川崎市総合就職サポート事業 運営委託法人募集要項 平成27年2月6日 川崎市健康福祉局 生活保護・自立支援室 平成27年度川崎市総合就職サポート事業業務委託事業者募集要項 1 事業の目的 生活保護受給者等の相談に応じ支援対象者の個別課題に寄添いつつ、きめ細かい就労 支援を行い、支援対象者向けの求人開拓・定着支援を実施し、地域の関係機関・団体・雇 用主等との連携事業を行うことにより、受給者等の就労を促進し、もって経済的・社会 的自立を促す。 2 事業の対象者 次のいずれかに該当する、各福祉事務所等から依頼のあった支援対象者約 1,000 名とする。 (1)生活保護受給者等のうち稼働能力の活用が不十分な者。 (2)生活保護受給者等のうち稼働能力の活用が可能な状態であるが、さまざまな課題を抱 えておりきめ細かい就労支援を必要とする者。 (3)その他、各福祉事務所において、本事業の利用が適切であると認められる者。 3 参加資格 ア 社会福祉法人、特定非営利活動法人、株式会社等法人格を有する団体で、以下の要件 を全て満たすものとします。 (ア) 地方自治法施行令第167条の4の規定に該当しないものであること。 (イ) 法人税、消費税及び地方消費税、地方税を滞納していないこと。 (ウ) 宗教活動や政治活動を主たる目的とする法人でないこと。 (エ) 法人又はその代表者が、暴力団員による不当な行為の防止に関する法律第2条第2 号に規定する暴力団又はその構成員、その他、集団的又は常習的に暴力的不法行為そ の他の違反行為を行うおそれがある者及びそれらの利益となる活動を行う者でないこ と。 イ 本業務委託の事業者募集の応募は、共同企業体も応募できるものとします。なお、共 同企業体で応募を行う場合には、上記アを満たす法人で構成し、代表する法人を決定し 応募するものとする。 4 公募概要 (1)事業名 平成27年度川崎市総合就職サポート事業 (2)事業内容 「平成27年度川崎市総合就職サポート事業業務委託仕様書(案)」(別紙)に基づき、 生活保護受給者等の就労支援を行う。 1 (3)契約予定期間 平成27年4月1日(水)から平成28年3月31日(木) (4)実施場所 受託事業者が川崎市役所周辺に事務所を開設すること (5)参考価格 60,000,000円 (6)受託事業者契約方法 企画提案方式による特命随意契約 (7)公募スケジュール 2月 6 日(金) 公募告知・説明会開催・質問受付 2 月 13 日(金) 正午 質問締切 2 月 20 日(金) 参加意向申出書締切 2 月 25 日(木)16 時まで その他の応募書類提出締切 3月 受託予定者選定委員会開催 3 日(火)9 時から (選考結果は、後日、書面にて通知いたします。) 5 3 月中旬∼下旬 受託法人への決定通知 4月 契約予定日 1 日(水) 選考方法 ア 提出された応募書類をもとに受託予定者選定委員会を行い、その選考委員の採点の 最高得点業者を受託予定者として選定する。得点数は、選考委員の合計点で決定する。 イ 上記において同点の場合は、選考委員の審議により決定する。 ウ 上記においてもなお決しない場合は、経費見積額が低い業者を受託予定者とする。 エ 審査結果は書面にて通知する。 オ 原則として3月3日(火)の受託予定者選考委員会における選定とするが、応募事 業者が4社を超えた場合は、事前に書類選考を行い、その結果を2月27日(金)ま でに通知します。 6 企画提案内容 次の企画内容を提案してください。 (1)雇用情勢等に関する見解【10 点】 貧困世帯の就労支援について、生活保護受給者と生活困窮者の態様・特性を整理した上で、 平成27年度の我が国の雇用情勢、福祉・雇用行政の実施状況や問題に関する見通しを述べ ること。 (2)本市就労支援施策の評価【5 点】 (川崎市生活保 昨年 10 月に出版された「現場発!生活保護自立支援川崎モデルの実践」 2 護・自立支援室編)を読み、本市就労支援施策の到達点を3点、課題を3点述べ、さらに 総合的に評価すること。 (3)事業内容【60 点】 これまで提案者が行った類似事業の実績を踏まえ、支援対象者数や就職決定率、定着見 込月数などの数値を示しつつ、以下の点について述べること。 ア 生活保護受給者等の相談に応じ、支援対象者の個別課題に寄添いつつ行う、きめ細 かい就労支援について イ 支援対象者向けの求人開拓及び定着支援について ウ 地域の関係機関・団体・雇用主等との連携して行う事業について (4)事業運営体制【15 点】 ア 配置する従事者について、その人数、資格、役割、経験、実績、得意分野等を示す こと。 イ 生活保護・自立支援室、各福祉事務所との連携体制を示すこと。 ウ 安全管理について、危機管理体制、事故が生じた場合の対応手法、個人情報に関す る管理手法、事案発生時の責任所在について示すこと。 