2015 年 2 月 12 日 発行 第 5620 号 ビーバーエアコン新シリーズ全 17 機種を発売 最高級・高機能・標準モデルを発売、 環境に配慮した新冷媒 R32 採用モデルも投入 三菱重工業は、家庭用ルームエアコン(ビーバーエアコン)の新シリーズ 17 機種を 3 月上旬か ら順次発売します。本製品は、高 APF(通年エネルギー消費効率)※1 を達成した最高級モデルの SS シリーズ 6 機種、フィルター自動清掃を搭載した高機能モデルの RS シリーズ 5 機種、標準モ デルの TS シリーズ 6 機種です。各機種の販売価格はオープンです。 3 シリーズとも大風量でパワフルな「JET 気流運転」および急速な冷暖房を可能にした「ワープ運 転」や、風量・風向の自動制御で部屋を均一に効率よく冷暖房する「おまかせ気流運転」などによ り、快適な生活空間を提供します。また、TS シリーズには地球温暖化係数が従来の冷媒 R410A に比べて約 1/3※2 の新冷媒 R32 を採用し環境に配慮しています。 SS シリーズには、人の動きを検知して設定温度を自動調整する人感センサー機能を搭載。人 の不在を検知して冷やし過ぎ・暖め過ぎをセーブし、不在時間が長いと自動停止する一方、人が 戻ると自動で運転復帰することで省エネ(節電)運転をアシストします。また、当社のグループ会社 である三菱重工冷熱株式会社が販売しているハイブリッド加熱気化式加湿器「roomist」SHK シ リーズ 4 機種との連動運転機能も搭載。エアコンの湿度検知機能に基づき、エアコンから加湿器 に対して運転・停止信号を送信、その信号を受信した加湿器は、設定湿度に基づき自動で運転・ 停止します。 当社は、新シリーズ 17 機種のラインアップで幅広いニ-ズに応えます。 【新シリーズの特長】 1.スピーディ&パワフルに部屋を快適にする「JET 気流」&「ワープ運転」 ジェットエンジンの翼形状設計に使われる解析技術 CFD(数値流体力学)を風路設計に応用した 「JET BODY」から送り出される「JET 気流」は、少ない電力で大風量を吹き出すことで、音や振動 を抑えて遠く、すみずみまで風を届けます。また、「ワープ運転」は、すぐに部屋を冷やしたい、暖 めたいというときに便利な機能。冷風・温風を吹き出して、素早く快適空間へ“ワープ”します。航空 機やロケットの製造も手掛ける当社ならではの先端テクノロジーです。 2.「フィルター自動清掃」でいつもキレイ 室内機内部をクリーンに保つ「フィルター自動清掃」機能を搭載。抗菌仕様※3 のダストボックス、ブ ラシは取り外して水洗いできる簡単構造。約 1 年に 1 回※4 のダストボックスのお手入れ時期は本 体のフィルター清掃ランプで知らせます。 3.16 通りの「エリア空調」で気流を自在にコントロール 部屋全体、中央、左奥、右奥、左手前、右手前のエリアを組み合わせた 16 パターンの中から、お 好みのエリアを選択して空調できます。左右独立のフラップ、ルーバーで気流をきめ細かくコントロ ールできるので、風に当たりたいときも、風に当たりたくないときも状況に応じた選択が可能です。 4.「おまかせ気流運転」でムラなく空調 風量、風向を自動的にコントロールして、部屋全体をより素早く、より均一に効率よく空調します。 5.生活シーンに合わせた使い方ができる「プログラムタイマー運転」 「入タイマー」と「切タイマー」を組み合わせた運転ができます。一度設定して「運転」すれば、「停 止」ボタンを押さない限り、毎日同じ時刻に運転/停止するため、切り忘れの心配がありません。 6.室内機と室外機のコンパクト・軽量化で設置作業が容易に 18 畳向け室内機を、既存モデル(TR シリーズ)に比べ体積比で 2 割強小さい高さ 294×幅 798×奥行き 229mm に小型化しました。また、10 畳向けおよび 12 畳向けの室外機を、6 畳向 けおよび 8 畳向けと同サイズの高さ 540×幅 645×奥行き 275mm にコンパクト・軽量化。