技術提案書等作成要領および様式集

別添
技術提案書等作成要領および様式集
平成 27 年 2 月
福井県立病院
1 はじめに
技術提案書の作成に当たっては、
「福井県立病院 医療情報システム調達仕様書(以下「調達仕様書」という。
)
」
、別
冊「福井県立病院 医療情報システム要求仕様書(以下「要求仕様書」という。
)
」および「福井県立病院 医療情報シ
ステム更新業務に係る落札者決定基準(以下「落札者決定基準」という。
)
」の内容を十分に理解し、
「福井県立病院 医
療情報システム更新業務に係る評価基準(以下「評価基準」という)
」の評価項目に従い、項目番号を付して調達仕様
書および評価基準についての認識、具体的な実現方法およびその手法の選択理由等について記載すること。
本入札の総合評価における技術提案書および提出書類(以下「技術提案書等」という。
)は、下表のとおりとする。
2 技術提案書等の種類、提出部数等
№
様式名
提出部数
1
提案様式 1 技術提案書(択一式回答方式)
21 部
2
提案様式 2 技術提案書(記述式回答方式)
21 部
3
提案様式 3 納入予定ハードウェア一覧表
21 部
4
提案様式 4 納入予定ソフトウェア一覧表
21 部
5
提案様式 5 開発体制に関する確認書
21 部
6
提案様式 6 保守体制に関する確認書
21 部
7
提案様式 7 ライフサイクルコスト見積書
1部
8
添付資料 ハードウェア・ソフトウェア等のカタログ等
2部
9
上記 1 から 7 までの内容を格納した電子媒体(CD-R または DVD-R)
2枚
提出期限
平成 27 年 3 月 23 日
(月)9 時まで
※ ファイル形式は、Microsoft Office2007 以上(Word、Excel、PowerPoint)または PDF のいずれかとすること。
電子データ、媒体は、最新のウイルスチェックソフトでウイルスチェックしたものであること。
3 記載上の注意事項
(1) 総合評価一般競争入札において、入札者から提出された技術提案書等に基づき評価・採点を行う。
技術提案書等の提出は、1者につき1案のみとする。
(2) 技術提案書の提案項目および記載順序は、評価基準の評価項目順に従うこと。提案項目および記載順序の変更
等は行わないこと。
(3) 技術提案は、ライフサイクルコスト見積額の範囲において実施すること。なお、提案等の実施によりライフサ
イクルコスト見積額を超える追加費用等が発生しても、すべて入札者の負担とする。
(4) 技術提案書等に記載する内容は、入札者が実施する内容を根拠も含めてできる限り具体的に記述すること。定
量的に表すことが可能な場合は、その数値をできる限り記述すること。
(5) 仕様書に示す必須要件に合致しない事項があれば、それを明記の上、その理由や代替策について説明すること。
記述がない場合は、要件を満たすことができないと判断する。
(6) 本県が提示した仕様書を単に写すだけや「仕様書のとおり」等の記述に終始する回答、事例や開発技法の紹介
だけにとどまる回答については、具体的な回答と見なさない。
(7) 調達仕様書、要求仕様書および提出された技術提案書等のうち本県が評価した提案項目をもとに契約内容を決
定する。
(8) 技術提案書の記載については、以下の点に留意すること。
ア
IT スキルに長けている者でなくても審査が可能であるように、可能な限り平易な言葉を用いること。
イ
IT に関する専門用語を用いる場合は、同用語の直後に説明書きを追記するか、または同用語の説明を付録と
して添付すること。
ウ
文書を補完するためのイメージ図、イラスト、グラフ等の使用は可とする。
エ
文字は注記等を除き原則として、10 ポイント以上の大きさとすること。
オ
本文の各ページには、ページ番号を表示すること。
カ
多色刷りも可とするが、評価等のためモノクロ複写・印刷する場合でも見易くなるように配慮すること。
キ
使用する言語および通貨は、日本語および日本国通貨とする。
4 技術提案書の作成