エ 事業に従事するスタッフへの、研修計画・フォロー体制について示すこと。 (5)その他【10 点】 ア 会社概要、及び過去の実績を示すこと。 イ 予算見積もりを示すこと。その際には、執行体制とのバランスに配慮すること。 7 応募手続き (1)本事業の受託を希望する事業者は、次の応募書類を作成の上、ア∼ウは正本各1部、 エ∼クについては一式として綴り、正本1部、副本8部(複写可、A4版、横書き、左 綴じ)を提出してください。 ア 参加意向申出書(別添1) イ 申立書(別添2) ウ 誓約書(別添3) エ 企画提案書(自由形式) *企画提案書は「6 企画提案内容」の順に沿った形で全て記載すること。 オ 概算見積書(自由形式) カ 定款または寄付行為等(自由形式) キ 事業者の概要、およびパンフレット等(自由形式) ク 役員名簿(自由形式) (2)留意事項 ア 応募者が次の事由に該当したときは失格とする。 (ア)応募書類に虚偽の記載がある場合 3 (イ)応募書類が提出期限内に提出されなかった場合 (ウ)審査の公平性に影響を与える行為があった場合 イ 応募書類について内容の変更、又は書類の追加はできない。ただし、疑義等があり、 本市が補正を求めた場合、又は補足書類の提出を求めた場合は、この限りではない。 ウ 応募に要する費用は応募者の負担とする。 エ 提出された応募書類は、理由の如何を問わず返却しない。 オ 応募書類を提出した後に辞退する場合は、辞退届(別添4)を提出する。 (3)質問の受付 ア 受付期間は、2月13日(金)正午までとします。 イ 質問方法は、質問書(別添5)に記入の上、 「9 お問合せ先」に定める担当者に電 子メールにて行うものとします。また、送信後に電話で担当者に質問書が到達したこ とを確認してください。 ※質問自体を電話やFAXで行うことはできません。また、受付期間外に個別に質問 を行うことはできません。 ウ 回答は、法人名を伏せた上で、質問書に記載のアドレスへ電子メールで行うものと します。 8 提出締切日 (1)「7(1) 」ア参加意向申出書(別添1) 平成27年2月20日(金) (2)「7(1) 」で示すイ∼クの書類 平成27年2月25日(水)16時まで ※エ∼クの書類は一式として提出すること。 (3)応募書類は、持参による受付とします。(事前に御連絡をお願いいたします。 ) なお、 (1)の参加意向申出書については、郵送でも可とします。 9 提出場所・お問合せ先 〒210-0005 川崎市川崎区東田町 8 番地 パレールビル 13 階 TEL 健康福祉局生活保護・自立支援室 044-200-3497 FAX 044-200-3929 E-mail [email protected] 担当 廣岡・中上・木本 ※郵送する場合の住所は、〒210-8577 川崎市川崎区宮本町1番地としてください。 10 その他 (1)本要項に定めのない事項については、川崎市と協議するものとする。 (2)委託契約書及び契約に係る仕様書については、業者選定後、別途定める。 4 別 紙 (案) 平成27年度川崎市総合就職サポート事業業務委託仕様書 1 事業の目的 生活保護受給者等の相談に応じ支援対象者の個別課題に寄添いつつ、きめ細かい就労支援 を行い、支援対象者向けの求人開拓・定着支援を実施し、地域の関係機関・団体・雇用主等と の連携事業を行うことにより、受給者等の就労を促進し、もって経済的・社会的自立を促す。 2 業務の範囲 (1) 支援対象者(16 歳∼64 歳) ア 稼働能力の活用が不十分な者 イ 稼働能力の活用が可能な状態であるが、就労への意欲に乏しい者や就労への課題が多 い者等、就労意欲の喚起を図る必要がある者 ウ その他福祉事務所が支援を必要と認めた者 ※この事業は、本市生活保護受給者のうち就労指導の対象となる約 4,500 人のうち、各 福祉事務所から依頼のあった支援対象者約 1,000 人(ア、イ、ウの合計)を対象に行う。 (2) 業務内容 ア きめ細かい就労支援 (ア) 受託者は支援対象者への、キャリアカウンセリング、履歴書作成指導、採用面接 訓練、その他個々の課題に寄添ったきめ細かい就労支援を行う。 (イ) この事業は、一般的なケースワークでは就労支援が難しい、就労意欲の低い者 100 名を対象とする。対象者は、市内各福祉事務所から選出される。なお、受託者は、支 援メニューによって効果的な実施方法(1対1、1対他)を選択する。 イ 求人開拓事業 (ア) 本事業では支援対象者の能力や希望に合わせ、求人先の開拓、求人情報の提供及 び職業の斡旋を、受託者が開設する職業紹介所において手数料を徴収せずに行う。そ のため本市の無料職業紹介事業と受託先事業者の有料職業紹介事業とで以下に示す 連携によって職業の斡旋を行うものとする。 