1/01版 - 東京社保協

元旦
東京都老後保障推進協会
と全国老後保障地域団体連
絡会が主催する厚労省前の
座 り込 み行 動が 、 月 日
か ら 日 の 3 日 間 行 われ 、
のべ100人近くがこの行
動に参加しました。
「年金が削られ、消費税
がまた上げられたら暮らせ
ない」「厚労省、安倍首相
はこの声を聞いて」と、凍
てつく寒さと雨の中、最高
齢 歳 を 先 頭 に 、 毛 布や カ
イロ、寝袋などを用意し、
泊まり込みで行動しました。
参加者は、「2014年
座り込み宣言」を行い、早
85
18
12
16
速、厚労省に消費税増税、
生活保護改悪、後期高齢者
医療保険料の引き上げ中止、
医療費自己負担の減額や国
民 健 康 保険 料 の 減 免 な ど
項目の要求書を提出しまし
た。
この行動には、社保協を
はじめ多くの団体や労働組
合が激励に訪れ、日本共産
党の小池晃、田村智子参議
院議員、総選挙で再選され
た高橋千鶴子衆議院議員と
新たに比例で当選を果たし
た宮本徹衆議院議員が連帯
の挨拶にかけつけました。
(都老協 坂本光治)
17
1
2015年 を 迎 え る に当 た り
ご挨 拶 を 申 し上 げ ま す
昨 年 月の 突 然 の解 散 総 選 挙は 、 安 倍内 閣
の 党 利 党略 に よ る 選挙 で あ り 、 集 団 的 自 衛 権
容 認 問 題や 特 定 秘 密保 護 法 問 題 な ど 、 ほ と ん
ど 論 戦 され ぬ ま ま に寒 波 が 押 し 寄 せ る 中 で の
選挙でした。
国民の願いを無視した安倍暴走政権に対する審判を下すべき選
挙でありながら、中間政党の崩壊により、国民の願いを受け止め
る政党は共産党以外にない中で、戦後最低の投票率に終わってし
まいました。しかし、沖縄選挙区においては、4小選挙区全てに
おいて自民党候補者を落選させ、沖縄県民の意思が示されました。
小選挙区制度の弊害の中で、自民党は有権者数の %程度の得
票で290余の議席を獲得し、絶対多数を確保してしまいました。
強引な国会運営で、国民の思いを無視し、憲法改正などの危険性
が増大しています。
25
しかし、共産党が議席数を2・6倍以上の 議席と増やしたこ
とで、国民の願いを託せる橋頭堡を確保できました。また、沖縄
県民の運動の実績は、日本全国民に大きな希望を与えました。こ
の運動が、全国民の運動に結実してゆけば、安倍政権の暴走に歯
止めを掛けられます。
この2~3年は社会保障・医療・介護・福祉を守る上で特に重
要な時期となってきています。今年の春には、一斉地方選挙もあ
ります。諦めず、希望を持って、私たちの運動を旺盛に広げよう
ではありませんか。東京社保協の更なる奮闘が求められています。
今年が、希望の持てる時代を切り開く年となるように頑張って
ゆきましょう。
12
東京社会保障推進協議会
会長 竹 崎 三 立
2015年
21
NO.256
東京社保協ニュース
2015年1月1日号
月 日、「いのち・くら
し何でも相談会」を亀有駅リ
リオパークで、テントが揺れ
るような強風のなかで開催し
ました。
相談に訪れた人数は、税金・
都営住宅の移動、年金が無く
老後が心配、高齢になった、
病気になったなど切実です。
月 日、 葛 飾 高 齢 者 懇 談
会結成の準備会と位置づけた、
葛飾高齢者のつどいが 人の
参加で開かれました。
第1部のマジックショーで
みんなの肩をほぐし、第2部
のはじめは、日本高齢期運動
連絡会の篠崎次男さんが「ひ
とりぼっちをなくす高齢期運
人の世話人が決められました。
(葛飾社保協ニュースより)
2ヶ月おきにこの場所で街頭
相談会を行ってきましたが、
今回は、年末ということもあ
り、社保協加盟団体以外にも
参加を呼びかけて もの団体
の共同で行い、 人が相談員、
チラシ配り、弁士として参加
しました。
相談員は、弁護士、税理士、
社会保険労務士、議員、看護
師、医療相談員、ケアマネー
ジャー、守る会役員、労働組
合役員という顔ぶれでした。
また、新婦人大田支部のみな
さんによる豚汁の炊き出しも
ありました。
相談件数は 件でした。弁
護士相談が8件、税理士相談
2
19
いじめ・年金・障がい問題な
ど多岐にわたって 人。相談
会が始まると同時にかけよる
人もあるなど、相談会が待た
れていた様子が伺えました。
続いて、年金者組合の鈴木
芳郎さんから、富山で開かれ
た日本高齢者大会の模様に触
れながら、葛飾で「高齢者懇
談会」を作っていこうと問題
提起がされ、発足に向けて
