9月発行 - 福島県

平成 26 年度第2号(8月発行) 福島県健康増進課・福島県県中保健福祉事務所
うつくしま健康応援店ニュース
9月は健康増進普及月間、食生活改善普及運動期間です!
平成 26 年3月に報告された「平成24年度国民健康・栄養調査報告」によると、福島県の
男性は野菜摂取量の平均は 318g で全国 11 位でしたが、食塩摂取量の平均は 12.1g で全国
39位でした。一方、女性は食塩摂取量の平均は 9.9g で全国 13 位でしたが、野菜摂取量の
平均は 269g で全国 33 位と下位でした。皆さんの健康づくりのためには、野菜や果物の摂
取量を増やすと同時に、食塩摂取量を減少させることが大切です。
「平成 22 年国民健康・栄養調査」によ
1
日
+
小
鉢
1
皿
の
お
野
菜
を
!
ると、生活習慣病予防・改善のために意識
して「野菜をたくさん食べるようにしてい
る」と回答した人(30 歳以上)は、男性約
45%、女性約 60%でした。他の調査では
厚生労働省では幅広い企業連携を主体とし
た取組・Smart Life Project(スマート ラ
イフ プロジェクト)を平成23年から始めまし
た。健康寿命をのばすために、スマートな生
き方をテーマに、具体的に 3 つのアクション
を提案しています。
「健康維持のために野菜を摂ることは重要
だと思うか」に対して、「重要である」と
回答した人は 98%にものぼります。
しかし、生活習慣病などを予防し、健康
な生活を維持するための目標値の一つに
Smart Walk
適度な運動で健康寿命をのばそう!
毎日10分の運動を。
「野菜類を 1 日 350g以上食べましょ
う」が掲げられていますが、現状ではほう
れん草のお浸しに例えると小鉢1皿分(若
い世代では2皿分)程度不足という結果で
した。野菜は「健康に良い」ことを知って
Smart Eat
適切な食生活で健康寿命をのばそう!
1日プラス 70g の野菜を。
いても、意識をしていないと、十分に食べ
ることがなかなか難しいようです。
1日にあと1皿の野菜を食べることで健
Smart Breath
禁煙で健康寿命をのばそう!
康的な未来にステップアップしましょう!
禁煙を。
日本の平均寿命は、世界でも高い水準となっておる。しかし一方では、ますます
少子高齢化が進んでいるのも事実なんじゃな。単なる「寿命」を伸ばすんでな
く、元気で健康で楽しく毎日が送れること、人生の最後まで、誰の助けも借りず
に自立した生活を送ることができる期間を伸ばしたい。言い換えれば「健康寿
命」を伸ばすこと、これがこれからの日本の目標になるんじゃな。
特定健康診査・がん検診を受けていますか?
特定健康診査、がん検診は、がんなどの生活習慣病の予防や早期発見のため
に定期的に受けたい大切な検診です。一年に一度、特定健診・がん検診を受
診して、皆様の健康づくりに役立ててください。
特定健康診査
がん検診
40歳から74歳までの方を
対象に、メタボリックシンド
ロームに着目した健診です。
【検査内容】身体計測、血圧
測定、血液検査、尿検査、問
診等。必要に応じ、貧血検
査、心電図、眼底検査等。
検診の種類
対象者
受診間隔
胃がん・大腸が
ん・肺がん
40歳以上 1年に1回
子宮がん
20歳以上 2年に1回
乳がん
40歳以上 2年に1回
※詳細は市町村に確認願います。
疲労回復、ストレス解消に効果のある快適な睡眠でいきいき健康生活を!
自分にあった睡眠時
間があります。8時
間にこだわらない!
夕食後のカフェイン
摂取は寝付きを悪く
し、「睡眠薬がわり
の寝酒」は睡眠の質
を悪くします。
ぬるめの入浴は寝付
きを良くします。熱
いお風呂は逆効果
短い昼寝でリフレッ
シュ!昼寝をするな
ら午後3時前の 20
~30 分がおすすめ
寝付けない、熟睡感がな
い、充分眠っても日中の
眠気が強いことが続いた
ら要注意。専門家に相談
しましょう。
新しい「うつくしま健康応援店」のステッカーが誕生しま
す!
9月23日に郡山市「ビッグパレットふくしま」で開催される【検診からはじめよう「健
康ふくしまフェア」】の展示ブースにて、会津大学短期大学部デザインコンペ応募作品の中
から来場者の投票により、新しい「うつくしま健康応援店」ステッカーが決定される予定で
す。
完成しましたら皆様にお配りさせていただきます。どうぞお楽しみに!
県北保健福祉事務所うつくしま健康応援店 HP
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21110a/kenkooenten.html