㈱三栄コーポレーション 平成27年3月期 第3四半期決算短信 ○添付資料の目次 1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2 (1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2 (2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3 2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 …………………………………………………………………………… 3 (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 ………………………………………………………… 3 (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ………………………………………………………… 3 (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 ……………………………………………………… 3 3.四半期連結財務諸表 …………………………………………………………………………………………………… 4 (1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6 四半期連結損益計算書 第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 四半期連結包括利益計算書 6 第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8 (継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8 (セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8 - 1 - ㈱三栄コーポレーション 平成27年3月期 第3四半期決算短信 1.当四半期決算に関する定性的情報 (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安を背景とした輸出企業の採算改善や雇用環境の好転など により、回復基調を辿ったものの、消費税増税後の個人消費の持ち直しが予想以上に鈍く景気回復の足を引っ張る 展開となりました。デフレ懸念を強める欧州経済や新興国経済の悪化など、日本を取り巻く環境にも不安定要因が 台頭し、景気腰折れが懸念される不透明な状況が継続しています。 こうした状況下、当第3四半期連結累計期間の連結業績につきましては、服飾雑貨事業および家電事業セグメン トの売り上げが二桁の伸び率となるなど、各報告セグメントで売り上げが伸長した結果、売上高は前年同期比 9.6%増加の323億2百万円となりました。 利益面では、円安により売上総利益率は低下しましたが、三發電器製造廠有限公司が大幅改善したほか、円安に よる利益率低下の影響を受けない海外売上高が伸長したことを受けて、売上総利益は同5.4%増加の79億2百万円と なりました。営業利益につきましては、売上総利益の増加に加えて販管費比率が低下したことから、同107.3%増 加の5億7千4百万円となり、経常利益についても、同117.8%増加の6億9千5百万円となりました。四半期純利益に つきましては、特別利益要因がなかったため、同3.6%減少の4億6千8百万円となりました。 セグメント別の業績は次のとおりです。 (家具・家庭用品事業) 当セグメントの売上高は、前年同期比5.9%増加の165億1千5百万円となりました。OEM事業では、欧米や中国 向けキッチン・クッキング用品の売り上げが当第3四半期に好調に積み上がり前年同期比増加に転じたほか、国内 においても、定番のリビング家具やキッチン・テーブル用品の売り上げが堅調に積み上がりました。ブランド事業 においては、独「WMF」「Silit」ブランド製品等を扱うヴェーエムエフジャパンコンシューマーグッズ㈱ の売り上げが前年同期比で増加しました。 セグメント利益については、海外OEM事業が好調に推移したことを主因に、第2四半期の赤字から1千6百万円 の黒字となりました。 (服飾雑貨事業) 当セグメントの売上高は、前年同期比12.4%増加の91億6千万円となりました。OEM事業では、中国向けの売 り上げが伸長したほか、国内においても、キャリーケースを中心としたトラベル商材の売り上げが引き続き好調に 推移しました。ブランド事業においては、ドイツ製コンフォートシューズ「ビルケンシュトック」、ベルギー発祥 のファッションバッグ「キプリング」両ブランドともに、順調に売り上げを積み上げました。 セグメント利益については、海外OEM事業が好調に推移したことから、前年同期比18.2%増加の5億4千1百万 円となりました。 (家電事業) 当セグメントの売上高は、前年同期比34.5%増加の40億6千9百万円となりました。OEM事業では、国内・海外 ともに小物生活家電の売り上げが大幅に伸長しました。抜本的な事業改革に目処をつけた三發電器製造廠有限公司 も当セグメントの大幅売上増に寄与しました。ブランド事業においては、販売子会社㈱mhエンタープライズにお いて、前期から好調な「マイボトルブレンダー」等の調理家電が牽引する形で順調に売り上げを積み上げました。 セグメント利益については、売上高の増加に加えて、三發電器製造廠有限公司の利益が大幅に改善した結果、前 年同期比3億5千3百万円増加の2億2千3百万円となりました。 (2)財政状態に関する説明 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ47億3千7百万円増加の221億4千9百万円とな りました。 主な資産の変動は、「現金及び預金」「受取手形及び売掛金」「商品及び製品」が、それぞれ8億4千9百万円、 23億2千5百万円、8億6千5百万円増加しております。 主な負債の変動は、「支払手形及び買掛金」が2億7千3百万円、「短期借入金」が30億9千万円、それぞれ増加し ております。 主な純資産の変動は、「利益剰余金」が2億6千8百万円、「その他有価証券評価差額金」が2億9千1百万円、それ ぞれ増加しております。 この結果、自己資本比率は43.2%、1株当たり純資産は4,073円77銭となりました。 - 2 - ㈱三栄コーポレーション 平成27年3月期 第3四半期決算短信 (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 平成27年3月期の業績予想につきましては、平成26年5月13日に公表いたしました業績予想に変更ありません。 