仏クレルモンフェラン 2015 年 2 月 10 日プレスリリース意訳 コンパニー・ジェネラル・デ・ゼタブリスマン・ミシュラン 2014 年 12 月 31 日期末 2014 年度期末業績 2014 年:7 億 2,200 万ユーロの力強いフリーキャッシュフロー創出(買収算入前) 21 億 1,700 万ユーロの堅実な営業利益(特別損益算入前の営業利益)を上げ、 連結範囲の変更および為替レートの変動による影響を除外した場合、8,100 万ユーロの増加 2015 年:市場に一致した成長 北米および中国を除き市場は停滞しています。 o 乗用車・ライトトラック用タイヤおよびトラック用タイヤの需要は、欧州の冬用タイヤセグメントで 需要が低迷し、中国を除く新興市場における直需の需要も低迷しました。 o 農業用および鉱山用セクターの落ち込みは、建設機械用タイヤセグメントの直需市場およびインフラ 向け市場の回復により緩和されました。 o 北米および中国では引き続き堅調な成長が見られました。 このような環境下で、販売量は 0.7%の微増でした。 o 市場トレンドに沿ったミシュラン・ブランドの販売 o 特殊タイヤの販売量は、鉱山用タイヤおよび農業用タイヤセグメントの減少にもかかわらず、ほぼ横 ばいでした。 価格ミックスおよび原材料価格の変化は、予想通り 1 億 1,800 万ユーロのプラスの影響を与えました。 競争力強化計画による増益が、今年度も生産コストおよび諸経費へのインフレの影響を吸収しました。 7 億 2,200 万ユーロの力強いフリーキャッシュフローの創出(サスカー社への 4 億ユーロの投資算入前、およ び 18 億 8,300 万ユーロの資本支出算入後) グループの将来への信頼を反映して、前年度と同額の 1 株当たり 2.50 ユーロの配当が 2015 年 5 月 22 日の年 次株主総会で提案される予定です。 最高経営責任者のジャン=ドミニク・スナールは以下のように発言しています。「昨年度の業績は、グループの 力強い経営基盤にさらなる確証を与えるものでした。今年度は、新たなミシュラン・ブランド製品および刷新さ れた当社の他ブランド・ラインナップの発売、顧客サービスの大幅な品質向上、さらに積極的な流通等を含む、 当社の成長推進力強化に力を注いでいきます。また、競争力強化計画も加速させ、2012 年から 2016 年までの間 に累積貯蓄を今までの 10 億ユーロに対し、12 億ユーロとすることを目標としております。」 2015 年の見通し 2015年、乗用車・ライトトラック用およびトラック用セグメントの需要は北米および中国で引き続き成長し、欧 州でも穏やかな伸びではあるものの成長が見込まれており、一方で新興市場における前年度のトレンドを堅持し、 東南アジアにおける回復を図ります。 鉱山用タイヤの顧客はさらなる在庫削減を行う可能性があり、農業用タイヤセグメントの直需市場販売は減少す ると思われますが、一方で建設機械用セグメントにおいては、直需市場およびインフラ向けビジネスが引き続き 穏やかなペースで成長することが見込まれます。 1/3 こうした環境下で、ミシュランは事業を展開している市場における世界的トレンドに一致した販売ユニット数の 成長を目標としています。さらにグループは為替レートの影響を超える営業利益(特別損益算入前の営業利益) の増加、11%を上回る使用総資本利益率(ROCE)、および約7億ユーロの構造的なフリーキャッシュフローと 17~18億ユーロの資本支出を達成するという2015年の目標を設定しました。 2/3 2014 2013 売上高 19,553 20,247 営業利益 (特別損益算入前の営業利益) 2,170 2,234 (単位:百万ユーロ) -145 その内:為替の影響 営業利益率 (特別損益算入前の営業利益率) 11.1% 11.0% 乗用車・ライトトラック用タイヤ および関連販売事業 10.5% 10.2% トラック用タイヤ および関連販売事業 8.1% 7.8% 19.3% 20.6% 1,991 1,974 1,031 1,127 1,883 1,980 707 142 7% 2% 4,612 3,895 322 1,154 11.1% 11.9% 112,300 111,200 特殊製品事業 税引前当期純利益 純利益 資本支出 純債務 負債比率 従業員給付債務 フリーキャッシュフロー1 使用総資本利益率(ROCE) 従業員数 2 1 フリーキャッシュフロー: 営業活動によるキャッシュフローから投資活動に使われるキャッシュフローを控除したもの 2 12 月 31 日現在 3/3
© Copyright 2025 ExpyDoc