動づくり」と題して、記念講
演で高齢者の現状や運動の進
め方などについて話していた
だきました。
この活動を始めて5年にな
りますが、定着してきたこと
が伺えます。しかし、始めた
ころと比較しますと、派遣切
りなどの労働相談から、暮ら
し全般の相談へと変化してき
ています。
月 日に 年 末 街 頭 相 談 会
を、JR蒲田駅西口で行いま
した。
10
11
一番多かった相談は、法律
関係(弁護士対応)が最多で
内容も多岐にわたっています。
税金のことでは、相続税や消
費税問題、くらし関連では、
各団体や専門家の皆さんの
ご協力がこの運動を支えてい
ます。相談者が減るどころか、
増え続けていることは、この
国が「生きづらい」方向に進
み続けていることでもありま
す。引 き続きがんばっていき
ます。
大田社保協は、今年度より
吉野
14
53
五郎)
(事務局長
73
21
25
17
31
10
12
NO.256
東京社保協ニュース
2015年1月1日号
が6件と多く、相 続関係や近 隣と
のトラブルなどの 相談が多数 でし
た。中には、「上 司の責任で 事業
所が閉鎖され、そ のために解 雇さ
れてしまった。話 し合いで解 決し
ているが、悔しくてしょうがない」
という相談や、「 非正規で働 く子
どもと同居してい るが、自分 は無
職なため、子ども の収入だけ では
生活が成り立たな い」といっ た深
刻な内容の相談も ありました 。若
者が、非正規労働 やアルバイ トで
しか働けない雇用 実態の酷さ 、生
活保護制度の狭間 で苦しんで いる
人がいることの実 態を痛感す る内
容でした。継続し て相談でき る団
体でフォローしていきます。
今回は、すぐに 区役所で生 保の
手続きをしたとい う事例はあ りま
せんでしたが、今 後、このよ うな
相談会に寄せられ た相談を、 複数
の専門家や団体で共有し 、深刻 な
事例については共同して フォロ ー
する体制づくりが課題です。
(事務局長 野口 修二 )
24
12
30
える お金が無い」というの で、民
医連 代々木病院を受診して 医療費
の相 談が出来るから「とに かく受
診し て治療しましょう」と 対応し
ました。
そ の他、法律相談、労働 相談、
DV 被害など8件の相談が 寄せら
れました。
(渋谷社保協ニュース より)
月 議 会で 、 歳 ~ 歳 の 高 齢
者の医療費助 成制度を全会一 致で
可決しました。
助成額は、 月の自己負担限 度額
は2000円 で、それを超え た部
分が助成される仕組みです。
昨年の町長 選時の公約が実 現し
たもので、地 域からも「待っ てま
した」との喜 びの声が聞こえ るよ
うです。
70
日時:1月29日(木)18時30分~
会場:東京労働会館3階東京民医連会議室
記念講演
(医療法人健和会「医療福祉調査室」室長)
(社保協ニュースより)
3
74
智則氏
安達
月 日に、渋谷社保協「 何で
も相談会」を渋谷駅西口 モアイ 像
前で、8団体 人の参加で開催し
ました。
日の出町は、すで に 歳以上の
医療 費無料化に取り組み、 他の福
祉政 策とも相まって医療費 抑制の
実績も出ています。
75
12
税金相談では、 代の息子と二
人暮らしの 代の女性から「税金
が高い」と悲鳴の声が寄 せられ ま
した。年金収入と二人の 稼働収 入
を合わせて年間200万 で生活 し
ていて「生活が苦しい」 と話を し
ていました。「扶養者控 除など 利
用して非課税世帯に」と アドバ イ
ス。医療相談では、「医 療費に 使
70
NO.256
東京社保協ニュース
2015年1月1日号
12
医療 や介 護に 対す る人 々の 負 担 と
不満 は 膨 ら み 続 け て お り 、 も は や 我
慢も限界です。
東京社保 協は、東京土建と共同し
て、 通 常 国 会 に 向 け 「 憲 法 を い か し
て、 安 全 ・ 安 心 の 医 療 ・ 介 護 を 実 現
する」国会請願署名に取り組みます。
すでに、 各地域には受取人払いの
署名 付 き チ ラ シ を 一 定 枚 数 配 布 し ま
した が 、 追 加 注 文 は 、 各 地 域 に 配 布
した 「 署 名 付 き チ ラ シ 注 文 票 」 で 申
し込んでください。
なお、こ の署名付きチラシとは別
に、通常の署名用紙も今月中旬まで
には、各地域に配布する予定です。
署名行動の際の署名用紙などで活用
して下さい。
4
NO.256
東京社保協ニュース
2015年1月1日号