CNG車の車検時には ガス容器の「充填可能期限」も確認!

会員事業者各位
平成27年2月
一般社団法人 日本ガス協会
天 然 ガス自 動 車 の車 検 等 では
ガス容 器 の「充 塡 可 能 期 限 」も確 認!!
 天然ガス自動車の車検で、ガス容器を「保安基準適合」と判断するためには、充塡口付近に貼付されて
いる「車載容器総括証票」(様式第 3)の「検査有効期限」、または、「容器再検査合格証票」(様式第 4)
が貼付されている場合は「容器再検査合格証票」の「再検査有効期限」が車検実施日以降でなければ
なりません。 ガス容器の検査有効期限
≧ 車検実施日
ガス容器の再検査有効期限 ≧ 車検実施日
(様式第3)《2014年4月1日容器検査合格日の例》
車 載 容 器 総 括 証 票
充塡すべきガスの名称
圧縮天然ガス
搭載容器本数
2本
充塡可能期限
2029年3月31日
検査有効期限
2018年3月31日
最高充塡圧力
20MPa
車台番号
EE100-123456
(様式第4)
容器再検査合格証票
再 検 査 有 効 期 限 2019年10月9日
再
検
査
日 2017年8月10日
初めての再検査
製造時の容器検査合格日から 4 年以内
検査実施者の
名称の符号
2回目以降の再検査
再検査日から 2 年 2 ヶ月以内
東-9999
 ガス容器には、検査有効期限、再検査有効期限のほかに、「充塡可能期限」もあり、この期限は、ガス
容器製造時の容器検査合格日から15年(容器附属品(元弁、安全弁)の使用期限も 15 年)です。
 このため、次のように充填可能期限が再検査有効期限より早い場合、ガス容器は充填可能期限を超え
て使用することはできませんので、「容器再検査合格証票」(様式第 4)の「再検査有効期限」には、充
塡可能期限である「 2016.3.31」が正しい記載です(容器再検査実施から 2 年 2 ヶ月後の「2016.8.10」
は誤った記載です。)。
容器検査合格
2001.4.1
2016.3.31
充塡可能期限 15 年
再検査有効期限
2014.6.11
容器再検査実施
 天然 ガススタンド等 では、高圧 ガス保 安法等 の規定
により、検査有 効期限または再 検査有効期限 や充塡
可能 期限 を過 ぎているガス容器 には充塡できず、走
行 できなくなります。
 このため、車検等 の際は「検査有効 期限 」(様式 第 3)
または「再 検査有 効期限 」(様式第 4)のほか、「充塡
可能 期限 」(様式第 3)も必 ず確 認 して下 さい。
×2016.8.10
○2016.3.31
(様式第3)
車 載 容 器 総 括 証 票
充塡すべきガスの名称
圧縮天然ガス
搭載容器本数
2本
充塡可能期限
2016年3月31日
検査有効期限
2005年3月31日
最高充塡圧力
20MPa
車台番号
EE100-123456