2.サマリー情報(注記事項)に関する事項 (1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 該当事項はありません。 (2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ① 固定資産の減価償却費の算定方法 固定資産の減価償却費の算定方法は、年度予算に基づく年間償却予定額を期間按分する方法としております。 ② 棚卸資産の評価方法 当第3四半期連結会計期間末の棚卸高の算出に関しては、実地棚卸を省略して前連結会計年度末の実地棚卸高を 基礎として合理的な方法により算定する方法によっております。また、棚卸資産の簿価切下げに関しては、収益 性の低下が明らかなものについてのみ正味売却価額を見積り、簿価切下げを行う方法によっております。 ③ 一般債権の貸倒見積高の算定方法 当第3四半期連結会計期間末の貸倒実績率等が前連結会計年度末に算定したものと著しい変化がないと認められ るため、前連結会計年度末の貸倒実績率等を使用して貸倒見積高を算定しております。 (3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示 該当事項はありません。 - 3 - ㈱三栄コーポレーション 平成27年3月期 第3四半期決算短信 3.四半期連結財務諸表 (1)四半期連結貸借対照表 前連結会計年度 (平成26年3月31日) 資産の部 流動資産 現金及び預金 受取手形及び売掛金 有価証券 商品及び製品 仕掛品 原材料及び貯蔵品 繰延税金資産 前渡金 前払費用 短期貸付金 その他 貸倒引当金 流動資産合計 固定資産 有形固定資産 建物及び構築物(純額) 機械装置及び運搬具(純額) 工具、器具及び備品(純額) 土地 リース資産(純額) 建設仮勘定 有形固定資産合計 無形固定資産 リース資産 その他 無形固定資産合計 投資その他の資産 投資有価証券 長期貸付金 繰延税金資産 破産更生債権等 その他 貸倒引当金 投資その他の資産合計 固定資産合計 資産合計 2,006,219 4,952,268 - 4,181,395 50,427 158,229 164,333 244,261 117,794 1,160 559,074 △4,116 12,431,047 1,365,837 158,177 148,419 821,654 39,686 19,414 2,553,189 309 346,019 346,328 1,547,066 16,486 44,378 971 524,594 △52,056 2,081,441 4,980,959 17,412,006 - 4 - (単位:千円) 当第3四半期連結会計期間 (平成26年12月31日) 2,855,691 7,277,679 10,787 5,046,523 81,048 151,668 93,270 197,635 97,660 496 994,290 △11,241 16,795,510 1,321,904 137,084 134,601 814,683 33,656 34,094 2,476,025 - 372,574 372,574 1,939,965 15,236 41,870 844 559,940 △52,457 2,505,399 5,353,999 22,149,509 ㈱三栄コーポレーション 平成27年3月期 第3四半期決算短信 前連結会計年度 (平成26年3月31日) 負債の部 流動負債 支払手形及び買掛金 短期借入金 1年内返済予定の長期借入金 リース債務 未払法人税等 繰延税金負債 賞与引当金 役員賞与引当金 未払金 未払費用 未払消費税等 その他 流動負債合計 固定負債 長期借入金 リース債務 繰延税金負債 再評価に係る繰延税金負債 退職給付に係る負債 役員退職慰労引当金 資産除去債務 その他 固定負債合計 負債合計 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計 その他の包括利益累計額 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 為替換算調整勘定 その他の包括利益累計額合計 新株予約権 少数株主持分 純資産合計 負債純資産合計 1,222,367 3,338,554 1,000,000 8,364 270,324 4,078 342,002 21,417 1,053,327 333,664 84,234 262,212 7,940,549 200,000 31,646 155,362 81,890 149,648 33,745 50,262 9,600 712,155 8,652,705 1,000,914 645,678 6,938,289 △271,039 8,313,842 368,337 58,157 64,639 △146,314 344,819 90,061 10,577 8,759,301 17,412,006 - 5 - (単位:千円) 当第3四半期連結会計期間 (平成26年12月31日) 1,495,799 6,429,300 - 8,442 139,961 75,254 298,215 17,927 1,298,813 292,619 77,788 458,550 10,592,672 1,200,000 26,896 307,600 81,544 155,934 25,183 57,790 9,600 1,864,549 12,457,222 1,000,914 647,693 7,206,989 △266,079 8,589,517 659,613 336,651 63,668 △76,433 983,500 104,686 14,582 9,692,287 22,149,509 ㈱三栄コーポレーション 平成27年3月期 第3四半期決算短信 (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 (四半期連結損益計算書) (第3四半期連結累計期間) 前第3四半期連結累計期間 (自 平成25年4月1日 至 平成25年12月31日) 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 販売費 一般管理費 販売費及び一般管理費合計 営業利益 営業外収益 受取利息 受取配当金 為替差益 持分法による投資利益 その他 営業外収益合計 営業外費用 支払利息 デリバティブ評価損 その他 営業外費用合計 経常利益 特別利益 固定資産売却益 関係会社株式売却益 その他 特別利益合計 特別損失 固定資産売却損 固定資産除却損 賃貸借契約解約損 減損損失 特別退職金 関係会社整理損 その他 特別損失合計 