【研究用】 ブース番 号 34 分 野 医療・創薬・福祉 所属・氏名 岡山大学病院 集中治療部・武田 吉正 問 合 せ 先 Tel 086-235-7778 Fax 086-235-6984 E-mail [email protected] テ ー マ 脳表のエネルギー障害領域の可視化 基礎研究 研 究 ステップ 共 同 研 究 希 望 先 企 業 1 2 3 ○ 4 5 応用研究 オリンパス光学、三鷹光器、カールツァイス、ライカ 【研究の概要と特徴】 脳のエネルギー状態を直接観察できるモニタがあれば、安全に 手術を行うことが可能になります。本研究では脳表に 360nm の 光を当て、エネルギー障害領域から発せられる微弱な光を超 高感度電子冷却 CCD カメラで検出し、リアルタイムに画像化し ます(図1)。エネルギー障害領域には NADH(ニコチンアミドア デニンジヌクレオチド)と呼ばれる物質が蓄積します。この物質 は 360nm の光を当てると 460nm の光を発する性質があり、その 性質を利用してエネルギー障害領域を画像化します。図 2 は脳 梗塞を起こしたラットにおけるエネルギー障害領域の広がりを 460nm CCD カメラ 360nm キセノン光源 図1 示しています。また、本研究では岡山大学自然科学研究科・山根延元 准教授の画像解析技術で画 像位置補正を行い画像解析の安定性を向上させます。 図2 【産業界へのアピールポイント】 非侵襲的かつリアルタイムに脳表のエネルギー状態を監視できる世界初のモニタです。 【想定される用途】 脳外科手術中の脳のエネルギー状態の監視 【特許等知的財産】 脳虚血監視モニタ 日本(特許第 3721408 号)、国際出願番号 WO 2005/099585 米国(特許 7,558,609 号)、中国(特許 ZL200580009099.0 号)、ドイツ(出願中)、フランス(出願中)、英 国(出願中)
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