平成27年1月30日 第 46 号 テロ・災害対策神奈川協力会通信 神奈川県警察本部 テレビや新聞等で大きく報道されているとおり、世界各地でテロ事件が多発しており、 日本でも同じような事件が発生する可能性は否定できません。 悲惨なテロ事件を日本で発生させないためにも、警察では関係機関・企業・団体・地 域住民等が一体となった国際テロ対策を推進しています。そこで今回は、国際テロ未然 防止のためのポイントについてまとめましたので、継続的なご協力をお願いいたします。 1 テロリストの資金源を遮断する テロリストやその関係者に口座を作らせないなど、 テロ資金の流れを遮断することが重要です。 2 テロリストを入国させない 港湾等でのチェックを徹底し、日本にテロリスト を入れない措置が必要です。 3 レンタカーなどの移動手段を与えない ボストンマラソンでの爆弾テロ事件 (警察庁 焦点第283号) テロの対象となる施設等の下見や、武器等の搬送に使用されるかもしれません。 4 テロの拠点を作らせない ホテル、旅館、アパートやマンション等の一室が、実際にテロの拠点となる可能性 があります。 5 テロリストの武器となる爆発物原料を購入させない 警察では、爆発物の原料となり得る化学物質11品目を取り扱う業者の皆様と、緊 密な連携を図っています。 これらの対策に共通するのは、 本人確認の徹底 不審者発見時の通報 が最も重要なポイントとなるということです。 日本で国際テロを発生させないためにも、今後とも、皆様のご協 力をお願いいたします。
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