建設工事に係わる現場代理人の取扱について(PDF文書)

建設工事に係わる現場代理人 の取扱 について
平成 25年 1月 31日 制定
平成 27年 1月 30日 一部改訂
1
趣旨
岩国市が発注す る工事 の現場代理人の取扱 いについて必要な事項を定める。
2
常駐期 間 につ い て
現場代理人は、原則 として工事現場 に常駐 し、その運営及び取締 りを行 うこととさ
れてい るが、以下 のいずれ かの期間に該当す る場合であつて、発注者 と常 に連絡を
取れる体制 が確保 できるときには、工事現場における常駐を要 しないことがで きる
もの とす る。
(1)契 約締結後、現場事務所 の設置、資機材 の搬入又は、仮設 工事等が開始 される
までの期間
(2)工 事 の全部 の施 工を一時中止 している期間
(3)工 場製作 を含む 工事であつて、工場製作 のみが行われてい る期間
(4)上 記に揚げる期間のほか、工事現場にお いて作業等が行われていない 日
(5)工 事完成後、検査 が終了 し、事務手続 き、後片付けのみが残 つてい る期間
3
兼務 につ い て
次の (1)か ら(3)の 要件 のいずれかを満たす場合は、複数 の工事契約で同一の現場
代理人を配置できるものとする。
(1)密 接な関係 にある工事を同一現場又は、近接 した場所 (50m以 内の区域)で 施
工す る場合
(2)建 設業法施行令第 27条 第 2項 で主任技術者 の兼務 が認 め られた工事 にお い
て、同主任技術者 が現場代理人を兼務す る場合
(た だ し、兼務す る工事契約が異
なる発注者である場合は、他 の発注者 が承認 してい ること。)
(3)以 下の要件 をす べて満たす場合
① 兼務す る工事契約 が 2件 であること。
② それぞれ の契約金額 が 2,500万 円 (建 築 二式 工事は、5,000万 円)未 満 である
こと。
③ 発注者 が互いに兼務 を了承 していること。
④ 発注者 と常に連絡 を取れる体制が確保 できること。 (携 帯電話や連絡責任者 の
配置等)
⑤ 兼務す るいずれ かの工事現場に常駐す る こと。
4
現場代理 人 の 資格要件
(1)受 注者 と直接的かつ恒常的な雇用関係 があること。
(2)建 設業法第 7条 第 2号 の規定による営業所 の専任技術者 ではない こと。 (た だ
し、営業所 が岩国市内の場合を除 く)
5
そ の他
(1)3(3)の 要件 を満たせなくなつた場合 は、受注者は速やかに別 の現場代理人を
選任 し現場代理人届を発注者に提出す るもの とする。
(2)現 場代違人の兼務について、受注者が虚偽の届出をした場合、不正又は不誠実
な行為として取扱 うものとする。
附
1
2
則
平成 25年 2月 1日 か ら施行す る。
平成 27年 2月
1自
から施行する。