新潟市防災情報配信メールシステム再構築業務プロポーザル実施要綱

新潟市防災情報配信メールシステム再構築業務公募型プロポーザル実施要綱
この要綱は「新潟市防災情報配信メールシステム再構築業務公募型プロポーザル」
(以下
「本件プロポーザル」という。
)を実施するに当たり、必要な事項を定めるものである。
1.プロポーザルに付する事項
(1)業務名
新潟市防災情報配信メールシステム再構築業務
(2)業務内容
新潟市防災情報配信メールシステム再構築業務(以下「本業務」という。
)は、新潟
市(以下「本市」という。
)が、市民等へ防災情報を迅速かつ確実に伝達するため、以
下のメール配信システムについて再構築を行うものである。また、機能概要について
は「新潟市防災情報配信メールシステム再構築業務委託仕様書」
(以下「仕様書」とい
う。
)のとおり。
①にいがた防災メール配信機能
ア.市民向けメール配信機能
パソコンや携帯電話のメールアドレスを登録した者に、本市が配信する情報を
迅速かつ確実に電子メールで伝達することを目的とする。
イ.要援護施設向けメール配信機能
河川洪水時の浸水想定域、土砂災害警戒区域及び土砂災害危険箇所内に存在す
る要援護施設に、本市が配信する情報を迅速かつ確実に電子メール、インターネ
ットファックスで伝達することを目的とする。
②職員参集メール配信機能
パソコンや携帯電話のメールアドレスを登録した職員に、緊急情報を迅速かつ確
実に伝達し、参集の可否、参集時間等の把握を行い、本市の配備体制を確立するこ
とを目的とする。
(3)委託業者の選定方法
本業務は通信技術、システム開発技術、応対技術など、総合的な技術力が必要とさ
れる業務であるため、本件プロポーザルを実施する。
また、提出された提案書を「新潟市防災情報配信メールシステム再構築業務優先交
渉権者評価会議」(以下「評価会議」という。)で評価したうえで優先交渉権者を選定
し、委託契約締結に向けた交渉を行う。
(4)業務履行スケジュール
仕様書のとおり。
(5)予定価格及び想定上限価格
「新潟市防災情報配信メールシステム再構築業務優先交渉権者決定基準」
(以下「決
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定基準」という。
)のとおり。
2.参加資格要件
本件プロポーザルに参加する者は、以下の要件すべてを満たすこと。
(1)新潟県内に本社又は支店、営業所を有すること。
(2)国税及び地方税の滞納が無いこと。
(3)
「地方自治法施行令」第 167 条の 4(一般競争入札の参加者の資格)で規定する参加
させることができない者、又は参加させないことができる者、に該当しないこと。
(4)本市の競争入札参加資格審査において審査を受け「新潟市競争入札資格者名簿(業
務委託)
」に、業種「電算システム企画・設計・開発」及び「電算システムの保守・運
用」で登録されている者、または登録申請中であるもの。
(5)
「新潟市競争入札参加有資格者指名停止等措置要領」に基づく指名停止措置等を受け
ていないこと。
(6)
「民事再生法」
(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続き開始の申立て、及び
「会社更生法」
(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更生手続き開始の申立てをしてい
ないこと。
(7)
「新潟市競争入札参加有資格者指名停止等措置要領」での別表 2 の 10(暴力的不法行
為)の適用に該当しない者であること。
(8)平成 21 年度から平成 25 年度までの 5 年間で、本業務と同等業務の受注実績(業務
が完了したものに限る。
)を有する者であること。
なお、同等業務と見なすのは、地方公共団体若しくは国または民間企業・団体と業
務委託契約を締結している、または自らその業務を行っているものとする。
また、共同企業体の場合は、構成員のいずれかの業者が上記の要件を満たすこと。
(9)共同企業体で参加する場合は、次の要件を満たしていること。なお、共同企業体の
構成企業は、単独または他の共同企業体の構成企業として、本件プロポーザルに参加
することができないものとする。
ア.共同企業体は 3 社以内で構成されていること。
イ.構成企業のうちのいずれか 1 社以上が上記(1)を、構成企業のすべてが(2)
∼(3)及び(5)∼(7)のすべての要件を満たしていること。
ウ.共同企業体は自主結成とし、構成企業間で協定を締結していること。
