平成２６年度第３四半期報告について 日本生命保険相互会社（社長：筒井義信）の平成２６年度第３四半期（平成 26 年 4 月 1 日 ～平成 26 年 12 月 31 日）の業績をお知らせいたします。 ＜目 次＞ １．主要業績 ・・・・１ （１）保有契約高及び新契約高 （２）年換算保険料 ２．資産運用の実績（一般勘定） ・・・・２ （１）資産の構成 （２）有価証券の時価情報 （３）金銭の信託の時価情報 ３．四半期貸借対照表 ・・・・４ ４．四半期損益計算書 ・・・・６ ５．経常利益等の明細（基礎利益） ・・・・８ ６．ソルベンシー・マージン比率 ・・・・９ ７．特別勘定の状況 ・・・・10 （１）特別勘定資産残高の状況 （２）保有契約高 ８．保険会社及びその子会社等の状況 ・・・・11 （１）主要な業務の状況を示す指標 （２）連結の範囲及び持分法の適用に関する事項 （３）四半期連結財務諸表の作成方針 （４）四半期連結貸借対照表 （５）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 （６）連結ソルベンシー・マージン比率 （７）セグメント情報 平成２７年２月１３日 日本生命保険相互会社 １．主要業績 （１）保有契約高及び新契約高 ・保有契約高 （単位：千件、億円、％） 平成25年度末 件数 区分 平成26年度第3四半期会計期間末 金額 件数 前年度 末比 19,982 111.5 金額 17,927 1,508,545 1,472,739 前年度 末比 97.6 3,392 210,413 3,435 101.3 214,968 102.2 団体保険 － 920,591 － － 929,473 101.0 団体年金保険 － 113,270 － － 116,416 102.8 個人保険 個人年金保険 (注) 1. 個人年金保険の金額については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものです。 2. 団体年金保険の金額については、責任準備金の金額です。 3. 平成24年4月以降の複数の保険契約を組み合わせてご加入の商品を1件とした場合、個人保険・個人年金保険合計の保有契約件数は、 平成25年度末が14,719千件、平成26年度第3四半期会計期間末が14,765千件です。 ・新契約高 （単位：千件、億円、％） 平成25年度第3四半期累計期間 区分 個人保険 個人年金保険 平成26年度第3四半期累計期間 件数 金額 3,593 53,677 転換による 新契約 純増加 59,280 △5,602 件数 54,250 金額 前年 新契約 同期比 101.1 59,147 182 13,351 13,048 158 86.6 11,485 86.0 11,345 団体保険 － 4,731 4,731 － － 5,762 121.8 5,762 団体年金保険 － 11 11 － － 438 3,816.0 438 (注) 1. 2. 3. 4. 5. 303 3,314 前年 同期比 92.2 転換による 純増加 △4,897 新契約は保障追加制度を利用して加入された契約を含み、転換契約は保障見直し制度と一部保障見直し制度を利用して加入された契約となります。 件数は、新契約に転換後契約を加えた数値です。 新契約・転換による純増加の個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資です。 新契約の団体年金保険の金額は第１回収入保険料です。 平成24年4月以降の複数の保険契約を組み合わせてご加入の商品を1件とした場合、個人保険・個人年金保険合計の新契約件数は、 平成25年度第3四半期累計期間が1,046千件、平成26年度第3四半期累計期間が1,005千件です。 （２）年換算保険料 ・保有契約 （単位：億円、％） 区分 個人保険 個人年金保険 合 計 うち医療保障・生前給付保障等 平成26年度 第3四半期会計期間末 平成25年度末 24,113 24,340 前年度 末比 100.9 8,574 8,605 100.4 32,687 32,946 100.8 5,957 5,988 100.5 ・新契約 （単位：億円、％） 区分 個人保険 個人年金保険 合 計 うち医療保障・生前給付保障等 平成25年度 第3四半期累計期間 平成26年度 第3四半期累計期間 1,590 1,609 前年 同期比 101.2 444 426 95.9 2,035 2,035 100.0 313 307 98.0 (注) 1. 「年換算保険料」とは､１回あたりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ､１年あたりの保険料に換算した金額です(一時払契約等は､ 保険料を保険期間で除した金額)。 2. 「医療保障・生前給付保障等」については、医療保障給付（入院給付、手術給付等）、生前給付保障給付（特定疾病給付、介護給付等）、保険料払込 免除給付（障がいのみを事由とするものは除く。特定疾病罹患、介護等を事由とするものを含む）等に該当する部分の年換算保険料を計上しています。 3. 新契約年換算保険料は、新契約に転換による純増加を加えた数値です。 － １ － 日本生命保険相互会社 140 ２．