支えあい、共に生きる、たかつきへ育士資格取得を市が支援するべきだと指摘しましたが「その考えはないが質の確保に努める」との答弁に留まりました。連携施設の確保が不透明問題が露呈した途端に・・・供する市内のアパートでした。しかし、数年前からカビの発生、トイレの故障による汚水漏れなど老朽化が激しく、住環境の改善を求めていましたが、抜本的な改善がされず、指導助手たちは別の住居に引越しました。これは市が指導助手たちと関係者との仲介を怠ったため両者に溝が生じ、また指導助手の要望に親身に向き合ってこなかったために起こった問題です。姉妹都市の英語指導助手派遣強制的に来年度中止高槻市が姉妹都市のオーストラリア・トゥーンバ市から招いている国際交流員は、小学校で英語授業の指導助手として働いています。しかし先日、トゥーンバ市が突然、来年度の派遣事業を中止する通知を出しました。その理由は明らかにされていませんが、以下の問題があったためだと思われます。 ①住居の問題指導助手の住居は、二〇年に渡って関係者が提本人も知らないまま年間業務委託契約を続け、挙句は不当解雇！年金などにも加入しておらず、健康診断もありません。また一日の出勤に対する謝金なので、仮に病気で入院などすれば生活に支障が出ます。そして失業保険も認められません。Ａさんは二年前に労働条件の改善を上司に直訴しましたが、それは無視されました。ひとは使い捨ての道具じゃない前回の議会で取り上げた「 ※謝金雇用」の問題。当事者は英語指導助手の管理・統括を務める「ＡＥＴスーパーバイザー」のＡさん（仮名）。Ａさんは年間教育委員会で働いてきました。Ａさんは残業代などの手当が一切なく、社会保険、労働保険、 ②雇用の問題先日、指導助手のひとりが通勤中に自転車でケガ（全治三週間）をしましたが、市は指導助手を有償ボランティアだとして、労働災害保険を適用していません。指導助手は就労ビザが発給されており、入国管理局も労働基準法が適用される労働者だとしています。議会で「市は認識を改めないのか」と質しましたが、無回答でした。労災保険は雇い主に加入が義務付けられているのに役所がそれを無視していいはずがありません。生徒たちのために働いてきたのに… そのような経過から、先日、Ａさんは教育委員会（以下、教委）と団体交渉をしました。そこで教委はＡさんと交わした雇用契約が、実際の労働内容と違うことを認めましたが、Ａさんとは業務委託契約を交わしていると説明し、労働者ではないので、社会保険の加入などは必要ないと要求を認めませんでした。しかしＡさんは「年働いてきたが業務委託契約だったとは事業の中止は事実上の解雇、撤回を求めます以上の問題が噴出した途端、いきなり事業を中止するのは納得がいきません。生徒や市民との交流にやりがいを感じ、来年度の雇用継続を希望している人もいますがこのままでは一方的に「クビ」同然の扱いになってしまいます。問題を解決する時間はまだ残されているにもかかわらず、強制的な中止の撤回と事業の継続を求めます。読者の皆さん、ご支援ください。はじめて知った。」と驚いています。後日、交渉がまだ終わっていないなか、教委は突然Ａさんに「来年度の契約はしない」と事実上の「雇い止め」を通達しました。Ａさんは高槻の英語教育に長年尽力し、その実績は他市からも評価を受けていました。それにもかかわらず真っ当な要求をしただけで即解雇。まるでブラック企業です。解雇撤回を求めていきます。 ※給料を支払うべき労働者に対し、謝金を支払うことで労働者とせず、雇い主が社会保険などに加入しないなど問題が指摘されている雇用の形態。 14/11/12 18:47 りゅうた通信.indd 1 のこんな？あり！ 1981 年生まれ　生協職員として様々な活動に関り、牛の肥育など一次産業の現場でも働く。自然との共生、福祉の充実、反戦平和、若者もお年寄りもすべての人に生きる権利が保障される街づくりのため活動しています。現在妻と娘と三人暮し。たまに高槻・原の畑で汗をかいています。マンガをかくことが趣味。市民相談を受け付けています子育て、介護、DV、生活保護、債務・相続、労働相談など専門家との連携もいかし、暮らしの相談を受けています。お気軽にご連絡ください。　反対をしました。広報では認定こども園を「保育所と幼稚園のいいところを併せ持つ」施設としていますが、元々違う制度であった施設が一緒になっていることによる問題もあります。公立幼稚園は今後認定こども園に移行するかとの問いに「公立認定こども園の検証も踏まえたうえで検討する」との答弁がありましたが、その検証内容はまだ明らかになっていません。子育て中の親としても、これからも安心してこどもが育つ環境を維持し、新制度によって保育の質が低下しないように要望しました。 11 11 「原の畑からこんにちは」保育士資格が必要ない施設も〇～二歳児を受け入れ来年度からはじまる「子ども子育て新支援制度」に関連する条例 6 件が 9 月議会で提案されました。高木りゅうた検索また二歳児まで保育する小規模保育や家庭的保育は、卒園する三歳児を受け入れる連携施設を確保しなければいけませんが、五年間は経過措置で連携施設を確保しなくてもいいとなっており、受け入れ先が確保されるのか不透明です。市の広報（月号）は新制度について「教育・保育を充実」と紹介していますが、先述の通り条例案の内容は不十分なところが散見されるため、採決では 11 高木第 19 号りゅうた通信条例は、待機児童が多い〇～二歳児の受け入れ先の「小規模保育事業」や幼稚園と保育所の機能を持つ「認定こども園」、学童保育などの運営基準を定めるものです。