エ.共同企業体は、代表企業を選定し、この代表企業を共同企業体の代表者として本
市と契約の締結が行えること。この場合、代表企業は本市に対して全ての責任を負
うものとする。
※ 本件プロポーザルは参加要件として、企業体の資本関係について制限を設けない。企
業活動が独立した資本関係にある企業がそれぞれ提案者となること、または共同企業
体を結成することを妨げない。
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3.問い合わせ先
〒951-8550 新潟市中央区学校町通一番町 602 番地 1
新潟市役所本館 3 階 新潟市危機管理防災局危機対策課
電話:025-226-1146(直通)
FAX:025-224-0768
e-mail:[email protected]
4.スケジュール
期日
内容
平成 27 年 2 月 20 日(金)
手続き開始の公告
平成 27 年 2 月 26 日(木)
参加表明受付期限
平成 27 年 2 月 27 日(金)
参加資格確認書通知発送期日
平成 27 年 3 月 3 日(火)
質問提出期限
平成 27 年 3 月 5 日(木)
質問回答期日
平成 27 年 3 月 9 日(月)
提案書受付期限
平成 27 年 3 月 19 日(木)
ヒアリング・評価会議にて優先交渉権者決定
平成 27 年 3 月 24 日(火)
結果通知送付
平成 27 年 3 月 25 日(水)
手続き終了の公告
※ 表に記載する期日等に変更が生じた場合は、本件プロポーザルに参加する者に対してあ
らためて通知する。
5.参加申請の手続き
(1)提出書類
ア.単独企業の場合
(ア)参加表明書(単独企業用) (様式第 1-1 号)
(イ)企業概要
(様式第 2 号)
(ウ)類似業務実績表
(様式第 5 号)
(エ)秘密保持誓約書
(様式第 8 号)
イ.共同企業体の場合
(ア)参加表明書(共同企業体用)(様式第 1-2 号)
(イ)企業概要
(様式第 2 号)
(ウ)共同企業体協定書
(様式第 3 号)
(エ)委任状
(様式第 4 号)
(オ)類似業務実績表
(様式第 5 号)
(カ)秘密保持誓約書
(様式第 8 号)
※ (イ)
、
(カ)についてはすべての構成企業について提出すること。
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(2)提出期限及び提出方法
平成 27 年 2 月 26 日(木)午後 5 時までに、上記「5.参加申請の手続き(1)
」で
示す提出書類一式を「3.問い合わせ先」の場所に持参又は郵送により提出すること。
なお、電子データによる提出は認めない。
持参の場合は、提出期限内の土曜日、日曜日及び祝日を除く毎日午前 9 時から午後 5
時までに提出すること。郵便(書留郵便に限る。
)により提出する場合は、提出期限ま
でに必着とすること。なお、提出期限までに提出しない者は、本件プロポーザルに参
加することができないものとする。
(3)プロポーザル参加資格確認結果の通知
本市は、本件プロポーザル参加表明者が提出した各種書類に基づき審査を行い、参
加可否を決定し、平成 27 年 2 月 27 日(金)午後 5 時までに、プロポーザル参加資格
確認結果通知書を電子ファイルにて、連絡先 e-mail に送信して交付する。なお、本件
プロポーザル参加表明者は、提出した各種書類に関して、本市より説明を求められた
場合は、それに応じなければならない。
(4)参加資格の喪失
プロポーザル参加資格確認結果通知書の交付後において、通知を受けた者(共同企業
体の構成企業を含む)が下記のいずれかに該当する場合には、本件プロポーザルの参加
資格を喪失するものとする。
ア.参加資格確認結果通知書に記載する、参加資格の有無が「無」であるとき
イ.
「2.参加資格要件」で示す、資格要件を満たさなくなったとき
ウ.上記(1)で示す提出書類一式に、虚偽の記載があったとき
(5)参加の辞退
本件プロポーザルの参加を辞退する場合は、
「プロポーザル参加辞退届(様式第 6 号)」
を書面で提出すること。
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質問及び回答
(1)質問方法
「5.参加申請の手続き」に示す手続きを行った者のうち、本件プロポーザルの
手続き(仕様書などの資料に関する事項を含む)に関する質問がある場合は、平成
27 年 3 月 3 日(火)午後 5 時までに、
「質疑書(様式第 7 号)」の電子ファイルを「3.
