2014年(平成26 2014年(平成26年 平成26年)度 皮革業界総合研修〔後期コース〕 皮革業界総合研修〔後期コース〕 <募集案内> 募集案内> 主催 大 阪 府 近 畿 経 済 産 業 局 共催 (地独)大阪府立産業技術総合研究所 皮革試験所 この研修は、皮革関連産業の振興を目的に関連企業の経営者並びに従業員の方々に、最 新の業界の動向やトレンド、あるいは実践的な経営の知識等を身につけていただけるよう、 各界の著名な講師を招いてさまざまなテーマで実施しますので奮ってご参加ください。 後期コース(経営管理、製革技術関係)の内容 日 時 テーマ 講 師 (敬称略) 1 1/28(水) 皮 革 の 出 来 る 株式会社 まで 藤本安一商店 13:00から [講義& 代表取締役社長 15:30まで 工場見学] 藤本 周平 ※皮革工場 見学研修 2 1/30(金) 継 い で わ か っ 野口彦株式会社 た!革靴卸売業 取締役社長 18:30 から 野口 貴弘 20:30 まで 内 容 場 所 定員 見学先は、スポーツ用グローブ革(ゴルフ/バッ 和歌山市 30名 ティング/レスキュー)・袋物用革・靴用革・衣 料用革・セーム革をコンピューター管理による ナメシ・染色加工をし、安定した製品作りに努 め、防水革や高機能革作りを得意とします。皮 革製品は、デニム用革ラベル/ベルト小物/革衣 料製品の販売をしています。研修では、皮革の 出来るまでの講義を受け、実際の革製造の工場 見学をします。 2代続く革靴卸売業の家に生まれ、子供の頃か ら家業を見て育った同氏。海外に出て見聞を広 めた後、家業を継いでみると、世の中、流通革 命・問屋不要論の全盛。生き残るためには、革 靴卸売業という枠の中で何を残し、何をやめ、 そして、これから新たに何を始めていけばよい のか。自身の経験談からおもしろおかしい革靴 卸売業の話について語っていただきます。 西成区民 50 名 センター 会議室 2-1 3 2/3(火) ハイヒール婦人 東京都立皮革技術セン 婦人靴のヒール取れ・ヒール折れ事故は着用者の安 西成区民 50名 靴の事故事例と ター 全を脅かします。婦人靴を取り扱う方々が知ってお センター 13:30から 安全性の向上に 台東支所 くべき、事故事例や相談事例を紹介し、ヒール強度 会議室 16:00まで ついて 砂原 正明 の主要試験法の「ヒール衝撃強さ」 「ヒール耐疲労性」 2-1 「ヒール取付強さ」を詳しく解説します。さらに、 同センターが研究開発した新試験方法と、ヒール取 付強さを向上させるための靴材料の選択と製法につ いて紹介します。 4 2/12(木) 売上 20 億への 軌跡 18::30 から ~成功への裏話 20:30 まで を語ります~ (有)シューズ・ミニッ シュ 代表取締役 靴職人 高本 やすお モノが売れないこの時代において、急激に業績を伸 西成区民 25 名 ばしている㈱シューズ・ミニッシュ、そのベースと センター なっている Re:getA(リゲッタ) 。メイドインジャ 会議室 パンで勝負するため、靴業界・靴のデザインの常識 2-1 にとらわれず苦悩の末に生まれた Re:getA(リゲ ッタ)と RegettaCanoe(リゲッタカヌー)の誕生 の秘話をはじめ、販路開拓、ブランディング、世界 戦略、経営者としての苦悩、靴業界に対する思いを、 対話を交えながら熱く語っていただきます。 5 2/20(金) 靴業界の流通と ブランディング 18:30 から 20:30 まで 株式会社 会社設立時に営業戦略の確立や組織づくり、物流シ 西成区民 50 名 ASSO ステムの構築などの課題に直面するものの、これま センター INTERNATIONAL でのブランドコンセプトを徹底的に見直し、ひとつ 会議室 代表取締役 芦田 道生 の勇気のいる選択をしたことで、課題を克服し、現 2-1 在の利益の向上へと導いた。 成功へ導いた芦田社長の“勇気のいる選択”とは何 だったのか、また、今後の靴業界を活性化するため にどのような取組みが必要なのか、その熱い思いに ついて語っていただきます。 6 2/25(水) 服飾雑貨のQC 熊谷 裕子 ポイント (服飾・雑貨・衣料品 13:30から 質管理士) 16:30まで 服飾雑貨アイテム(バッグ・靴等)は、 天然皮 西成区民 50名 革・合成皮革・繊維等多種多様な材料を使用し、 センター 様々な手法で作られているため、製品完成後に 会議室 予想しなかった不具合が発生してしまうことが 2-1 あります。QC意識向上・不具合品減少のため に、製品の企画から購入後使用されるまでの各 段階(工程)でできるQCポイントを、最近の 傾向や実例を盛り込みながら、実演も交えて解 説します。 