「小規模保育事業」の施設はＡ～Ｃ型の三類型がありますが、保育士資格が必要ないＣ型施設も〇～二歳児を受け入れられる内容になっています。厚生労働省の調査では今年に入ってすでに過去最多の死亡事故が認可外保育所で発生しています。安全を確保するためにも全員保育士資格が原則のＡ型を基本にするべき、あるいは保英語指導助手スーパーバイザー 2014 年誰もが安心できる制度を電話 072-675-3737　FAX 072-675-3200 メール [email protected] 569-0065 高槻市城西町 3-1 マイルドビル 202 11 高槻市議会議員（無所属）保育の後退許すな！声あなたの　をお聞かせください。暮らしの相談を受け付けています。司法書士、弁護士など専門家とのネットワークもあります。お気軽にご連絡ください！「『見解の相違です』と冷たく言って去ったアベチャン」 14/11/12 18:47 りゅうた通信.indd 2 畑だより 9 日本軍慰安婦、空襲被害者、原爆被爆者、人間魚雷特攻隊員、元軍医…など、人の戦争体験者の証言を集めた写真展を現代劇場で開催しました。ヘイトスピーチなどの民族差別や、侵略戦争の事実を歪曲することが、いかに浅はかなことか当事者の壮絶な証言がそれを証明しています。写真を撮った山本宗補さんは「戦争の加害者も被害者も、心と体に癒えぬ傷を抱えながら生きなければならずほ < んとうの戦後は > まだ来ていない」と語りました。収穫の秋です。一〇月は稲刈りをしました。今年は冷夏でしたが、お米はおいしく育ちました。すぐに春に収穫するにんにくの種まきをしなければいけません。大好きなアメリカとは同盟強化。何かに付け相性の悪い中国、北朝鮮には力を誇示。そのために集団的自衛権は必要。では行使できるようになれば具体的に何をするのか。赤ちゃんを抱きかかえた母親に不安そうな表情で後ろから寄り添う子どものパネル。集団的自衛権行使とどう繋がるのか。そもそも米艦に日本人を乗せることなどあり得ない。と、この説明は散々である▼集団的自衛権は他国防衛の戦争に参加することではないのか。しかし、安倍首相は「戦争に巻き込まれることはない」と説明。この権利の行使で犠牲を伴う可能性について問われても、正面から答えようとしない。どうやら特定秘密保護法や集団的自衛権を使って「何をしたい」のかが、安倍首相の頭の中にはないようである。「積極的平和主義」、「日本人の命を守る」。中身のない言葉を繰り返すだけ。肝心なことは説明していない▼これまでも都合が悪くなると「誤解だ」「説明すれば理解してもらえる」と口先だけで議論を避けてきた安倍首相。月日、長崎での被爆者との懇談会。集団的自衛権への追求に対し「見解の相違です」と告げて去ったという。安倍首相はこれまで集団的自衛権について十分な説明と、それに基づく見解を示したのか。にもかかわらず、「見解の相違」。いつものように居丈高に言ったのだろう。議論を避けるどころか切捨てでしかない。 8 70 ※山本さんの写真集をご希望の方は高木事務所までご連絡ください。すべて午前 10：00 ～傍聴にお越しください。 ◆場所：高槻市総合市民交流センター 4 階・第 4 会議室 ◆資料代 500 円 ◆主催：変えたらアカン！平和憲法 in 高槻・島本 12 月 19 日 ( 金 ) 本会議　一般質問講師　山本健治さん 12 月 18 日 ( 木 ) 本会議　採決・一般質問午後 6：30 ～ 8：30 12 月 10 日 ( 水 ) 文教市民・総務消防委員会 ◆日時：11 月 19 日（水） 12 月 9 日 ( 火 ) 都市環境・福祉企業委員会「日米防衛協力指針（ガイドライン）を再改定は許さない！」 12 月 4 日 ( 木 ) 本会議　議案質疑シリーズ憲法講座第 3 回 12 月 2 日 ( 火 ) 本会議　提案理由説明　イベントのご案内 12 月議会の日程会計報告　7 月～ 9 月川内原発すぐの「テント小屋」にて 9/19 に関電本店前を出発し、島根、愛媛、山口、佐賀と原発立地、計画地をキャラバンし、26 日鹿児島集会に合流という取り組みでした。川内原発前では市民が九電に再稼働中止の申し入れを提出しました。生活保護申請取り下げ件数が大幅増作・高木りゅうたこの三年ほどで生活保護申請の取り下げ件数が三倍ほど増加しています（二〇一一年度は八件→二〇一三年度二六件）。その理由を市は「厚労省の監査で申請の意思を確認次第、受け付けるよう指示があり、受付数が増えたが、生活保護の対象にならない人が取り下げたため」と説明しました。一方で市は、自ら生活保護申請を取り下げた人の半数ちかくが再度申請していることを明らかにしました。取り下げた人のなかには相当生活に困窮している人がいたのではないかと指摘し、しっかりと申請者の生活状況を聞き取ることと、必要な人が保護を受けられるように要望しました。今年から制度改変で、扶養義務の強化などが盛り込まれています。市の対応が問われています。 ☆四コマ劇場☆ 戦争責任を告発する戦争体験者たち 8/29 ～ 31 山本宗補写真展「戦後はまだ…刻まれた加害と被害の記憶」 ▲フォトジャーナリストの山本宗補さんと（写真左）。「過ちを繰り返さないために写真を通して戦争の実態を告発しつづける」と気骨あふれる方でした。ストップ !! 川内原発再稼動キャラバンに参加 9/26（日）に鹿児島の集会に 7000 人集会前日には御嶽山が噴火したこともあり、集会では 17 の活火山を抱える九州で川内原発を再稼動させるのはやはり危険だ、との声が相次ぎました。