静岡大学 エコで最高評価を獲得

PRESS
RELEASE
報道解禁日:2015 年 1 月 30 日(金)
報道関係者各位
2015 年 1 月 21 日
国立大学法人静岡大学
静岡大学 エコで最高評価を獲得
資源循環や環境マネジメント体制が評価
第6回エコ大学ランキング結果
この度、本学は NPO 法人エコ・リーグ(以下、エコ・リーグ)が毎年実施する、全国の大学にお
ける環境対策の評価、
「第 6 回エコ大学ランキング」において、省エネ・地球温暖化対策に関す
る取り組みが高く評価され、「5つ星エコ大学」に選ばれましたのでお知らせ致します。
「エコ大学ランキング」はエコ・リーグが毎年夏期に全国の大学を対象に実施する「大学における環
境対策等に関する全国調査」に基づき、各大学の環境対策の取り組み状況を評価するものです。今回 146
校が調査に回答しました。本学は、総合部門で最高評価を獲得し、
「5つ星エコ大学」に選ばれました。
なお、総合部門で最高評価を獲得した大学は本学を含めて 6 校でした。
今回の具体的な評価ポイントとして、下記の点が挙げられます。
■バイオマス研究をリードする
本学の環境研究は「グリーンバイオマスによる低炭素循環社会創成」
「高齢化・高福祉安全・安心社会創成」
「高度科学技術と人間共存社会
の創成」という目標に向かって、①バイオマスの生産・増殖機構 ②バ
イオマス有用物質の利用の研究 ③バイオマスのエネルギー利用の研究
④生態系の環境適応メカニズムと修復機能の研究 ⑤新たなグリーン
エネルギーの開発を重点に進めています。更に上記研究を推し進めるため
に平成 25 年 4 月に「グリーン科学技術研究所」を発足させ、全学的な
バックアップの下環境研究を推進していることが高く評価されました。
■多様性に富んだ生物の保全
本学の静岡キャンパスは、起伏に富んだ広大な敷地の中に豊かな自然
環境が残り、生物多様性の宝庫となっています。平成 21 年より教職員・
学生・NPO会員による三者協働の生物調査を行い、約 500 種の動物、
650 種の植物が記録されました。この豊かな自然環境を貴重な資源として
保全し、環境学習の場として、地域に広く開放しています。加えて、
「南
アルプス ユネスコエコパーク」認定活動への協力、「伊豆半島 ユネス
コジオパーク」認定に向けての協力、学生による菊川市上倉沢の美しい
棚田の景観保全活動、
「佐鳴湖」の水質汚濁解明と浄化対策研究等、様々
な自然景観や動植物の調査研究、保全と活用を図る活動が高く評価されま
した。
グリーン科学技術研究所
組織図
静岡キャンパス全景
調査したキャンパス
生物の展示会
棚田研究会活動内容紹介企画展
なお、1 月 30 日(金)JICA 地球ひろば(東京)で開催される第 6 回エコ大学ランキング表彰式に、本学
関係者が出席しますので、報道関係者のみなさまにおかれましても、是非ご出席いただければ幸いです。
表彰式の開催概要につきましては別紙をご参照下さい。
【本学の取り組みに関するお問合せ】
国立大学法人静岡大学 財務施設部 施設課 担当:園田 秀久 TEL:054-238-4441(ext.4441)
E-mail:[email protected]
【表彰式・調査・ランキングに関するお問合せ】
特定非営利活動法人エコ・リーグ CCC 実行委員会 担当:小竹 E-mail: [email protected]
TEL:070-6568-1048(直通) TEL/FAX:03-5225-7206 HP: http://ccc.eco-2000.net/