福岡県薬物の濫用防止に関する条例の概要 薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」 条例公布日:平成26年12月25日 一度の使用が人生を台無しにします。 誘われても断る勇気を! 福岡県 危険ドラッグ 検索 目的 薬物の濫用を防止するための具体的な方策を推進することにより、県民の健康と安全を 守り、平穏かつ安心して暮らせる健全な社会の実現を図るもの。 薬物の定義 大麻、覚醒剤、麻薬等及びこれらと同等以上に、興奮、抑制、幻覚その他これらに類す る作用を人の精神に及ぼす物で、それを濫用することにより人の健康に被害が生じると認 められるもの(以下「危険薬物」という。)。 県民・事業者の責務 ・薬物の危険性に関する知識と理解を深め、薬物濫用を防止すると ともに本条例に基づく県の施策に協力するよう努める。 県民 ・危険薬物に関する情報を入手したときは、県に通報するよう努め る。 ・県が実施する危険薬物等の流通及び使用の禁止に関する施策に配 慮し、協力するよう努める。 事業者 ・危険薬物に関する情報を入手したときは、県に通報するよう努め る。 県の責務及び基本的な施策 ・薬物の濫用防止に関する施策の総合的かつ計画的な推進 ・薬物濫用防止施策の推進を図るための必要な体制の整備 ・薬物の危険性及び迅速かつ正確な分析等に関する調査研究の推進 ・薬物の危険性、濫用状況等の情報収集・分析等 ・薬物濫用防止施策の推進に関する国や他の地方公共団体等との連携等 ・薬物の危険性に関する情報を県民へ情報提供及び教育・啓発の推進 ・危険薬物等依存症者の治療及び社会復帰の支援 危険薬物の指定、規制、罰則 1 特定危険薬物の緊急指定 危険薬物である疑いがある物品の濫用により、県民の生命、健康又は安全 に対する危害を防止するため緊急を要すると認めるとき、専門委員の意見を聴いて、 当該物品を知事が特定危険薬物として指定することができる。 2 特定危険薬物の広域指定 危険薬物について他の地方公共団体の条例に基づき大臣指定薬物に準じる 手続による科学的知見に基づく検証を経て規制が行われたときに、知事は、特定危険薬 物として指定する。 3 特定危険薬物に係る禁止事項等 ①特定危険薬物を製造、加工すること。 ②特定危険薬物を販売、授与、販売・授与目的で購入、譲り受け、 所持すること。 ③特定危険薬物を販売・授与の目的で広告すること。 禁止行為 ④特定危険薬物を購入、譲り受け、所持すること。(販売・授与 目的を除く。) ⑤特定危険薬物を使用すること。 ⑥特定危険薬物をみだりに使用することを知って、その場所を提 供し、あっせんすること。 警告 ①~⑥の禁止行為を行った者に対して警告 命令 ①~⑤の禁止行為に対する警告に従わない者に対して中止命令 4 罰則 ①~⑤の禁止行為に対する警告に従わ なかった者 ①~②の禁止行為に対する命令に違反 した者 ③~⑤の禁止行為に対する命令に違反 した者 特定危険薬物等を取扱う場所等への立 入調査等を拒否した者 ※法人の代表者等に対しては罰金刑 5万円以下の過料 2年以下の懲役又は100万円以 下の罰金※ 1年以下の懲役又は50万円以下 の罰金※ 20万円以下の罰金 施行期日 平成26年12月25日(次を除く。) ・事業者等に求める取組や協力等については、平成27年4月1日 ・特定危険薬物の指定、罰則等については、規則で定める日
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