受け Made in Japan 製品として販売を 受賞ポイント 世界初の植物樹脂製採血針を開発・製品化した点を評価。針形状の高い加工技術により従来の金属針に比べ痛みを軽減。患 者の負担軽減と医療廃棄物問題の両方の解決に貢献する等、社会的意義も高い。採血だけではなく、ワクチン等の投薬用針 への応用をはじめ、海外展開も期待される。 進めている。
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