7 2/26(木) 2015年秋冬 大谷 知子 シューズ&レザ (靴ジャーナリスト) 18:30 から ー・トレンド 20:30 まで 2015年のシューズ・ファッション&マーケットは、 西成区民 50 名 どこに向かうのか。既に実像が見えて来ている春夏 センター 物の動向を交えながら、2014年9月のリネアペレ 会議室 で提示されたレザー、GDS(ドイツ) 、ミカム(イ 2-1 タリア) 、ラスベガスで取材した最新シューズコレク ションの傾向から、2015秋冬シューズ・ファッシ ョンの行方を占います。 講師プロフィール (敬称略) 1.藤本 周平 <株式会社藤本安一商店 代表取締役社長> 子供の時から工場に出入りし、学生時代もアルバイトをしながら革作りを学ぶ。大学卒業後、商社で営業と貿易業 務に従事した後、家業に戻り、なめし・染色・仕上げの各工程で経験を積む。現在、仕上げ工程の管理を担当しなが ら、代表として原皮等の輸入貿易業務、営業業務に従事している。 2.野口 貴弘 <野口彦株式会社 取締役社長> 1971 年、大阪生まれ。ヨーロッパを中心に世界の靴を扱う靴専門の卸会社「野口彦株式会社」の取締役社長。創 業 75 年を超える同社は、メーカーごとの技術やこだわりだけでなく、品質なども考慮した上でトレンドにあった商 品を小売店に提案するという特徴を持っている。また、世界の靴メーカーとのネットワーク力を強みに、オリジナル シューズの企画・生産にも力を入れている。現在はネット販売も行い、今後は小売業態への進出もめざしている。 3.砂原 正明 <東京都立皮革技術センター台東支所 技術指導係長> 1959年、北海道生まれ。1984年、北海道大学農学部修士課程を修了後、東京都立皮革技術センターに入所し、皮 革製造・加工に関わる研究・指導に従事。2008年より同センター台東支所に勤務し、製靴技術、靴材料、靴の試験 方法等の研究・指導・試験・開発に取り組む。特に、ハイヒールの事故対応と安全性向上研究については高い評価を 得ている。博士(農学) 。 4.高本 やすお <有限会社シューズ・ミニッシュ 代表取締役/靴職人> 1975 年、大阪府生まれ。父親が履物製造していたことから、高校卒業後、東京、神戸、ヨーロッパ諸国などで 4 年間にわたり靴づくりを学ぶ。その後、家業のタカモトゴム工業所で靴づくりを続ける一方、ドイツの足学から学ん だエッセンスやイタリアの靴メーカーで学んだ流線型の理論、そして、日本文化の下駄の理論を自分なりに組み立て Re:getA(リゲッタ:下駄をもう一度)を考案。2005 年 29 歳にして経営を継承するとともに(有)シュー ズ・ミニッシュに社名を変更。 デザイン、型紙、靴型、底の設計、インソールの設計すべてを自身で行う。長時間履いていても楽な履き心地で多 くの方に支持されているリゲッタは、これまで400 万足が生産されている。 現在、苦労している日本の靴製造業において大幅に売り上げを伸ばし、また、アメリカ(ラスベガス)の展示会に 出展したことで、アメリカ、ハワイ、韓国、台湾、東南アジアやヨーロッパなど世界中でリゲッタブランドが注目さ れている。 5.芦田 道生 <株式会社ASSO INTERNATIONAL 代表取締役> 1966年、大阪生まれ。豪州帰国後、1995年、親会社となる「芦田企画」を設立し、OEMでの受託生産を中心に、 中国生産のエキスパートとして活躍。2002年より自社ブランドを立ち上げる。その後、ブランドコンセプトを見直 し、日本国内生産ミセスコンフォートに特化した婦人靴卸を中心に事業を展開している。外反母趾対応の幅広4E靴ブ ランド『ミスキョウコ』は、QVCテレビショッピングや大手百貨店、通販カタログ「LOVEBODY」 、また「Zekoo」 や「家庭画報」などの通販雑誌で人気上昇中の婦人靴ブランドで、外反母趾など足のトラブルにより靴選びが難しい 方向けに、おしゃれな靴を提供している。さらに、ターゲット顧客に広くアプローチするため、ファッション雑貨な どWEBによる卸売業も行っている。 6.熊谷 裕子 <服飾・雑貨・衣料 品質管理士> 服飾雑貨・衣料アイテムともに川上から川下までの品質管理全般の経験を基に、企画担当・品質管理担当・商社・ 製造工場・検品所・販売員・消費者・学生・試験分析機関等の方々を対象にした、服飾雑貨&衣料のQC関連研修、 およびコンサルタント業務(商品確認・工場&検品所指導・事例相談等)を実施している。 7.大谷 知子 <靴ジャーナリスト> 1953 年、埼玉県生まれ。靴業界誌を発行する、ぜんしん(現エフ・ワークス)への入社を契機に靴の取材をスタ ート。1997 年、靴のカルチャーマガジン「シューフィル」の立ち上げに参加。