平成27年度大学改革推進等補助金(公表・普及事業

平成27年度大学改革推進等補助金(公表・普及事業)
「インターンシップ等を通じた教育強化」に関する企画公募について
1.事業の目的
文部科学省では、大学教育改革の支援に係る様々なプログラムを実施しており、その
一つとして、地域の大学がグループを形成し、地域の産業界等との連携を通じて、産業
界のニーズに対応した教育改善・充実体制の整備に向けた取組を選定し、財政支援を行
っています。
このうち、大学等のインターンシップ、PBL等(以下、「インターンシップ等」と
いう。)の取組拡大について、その内容や成果を広く情報発信するとともに、大学関係
者や企業関係者等の情報の交換・共有を図るため、人材育成のための研修会を開催し、
広く国民の皆様に公表・普及を図り、高等教育の更なる活性化を促進することを目的と
します。
2.事業の概要
(1)事業の対象
公益法人、独立行政法人及び民間企業(法人格を有する民間団体を含む)を対象と
します。ただし、本事業では、その事業の趣旨に鑑み、営利を目的とせず、公益性の
高い事務事業を行うものとします。
(2)業務の内容
「産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業【テーマB】インターン
シップ等の取組拡大」の採択を受けている大学グループ内に形成されたインターンシ
ップ等のマッチングのための組織(以下「地域インターンシップ推進組織」という。)
が実施する取組内容等を広く情報発信するとともに、大学等におけるインターンシッ
プ等の取組拡大に資するため、以下①~④の業務及び業務に係る経費執行手続を行う
ものとします。
①インターンシップ等推進委員会の開催
インターンシップ等推進委員会は、インターンシップ等の取組拡大に資する
ため、全国の地域インターンシップ推進組織の取組状況を把握するとともに、評
価・助言等を行うことを目的とし、以下の業務を行う。
・インターンシップ等推進委員会の設置
・委員及び地域インターンシップ推進組織との連絡調整
・委員会の開催
・委員会関係資料の作成
・地域インターンシップ推進組織の取組内容等の公表
②インターンシップ等の関係者を対象とした人材育成のための研修会の開催
全国の大学、企業、地域インターンシップ推進組織等に配置されるインターン
シップ等の関係者を対象とした人材育成のための研修会を開催することを通じ、
インターンシップ等に係る専門人材の育成を図ることを目的とし、以下の業務を
行う。
・研修会の企画提案・運営
・研修会の会場の決定
・出演者との連絡調整
・研修会の実施に関する広報活動
・研修会関係資料の作成
・研修会の実施報告書作成及び結果分析(アンケートの集計等)
③地域のインターンシップ推進組織関係者を対象とした成果報告会の開催
各地域のインターンシップ推進組織関係者を対象とした成果報告会を開催し、
以下の業務を行う。
・成果報告会の企画提案・運営
・成果報告会の会場決定
・出演者との連絡調整
・成果報告会の実施に関する広報活動
・成果報告会関係資料の作成
・成果報告会の実施報告書作成及び結果分析(アンケートの集計等)
④地域のインターンシップの実施情報の提供
取組を通じて得られた各地域のインターンシップ等受入れ企業等の情報を収
集し、整理・公表することを通じ、各地域のインターンシップ推進組織が地域の
枠を超えて取組を推進することを目的とし、以下の業務を行う。
・各地域の企業等のインターンシップの受入れ情報の収集・公表
3.補助金基準額
選定された場合は、補助事業者に対して「大学改革推進等補助金」により、以下の
予算の範囲内で文部科学省から補助金を交付します。
17,100千円以内
(※本業務で必要となる全ての経費を含む)
4.事業実施期間
平成27年4月(予定)~平成28年3月
5.企画書の作成等
(1)企画書に盛り込む内容
①インターンシップ等推進委員会の概要
・委員会の構成案
・委員会の開催計画
・同種又は類似業務の実績(過去 3 例程度)
②インターンシップ等の関係者を対象とした人材育成のための研修会の概要
・研修会の開催場所
・研修会の構成やタイムスケジュール等
・研修会の実施に関する広報活動の内容
・研修会を確実に遂行するための管理体制
・文部科学省及び会場担当者との連絡体制
・参加者・大学等との連絡体制
・研修会の効率的な運営・実施体制
・同種又は類似業務の実績(過去 3 例程度)
③地域のインターンシップ推進組織関係者を対象とした成果報告会の概要
