平成27年 2月19日 内閣府 沖縄総合事務局 「沖縄観光インフラカード」を発行 ~観光を楽しみ、集めてインフラがわかるインフラカード~ 観光客を含め一般の方に、観光に貢献するインフラについて、広く容易 に理解してもらうため、インフラ施設を対象とした「沖縄観光インフラカ ード」を作成し、配布することにしました。 今年度は沖縄北部ダムツーリズム(福地ダム、安波ダム、漢那ダム)や、 道の駅(許田、おおぎみ、ゆいゆい国頭、かでな、喜名番所、豊崎、いと まん、ぎのざ)、国営沖縄記念公園(沖縄美ら海水族館、首里城)などで カードを配布し、今後、適宜発行して増やしていきます。 「沖縄観光インフラカード」は、収集を楽しみながら、観光とインフラ の関係を理解することができるとともに、観光の満足度の向上や誘客につ ながることが期待されます。 問い合わせ先 内閣府沖縄総合事務局開発建設部 那覇市おもろまち2丁目1番1号 那覇第2地方合同庁舎2号館 かみ 建 設 行 政 課 課長 建 設 行 政 課 課長補佐 つね のり 神 長 恒 なが 範 みや かず まさ 宮 城 一 正 ぎ (直通 866-1908) 2015/02/19 沖縄観光インフラカードの発行 沖縄観光を広く支えているのは、「インフラ整備」で、「沖縄における観光 客数 1000 万人時代のインフラ整備」を提唱し、インフラの持つ総合力の重要性 を示しました。 今回、観光客を含め一般の方に、観光に貢献するインフラについて、広く容 易に理解してもらうため、インフラ施設を対象とした「沖縄観光インフラカー ド」を作成し、配付窓口において一人一枚の手渡しにより配布することにしま した。 沖縄観光インフラカード 88mm 63mm 表 面 裏 面 「沖縄観光インフラカード」は、各インフラ施設において 統一したデザインと仕様で作成し、デザイン及びシンボルマ ークは、東京学芸大学の吉冨准教授、正木准教授と学生によ るチームに依頼しました。 シンボルマーク 今年度発行 沖縄北部ダムツーリズム 道の駅 国営沖縄記念公園 開通記念 (平成27年2月28日発行) (平成27年3月中旬発行予定) (平成27年3月下旬発行予定) (平成27年3月下旬発行予定) 福地ダム、安波ダム、漢那ダム 許田、おおぎみ、ゆいゆい国頭、かでな、喜名番所、豊崎、いとまん、ぎのざ 沖縄美ら海水族館、首里城 豊見城東道路 「沖縄北部ダムツーリズム」については、QR コードより簡単に各施設の風景 画像や動画など特別な情報を見ることができます。 「沖縄観光インフラカード」は、収集を楽しみながら、観光とインフラの関 係を理解することができるとともに、観光の満足度の向上や誘客につながるこ とが期待されます。今後、民間との連携、SNS やホルダーの活用など展開次第で 大きな広がりの可能性を有しています。 2015/02/19 沖縄観光インフラカードの発行 観光を楽しみ、集めてインフラがわかる 「沖縄観光インフラカード」 (1)趣旨 沖縄観光を広く支えているのは、 「インフラ整備」です。道路や空港、港 湾だけでなく、首里城や海洋博記念公園、人工ビーチ、離島架橋、ダムツ ーリズムなど観光資源を含む幅広い地域づくりが、観光に貢献しています。 これを踏まえ、「沖縄における観光客数 1000 万人時代のインフラ整備」 を提唱し、必要なインフラ整備を明らかにして、インフラの持つ総合力の 重要性を示しました。 ところが、こうした内容は、一般の方や観光客には、HP や冊子等を通じ てでは伝わりにくく、広報の工夫が必要となりました。そこで、観光客を 含め一般の方に広く容易に理解してもらうため、インフラ施設を対象とし た「沖縄観光インフラカード」を作成し、配付することにしました。 「沖縄観光インフラカード」は、言わばインフラの名刺であります。収 集を楽しみながら、観光とインフラの関係を理解することができるととも に、観光の満足度の向上や誘客につながることが期待されます。今後、民 間との連携、SNS やホルダーの活用など展開次第で大きな広がりの可能性 を有しています。 (2)デザイン及びシンボルマーク 「沖縄観光インフラカード」は、各インフラ施設において統一したデザイ ンと仕様で作成します。デザイン及びシンボルマークは、東京学芸大学の吉 冨准教授、正木准教授と学生によるチームに依頼しました。 (詳細は別紙参照) ・仕様 仕様は、63mm×88mm (市販のトレーディングカードと同様) 台紙は、カード紙四六版 22.5K ・カードの表面と裏面の内容 【カード表面】 カード表面については、写真を中心に施設名称とシンボルマークを記載 します。 1 2015/02/19 背景の色、模様は、施設のシリーズ毎に決めていきます。 写真は、アンティーク調に格調の高い仕上げを行うこととしています。 【カード裏面】 カード裏面については、施設の諸元や位置図、施設の見どころなどを記 載します。 