大喜び通信(市政報告号外)

井手だいき
2013 年 12 月 25 日 「日経新聞」に掲載
2014 年 1 月 21 日 「京都府宇治市議会・文教福祉常任委員会」
にて講演 ~ヤングケアラーの実態と支援~
1
〃
月 22 日 「城南新報」
・「洛南タイムス」に掲載
介護
3
〃
月 25 日 「読売新聞」に掲載
受ける側
発行:井手大喜
ヤングケアラーをご存知ですか?
草加市議会議員
無所属 28 歳
昨年末から、介護の分野においてヤングケ
ともありました。
アラーが全国的に注目され始めました。
草加市民の方々には、いち早く「ヤングケア
経験者としてメディアからの取材の申し込み
ラー」という言葉と、「問題点・支援策」を
を多く頂き、肌で感じています。さらに私に
知って頂きたいと思いましたので、ご紹介さ
京都の宇治市議会より、講演の依頼を頂くこ
せていただきます。
ケアラー︵若年介護者︶の実態と支援﹂について講演した。
宇治市議会の文教福祉常任員会の研修会が開かれ、
﹁ヤング
あることを認識し、その支援の
者はマイノリティ︵少数派︶で
自信の体験を通じて、若い介護
で、様々な制約があったことを
高校・大学時代、就職活動など
介護中心の生活を余儀なくされ、
年 10
月には
10
市議となった。
で、様々な制約があったことを
高校・大学時代、就職活動など
介護中心の生活を余儀なくされ、
験を話した。
相手にされないなど苦労した経
ず、行政に相談しても未成年で
知識不足から介護保険を利用せ
高校・大学時代、就職活動など
で、様々な制約があったことを
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説明。
と支援﹂について講演した。
介護開始から3年5ヶ月間は
井手氏が高校 年
1 生の時︵20
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介護中心の生活を余儀なくされ、
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研修会で草加市議講演
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事が犠牲になることは社会の損
宇治市議会
文教福祉委
失。介護をしながら自分の人生
宇治市議会の文教福祉常任員
を送れるような社会を実現させ
介護開始から3年5ヶ月間は
たい。ヤングケアラーに対して
歳の若さで
25
宇治市議会の文教福祉常任員会の研修会が開かれ、
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を認識し、その支援の必要性を痛感。
行政書士となり、
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のように見つけるのかも大事﹂
必要性を痛感。行政書士となり、
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支援策を求めた。
あることを認識し、その支援の
査、若い介護者に視点を当てた
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と訴え、教師を活用した実態調
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支援策を求めた。
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http://zisedai2010.com/
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ケアラー︵若年介護者︶の実態
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[ 好きな言葉 ]「一人で笑うよりみんなで笑った方がいい。」
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支援策を求めた。
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02年3月︶、父親が脳梗塞で倒
事が犠牲になることは社会の損
援は、一般的な年配者の介護者とは
のように見つけるのかも大事﹂
今回は「若者介護者」をヤングケアラーとして表します。
検索
草加市 井手だいき
埼玉県草加市議の井手大喜氏
れ、母親と分担して介護にあたっ
失。介護をしながら自分の人生
を送れるような社会を実現させ
若い介護者の実態
歳の若さで
25
介護中心の生活を余儀なくされ、
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高校・大学時代、就職活動など
と訴え、教師を活用した実態調
支援策を求めた。
査、若い介護者に視点を当てた
大事﹂と訴え、教師を活用した実態
アラーをどのように見つけるのかも
違ってくる。埋もれているヤングケ
たい。ヤングケアラーに対して
宇治市議会の文教福祉常
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ついて講演した。井手氏
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1 生の時︵20
ず、行政に相談しても未成年で
02年3月︶
、
知識不足から介護保険を利用せ
相手にされないなど苦労した経
[ 連絡先 ]
[ プロフィール ]
070-6575-59 8 9
昭和 60 年 草加市谷塚生まれ
平成 10 年 草加市谷塚小学校卒業
平成 16 年 足立学園中学・高等学校卒業
平成 20 年 明治大学情報コミュニケーション学部卒業
平成 21 年 谷塚にて行政書士事務所開業
平成 22 年 10 月 草加市議会議員選挙初当選
平成 23 年 明治大学大学院ガバナンス研究科 入学
平成 24 年 一般会計決算特別委員会 副委員長
福祉こども委員会 副委員長
井手だいき
●
マラソン 日本酒 佐賀めぐり
[ 趣味 ]
●
地元草加市生まれ
草加から 発 信 !
