1. IFRS適用の狙いとプロセス(1) ①IFRS任意適用の狙い ■連結べースでの財務報告体制の効率化 ■連結経営の深化 1 1. IFRS適用の狙いとプロセス(2) ②IFRS適用までのプロセス スケジュール 導入に向けてのプロセス 影響度調査 ⇒ 連結会計方針(GAM)策定 ⇒ IFRS報告パッケージ作成 プロジェクト推進体制 2 2. IFRS適用がもたらしたメリット(1) ①財務報告基盤の整備・更新 連結会計方針を策定 IFRS浸透のための取組(E-learning等) ②有価証券報告書の注記内容の整理 3 2. IFRS適用がもたらしたメリット(2) ③連結経営深化のスタート(ボトムアップ報告) 従来-トップダウン:親会社にて連結処理・ 修正を実施 今後-ボトムアップ:関係会社にて連結処理・ 修正を実施 グループ全体の目線合わせ・決算効率化 4 3. 移行後の戦略的課題(1) ①決算正確性・効率性向上(ボトムアップ体制) ②新基準への対応 事前準備(実務上の課題の洗い出し) 現場・監査人との協議 経営陣との課題共有 IASBへの積極的な発信・提言 5 3. 移行後の戦略的課題(2) ③IFRSの考え方の経営・現場への浸透 経営に対して厳しい基準 有価証券売却損益のノンリサイクリング FVTOCI評価差額によるROE・ROAの低下 減損の早期化 時価をベースとした自己規律ある経営 が求められる。 6 3. 移行後の戦略的課題(3) ③IFRSの考え方の経営・現場への浸透 時価をベースとした自己規律ある経営 ROE:時価ベース資本に対する利益 投資:上場・非上場ともに公正価値把握、 保有意義の見極め 資産ポートフォリオの見直し、 リサイクルのスピーディな実行 Cash Flow経営への意識変革 7
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