資産運用の実績（一般勘定） （１）資産の構成 （単位：億円、％） 区分 現預金・コールローン 平成25年度末 金額 平成26年度第3四半期会計期間末 占率 金額 占率 7,500 1.3 7,457 1.2 － － － － 債券貸借取引支払保証金 1,598 0.3 1,780 0.3 買入金銭債権 5,706 1.0 5,250 0.9 商品有価証券 － － － － 金銭の信託 － － － － 432,707 77.9 479,249 79.8 216,668 39.0 223,759 37.3 71,456 12.9 81,916 13.6 外国証券 138,760 25.0 164,985 27.5 公社債 102,258 18.4 124,321 20.7 株式等 36,501 6.6 40,664 6.8 買現先勘定 有価証券 公社債 株式 その他の証券 貸付金 保険約款貸付 一般貸付 不動産 うち投資用不動産 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 一般勘定資産計 うち外貨建資産 5,822 1.0 8,589 1.4 85,289 15.4 83,427 13.9 7,822 1.4 7,462 1.2 77,466 13.9 75,965 12.6 17,024 3.1 16,929 2.8 10,705 1.9 10,800 1.8 － － － － 5,876 1.1 6,648 1.1 △70 △0.0 △65 △0.0 555,633 100.0 600,678 100.0 116,728 21.0 143,550 23.9 （注） 1. 上記資産には、現金担保付債券貸借取引に伴う受入担保金を含んでいます。なお、受け入れた担保金は「債券貸借取引受入担保金」として 負債にも計上しています。（平成25年度末：8,026億円、平成26年度第3四半期会計期間末：8,289億円） 2. 「不動産」については、土地・建物・建設仮勘定を合計した金額を計上しています。 － ２ － 日本生命保険相互会社 （２）有価証券の時価情報（売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの） （単位：億円） 平成25年度末 区分 帳簿価額 差損益 差益 時価 帳簿価額 差損 平成26年度第3四半期会計期間末 差損益 時価 差益 差損 責任準備金対応債券 201,363 219,363 18,000 18,087 △87 205,625 234,484 28,859 28,863 △3 満期保有目的の債券 － － － － － － － － － － 子会社・関連会社株式 77 617 540 540 － 77 515 438 438 － 180,158 226,772 46,614 47,791 △1,177 192,912 268,692 75,779 76,181 △402 公社債 20,563 21,550 987 998 △10 21,963 23,743 1,779 1,779 △0 株式 40,819 69,112 28,293 29,232 △939 39,124 80,605 41,481 41,809 △328 外国証券 111,097 127,931 16,834 17,049 △215 122,155 153,483 31,328 31,402 △73 公社債 90,312 101,438 11,126 11,315 △189 101,054 123,572 22,518 22,523 △5 株式等 20,785 26,493 5,708 5,733 △25 21,101 29,911 8,810 8,878 △68 その他の証券 5,048 5,547 499 511 △12 7,130 8,319 1,189 1,189 △0 その他有価証券 買入金銭債権 280 280 △0 － △0 389 389 0 0 △0 2,350 2,349 △0 0 △0 2,150 2,149 △0 － △0 381,599 446,754 65,154 66,419 △1,265 398,615 503,692 105,077 105,483 △406 215,680 234,215 18,534 18,632 △97 221,979 252,175 30,196 30,199 △3 譲渡性預金 合 計 公社債 株式 40,819 69,112 28,293 29,232 △939 39,124 80,605 41,481 41,809 △328 外国証券 111,994 129,408 17,414 17,629 △215 122,981 154,792 31,810 31,884 △73 公社債 91,132 102,297 11,165 11,354 △189 101,802 124,364 22,562 22,567 △5 株式等 20,862 27,111 6,248 6,274 △25 21,178 30,427 9,248 9,316 △68 その他の証券 5,048 5,547 499 511 △12 7,130 8,319 1,189 1,189 △0 買入金銭債権 5,706 6,119 413 414 △0 5,249 5,649 399 400 △0 譲渡性預金 2,350 2,349 △0 0 △0 2,150 2,149 △0 － △0 (注) 本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでいます。 ○時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は以下のとおりです。 (単位：億円) 区分 平成26年度 第3四半期会計期間末 平成25年度末 責任準備金対応債券 － － 満期保有目的の債券 － － 非上場外国債券 － － その他 － － 子会社・関連会社株式 2,319 2,808 その他有価証券 9,942 8,969 非上場国内株式（店頭売買株式を除く） 1,965 932 非上場外国株式（店頭売買株式を除く） 6,224 6,124 － － 非上場外国債券 その他 合 計 1,751 1,912 12,261 11,777 (注) 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券のうち、外貨建資産について為替を評価した差損益は次のとおりです。 (平成25年度末：428億円、平成26年度第3四半期会計期間末：928億円) （３）金銭の信託の時価情報 ・運用目的の金銭の信託 平成25年度末、平成26年度第3四半期会計期間末に該当の残高はありません。 ・責任準備金対応、満期保有目的、その他の金銭の信託 平成25年度末、平成26年度第3四半期会計期間末に該当の残高はありません。 － ３ － 日本生命保険相互会社 ３．四半期貸借対照表 （単位：百万円） 期 別 科 目 （ 資 産 の 部 ） 現 金 及 び 預 貯 金 コ ー ル ロ ー ン 債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 金 買 入 金 銭 債 権 有 価 証 券 （ うち国 債 ） （ うち地 方 債 ） （ うち社 債 ） （ うち株 式 ） （ うち外 国 証 券 ） 貸 付 金 保 険 約 款 貸 付 一 般 貸 付 有 形 固 定 資 産 無 形 固 定 資 産 再 保 険 貸 そ の 他 資 産 支 払 承 諾 見 返 貸 倒 引 当 金 資 産 の 部 合 計 （ 負 債 の 部 ） 保 険 契 約 準 備 金 支 払 備 金 責 任 準 備 金 社 員 配 当 準 備 金 再 保 険 借 社 債 そ の 他 負 債 債 券 貸 借 取 引 受 入 担 保 金 未 払 法 人 税 等 リ ー ス 債 務 資 産 除 去 債 務 そ の 他 の 負 債 役 員 賞 与 引 当 金 退 職 給 付 引 当 金 役 員 退 職 慰 労 引 当 金 ポ イ ン ト 引 当 金 価 格 変 動 準 備 金 繰 延 税 金 負 債 再 評 価 に 係 る 繰 延 税 金 負 債 支 払 承 諾 負 債 の 部 合 計 （ 純 資 産 の 部 ） 基 金 基 金 償 却 積 立 金 再 評 価 積 立 金 剰 余 金 損 失 塡 補 準 備 金 そ の 他 剰 余 金 社 員 配 当 平 衡 積 立 金 危 険 準 備 積 立 金 社会厚生福祉事業助成資金 圧 縮 積 立 金 圧 縮 特 別 勘 定 積 立 金 別 段 積 立 金 四 半 期 未 処 分 剰 余 金 基 金 等 合 計 そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 繰 延 ヘ ッ ジ 損 益 土 地 再 評 価 差 額 金 評 価 ・ 換 算 差 額 等 合 計 純 資 産 の 部 合 計 負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計 平成25年度末要約貸借対照表 （平成26年3月31日現在） 金額 * 平成26年度第3四半期会計期間末 （平成26年12月31日現在） 金額 467,727 349,400 159,856 570,632 44,369,012 (17,578,858) (1,522,414) (2,944,847) (7,334,077) (14,258,244) 8,528,979 782,280 7,746,698 1,718,217 179,292 260 424,228 30,137 △7,024 56,790,719 367,056 480,100 178,009 525,004 49,052,552 (18,403,489) (1,499,960) (2,814,547) (8,418,735) (16,919,134) 8,342,733 746,209 7,596,524 1,708,341 170,165 92 512,804 33,466 △6,511 61,363,815 48,785,930 199,582 47,515,496 1,070,852 343 157,040 1,607,132 802,691 101,948 4,930 2,031 695,531 50 385,283 4,403 12,609 623,312 328,632 128,236 30,137 52,063,111 50,030,920 191,861 48,744,476 1,094,582 136 399,590 1,945,562 828,917 43,817 4,395 1,965 1,066,467 34 373,385 4,189 14,325 766,894 1,058,034 123,116 33,466 54,749,656 250,000 1,000,000 651 440,022 13,270 426,752 － 71,917 259 42,693 33 170 311,679 1,690,674 3,256,652 △134,156 △85,561 3,036,934 4,727,608 56,790,719 200,000 1,050,000 651 406,834 14,208 392,626 50,000 71,917 332 45,882 34 170 224,289 1,657,485 5,303,183 △250,190 △96,320 4,956,673 6,614,158 61,363,815 （注） * 平成25年度末要約貸借対照表の四半期未処分剰余金は、当期未処分剰余金を示しております。 － ４ － 日本生命保険相互会社 注記事項 （平成 26 年度第 3 四半期会計期間末 四半期貸借対照表） 1. 当第 3 四半期累計期間に係る法人税及び住民税並びに法人税等調整額は、当期に係る剰余金処分による圧縮積立金、社員配当準 備金等の積立て及び取崩しを前提として計算しております。 2. 社員配当準備金の異動状況は、次のとおりです。 イ ロ ハ ニ ホ 当期首現在高 前期剰余金よりの繰入額 当第 3 四半期累計期間社員配当金支払額 利息による増加額 当第 3 四半期会計期間末現在高（イ＋ロ－ハ＋ニ） 1,070,852 百万円 201,765 百万円 195,876 百万円 17,840 百万円 1,094,582 百万円 3. 基金を 50,000 百万円償却したことに伴い、同額を保険業法第 56 条に規定する基金償却積立金に積立てております。 4. 消費貸借契約により貸し付けている有価証券の貸借対照表価額は 2,985,154 百万円であります。 5. 平成 26 年 10 月 16 日に発行した外貨建劣後特約付社債は、発行日の 10 年後の応当日及びそれ以降 5 年を経過するごとの各日に、 監督当局の事前承認等を前提として当社の裁量により繰上償還をすることが可能であり、ヘッジ会計の手法として通貨スワップの振当 処理を適用しております。 － ５ － 日本生命保険相互会社 ４．四半期損益計算書 （単位：百万円） 期 別 平成25年度第3四半期累計期間 平成26年度第3四半期累計期間 平成25年4月1日から 平成26年4月1日から 平成25年12月31日まで 平成26年12月31日まで 金額 金額 科 目 経 常 保 収 険 料 等 （ う ち保 資 収 険 産 運 料 用 収 益 4,971,465 5,109,685 入 3,523,245 3,683,003 ） (3,522,730) (3,682,632) 益 1,321,226 1,312,954 （ う ち利 息 及 び 配 当 金 等 収 入 ） （ う ち金 銭 の 信 託 運 用 益 ） (5) (4) （ う ち有 益 ） (252,996) (214,020) （ う ち特 別 勘 定 資 産 運 用 益 ） (138,852) (127,966) そ の 価 証 他 経 券 経 険 却 常 常 保 売 収 費 金 等 支 （ う ち保 払 険 （ う ち年 （ う ち給 付 （ う ち解 約 （ う ちそ 責 任 準 返 の 他 113,727 4,590,322 4,718,104 金 2,792,325 2,723,333 金 ） (758,962) (763,797) 金 ） (636,059) (619,964) 金 ） (548,376) (512,339) 金 ） (646,356) (592,371) 金 ） (201,856) (234,189) 1,048,835 1,246,820 額 1,030,133 1,228,979 社 員 配 当 金 積 立 利 息 繰 入 額 18,701 17,840 122,755 106,595 資 産 備 繰 126,993 用 額 準 等 益 入 任 金 戻 (965,609) 入 責 備 戻 返 (926,446) 金 運 繰 用 （ う ち支 費 払 用 息 ） (5,901) (6,627) （ う ち有 価 証 券 売 却 損 ） (35,948) (13,657) （ う ち有 価 証 券 評 価 損 ） (4,736) (974) （ う ち金 融 派 生 商 品 費 用 ） (29,326) (41,272) 費 416,500 419,745 事 利 業 そ 用 209,905 221,609 経 の 常 利 益 381,143 391,581 特 別 利 益 2,588 3,541 固 他 定 資 特 定 法 産 等 処 産 等 格 社 会 引 変 厚 前 人 生 人 分 損 動 準 福 四 税 分 処 損 価 費 損 資 減 法 常 別 固 税 経 備 祉 事 半 及 税 金 期 び 等 繰 業 純 調 3,541 194,564 167,701 損 4,660 1,682 失 1,268 19,509 額 187,208 143,582 成 金 1,427 2,927 余 189,167 227,421 税 134,059 130,102 額 △98,496 △113,283 剰 民 整 2,588 失 入 助 住 益 法 人 税 等 合 計 35,562 16,818 四 半 期 純 剰 余 153,604 210,603 － ６ － 日本生命保険相互会社 注記事項 （平成 26 年度第 3 四半期累計期間 1. 四半期損益計算書） 減損損失に関する主な内容は、次のとおりです。 ①資産をグルーピングした方法 賃貸用不動産等及び遊休不動産等については、それぞれの物件ごとに１つの資産グループとしております。また、保険事業等の用に 供している不動産等については、保険事業等全体で１つの資産グループとしております。 ②減損損失の認識に至った経緯 一部の資産グループに著しい収益性の低下又は時価の下落が見られたことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額 を減損損失として特別損失に計上しております。 ③減損損失を認識した資産グループと減損損失計上額の固定資産の種類ごとの内訳 用途 賃貸用不動産等 遊休不動産等 合計 土地 1,846 13,579 15,426 借地権 1,489 1,489 建物 2,088 505 2,594 （単位：百万円） 合計 5,424 14,085 19,509 ④回収可能価額の算定方法 回収可能価額は、物件により使用価値又は正味売却価額を適用しております。 なお、使用価値については、原則として将来キャッシュ・フローを 4.0％で割り引いて算定しております。また、正味売却価額について は、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額又は公示価格等をもとに算定しております。 － ７ － 日本生命保険相互会社 ５．経常利益等の明細（基礎利益） （単位：百万円） 平成25年度 第3四半期累計期間 基礎利益 Ａ 平成26年度 第3四半期累計期間 392,818 439,882 254,584 214,024 － － 5 4 － － 252,996 214,020 － － 1,582 － － － 70,012 55,977 商品有価証券運用損 － － 金銭の信託運用損 － － 売買目的有価証券運用損 － － 有価証券売却損 35,948 13,657 有価証券評価損 4,736 974 29,326 41,272 為替差損 － 73 その他キャピタル費用 － － Ｂ 184,572 158,046 Ａ＋Ｂ 577,390 597,929 128 － 再保険収入 － － 危険準備金戻入額 － － 128 － － － 196,376 206,347 － － 196,376 205,651 個別貸倒引当金繰入額 － 696 特定海外債権引当勘定繰入額 － － 貸付金償却 － 0 その他臨時費用 － － キャピタル収益 商品有価証券運用益 金銭の信託運用益 売買目的有価証券運用益 有価証券売却益 金融派生商品収益 為替差益 その他キャピタル収益 キャピタル費用 金融派生商品費用 キャピタル損益 キャピタル損益含み基礎利益 臨時収益 個別貸倒引当金戻入額 その他臨時収益 臨時費用 再保険料 危険準備金繰入額 臨時損益 Ｃ △196,247 △206,347 経常利益 Ａ＋Ｂ＋Ｃ 381,143 391,581 － ８ － 日本生命保険相互会社 ６．ソルベンシー・マージン比率 (単位：百万円) 項目 ソルベンシー･マージン総額 （Ａ） 基金・諸準備金等 基金等 価格変動準備金 危険準備金 一般貸倒引当金 その他 その他有価証券の評価差額×90％ 土地の含み損益×85％ 全期チルメル式責任準備金相当額超過額 負債性資本調達手段等 9,437,173 12,628,690 3,422,870 3,942,295 1,486,123 1,657,485 623,312 766,894 1,005,760 1,211,411 3,952 2,780 303,722 303,722 4,221,212 6,863,164 28,567 16,764 1,552,382 1,520,370 157,040 399,590 － － △428 △938 55,528 △112,555 2,422,583 2,704,828 全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等 のうち、マージンに算入されない額 控除項目 その他 リスクの合計額 平成26年度 第3四半期会計期間末 平成25年度末 R1 R 8 2 R 2 R 3 R 7 2 R 4 （Ｂ） 保険リスク相当額 R1 131,177 128,780 第三分野保険の保険リスク相当額 R8 74,655 75,378 予定利率リスク相当額 R2 389,635 387,184 最低保証リスク相当額 R7 5,870 5,836 資産運用リスク相当額 R3 1,966,765 2,247,040 経営管理リスク相当額 R4 51,362 56,884 ソルベンシー･マージン比率 （Ａ） ×100 （1／2）×（Ｂ） 779.0% 933.7% （注） 1. 平成25年度末は、保険業法施行規則第86条、第87条及び平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しています。 平成26年度第3四半期会計期間末は、これらの規定に準じて、当社が合理的と判断する方法で算出しています。 2. 最低保証リスク相当額の算出に際しては、標準的方式を使用しています。 － ９ － 日本生命保険相互会社 ７．