験を話した。
若者介護者(未就労の学生など)
京都府宇治市議会・
文教福祉常任委員会にて
社会資源へのアクセスの欠如
契約行為をできない
共通経験を持つ相談相手不足
職業選択への影響
①
②
③
④
み
特有の悩
若い介護者 社会で支援を
シニア介護者
5月 6
〃
日 「朝日新聞」に掲載 *今回の対象=介護保険利用者
する 側
年齢や立場に
合わせた支援が必要
*こうした区分けは
今のところ存在しておらず、
今後、支援をする際に検討が必要
就労中の介護者
3
〃
月 20 日 「NHK首都圏ネットワーク」に出演
介護者支援
半年間 ~ メディア出演情報 ~
介護には「する側」「される側」が存在
介護者
支援
号外
頼れる次世代を目指して
「10代・20代で家族を介護する若者たち」
ヤングケア ラー
号外
これからの介護の課題について
介護者支援とヤングケアラー
介護者への「直接的」支援が必要
なぜ「ヤングケアラー」なのか
介護保険制度導入後、「受ける側」への支援については、様
々な議論がありましたが、「する側(主に家族介護者)」への
「直接的」支援については、ほとんど議論がありませんでした 。
背景には、「介護保険サービスによって、介護者の負担も軽減
された」という認識があったからだと考えます。
昨年末から、全国的にヤングケアラーの
存在がクローズアップされるようになりま
した。
これは、他世代の介護者とは、異なる課題
が認識されるようになったからだと考えま
す。
これから社会へ出て行く過程で、介護を継
続するということは、本人の将来に多大な
る影響を与えます。
こうした課題に対して、ヤングケアラー支
援はどうあるべきなのか、模索されている
ところなのです。
24年度の介護保険法改正を機に、介護において再び「家族」
である介護者の必要性が高まりました。
⇒ 介護の再家族化
在宅生活を支えるのは紛れもなく家族であり、介護者です。
まずは、この認識を持つことが求められています。
そして、次に目を向けるべきは、様々な世代の介護者の存在で
す。
もちろん、メディアでよく取り上げられる「老老介護」もその
一つですが、就労しながら介護をしている世代、これから社会
に出る世代というように立場の異なる世代の介護者の存在が明
らかになってきました。
これから行うべき支援は、介護者を一律に捉えるのではなく、
多様な世代の介護者を視野に入れた中での支援体制の整備です。
就労中の介護者
シニア介護者
若者介護者
今後
ヤングケアラーは増える??
・少子高齢化
・核家族化
・晩婚化
}
介護の
低年齢化
を予測
こうした社会状況が生み出すのは、やはり
「10、20代で介護を経験する」ヤング
ケアラーです。
ヤングケアラー支援において必要なこと
① 社会資源へのアクセスの欠如
② 契約行為を行えない
10、20代は行政が持つ社会資源と最も離れている時期
だと考えます。
義務教育を終え、子育てが始まるまで、私たちはあまり行
政などと関わる機会がありません。
介護保険は、契約制度です。
10代のヤングケアラーは契約行為を行えないため、介護保
険申請やサービス利用に弊害が出ることがあります。
ヤングケアラーには、行政の介護関連情報に容易にアク
セスできるような情報発信が必要です。
今後は後見制度での対応やヤングケアラーを受け容れる
相談体制が必要です。
③ 相談相手などのネットワーク不足
④ 職業選択が制限
ヤングケアラーは、他世代の介護者とは異なり、同じ経
験を共有できる人と出会う機会が少なく、横の繋がりを持
つことが容易ではありません。
本来ならば、社会に出るための準備期間に、介護をして
いたことによって、将来の職業選択の幅が狭まってしまう
ことは避けなくてはなりません。
同年代で同様の悩みを持つ者同士を繋げる機会の確保が
「介護をしていたことが評価される社会」というのが理
想ではありますが、介護を続けながら、そして介護が終わ
ったあとのキャリア支援を継続して行う仕組みが必要です。
必要です。現在、「若者介護をしゃべろう会」でヤングケ
アラー同士のネットワーク作りに挑戦中!
私は考えます
上記の支援策は、自分が経験したこと、元ヤング
ケアラーの方からの聞き取りを踏まえての提案です。
これら以外にも、必要な支援は現れてくると感じます。
ヤングケアラーはどういった支援を求めているのか、実態把握が必要です。
全ての世代の介護者実態把握 ⇨ 世代毎の支援策の検討・実施
という手順を追って展開する事が求められているのです。(井手だいき)
全ての世代の
介護者実態把握
世代毎の支援策の
検討・実施