参考資料 平成27年度若者しごと倶楽部サテライトアウトリーチ活動展開事業の概要 １ 事業目的 若年無業者（ニート等）対策として、県は若者しごと倶楽部サテライトにおいて、主に通所型の就職 相談・支援等を行っている。 しかし、ニートの特性（社会性が低く引きこもりがち）等から、支援施設に来所する段階に至ってお らず、支援の手が十分には行き届いていない状況も見受けられる。ニート状態に陥ってから年齢を重ね てしまうと容易には抜け出せなくなってしまうため、社会から孤立させることのないよう早期の取り組 みが必要である。 そこで、通所型の支援に加え、能動的なアウトリーチ活動展開事業を若者しごと倶楽部サテライト運 営事業と一体的に実施することで、ニート等の職業的自立を促進する。 ２ 事業実施期間 平成27年４月１日～平成28年３月31日 ※但し、訪問相談員の雇用は平成27年３月31日までに行うものとする。 ３ 委託料 3,803,615円。 ※予算可決前であるため、変更の可能性がある。 ４ 支援対象者 様々な要因により支援施設に来所することができない若年無業者（ニート等） ５ 事業内容 (1) 訪問相談員の配置 人 員 数： 若者しごと倶楽部サテライト播磨 １名 労働日数： 週４日以上 資 格： 臨床心理士、キャリアカウンセラー、産業カウンセラー、精神保健福祉士等の資格を有す るか、それと同等の資質を有する者、若年無業者（ニート等）支援経験がある者が望ましい。 (2) 相談業務 ① サテライト利用者に対する職業相談、就職活動に関する指導・助言等。 ② 保護者からの相談等を通して、支援対象者本人へのアプローチが必要と考えられる場合に、訪問相 談を行い、サテライト等支援施設の相談窓口へ誘導する。精神面・心理面で特段の配慮を要する者には 精神保健福祉センター等専門機関への誘導を図る。 (3) 広報・周知活動 学校や他の若者支援機関等に対して広報・周知活動を実施し、 関係機関との連携を強化するとともに、 サテライト等支援施設の利用を促進する。 (4) セミナーの開催 保護者等を対象にした職業的自立に向けた支援のあり方などに関するセミナーを開催することで、よ り多くの関係者から支援対象者に関する情報を得られる体制の確立を目指す。
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