問い合わせ先」に示す e-mail に送信して提出すること。なお、共同企業体の場合は、
代表企業からのみ受け付ける。
(2)回答方法
平成 27 年 3 月 5 日(木)午後 5 時までに、
「5.参加申請の手続き(3)
」で示す
プロポーザル参加資格確認結果通知書により参加資格を認められた者全員に、連絡
先 e-mail に送信して回答する。なお、回答は、一覧表形式で作成し回答期日に回答
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する。
7.提案書の提出
(1)提出書類
ア.提案書 13 部
※「新潟市防災情報配信メールシステム再構築業務公募型プロポーザル提案書作
成要綱」を参照し作成すること。
イ.提案書の電子ファイルを格納した CD-R 1 枚
(2)提出期限及び提出方法
本件プロポーザルに参加し、提案を実施する者(以下「提案者」という。
)は、平成 27
年 3 月 9 日(月)午後 5 時までに、上記(1)で示す提出書類等一式を「3.問い合わ
せ先」の場所に持参又は郵便により提出すること。持参の場合は、提出期限内の土曜日、
日曜日及び祝日を除く毎日午前 9 時から午後 5 時までに提出すること。郵便(書留郵便
に限る。
)により提出する場合は、提出期限までに必着とすること。
8.提案書の評価
(1)
「7.提案書の提出」に示す提案書の提出期限後、評価会議において、提案書を決定
基準に基づき評価する。
(2)評価会議による評価は、非公開により行う。
9.ヒアリング
(1)ヒアリングの目的
評価会議において、提案書の記載内容の詳細や不明点を把握するため、提案者に対
するヒアリングを実施する。
(2)ヒアリングの順番
「7.提案書の提出」に示す提案書を持参により提出した際、提案書を持参した者
にランダムの数字を記載したくじを引かせる。郵送による提出の場合は、本件プロポ
ーザル事務に関係ない本市職員を立ち会わせて、本市の本件プロポーザル担当職員が
代理でくじを引く。
全ての提案者がくじを引いた後、もっとも数字の小さいものから順にヒアリングを
行うものとする。
(3)ヒアリング日時
3 月 19 日(木)の本市が指定する時間帯に実施する。なお、詳細は、上記(2)に
より、ヒアリングの順番が決定し次第、速やかに連絡先 e-mail に送信して通知する。
(4)ヒアリング場所
本市の指定する場所。なお、場所については、上記(3)により、ヒアリングの順番を
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通知する際に合わせて通知する。
(5)参加人数
単独企業か共同企業体かを問わず、5 人以内とする。
(6)ヒアリング時間
1 提案 30 分(プレゼンテーション 20 分、質疑応答 5 分、提案者の入退室及び機器
の設置及び撤去にかかる時間は 5 分)とする。なお、詳細については、別途通知する。
(7)その他
ア.ヒアリングで使用するプレゼンテーション用資料の作成などについては、提案書
作成要綱で示す。
イ.ヒアリングの際、提案するメール配信機能のデモ機を用意しても構わない。デモ
機を用意する場合は、
「新潟市防災情報配信メールシステム再構築業務優先交渉権者
評価会議設置要綱」に定める評価委員の人数分デモ機を用意すること。
ウ.映像表示装置、モニタは本市の機材を利用することも可能だが、その他必要な機
器類は全て提案者が用意すること。
※ 提案者がモニタを用意することを妨げるものではない。
エ.機材の不具合・故障等によるヒアリング時間の延長及び説明のやり直しは認めな
い。
※ 本市の機器の不具合・故障による場合も同様とする。
オ.ヒアリングは非公開により行う。
10.優先交渉権者の決定
「9.ヒアリング」に示すヒアリング終了後、評価会議を開催し提案書を客観的かつ
総合的に評価・採点し、予定価格及び想定上限価格の制限の範囲内で最も得点の高い提
案をした者を優先交渉権者とする。
(1)優先交渉権者決定基準
本件プロポーザルに関する優先交渉権者の決定に関する基準は、決定基準による。
(2)提案書の評価
評価会議において、決定基準に基づき評価する。なお、評価は、
「8.提案書の評価」
及び「9.ヒアリング」により実施する。
(3)優先交渉権者の決定
