平成 27 年2月 13 日 各 位 会 社 名 株式会社 オ プ ト ロ ム 代表者名 代表取締役社長 三浦 一博 (コード番号:7824 名証セントレックス) 問合せ先 専務取締役 大村 安孝 (電話番号 0 3 - 5 5 7 2 - 7 1 3 1) 業績予想の修正に関するお知らせ 最近の業績動向を踏まえ、平成 26 年 11 月 14 日に公表した業績予想を下記のとおり修正 いたしましたのでお知らせいたします。 記 1.平成 27 年3月期通期連結業績予想(平成 26 年4月1日~平成 27 年3月 31 日) 売上高 前回発表数字(A) 今回発表予想(B) 増減額(B-A) 増減率(%) (ご参考)前期実績 (平成 26 年3月期) 営業利益 経常利益 当期純利 1 株当たり当 益 期純利益 百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭 1,168 △431 △549 △558 △10.0 1,177 △610 △815 △824 △13.39 9 △179 △266 △266 0.77 - - - 1,933 △353 △445 △552 △17.80 2.通期業績予想の修正理由について 通期連結業績予想の売上高の内訳に関しましては、当連結会計年度第3四半期までの実 績に加えて、第4四半期の業績見通しを勘案して策定しております。 (単位:百万円) 今回予想 前回予想 第3四半期実績 第4四半期予想 売上高 通期予想 通期予想 891 287 1,178 1,168 デジタルコンテンツ事業 783 217 1,000 947 E・COOL事業 108 57 165 167 4 4 2 9 9 51 閉鎖型野菜工場事業 高栄養飼料製造事業 0 【デジタルコンテンツ事業】 前回業績予想の修正に関するお知らせを行った、平成 26 年 11 月 14 日時点では、当社グ ループの主力事業であるデジタルコンテンツ事業の市況はやや下落傾向と判断し、売上予 想については通期で 947 百万円を見込んでおりましたが、現時点では CD 販売につき受注が 好調であるため、通期で 1,000 百万円の売上高を見込んでおります。 しかし、受注に関しては比較的利益率の低い CD の受注が好調な反面、利益率の高い DVD の受注が低調であったため、想定どおりの利益率とならず、また、費用に関しては下半期に 継続的に実施を予定していた経費削減案である、設備のうち年式が古く電気料金の嵩む設 備の停止等による電気料金の削減や製造人員の流動的な運用や比較的条件の悪い外注先へ 発注停止といった施策が実施できず、売上原価について予定額を 268 百万円超過してしま いました。 その結果、売上総利益について、通期 65 百万円の黒字を見込んでいたところ、通期△248 百万円と大幅な赤字との予想となっております。 【E・COOL事業】 売上予想について前回業績修正時の通期 167 百万円の見込みから今回修正については通 期 165 百万円と売上予想については、大きな変更はございません。 ただし、費用効率の悪かった当社工場内での内製品を極小化した点と製品仕入につき、受 注にあわせた効率化を図った結果、売上総利益については、通期 27 百万円の黒字を見込ん でいたところ、通期 131 百万円と大幅な黒字の予想となっております。 【高栄養飼料製造事業】 売上予想については、前回業績修正においては平成 26 年 12 月から本格的に稼動する とし通期 51 百万円を見込んでおりましたが、 通期 9 百万円へと予想の修正をしております。 現状売上については、多少の販売実績が出ているものの、本格的な販売については、来期以 降となり、時間がかかる見込みとなっております。 売上総利益については、通期△7 百万円のところ通期△8 百万円を見込んでおります。売 上に対応した原価が減少した分と、現時点では当初計画どおりの原価率での生産ができず、 来期以降、継続的な改善を計画しております。 【閉鎖型野菜工場事業】 前回業績修正において売上高は通期 2 百万円のところ、今回修正では通期 4 百万円とな っております。 また、売上原価については通期 0 円のところ、通期 4 百万円と予想しております。これ は、平成 26 年4月 14 日付「新規事業の開始並びに株式会社みらくるグリーン及び合同産 業株式会社との業務提携のお知らせ」で適時開示いたしました、業務提携先である、合同産 業株式会社に対する当事業の必要設備代金が未払いのままであり、当該設備の引渡しや生 産人員について、その費用負担について協議中であり、今回予想においては、当社グループ が負担することとして予想しております。以上から売上総利益が通期 2 百万円の予想から、 通期 0 百万円と変更しております。 【インターネット広告事業】 当第3四半期連結累計期間において、インターネット広告事業においては、売上の計上が 無く、先行投資のみとなったため、営業損失 44,506 千円となりました。 当事業については予想額との差異はありません。 【まとめ】 以上より、当社グループ全体における売上高は、前回予想より 9 百万円増加し 1,177 百 万円としておりますが、利益面では、前回予想より大きく下回る予想としております。 利益の低下の原因は上述したデジタルコンテンツ事業を主因とする売上原価の増加 133 百万円に加え、主に上述した閉鎖型野菜工場事業の当社負担の増加による子会社における 販売管理費の増加及び下半期に実施した借入れに係る諸費用(販売管理費)53 百万円、さ らに、予定外の借入に係る金利及び新たな資本政策検討に係る営業外費用の増加 87 百万円 が原因となっております。 今後につきましては、当社グループは、現在、中期事業再建計画を策定中であり、近く公 表を予定しております。この中期事業再建計画に取り組むことにより、債務超過解消を含め た新たな資本政策を行う予定であります。 以 上 (注) 本資料に記載されている通期業績予想は、当社グループが現在入手している情報及 び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は今後の様々 な要因により、 大きく異なる可能性があります。
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