連結 - 森下仁丹

森下仁丹㈱(4524)平成27年3月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報
・・・・・・・・・・・・・2
(1) 経営成績に関する説明
・・・・・・・・・・・・・2
(2) 財政状態に関する説明
・・・・・・・・・・・・・3
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明・・・・・・・3
2.サマリー情報(注記事項)に関する事項・・・・・・・・・・・・4
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動・・・・・4
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用・・・・・4
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示・・・・4
3.四半期連結財務諸表
・・・・・・・・・・・・・5
(1) 四半期連結貸借対照表
・・・・・・・・・・・・・5
(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書・・・・7
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・9
(継続企業の前提に関する注記) ・・・・・・・・・・・・・9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)・・・・・9
(セグメント情報等)
・・・・・・・・・・・・・9
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森下仁丹㈱(4524)平成27年3月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1) 経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、緩やかな回復基調が見られるものの、円安の
加速による企業間での景況感の違いも目立ち始め、消費動向についても消費増税後の国内景気回復
の動きは鈍く、更なる税率アップの先送りになったように勢いを欠く状況となりました。一方米国
経済は回復の足取りを速めているものの、ユーロ経済圏のデフレ懸念や中国並びに新興国経済減速
への警戒感等もあり、世界経済の先行きには不透明感が拭えない状況となっております。
当社グループの属する業界も、健康意識の高まりが持続し、規制改革への着実な動きはあるもの
の、異業種を含む大手企業の参入などにより、当社グループを取り巻く環境は依然として厳しいも
のとなっております。
このような状況のなか、当社グループとしては、「伝統と技術と人材力を価値にする」をビジョ
ンとして期初から積極的な諸施策・諸活動を展開しておりますが、前年度の消費増税の駆け込み需
要の反動の影響が大きく、その結果、売上高は7,196百万円と前年同四半期と比べ358百万円の減収
となりました。
利益面においては利益率の高い通信販売の苦戦などによりヘルスケア事業の売上が減少したこと
から、売上総利益は3,584百万円と前年同四半期と比べ386百万円の減益となりました。なおプロモ
ーション費用などの販売管理費を抑制したものの、売上総利益の大幅減少分はカバーできず、営業
損失は186百万円と前年同四半期と比べ298百万円の減益となり、さらに営業外損益を加えた経常損
失は165百万円と前年同四半期と比べ298百万円の減益となり、四半期純損失は172百万円と前年同四
半期と比べ290百万円の減益となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①
ヘルスケア事業
当セグメントにおきましては、国内小売店向けビジネス及び通販ビジネスともに消費増税の
駆け込み需要の反動を受け、苦戦を強いられました。その結果、ヘルスケア事業の売上高は
4,673百万円と前年同四半期と比べ577百万円の減収となりました。
損益面では、売上の減収に伴う売上総利益の減少が大きく影響し、セグメント損失は322百万
円と前年同四半期と比べ333百万円の減益となりました。
②
カプセル受託事業
当セグメントにおきましては、フレーバーや医薬品等を中心としたカプセル受託が堅調に推
移しており、その結果、カプセル受託事業の売上高は2,495百万円と前年同四半期と比べ231百
万円(10.2%)の増収となりました。
損益面では、産業用等の新規分野での研究開発負担等経費の増加がありましたが、セグメン
ト利益は129百万円と前年同四半期と比べ27百万円(27.3%)の増益となりました。
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(2) 財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、12,710百万円と前連結会計年度末と比べ642百万円
(4.8%)の減少となりました。総資産の内訳は、流動資産が4,083百万円と前連結会計年度末と
比べ428百万円(9.5%)の減少となり、固定資産が8,626百万円と前連結会計年度末と比べ213百
万円(2.4%)の減少となりました。流動資産の減少の主な要因は、売上債権及びたな卸資産の減
少によるもので、固定資産の減少の主な要因は、減価償却実施による建物・機械装置の減少によ
るものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、4,614百万円と前連結会計年度末と比べ329百万円
(6.7%)の減少となりました。負債の内訳は、流動負債が2,239百万円と前連結会計年度末と比
べ123百万円(5.2%)の減少となり、固定負債が2,374百万円と前連結会計年度末と比べ205百万
円(8.0%)の減少となりました。流動負債の減少の主な要因は、仕入債務の減少によるもので、
固定負債の減少の主な要因は、長期借入金の約定返済に伴う減少によるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は8,095百万円と前連結会計年度末と比べ313百万円
(3.7%)の減少となりました。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、平成27年1月30日の「業績予想及び配当予想の修正に関するお知
らせ」で公表しました連結業績予想に変更はありません。
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2.サマリー情報(注記事項)に関する事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動
該当事項はありません。
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用
該当事項はありません。
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
(会計方針の変更)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基
準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成
24年5月17日。以下「退職給付適用指針」という。)を、退職給付会計基準第35項本文及び退職給
付適用指針第67項本文に掲げられた定めについて第1四半期連結会計期間より適用し、退職給付債
務及び勤務費用の計算方法を見直し、退職給付見込額の期間帰属方法をポイント基準から給付算定
式基準へ変更するとともに、割引率の決定方法についても、従業員の平均残存勤務期間に近似した
年数に基づく割引率から、退職給付の支払見込期間及び支払見込期間ごとの金額を反映した単一の