評価会議を開催し、決定基準に基づき優先交渉権者を決定する。ただし、優先交渉
権者と決定した者が契約締結までの間に指名停止を受けた場合は、優先交渉権者の決
定を取り消すものとする。
(4)優先交渉権者の公表等
優先交渉権者については、ホームページにより公告する。また、本件プロポーザル
の結果については、優先交渉権者の決定後速やかに、連絡先 e-mail に送信して通知す
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る。
11.提案の無効
(1)本件プロポーザルの公告に示した必要な資格のない者がしたもの。
(2)提出書類に虚偽の記載をした者又は本要綱等に示す事項に違反する記載をした者が
行ったもの。
(3)本件プロポーザルの公告において示した提案書の提出期限までに到着しなかったも
の。
(4)提案書等の記載事項中、主要な事項が識別し難いもの。
(5)本件プロポーザルに係る提案者が 2 以上の提案(本人及びその代理人がした提案を
合わせたものを含む。
)をした場合におけるその者の全部のもの。
(6)私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和 22 年法律第 54 号)等に抵
触する不正の行為によったもの。
(7)公正さを疑うに足りる相当な理由があると認められるもの。
(8)その他、本件プロポーザルに関する条件に違反したもの。
12.プロポーザルに関するその他留意事項
(1)本件プロポーザルに係る手続き並びに契約手続きにおいて使用する言語は日本語、
通貨は日本国通貨とする。
(2)本件プロポーザルに参加する者又はその代理人は、本件プロポーザルについて他の
参加者の代理人となることができない。
(3)不正の提案が行われる恐れがあると認めるとき、又は災害その他やむを得ない理由
が生じたときは、本件プロポーザルを中止、又は期日を延期することがある。
(4)談合情報等により、公正な提案が行われない恐れがあると認められるときは、抽選
により提案者を決定するなどの場合がある。
13.契約
(1)契約の締結等
ア.本市は、評価会議の評価結果に基づき、本業務の優先交渉権を与える業者を選定
する。
イ.本市は、優先交渉権を与えられた者と委託契約の締結交渉を行なう。なお、共同
企業体の場合は、代表者と委託契約の締結交渉を行なう。
ウ.締結交渉の結果、合意に至らなかった場合、若しくは、優先交渉権を与えられた
者に失格事由または不正と認められる行為が判明した場合は、順次、次の順位以降
の者を繰り上げて、その者と交渉を行う。
エ.締結交渉の結果、合意に至った場合は委託業務契約を締結し、特段の事由がない
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限り、平成 31 年度まで継続して契約を行う。なお、共同企業体の場合は、共同企業
体の代表者と契約する。
また、共同企業体の場合は、この委託業務を連帯して行う旨を明記した協定書を
契約までの間に、本市に提出すること。
オ.契約手続きは、
「新潟市契約規則」に定めるところによる。
カ.本市は、契約締結後においても受託者が、この業者選定にかかる失格事項または
不正と認められる行為が判明した場合は、契約の解除ができるものとする。
(2)提案内容の実現と経費
ア.提案内容の実現にかかる追加費用や別途費用は、全て受託者の負担で行うこと。
イ.決定基準に示す予定価格及び想定上限価格は、受託者の都合による変更を認めな
い。
(3)再委託の禁止
受託者が、この委託業務の一部又は全部を第三者に再委託することを認めない。
ただし、あらかじめ本市の書面による承諾を得たときは、この限りではない。
(4)契約保証金
「新潟市契約規則」第34条に定めるところとする。
14.プロポーザル参加等に要する費用
本件プロポーザル参加のために要する費用は、提案者の負担とする。
15.契約締結後の留意事項
契約時における仕様は、提案書に記載されている事項とするが、本市と優先交渉権者
との協議により、必要に応じて追加、変更または削除を行うことがある。
附
則
この要綱は、平成 27 年
月
日から施行し、委託業者が決定した日の翌日にその効
力を失う。
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