「公認指導員」制度概要

2015 年 2 月
(NPO)JAA 教育局指導委員会
「公認指導員」制度
「公認指導員」制度概要
制度概要
以下は、(NPO)日本合気道協会
)日本合気道協会(以下
)が認定する指導員である「
(
)日本合気道協会(以下 JAA)
が認定する指導員である「公認指導員」
公認指導員」制
度の概要を説明したものです。今後変更されることがあります。
1.
JAA 公認指導員について
<目的>
この制度は、次の事項の達成をはかることを目的とする。
(1) 富木合気道の普及発展に即応する指導体制を確立すること。
(2) 指導者を一貫したシステムにより養成し、その資質と指導力の向上をはかること。
(3) 指導者の位置づけと役割に応じた資格認定を明確にし、社会的信頼を確保すること。
指導者の位置づけと役割に応じた資格認定を明確にし、社会的信頼を確保すること。
<指導者の種類と役割
<指導者の種類と役割>
と役割>
JAA が公認する指導員の種類と役割は、次のとおりとする。
が公認する指導員の種類と役割は、次のとおりとする。
(1) 一級指導員
一級指導員(五段以上
指導員(五段以上)
(五段以上)
指導者の指導者として各地域
指導者の指導者として各地域において
各地域において中心的な役割を担う
において中心的な役割を担う。
中心的な役割を担う。
(2) 二級指導員
二級指導員(三段以上)
指導員(三段以上)
十分な技量や
十分な技量や知識に基づいて、
技量や知識に基づいて、対象に合わせた技術指導等にあたり、
知識に基づいて、対象に合わせた技術指導等にあたり、事業計画の
対象に合わせた技術指導等にあたり、事業計画の
立案などクラブ内指導者の中心的な役割を担う。
立案などクラブ内指導者の中心的な役割を担う。
(3) 准指導員(二段以上)
准指導員(二段以上)
各クラブにおいて基礎的な合気道の指導や運営にあたる
各クラブにおいて基礎的な合気道の指導や運営にあたる。
指導や運営にあたる。
(4) 上級名誉
上級名誉指導員
名誉指導員(富木師範・大庭師範の時代に本協会から授与された公認指導員
指導員(富木師範・大庭師範の時代に本協会から授与された公認指導員
授与者のうちほぼ継続的に貢献があった者
授与者のうちほぼ継続的に貢献があった者)
のうちほぼ継続的に貢献があった者)
斯界の先達として遇せられる。
斯界の先達として遇せられる。教育局の要請に応じて
教育局の要請に応じてその
要請に応じてその諮問に応える
その諮問に応える役割を担
諮問に応える役割を担
う。
(注)一級
(注)一級指導員と
一級指導員と二級
指導員と二級指導員の資格取得要件等については
二級指導員の資格取得要件等については JAA 指導委員会で検討中。
2.
准指導員
准指導員については次のとおりとする。
(1) 役割
各クラブにおいて基礎的な合気道の指導や運営にあたる。
各クラブにおいて基礎的な合気道の指導や運営にあたる。
(2) 要件
① JAA 二段以上であること
② 指導者講習会に参加して所定の課程を修了すること(*)
指導者講習会に参加して所定の課程を修了すること(*)
(*)講習会 DVD を購読して、自己学習することも可能とする
自己学習することも可能とする(期限 11 月末)。
ただし、年 1 回以上は指導者講習会もしくは指導者講習会の内容を含んだ JAA
2015 年 2 月
(NPO)JAA 教育局指導委員会
講習会に参加しなければならない
講習会に参加しなければならない。対象となる
しなければならない。対象となる JAA 講習会は 3 月に愛媛県今治
市、7
市、 月に福島県で開催予定。
③ 公益財団法人日本体育協会が認定する「スポーツリーダー」資格を取得する
公益財団法人日本体育協会が認定する「スポーツリーダー」資格を取得する
こと(2017
年からを予定。既に認定された准指導員に
こと(
年からを予定。既に認定された准指導員には更新要件とする)
。既に認定された准指導員には更新要件とする)
(3) 登録料
なし
(4) 認定
年内の受講実績に基づき、教育局で認定する(翌年の
。
(翌年の新春稽古会で
翌年の新春稽古会で認定証を授与)
新春稽古会で認定証を授与)
(5) 任期
2年
(6) 更新要件
2 年間で指導者講習会の所定の課程を修了すること
3.
2015 年指導者講習会カ
指導者講習会カリキュラム
キュラム
講習会は前
○-2)各
)各 65 分で構
講習会は前後半(○-1,○
分で構成される。
講習内容
開催時期
乱取 17 本の形
本の形①(全
①(全体像と間合)
2月
1-2
乱取 17 本の形
本の形②(当身
②(当身技)
当身技)
〃
2-1
乱取 17 本の形
本の形③(肘
③(肘技)
4月
乱取 17 本の形④
本の形④(
形④(手首技)
手首技)
〃
3-1
乱取 17 本の形⑤
、10
本の形⑤(
形⑤(浮技)
、 本の裏
本の裏技①
6月
3-2
10 本の裏
本の裏技②
〃
No.
区分
基礎理論
基礎理論
1-1
2-2
4-1
/実技
実技
実技
基礎理論
基礎理論
古流第三の
流第三の形
三の形①
/実技
実技
(全体像、礼法、座
法、座技 1 本目~
本目~3 本目)
4-2
5-1
実技
5-2
基礎理論
基礎理論
6-1
6-2
/実技
実技
指導実習
8月
古流第三の
流第三の形
三の形②(座
②(座技 4 本目、半座半
本目、半座半立技
半座半立技 4 本)
〃
古流第三の
流第三の形
三の形③(立技 8 本)
9月
古流第三の
流第三の形④
三の形④(対
形④(対短刀
(対短刀技
短刀技 8 本)
〃
運足、手刀単独動作、
手刀単独動作、手刀合わせ、
手刀合わせ、掌底
合わせ、掌底合わせ
掌底合わせ
11 月
受身指導法、安全管理
指導法、安全管理
年齢・対象に応じた指導、指導に
・対象に応じた指導、指導における
指導における留意点
おける留意点
〃
開催時期は会場
開催時期は会場の都合などで変更される場
合などで変更される場合があります。予めご
合があります。予めご了
めご了承ください
(2015 年 2 月 JAA 教育局指導委員会
教育局指導委員会作成)