特別勘定の状況 （１）特別勘定資産残高の状況 （単位：百万円） 区分 平成25年度末 平成26年度 第3四半期会計期間末 金額 金額 個人変額保険 116,835 130,217 個人変額年金保険 100,517 84,955 団体年金保険 1,010,045 1,080,758 特別勘定計 1,227,398 1,295,931 （２）保有契約高 ・個人変額保険 （単位：件、百万円） 区分 平成25年度末 件数 平成26年度第3四半期会計期間末 金額 件数 金額 変額保険（有期型） 1,820 8,931 1,755 8,542 変額保険（終身型） 35,433 531,558 34,880 517,409 合 計 37,253 540,490 36,635 525,952 ・個人変額年金保険 （単位：件、百万円） 区分 個人変額年金保険 平成25年度末 件数 14,505 平成26年度第3四半期会計期間末 金額 100,516 － １０ － 件数 11,577 金額 84,938 日本生命保険相互会社 ８．保険会社及びその子会社等の状況 （１）主要な業務の状況を示す指標 （単位：億円） 平成25年度 第3四半期連結累計期間 平成26年度 第3四半期連結累計期間 経常収益 50,471 51,843 経常利益 3,888 3,973 四半期純剰余 1,572 2,126 四半期包括利益 9,851 21,514 項目 項目 平成26年度 第3四半期連結会計期間末 平成25年度末 総資産 570,902 ソルベンシー・マージン比率 616,794 795.5% 952.0% （２）連結の範囲及び持分法の適用に関する事項 連結される子会社及び子法人等数 9社 持分法適用の非連結の子会社及び子法人等数 0社 持分法適用の関連法人等数 5社 期中における重要な関係会社の異動について なし （３）四半期連結財務諸表の作成方針 重要な変更はありません。 － １１ － 日本生命保険相互会社 （４）四半期連結貸借対照表 （単位：百万円） 期 別 科 目 （ 資 現 産 金 の 部 394,932 ン 349,400 480,100 債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 金 159,856 178,009 買 ル 入 貯 ロ 金 有 預 ） 497,125 ー び 平成26年度 第3四半期連結会計期間末 （平成26年12月31日現在） 金額 金 コ 及 平成25年度末 要約連結貸借対照表 （平成26年3月31日現在） 金額 ー 銭 価 債 証 貸 付 有 形 無 形 再 固 定 固 定 保 そ の 他 延 税 支 払 承 貸 倒 諾 引 525,004 44,411,714 49,102,731 金 8,488,309 8,299,208 産 1,728,486 1,720,964 資 産 176,733 168,651 貸 503 270 資 金 570,632 券 資 険 繰 権 産 686,945 780,851 資 産 4,619 3,817 見 返 25,299 33,605 金 △9,386 △8,672 57,090,238 61,679,474 金 48,792,463 50,036,181 金 204,408 195,553 金 47,517,202 48,746,044 金 借 1,070,852 1,094,582 377 169 当 資 産 の 部 合 計 （ 負 債 の 部 ） 保 険 契 支 約 準 払 責 任 社 員 再 備 備 準 配 備 当 準 険 保 備 社 そ 役 の 員 他 賞 退 職 給 役 員 退 負 与 付 職 引 当 に 係 る 慰 労 引 債 157,040 399,590 債 1,832,055 2,166,773 金 50 34 負 債 359,438 355,958 当 金 4,508 4,306 当 金 12,609 14,325 備 金 623,312 766,894 債 340,794 1,067,652 再 評 価 に 係 る 繰 延 税 金 負 債 ポ イ ン 価 格 変 繰 延 （ 引 動 税 支 負 ト 準 金 払 債 負 承 の 部 合 純 資 産 の 部 金 償 却 積 立 基 基 再 評 価 積 立 128,236 123,116 諾 25,299 33,605 計 52,276,186 54,968,607 ） 金 250,000 200,000 金 1,000,000 1,050,000 金 651 651 連 結 剰 余 金 477,329 446,143 基 金 等 合 計 1,727,980 1,696,794 そ の 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 3,261,140 5,310,647 繰 益 延 ヘ ッ ジ 損 △134,156 △250,190 土 地 再 評 価 差 額 金 △85,561 △96,320 為 替 換 算 調 整 勘 定 10,162 20,316 退 職 給 付 に 係 る 調 整 累 計 額 20,085 14,451 そ の 他 の 包 括 利 益 累 計 額 合 計 3,071,671 4,998,905 14,399 15,167 少 純 数 資 株 産 主 の 持 部 合 分 計 4,814,051 6,710,867 負 債 及 び 純 資 産 の 部 合 計 57,090,238 61,679,474 － １２ － 日本生命保険相互会社 注記事項 （平成 26 年度第 3 四半期連結会計期間末 四半期連結貸借対照表） 1. 当第 3 四半期連結累計期間に係る親会社の法人税及び住民税並びに法人税等調整額は、当連結会計年度に係る剰余金処分による 圧縮積立金、社員配当準備金等の積立て及び取崩しを前提として計算しております。 