加重平均割引率を使用する方法へ変更いたしました。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従っ
て、当第3四半期連結累計期間の期首において、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の変更に伴
う影響額を利益剰余金に加減しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の期首の退職給付に係る負債が25百万円増加し、利益剰余
金が25百万円減少しております。なお、当第3四半期連結累計期間の損益に与える影響は軽微であ
ります。
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3.四半期連結財務諸表
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
商品及び製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
その他
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具(純額)
土地
建設仮勘定
その他(純額)
有形固定資産合計
無形固定資産
投資その他の資産
投資有価証券
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
-5-
当第3四半期連結会計期間
(平成26年12月31日)
1,181
1,471
861
322
371
311
△8
1,050
1,344
675
323
354
343
△8
4,512
4,083
2,451
1,714
2,217
95
368
2,343
1,590
2,217
119
309
6,848
6,579
330
1,495
172
△7
271
1,614
160
△0
1,660
8,840
13,352
1,775
8,626
12,710
森下仁丹㈱(4524)平成27年3月期第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度
(平成26年3月31日)
当第3四半期連結会計期間
(平成26年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
1年内返済予定の長期借入金
未払法人税等
賞与引当金
返品調整引当金
売上割戻引当金
ポイント引当金
設備関係支払手形
その他
流動負債合計
固定負債
長期借入金
繰延税金負債
退職給付に係る負債
その他
1,237
380
34
159
29
37
53
14
417
969
380
6
82
42
23
53
87
595
2,363
2,239
1,577
610
391
1
1,292
623
457
1
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計
純資産合計
負債純資産合計
2,580
4,943
2,374
4,614
3,537
963
3,764
△135
3,537
963
3,413
△135
8,130
7,778
288
324
△9
279
8,409
13,352
△7
317
8,095
12,710
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森下仁丹㈱(4524)平成27年3月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益又は営業損失(△)
営業外収益
受取利息
受取配当金
研究開発補助金
その他
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
前第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
7,555
3,584
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
7,196
3,612
3,970
3,858
112
3,584
3,770
△186
0
11
17
10
0
13
3
22
40
40
16
3
15
3
20
132
19
△165
9
-
0
1
9
2
15
0
1
-
16
1
125
△164
13
△4
13
△4
8
8
117
△172
117
△172
その他
営業外費用合計
経常利益又は経常損失(△)
特別利益
固定資産売却益
投資有価証券売却益
特別利益合計
特別損失
固定資産処分損
その他
特別損失合計
税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四
半期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損益調整前四半期純利益又は少数株主
損益調整前四半期純損失(△)
四半期純利益又は四半期純損失(△)
-7-
森下仁丹㈱(4524)平成27年3月期第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
前第3四半期連結累計期間
(自 平成25年4月1日
至 平成25年12月31日)
少数株主損益調整前四半期純利益又は少数株主
損益調整前四半期純損失(△)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
退職給付に係る調整額
その他の包括利益合計
四半期包括利益
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益
-8-
(単位:百万円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成26年4月1日
至 平成26年12月31日)
117
△172
121
-
36
1
121
238
38
△134
238
△134
森下仁丹㈱(4524)平成27年3月期第3四半期決算短信
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 平成25年4月1日 至 平成25年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
ヘルスケア カプセル
事業
受託事業
計
その他
(注)
合計
調整額
四半期連結
損益計算書
計上額
売上高
外部顧客への売上高
5,251
2,263
7,515
39
7,555
-
7,555
セグメント間の内部
-
-
-
233
233
△233
-
売上高又は振替高
計
5,251
2,263
7,515
272
7,788
△233
7,555
セグメント利益又は損失(△)
11
102
113
△0
112
-
112
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業等を含んでおります。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
ヘルスケア カプセル
事業
受託事業
計
その他
(注)
合計
調整額
四半期連結
損益計算書
計上額
売上高
外部顧客への売上高
4,673
2,495
7,169
27
7,196
-
7,196
セグメント間の内部
-
-
-
224
224
△224
-
売上高又は振替高
計
4,673
2,495
7,169
252
7,421
△224
7,196
セグメント利益又は損失(△)
△322
129
△192
5
△186
-
△186
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業等を含んでおります。
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