税金等調整前四半期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 法人税等合計 少数株主損益調整前四半期純利益 少数株主利益又は少数株主損失(△) 四半期純利益 29,464,609 21,964,708 7,499,900 1,555,976 5,666,946 7,222,923 276,977 2,948 24,052 30,933 25,705 10,048 93,689 39,929 9,144 2,291 51,364 319,301 2,702 670,051 104 672,858 0 7,993 24,728 - 63,205 28,384 1,895 126,207 865,952 390,414 △2,996 387,417 478,535 △7,724 486,259 - 6 - (単位:千円) 当第3四半期連結累計期間 (自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日) 32,302,226 24,399,481 7,902,744 1,685,043 5,643,573 7,328,616 574,128 6,429 30,653 108,769 - 18,344 164,196 40,085 699 2,131 42,916 695,408 2,954 - 12,990 15,944 2,325 16,982 - 73 - - 1,367 20,749 690,604 239,161 △19,408 219,753 470,851 2,236 468,614 ㈱三栄コーポレーション 平成27年3月期 第3四半期決算短信 (四半期連結包括利益計算書) (第3四半期連結累計期間) 前第3四半期連結累計期間 (自 平成25年4月1日 至 平成25年12月31日) 少数株主損益調整前四半期純利益 その他の包括利益 その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 土地再評価差額金 為替換算調整勘定 その他の包括利益合計 四半期包括利益 (内訳) 親会社株主に係る四半期包括利益 少数株主に係る四半期包括利益 478,535 220,266 61,626 - 235,142 517,035 995,570 983,135 12,435 - 7 - (単位:千円) 当第3四半期連結累計期間 (自 平成26年4月1日 至 平成26年12月31日) 470,851 291,276 278,494 △970 69,881 638,680 1,109,531 1,107,295 2,236 ㈱三栄コーポレーション 平成27年3月期 第3四半期決算短信 (3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 (継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) 該当事項はありません。 (セグメント情報等) 【セグメント情報】 Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自平成25年4月1日 至平成25年12月31日) 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 報告セグメント 家具・家庭用 品事業 売上高 服飾雑貨 事業 計 家電事業 その他 (注)1 四半期連結 調整額 損益計算書 (注)2 計上額 (注)3 合計 15,592,674 8,146,849 3,026,126 26,765,650 2,698,958 29,464,609 外部顧客への売上高 セグメント間の内部 売上高又は振替高 10,069 計 1,448 10,679 22,197 91,023 (単位:千円) - 29,464,609 113,220 △113,220 - 15,602,743 8,148,298 3,036,805 26,787,847 2,789,982 29,577,829 △113,220 29,464,609 セグメント利益又は 105,513 458,113 △129,663 433,963 14,614 448,578 △171,601 276,977 損失(△) (注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業で商量の少ない商品を取り扱っているセグメントおよ 2 び当社グループ向けサービス業等であり、取扱商品としてはペット関連、輸送資材等を含んでおります。 セグメント利益又は損失(△)の調整額△171,601千円は全社費用であります。全社費用は、各報告セグメン 3 トに帰属しない当社における管理部門に係る費用であります。 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自平成26年4月1日 至平成26年12月31日) 1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報 売上高 セグメント間の内部 売上高又は振替高 計 セグメント利益又は 損失(△) (注)1 家具・家庭用 品事業 外部顧客への売上高 報告セグメント 服飾雑貨 事業 家電事業 その他 (注)1 計 四半期連結 調整額 損益計算書 (注)2 計上額 (注)3 合計 16,515,973 9,160,009 4,069,939 29,745,922 2,556,304 32,302,226 23,480 15,109 8,638 47,227 78,824 (単位:千円) - 32,302,226 126,052 △126,052 - 16,539,453 9,175,118 4,078,577 29,793,150 2,635,128 32,428,279 △126,052 32,302,226 16,630 541,279 223,478 781,388 13,302 794,691 △220,562 574,128 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業で商量の少ない商品を取り扱っているセグメントおよ び当社グループ向けサービス業等であり、取扱商品としてはペット関連、輸送資材等を含んでおります。 2 セグメント利益又は損失(△)の調整額△220,562千円は全社費用であります。全社費用は、各報告セグメン トに帰属しない当社における管理部門に係る費用であります。 3 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 - 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