・成果報告会の開催場所
・成果報告会の構成やタイムスケジュール等
・成果報告会の実施に関する広報活動の内容
・成果報告会を確実に遂行するための管理体制
・文部科学省及び会場担当者との連絡体制
・参加者・大学等との連絡体制
・成果報告会の効率的な運営・実施体制
・同種又は類似業務の実績(過去 3 例程度)
④地域のインターンシップ実施情報の提供方法、体制の概要
・情報収集・提供の方法
・情報の管理体制
・同種又は類似業務の実績(過去 3 例程度)
⑤業務を確実に遂行するための管理体制
⑥事業の実施のための経費執行体制(経理事務体制)
⑦事業に係る経費内訳
(2)説明資料の作成
・企画内容の概要(特にアピールしたい点など)を記載した説明資料の作成
(3)留意事項
・提出する企画書は1点(分量は20ページ以内、様式は指定)とします。
・提出された企画書及び関係書類は返却しません。
・提出された企画書等は企画選定以外の目的に使用しません。
・選定の合否を問わず、企画書等の作成及び提出に要する費用は、企画提案者側の
負担とします。
・各業務に関する企画では特に以下の点を踏まえてください。
①インターンシップ等推進委員会
・委員会は、産業界、大学関係者、有識者等、全国的な団体や様々な立場の関
係者によって構成すること。
・委員候補者若しくは委員を派遣する団体等から、委員会に参加することにつ
いて企画書の提出時までに内諾を得ていること。
・企画書には、委員会の構成を明記すること。また、参加の内諾を得ている委
員については氏名・役職も明記すること。
・地域インターンシップ推進組織の取組に対して評価・助言を行う体制を構築
すること。
・年間を通じた開催計画を立案すること。
②研修会
・開催地は、全国の大学、企業、地域インターンシップ推進組織等に配置され
るインターンシップ等の関係者が参加することを考慮し、東京若しくは国内
主要都市とすること。また、会場は開催地の主要ターミナルの周辺とするこ
と。
・会場規模は200名以上
・開催回数は3回以上
・研修の実効性を担保するため、参加者の体験型プログラムとして、ワークシ
ョップ、グループディスカッションなどの実施時間を確保すること。
・大学や企業関係者等に広く広報を行うこと。
③成果報告会
・開催地は、各地域のインターンシップ推進組織等の関係者が参加することを
考慮し、東京とすること。また会場は開催地の主要ターミナルの周辺とする
こと。
・会場規模は200名以上
・開催は平成28年2月頃
④インターンシップの実施情報の提供
・地域インターンシップ推進組織等を活用し、企業のインターンシップの情報
を収集する体制を構築すること。
・収集した情報を公表する体制を構築すること。
6.選定方法等
平成27年度大学改革推進等補助金(公表・普及事業)「インターンシップ等を通じ
た教育強化」審査要項に基づき、補助事業者(1件)を選定します。なお、企画書等に
関するヒアリングは実施しません。
7.提出期間及び提出場所
本事業の対象となる公益法人、独立行政法人及び民間企業(法人格を有する民間団
体を含む)の長から企画書等を提出してください。
(1)提出期間
平成27年2月26日(木)~平成27年2月27日(金)【12時必着】
(2)提出方法
上記(1)の期間内に持参又は郵送
(3)提出部数
企画書、説明資料ともに10部(正本1部、副本9部)
(4)提出場所
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
文部科学省高等教育局専門教育課教育振興係 宛
※封筒に「大学改革推進等補助金(公表・普及事業)「インターンシップ等を通
じた教育強化」企画書在中」と朱書きで記載してください。
(5)その他
本公募に関する説明会は行いません。本事業の内容に関する質問等については、
下記担当までお問い合わせください。
8.選定結果の通知
選定結果については、企画書等を提出した者に対して電話等により通知します。
9.事業の実施
選定された補助事業者は、文部科学省担当者と協議しつつ、本事業を実施すること
とし、本事業の実施に当たっては、大学改革推進等補助金交付要綱及び取扱い要領に
基づくこととします。
<本件担当>
〒100-8959 東京都千代田区霞が関3-2-2
文部科学省高等教育局専門教育課教育振興係
電 話:03-5253-4111(内線3308,2563,4750)
FAX:03-6734-3389
E-mail:[email protected]