(1) 択一式回答方式の作成
ア
要求仕様に対する実現度を評価するので、各要求仕様に対する実現可否を回答欄および備考欄に記入すること。
「提案様式 1 技術提案書(択一式回答方式)」の回答欄に下表の回答内容から該当する記号(A、B、C のいずれ
か)を 1 つ選択して、記入すること。加点項目以外の項目は、すべて必須項目である。
記号
A
B
C
回答内容(対応方法)
標準機能として満たすことができる。
カスタマイズまたは他部門システムの機能により満たすことができ
る。
(費用は入札金額に含むこと。
)
満たすことができない。
配点
5点
5点
0点
イ
用紙は、A4 縦長、横書き、左横綴じ、両面印刷とする。
ウ
各要求項目における行の高さは変更可とするが、1 項目の最大幅は 1 ページ以内に収めること。
エ
提出する「技術提案書(択一式回答方式)」の表紙には会社名を記入し、入札書に使用した印鑑を押印し、正本
として 1 部作製する。残りの 20 部は押印せず副本とすること。
(2) 記述式回答方式の作成
ア
記述式回答方式については、要求仕様に対する実現方法について、その信頼性および現実性等を評価する。
イ
回答内容については、入札価格の範囲内で確実に実現ができ、かつ安定的な稼働を確保できる現実的な方法
について、具体的な手法や条件、実例や他方式との比較を含めて、分かり易く簡潔明瞭に記述すること。
ウ
また、各評価項目に記載してある【記載上の留意点】の観点・要素に沿った回答を必須とするため、当該要
素に対する記載がない場合には、低い評価とする。
エ
回答内容を実現する上での条件等の記述が欠落している場合、またはカタログだけの提案や客観的に見て実
現が困難であると判断した場合には、低い評価とする。
オ
いくつかの方式を回答した場合には、すべての方式について実現を確約したものとみなす。
カ
「提案様式 2 技術提案書(記述式回答方式)
」を使用し、作成すること。(【記載上の留意点】は、作成時
に削除して使用すること。)
キ
用紙は A4 とし、両面印刷とする。必要に応じて、A3 横用紙の片面折込を認める。
ク
記述の長さに合わせて行数を調整してもよい。ただし、回答は全項目合わせて 20 ページ以内(白紙ページ
は除く)で簡潔明瞭に記載すること。なお、A3 サイズの 1 枚は A4 サイズ 2 ページに換算すること。
ケ
評価項目の並び順は変更しないこと。
コ
表紙の次のページに目次を作成すること。
サ
回答に対する証明・根拠資料がある場合は、技術提案書に綴じ込まず、添付資料として別綴りとすること。
シ
提出する「技術提案書(記述式回答方式)」の表紙には会社名を記入し、入札書に使用した印鑑を押印し、正
本として 1 部作製する。残りの 20 部は押印せず副本とすること。
5 納入予定一覧表の作成
(1) 納入予定ハードウェア一覧表の作成
ア
本システムを構成する納入予定のすべてのハードウェアについて、
「様式 3 納入予定ハードウェア一覧表」
を使用し、それぞれの機器毎に一覧表を作成すること。
イ
様式 3 に記入したハードウェアについては、システム納入時までにメーカによるモデルチェンジ等があった
場合は、協議の上同等またはそれ以上の機能、性能を有する機器に変更することができるものとする。
ウ
用紙は A4 横、横書き、上綴じ、両面印刷とすること。
(2) 納入予定ソフトウェア一覧表の作成
ア
本システムを構成する納入予定のすべてのソフトウェアについて、調達仕様書および要求仕様書に記載する
ソフトウェア要件を勘案し、
「様式 4 納入予定ソフトウェア一覧表」を使用し、これらの一般名、商品名、
メーカ名、ライセンス数、性能等を記入し一覧表を作成すること。
イ
様式 4 に記入したソフトウェアについては、システム納入時までにメーカによるモデルチェンジ等があった
場合は、協議の上同等またはそれ以上の性能を有するソフトウェアに変更することができるものとする。
ウ
用紙は A4 横、横書き、上綴じ、両面印刷とすること。
6 確認書の作成
