「東北の美しい未来創造塾」を通じた サステナブルコミュニティ創出人材育成に関する実装研究 尚絅学院大学現代社会学科 教授 森田明彦 特定非営利活動法人 みやぎスマートアグリ 目的・背景 実施体制 4年目を迎えた被災地であるが、岩手県、宮城県、福島県の沿岸部は津波被災の爪痕 が濃く復興はこれからである。都市部住民が沿岸部住民と交流し、環境保全型の復興を推 進することが重要である。 仙台圏の女性や高・大学生等を対象とした復興の地域(サステナブルコミュニティ)づくりを 推進する人材を育成する「東北の美しい未来創造塾2014」を開催する。また、昨年度の受 講者によるプロジェクト企画の実践(宮古市津波被災地におけるコミュニティガーデンづくりを 通じたエコライフの実践、景観再生)を並行して進める。 これらの実践を通じ、キャパシティビルディング、コモンズ創出等を行い、その効果的なプロセス を検証する。 活動内容(1st stage) 第1回 10月2日 (木) 第2回 10月23日 (木) 第3回 11月15日 (土) 第4回 11月20日 (木) 第5回 11月27日 (木) 個別相談会 12月12日 (金) *オリエンテー ション *プロジェクト デザイン1 ~「想いをカタ チにする」ことを イメージ *インクルーシ ブ・リーダーシッ プ *プロジェクト デザイン2 ~コミュニティビ ジネスとは フィールドワー クin丸森 *プロジェクト デザイン3 ~個人プラン の検討①(グ ループワーク) *プロジェクト デザイン4 ~個人プラン の検討②(グ ループワーク) 受講生に対し て、講師陣が 個別相談会を 実施し、想い を形にするため のアドバイスを 行う 11月29日(土)~30日(日) コミュニティガーデン③ 「コミュニティガーデンづく り」企画を地域住民を巻 き込む、現地組織立上げ 支援。 「コミュニティガーデンづくり」地域 住民の皆さんと企画会議。資材 など協力者集め。野菜の種まき、 緑肥の活用、堆肥づくりの実践。 「コミュニティガーデンづくり」 地域住民が中心となりガーデン づくりを実践。枕木を運搬・敷設。 ビオラの定植を行う。 果 1.女性や高・大学生等が地域の資源を活用し、地域の課題を解決する環境保全型 プロジェクトの企画力が養われる。 2.「コミュニティガーデンプロジェクト」を通じて、地元住民と都市住民が交流し、コモンズ、 景観再生、循環型の暮らし(里山資源・自然エネルギー活用等)を体験できる。 3.プロジェクトの推進を通じてインクルーシブ・リーダーシップが学べる。 4.講座の受講やプロジェクトへの参加を通じキャパシティビルディングが図られる。 望 1.サステナブルコミュニティ(そこに暮らす人々が諸活動を通じ、地域の課題を環境・社 会・経済的側面から改善し、豊かなコモンズを育み、いきいきとした暮らしを次世代に 継承する地域社会)についての理解が広がり、実践者が増えるよう取り組む。 2.復興におけるインクルーシブ・リーダーシップ:被災地の復興を推進する市民(女性 や中高大学生)が地域の多世代・多様な主体と連携し、関係者を巻き込みながら、 それぞれの能力を発揮し目標を達成するよう促す。 担当団体・専門家 NPO法人 みやぎスマートアグリ せんだい男女共同参画 財団/仙台市 講座プログラム 企画 関係者による企画委 員会 講師 JKSK/地元企業/ 研究者/専門家 研究監修および学 生への参加呼びかけ 尚絅学院大学 個別プロジェクト 「コミュニティガーデンin 日立浜」(岩手県宮 古市日立浜地区住民 グループ) 受講者 仙台圏市民、高・大生 (福島、岩手県民も 参加可) 3回の企画会 議を実施。 10月24日(金)~25日(土) コミュニティガーデン② 展 「東北の美しい未来 創造塾」事務局、 フィールドワークコー ディネート 会場提供、参加者 募集、事務局 サポート 企画会議 9月21日(日) コミュニティガーデン① 成 役 割
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