a 受託者は求人先の開拓を行うものとする。開拓した求人は本市無料職業紹介所及 び受託者が川崎市内に開設する有料職業紹介所で共有し、両職業紹介事業所に登録 した支援対象者に紹介するものとする。 b 受託者は有料職業紹介所に求職登録した支援対象者に求人の紹介を行うものと する。 c 本市無料職業紹介事業所を各福祉事務所に開設し、福祉事務所職員が求職登録し た支援対象者に求人の紹介を行うものとする。 (イ) 就労面接に関し、受託者は支援対象者に合わせた支援を行うものとする。 5 (ウ) 不採用であった場合は、受託者はその原因究明及び解決策提示を行うものとする。 (エ) 就職決定後は、受託者は支援対象者に合わせた職場定着サポートを 3 ヶ月行うも のとする。 (オ) 本市及び周辺地域における雇用情勢、求人開拓状況について、受託者は本市に対 し毎月報告書を提出するものとする。 ウ 地域の関係機関・団体・雇用主等との連携事業 受託者は本事業の支援対象者の就労決定を促進するため、地域の関係機関・団体・雇用主 等と連携して行う事業を実施する。 エ その他付随する事業 (ア) 上記3事業を遂行するために必要となる、本市福祉事務所職員への情報提供や研 修事業については、本市との協議を経て実施することができるものとする。 (イ) 本事業に関する他都市や関連機関からの問い合わせ、取材依頼、視察依頼等につ いては、本事業の遂行に支障のない範囲で可能な限り応じるものとする。 3 業務執行体制 受託者は、継続的で一貫した事業執行を担保し、もって効果を最大限あげることを目的に、 事業運営マニュアルを作成し、必要に応じ都度改訂して本市生活保護・自立支援室及び福祉事 務所職員に提供するとともに、以下の業務執行体制を構築するものとする。 (1) 本事業を受託するにあたり、受託者は川崎市役所周辺に事務所を開設すること。 (2) 受託者は本事業に関する責任者を 1 名、本市との連絡調整担当者を 1 名選任すること。 (3) 受託者は毎週事業従事者全員が参加する定例会議を開催し、議事録を以って事業運営 状況等を本市生活保護・自立支援室に報告・共有すること。その他必要に応じ本市生 活保護・自立支援室と打合せを実施すること。 (4) 年度の初めにあたっては、受託者は各福祉事務所の新任の保護課長、査察指導員等に 本事業の説明を行い、その後の福祉事務所との連携体制の構築に努めること。 (5) 本事業執行にあたっては、受託者は支援対象者の選定にあたり各福祉事務所が開催す る「就労支援アセスメント会議」結果を受け、各福祉事務所及び生活保護・自立支援 室に対し助言・相談・提案・連携を行うこと。 (6) 本事業の従事者(責任者、連絡調整担当者を含む)に業務内容・従事姿勢に関し、本 市が「1事業の目的」の達成に著しい不都合が生じると判断した場合、受託者は従事 者の差し替え等、誠意をもって速やかに対応すること。 6 ※こちらの参加意向申出書のみ、2月20日(金)を締切とします。 別添1 参 加 意 向 申 出 書 平成27年 (あて先) 川 崎 市 月 日 長 業者コード ( 所在地 商号及び名称 代表者職氏名 ) 平成27年2月6日付けで募集のあった次の件について、プロポ―ザルに参加を申 込みます。 1 件名 川崎市総合就職サポート事業 2 履行場所 川崎市 7 別添2 平成27年 (あて先) 川 崎 市 月 日 長 所在地 商号及び名称 代表者職氏名 申 立 商号及び名称 ( 書 )は、 次に掲げる事項について満たしていることを申し立てます。 1 自己又は自社は、地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4 に規定する者に該当しません。 2 自己又は自社は、次に掲げるものを滞納していません。 (1) 法人税 (2) 消費税及び地方消費税 (3) 地方税 8 別添3 平成27年 月 日 9 別添4 辞退届 平成27年 月 日 平成27年度川崎市総合就職サポート事業の受託法人募集について、平成27年 月 日 (あて先) 川 崎 市 長 (申請者) 業者登録番号 所 在 地 商号又は名称 代表者職氏名 に応募に係る書類を提出いたしましたが、都合により辞退いたします。 連絡担当者 10 所属 健康福祉局生活保護・自立支援室 職氏名 廣岡・中上・木本 電話 044(200)3497 FAX 044(200)3929 E-mail [email protected] 別添5 平成 27 年度川崎市総合就職サポート事業に係る質問書 平成 27 年 商号又は名称 担 当 者 名 メールアドレス 番号 質 問 11 月 日
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