(1) 開発体制に関する確認書の作成
ア 「提案様式 5 開発体制に関する確認書」に本調達の開発チームのメンバの開発経験年数、所有資格等を記載
すること。
イ
開発経験年数は、電子カルテを核とした医療情報システムの開発業務履行年数を記載すること。
ウ
所有資格は、医療情報システム全般に精通し、十分な開発・導入実績を有するメンバであることを示す目的
で、医療情報技師および上級医療情報技師等の資格を必要に応じて適宜記載すること。
エ
記載した資格等の取得を証明する書類(写し)を添付すること。
(2) 保守体制に関する確認書の作成
ア
「提案様式 6 保守体制に関する確認書」に保守体制に係るすべての要員の勤務形態、開発および保守業務に
携わった経験年数、実績等を記載すること。
7 ライフサイクルコスト見積書の作成
(1) 「様式 7 ライフサイクルコスト見積書」に本調達に係る医療情報システムの初期費用および運用保守費用(ラン
ニングコスト)を記入すること。
(2) 本システムの初期費用については、入札書と同額の金額を記載すること。
(3) 運用保守の期間は、本システム本稼働後の平成 28 年 5 月 1 日から平成 33 年 12 月 31 日までの 68 ヵ月間とす
る。
(4) 運用保守の仕様は、別冊「詳細要件 5.5 運用保守要件」および調達仕様書、要求仕様書に「受託者負担」と
記載のあるすべての事項を含むものとし、これらの要求仕様をすべて満たすことを前提に費用を積算すること。
(5) 見積額は、日本円で、消費税および地方消費税抜きで記載すること。
(6) ライフサイクルコスト見積書への項目の追加が必要な場合は、適宜、行を追加すること。また、その欄に計上
する項目を明記した上で、金額を記入すること。
「その他」という名目は使用しないこと。
(7) 落札者は、提出したライフサイクル見積書の運用保守費用の金額をもって、別途、本システムの運用保守契約
を締結することとする。
9 その他
(1) 技術提案書の提出様式
ア
作成した提案様式 1~6 の書類を、様式番号順に市販の A4 判 2 穴ファイルに編冊すること。ファイルの表紙
には「福井県立病院 医療情報システム更新業務 技術提案書」と記載すること。
イ
審査の際に確認しやすいように、各様式には、インデックス(見出し)を貼付すること。
(2) 無効となる技術提案書等
ア
入札説明書で指定する入札書等の提出期限、提出先、提出方法を遵守していないもの。
イ
本技術提案書等作成要領および様式集に定める内容に適合しないもの。
ウ
記入すべき事項の全部または一部が記載されていないもの。
エ
許容された表現方法以外の表現方法が用いられているもの。
オ
虚偽の内容が記載されているもの。
カ
本提案に関して審査委員との接触があったもの。
(3) 技術提案書等の取り扱い
ア
本県が受領した後の技術提案書の追加・修正・差替は一切認めない。
イ
技術提案書は、落札者決定のための提案内容の評価および契約後の履行確認の目的以外に利用しない。
ウ
提出された技術提案書等は、公平性、透明性を期すために、
「福井県情報公開条例」等関連規定に基づき公開
する場合がある。
エ
技術提案書等の提出後、本県の判断により補足資料の提出を求める場合がある。
オ
技術提案書等に含まれる著作物の著作権は、入札者に帰属する。
カ
技術提案書等の記載が、特許権など日本国の法令に基づいて保護される第三者の権利の対象となっているも
のを使用した結果生じた責任は、入札者が負うこと。
キ
提出された技術提案書等は返却しないものとする。
(3) プレゼンテーションの実施
ア
技術提案書等の提出後に、プレゼンテーションによる評価を行う。
イ
プレゼンテーションの内容については、技術提案書(記述式回答方式)の回答について、項目順に説明を行う
こととする。デモ機の使用も可とする。
ウ
プレゼンテーション時間は1社につき 30 分程度とし、その後 15 分程度の質疑応答を行うことを予定してい
る。
エ
日時および詳細スケジュールについては、入札者あて別途通知する。