その後、靴インダストリアル・ペー パー「シューフィルザッツ」を発刊。 2011 年秋、シューフィルを離れ、2012 年3月、自身の靴サイト「Obring〔 http://obring.jp〕 」を立ち上げる。 靴取材歴は 30 年以上に渡り、ビジネス、ファッション、また健康とオールラウンドに活動している。 開催要領(後期コース)<経営管理、製革技術関係> 1 と き 平成27年1月28日(水)~2月26日(木) 【日時等の詳細は内容に記載】 2 と こ ろ 大阪市立西成区民センター 大阪市西成区岸里1-1-50[略図参照] 電 話 06-6651-1131(代) ※皮革工場見学研修(1 月 28 日(水)開催)について 詳細な見学要領は、受講決定者に直接連絡いたします。 集 合:12 時 50 分までに現地に集合してください。 見学先:株式会社 藤本安一商店 (和歌山市岩崎 608-3) 経 路:JR 和歌山線田井ノ瀬駅下車、徒歩約 5 分。自家用車参加可。 (注)申込み後、やむを得ず参加できない時は、 大阪府立産業技術総合研究所皮革試験所(06-6389-2632)まで、必ずご連絡ください。 (貴重な機会ですので、キャンセル待ちの方に参加していただきます。 ) 3 受講対象者 大阪府内皮革関連業界の経営者並びにその従業員(今後皮革業界で開業又は従事しようとする方を含む) ※皮革工場見学研修は、大阪府内の中小事業所の方のみとし、1 社あたり 2 名までとさせていただきます。 また、同業者の方はご遠慮ください。 4 定 員 「後期コース(経営管理、製革技術関係)の内容」のとおり 先着順で受付し、定員になり次第締め切らせていただきます。 受講票は発行しませんので、定員に達した旨の連絡がない限り、当日申し込んだ研修会場にお越しください。 5 受 講 料 無料。ただし、研修会場までの交通費等については、自己負担とします。 6 受講手続 受講希望者は、別添申込書により大阪府商工労働部中小企業支援室商業・サービス産業課あて、 郵送またはファックス(FAX:06-6210-9504)にてお申し込みください。 7 修了証書 7講座中4講座以上出席した方に修了証書を交付します。 <研修会場> 大阪市立西成区民センター 〒557-0041 大阪市西成区岸里 1-1-50 電話:06-6651-1131 西成区役所 地下鉄四つ橋線 岸里 西成区民 センター 天下茶屋駅 西出口南へ5分 <問い合わせ先> 〒559-8555 大阪市住之江区南港北 1-14-16 大阪府咲洲庁舎 25 階 大阪府 商工労働部 中小企業支援室 商業・サービス産業課 商業振興グループ 黒石・吉田 TEL 06-6210-9496 FAX 06-6210-9504 ものづくり支援課 製造業振興グループ 濱田・平田 TEL 06-6748-1050 ②号 出口東へ1分 南海本線 ※皮革工場見学研修について 地方独立行政法人 大阪府立産業技術総合研究所 皮革試験所 奥村・道志 TEL 06-6389-2632 FAX:06-6210-9504 <申込先>大阪府商工労働部中小企業支援室商業・サービス産業課 皮革業界総合研修<後期コース>受講申込書 皮革業界総合研修<後期コース>受講申込書 年 □会社名 月 日 □これから工房を開こうとする人 <業種> 業種> 製造 ・ 製造卸 ・ 卸 ・ 卸小売 ・小売 ※該当する業種を○で囲んでください ※該当する業種を○で囲んでください (従事先がない方は、こちらを☑を記入してください) 受講者氏名(必須) 役職名(必須) 所在地(必須) 〒 TEL(必須) FAX E-mail ※TEL は、日中に連絡の付く電話番号を記載してください。 ※FAX、E-mail もできるだけ記載してください。(案内などを連絡する場合があります) 受講希望日の欄 受講希望日の欄に○印を入れてください 日程 1月28日(水) 受講希望日 備 自家用車参加希望 ( 考 ) 後期 コース 1月30日(金) 2月 3日(火) 2月12日(木) 2月20日(金) 2月25日(水) 2月26日(木) ※先着順で受付し、定員になり次第締め切らせていただきます。(各講座の定員は募集案内に記載) ※1月28日(水)の皮革工場見学に自家用車で参加希望される方は、備考欄の自家用車参加希望( )に ○印を記入してください。 ※なお、受講票は発行しませんので、定員に達した旨の連絡がない限り、当日、申し込んだ研修会場・集合 場所にお越しください。また、1日28日(水)皮革工場見学に参加いただく方には、別途詳細案内を通知い たします。
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