2. 社員配当準備金の異動状況は、次のとおりです。 イ 当連結会計期間期首現在高 ロ 前連結会計年度連結剰余金よりの繰入額 ハ 当第 3 四半期連結累計期間社員配当金支払額 ニ 利息による増加額 ホ 当第 3 四半期連結会計期間末現在高（イ＋ロ－ハ＋ニ） 1,070,852 百万円 201,765 百万円 195,876 百万円 17,840 百万円 1,094,582 百万円 3. 基金を 50,000 百万円償却したことに伴い、同額を保険業法第 56 条に規定する基金償却積立金に積立てております。 4. 消費貸借契約により貸し付けている有価証券の貸借対照表価額は 2,985,154 百万円であります。 5. 平成 26 年 10 月 16 日に発行した外貨建劣後特約付社債は、発行日の 10 年後の応当日及びそれ以降 5 年を経過するごとの各日に、 監督当局の事前承認等を前提として親会社の裁量により繰上償還をすることが可能であり、ヘッジ会計の手法として通貨スワップの振 当処理を適用しております。 －１３－ 日本生命保険相互会社 （５）四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 （四半期連結損益計算書） （単位：百万円） 期 別 科 目 経 常 収 平成25年度 第3四半期連結累計期間 平成25年4月1日から 平成25年12月31日まで 金額 平成26年度 第3四半期連結累計期間 平成26年4月1日から 平成26年12月31日まで 金額 益 5,047,159 5,184,316 保 険 料 等 収 入 3,548,320 3,708,103 資 産 運 用 収 益 1,323,205 1,314,156 ( うち 利 息 及 び 配 当 金 等 収 入 ） ( うち 金 銭 ( うち 有 価 ( うち 特 そ の 別 の 信 証 勘 経 資 産 経 険 (927,661) (966,506) 益 ） (5) (4) 益） (253,118) (214,531) 用 益） (138,852) (127,966) 収 益 175,633 162,056 用 4,658,322 4,786,967 金 2,812,537 2,744,389 用 売 却 運 常 常 保 運 券 定 他 託 費 金 等 支 ( うち 保 払 険 ( うち 年 ( うち 給 付 ( うち 解 約 ( うち そ 責 任 の 準 責 任 社 員 資 返 他 備 配 返 金 準 当 金 積 立 繰 利 価 ( うち 有 券 派 生 事 (764,112) 金 ） (636,059) (619,964) 金 ） (568,316) (532,924) 金 ） (646,356) (592,371) 金 ） (201,856) (234,189) 額 1,049,362 1,245,408 入 額 1,030,660 1,227,567 額 18,701 17,840 用 124,792 108,478 繰 入 費 券 証 融 (759,090) 入 利 証 価 ( うち 金 息 用 払 ( うち 有 繰 金 運 ( うち 支 戻 等 備 産 戻 金 ） 息 ） (6,082) (6,910) (36,019) (13,679) 売 却 損 ） 評 価 損 ） (4,753) (974) 用 ） (31,312) (43,175) 費 431,032 435,253 用 240,597 253,437 益 388,837 397,349 益 2,598 3,541 商 品 費 業 そ の 他 経 経 常 常 特 利 別 固 定 利 資 特 産 等 別 固 定 処 産 等 処 損 価 格 社 会 変 益 2,598 3,541 失 194,604 167,709 損 4,701 1,690 失 1,268 19,509 入 額 187,208 143,582 動 準 繰 助 成 金 1,427 2,927 期 純 剰 余 196,830 233,181 等 135,654 132,541 額 △96,777 △112,746 計 38,876 19,795 少 数 株 主 損 益 調 整 前 四 半 期 純 剰 余 157,953 213,386 法 法 法 人 調 税 人 人 整 及 税 祉 金 業 等 福 備 半 金 生 分 損 事 税 厚 分 損 資 減 費 前 四 び 住 等 税 調 等 民 税 整 合 少 数 株 主 利 益 710 779 四 半 期 純 剰 余 157,243 212,606 － １４ － 日本生命保険相互会社 注記事項 （平成 26 年度第 3 四半期連結累計期間 四半期連結損益計算書） 1. 減損損失に関する主な内容は、次のとおりです。 ①資産をグルーピングした方法 賃貸用不動産等及び遊休不動産等については、それぞれの物件ごとに１つの資産グループとしております。また、保険事業等の用に 供している不動産等については、保険事業等全体で１つの資産グループとしております。 ②減損損失の認識に至った経緯 一部の資産グループに著しい収益性の低下又は時価の下落が見られたことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額 を減損損失として特別損失に計上しております。 ③減損損失を認識した資産グループと減損損失計上額の固定資産の種類ごとの内訳 （単位：百万円） 用途 土地 借地権 建物 合計 賃貸用不動産等 1,846 1,489 2,088 5,424 遊休不動産等 13,579 505 14,085 合計 15,426 1,489 2,594 19,509 ④回収可能価額の算定方法 回収可能価額は、物件により使用価値又は正味売却価額を適用しております。 なお、使用価値については、原則として将来キャッシュ・フローを 4.0％で割り引いて算定しております。また、正味売却価額について は、不動産鑑定評価基準に基づく鑑定評価額又は公示価格等をもとに算定しております。 2. 当第 3 四半期連結累計期間に係る賃貸用不動産等減価償却費及び減価償却費の合計額は 45,697 百万円であります。また、当第 3 四半期連結累計期間に係るのれん償却額はありません。 －１５－ 日本生命保険相互会社 （四半期連結包括利益計算書） （単位：百万円） 期 別 科 目 少 数 株 主 損 益 調 整 前 四 半 期 純 剰 余 そ の そ 他 の 他 繰 有 延 価 包 証 ヘ 券 ッ 括 評 価 利 差 ジ 額 損 平成26年度 第3四半期連結累計期間 平成26年4月1日から 平成26年12月31日まで 金額 157,953 213,386 益 827,171 1,938,031 金 863,808 2,046,930 益 △65,743 △116,033 土 地 再 評 価 差 額 金 △20 － 為 替 換 算 調 整 勘 定 27,789 4,251 額 － △5,634 持 分 法 適 用 会 社 に 対 す る 持 分 相 当 額 1,336 8,518 益 985,125 2,151,418 親 会 社 に 係 る 四 半 期 包 括 利 益 984,335 2,150,598 少 数 株 主 に 係 る 四 半 期 包 括 利 益 789 819 退 四 の 平成25年度 第3四半期連結累計期間 平成25年4月1日から 平成25年12月31日まで 金額 職 半 給 付 期 に 包 係 る 括 調 利 整 － １６ － 日本生命保険相互会社 （６）連結ソルベンシー・マージン比率 （単位：百万円） 項目 平成26年度 第3四半期 連結会計期間末 平成25年度末 ソルベンシー･マージン総額 （Ａ） 9,434,311 12,578,581 3,486,074 4,008,204 1,547,207 1,721,422 623,312 766,894 1,005,760 1,211,411 異常危険準備金 － － 一般貸倒引当金 6,071 4,753 303,722 303,722 4,225,944 6,868,441 土地の含み損益×85％ 28,638 16,835 未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の合計額 28,983 20,854 1,552,382 1,520,370 157,040 399,590 － － △100,279 △143,095 55,528 △112,618 2,371,701 2,642,429 基金・諸準備金等 基金等 価格変動準備金 危険準備金 その他 その他有価証券の評価差額×90％ 全期チルメル式責任準備金相当額超過額 負債性資本調達手段等 全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等 のうち、マージンに算入されない額 控除項目 その他 リスクの合計額 ( R1 R5 R8 R9 ) 2 (R2 R3 R7 ) 2 R4 R6 2 2 （Ｂ） 保険リスク相当額 R1 131,177 128,780 一般保険リスク相当額 R5 － － 巨大災害リスク相当額 R6 － － 第三分野保険の保険リスク相当額 R8 77,619 78,342 少額短期保険業者の保険リスク相当額 R9 － － 予定利率リスク相当額 R2 389,635 387,184 最低保証リスク相当額 R7 5,870 5,836 資産運用リスク相当額 R3 1,916,372 2,185,391 経営管理リスク相当額 R4 50,413 55,710 ソルベンシー･マージン比率 （Ａ） （1／2）×（Ｂ） ×100 795.5% 952.0% （注） 1. 平成25年度末は、保険業法施行規則第86条の2、第88条及び平成23年金融庁告示第23号の規定に基づいて算出しています。 平成26年度第3四半期連結会計期間末は、これらの規定に準じて、当社が合理的と判断する方法で算出しています。 2. 平成25年度末より、「未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の合計額」を含め計算しています。 3. 最低保証リスク相当額の算出に際しては、標準的方式を使用しています。 － １７ － 日本生命保険相互会社 （７）セグメント情報 平成26年度第3四半期連結累計期間（平成26年4月1日から平成26年12月31日まで）において、当社及び連結される 子会社及び子法人等は、国内外において保険及び保険関連事業（資産運用関連事業、総務関連事業等を含む）を営ん でいますが、その他報告すべき重要なセグメントがないため、セグメント情報の記載を省略しています。 Ｈ２６－１６０３Ｇ，広報部 － １８ － 日本生命保険相互会社
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