これ により、設置作業の改善と省スペース化を実現。 7.キレイが続いて丈夫で長持ちの気くばり設計 熱交換器に汚れが付着するのを防ぐ「清潔プレコート熱交フィン」や、抗菌仕様でカビなどの成長 を抑える「抗菌ファン※3」、「内部クリーン運転」など、室内機がいつもキレイな状態で運転できる ようにしています。 8.大きく、見やすく、使いやすいリモコン 大型液晶画面は、より多くの情報を見やすく表示。また、使用頻度が高い機能のボタンだけを絞り 込んで液晶画面下部に配置するなど、子どもやお年寄りにやさしい設計を採用しています。 9.新冷媒 R32 の採用で環境に配慮 地球温暖化係数が従来の冷媒 R410A と比べて約 1/3※2 と、より低い新冷媒 R32 を採用し環境 に配慮しています。 特長一覧 SS シリーズ RS シリーズ TS シリーズ 1.JET・ワープ ○ ○ ○ 2.フィルター自動清掃 ○ ○ 3.エリア空調 ○ 4.おまかせ気流運転 ○ ○ ○ 5.プログラムタイマープ ○ ○ ○ 6.コンパクト・軽量化 ○ 7.キレイ長持ち ○ ○ ○ 8.使いやすいリモコン ○ ○ ○ 9.新冷媒R32 ○ 新製品概要(SS シリーズ) 室内機形式 電源 定格冷房能力 冷房時適用畳数 APF 発売時期 SRK22SS 100V 2.2kW 6畳 6.8 2015 年 3 月 SRK25SS 100V 2.5kW 8畳 6.7 SRK28SS 100V 2.8kW 10 畳 6.7 SRK36SS 100V 3.6kW 12 畳 6.1 SRK40SS2 200V 4.0kW 14 畳 6.1 SRK56SS2 200V 5.6kW 18 畳 5.3 新製品概要(RS シリーズ) 室内機形式 電源 定格冷房能力 冷房時適用畳数 APF 発売時期 SRK22RS 100V 2.2kW 6畳 5.8 2015 年 3 月 SRK25RS 100V 2.5kW 8畳 5.9 SRK28RS 100V 2.8kW 10 畳 5.8 SRK36RS 100V 3.6kW 12 畳 5.1 SRK40RS2 200V 4.0kW 14 畳 5.1 新製品概要(TS シリーズ) 室内機形式 電源 定格冷房能力 冷房時適用畳数 APF 発売時期 SRK22TS 100V 2.2kW 6畳 5.8 2015 年 3 月 SRK25TS 100V 2.5kW 8畳 6.0 SRK28TS 100V 2.8kW 10 畳 5.8 SRK36TS 100V 3.6kW 12 畳 5.1 SRK40TS2 200V 4.0kW 14 畳 5.1 SRK56TS2 200V 5.6kW 18 畳 5.0 ※1 APF(Annual Performance Factor:通年エネルギー消費効率)は、年間を通じて冷暖房を 行うために必要な能力の総和を各冷暖房機器のエネルギー消費量で割った性能評価指数です。 値が大きいほど省エネ性に優れています。 ※2 出典「IPCC 第 4 次評価報告書」地球温暖化係数 100 年値(CO2 を 1 とした値)の比較。 675(R32)と 2090(R410A)。 ※3 【試験機関】財団法人日本食品分析センター 【試験番号】第 307040016-001 号 【試験 方法】JIS Z 2801 2000「抗菌加工製品-抗菌性能試験方法・抗菌効果」5.2 プラスチック製品 などの試験方法 【試験結果】抗菌活性値 2.0 以上対象部位:ホコリ除去ユニット、送風機。 ※4 部屋の環境によりお手入れの頻度は異なります(当社調べ)。 【問い合わせ先】 三菱重工冷熱株式会社 空調販売推進グループ TEL:03-6891-4448 担当窓口:機械・設備システムドメイン 冷熱事業部 以 上
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