また、登録番号、バージョン番号、発行年月も記載しています。 「沖縄北部ダムツーリズム」については、QR コードより簡単に各施設の 風景画像や動画など特別な情報を見ることができます。 カード表面:写真とシンボルマーク 施設名称 写真 カード裏面:インフラ施設の解説 登録番号 バージョン番号 発行年月 QR コード 施設情報など 位置図 シリーズ毎の色 沖縄観光インフラカードシンボルマーク 施設の諸元 (3)対象 ・対象 基本は、 「沖縄における観光客数 1000 万人時代のインフラ整備」で提唱 したシナリオに基づくインフラ施設とし、適宜発行して増やしていきま す。 【対象の例】 ① 観光資源の整備 国営沖縄記念公園(沖縄美ら海水族館、首里城) 沖縄北部ダムツーリズム(福地ダム、安波ダム、漢那ダム) 等 ② 観光地等の地域支援 道の駅(許田、おおぎみ、ゆいゆい国頭、かでな、喜名番所、豊崎、 いとまん、ぎのざ) 地方公共団体によるまちづくり・地域づくり 等 ③ 交通網の整備 平成26年度開通予定道路(豊見城東道路) 2 2015/02/19 ・登録制 カードは登録制とし、登録順にナンバーを付します。沖縄総合事務局開 発建設部建設行政課において登録を受け付けます。 ・配付方法 配付方法は、原則として各施設利用者で希望される方へ配付窓口にお いて一人一枚の手渡しとします。 ただし、式典やイベント等において配付する場合はこれに依らないこと になります。 ・配布場所 配布場所については、右のマークが掲示 している各施設の窓口等において配布し ています。 配布場所目印マーク ・HP 掲載 「沖縄観光インフラカード」についての解説及び登録状況等は、沖縄総 合事務局の HP に掲載します。「沖縄観光インフラカード」のバナーを 設置します。 (4)今後の展開 ・平成 26 年度内の発行予定 平成 27 年 2 月 28 日予定「沖縄北部ダムツーリズム」 :福地ダム、安波 ダム、漢那ダム 平成 27 年 3 月中旬予定「道の駅」:許田、おおぎみ、ゆいゆい国頭、 かでな、喜名番所、豊崎、 いとまん、ぎのざ 平成 27 年 3 月下旬予定「国営沖縄記念公園」:美ら海水族館、首里城 平成 27 年 3 月下旬予定「道路の開通」:豊見城東道路 ・民間との連携検討 今後、インフラ施設のみならず、民間による観光関係でのカード「沖縄 観光カード(仮称)」の発行による連携を模索します。民間活動にも対象 を広げ、広く観光振興に貢献する仕組みを考えていきます。 ・SNS やカードホルダー等の活用検討 カードと SNS やカードホルダー等を組み合わせることにより、情報量 や楽しさを一層増やし、観光客の満足度や誘客効果の向上を検討します。 3 2015/02/19 別紙 沖縄観光インフラカード(例) 表 裏 面 面 「沖縄観光インフラ」シンボルマーク このシンボルマークは、 【見】という漢字が造形的モチーフになって います。「沖縄県の県章」を象った【目】にあたる部分は、新たな 「観光」の可能性を展望するものであると同時に、それを支える【足】 の部分が、新たな観光スポットとして注目される「インフラ」およ び観光を支える「インフラ」を象徴しています。また、こうした「観 光地」を巡り、沖縄の魅力をたくさん「発見」しながら旅を満喫す るツーリストたちの姿を表現したものでもあります。スタンプ風に仕立てたこのマークを 今回の「沖縄観光インフラカード」に施すことで、それらを集める喜びや楽しさを演出す るとともに、沖縄を訪れた人々の素敵な思い出の証しとなるようデザインしました。 【カードのディレクションとデザイン】 吉冨友恭(よしとみともやす) 東京学芸大学 環境教育研究センター 准教授 東京学芸大学環境教育研究センター准教授。博士(水産学) 。専門は魚類生理学、環境展示論。河川の生物に焦点を 当て、それらと環境との関わりを探るための研究を行う傍ら、 当該分野の研究成果や関連知識をわかりやすく表現 し、展示や教育メディアを通じて社会に橋渡ししていくための研究や創造活動を進めている。著書に「魚のウロコの はなし」成山堂書店 (単著)、 「展示論〜博物館の展示をつくる〜」雄山閣(共編著)など。 正木賢一(まさきけんいち) 東京学芸大学 教育学部 准教授 東京学芸大学教育学部准教授。グラフィックデザインを専門とし、大学での研究・教育の傍ら「correctree(コレク トゥリー)」として、デザイン活動を展開。テレビ西日本キャラクター「てれビー」ほか、企業VIやwebデザインなど を行っている。単著の絵本に「カーニマル」(新風舎:第9回新風舎出版賞えほんコンテスト金賞受賞作品) 、共著に 「絵本の事典」 (朝倉書店)など。2012年に個展「NatureStory」開催。絵本学会所属。NPO東京学芸大こども未来研 究所理事。
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