ロータリーエンコーダの原理 (担当:中村尚彦) 分解能(resolution)注2)を「相互に識別 可能な隣接した二つの値の最小間隔」 JIS B 0155(工業プロセス計測制御用語 及び定義) 具体的な行動達成目標 • 回転数をセンシングする原理を体験する。 • 分解能を理解する。 回転数 – 単位時間当たりに物体が回転する速さ(回数) 物体が回転した変位量 回転に要した時間 – 単位は、SIでは毎秒 (s‐1) だが、毎分 (min‐1) もSI 併用単位である。また、SIではないが、rpm (revolutions per minute)あるいはrps も日本の計 量法で認められており、実用的には rpm が多く 用いられている。 分解能(resolution) • 「相互に識別可能な隣接した二つの値の最 小間隔」JIS B 0155(工業プロセス計測制御用 語及び定義) • 今回でいうと、識別可能な最小回転変位のこ と(回転角○度まで計測可能) 回転した変位量を測る • さあ、どうする? ロータリーエンコーダの構造 実験 フォトインタラプタを用いたエンコーダ (透過型フォトマイクロセンサ) 使うときは抵抗器を追加 今回は47[kΩ] V O G 実験 フォトインタラプタを用いたエンコーダ (透過型フォトマイクロセンサ) • フォトインタラプタは、なるべ く端に配置 • 配線後、円盤をセットする。 • 円板のセットには、ブロック を使用する 実験 フォトインタラプタを用いたエンコーダ (透過型フォトマイクロセンサ) 1. オシロスコープの電源を入れる 2. 「工場出荷設定」を押す • 「元に戻す」は押さない 3. 1を押してメニューを出す 次のことを確認 結 合→ 直流 帯域制限→ オフ プローブ → 10x 実験 フォトインタラプタを用いたエンコーダ (透過型フォトマイクロセンサ) 4. 時間巾を100msに設定 6. Run/Stopを押してストップする 5. 電圧を2Vに設定 – 二人で協力して行う 6. 回転軸を一定速度で回転させ 7. グラフに波形を描写する る 発展実験 フォトトランジスタを用いた実験 300[Ω] 3[kΩ] 1. 抵抗器(3kΩ)およびフォトトランジスタ (極性に注意)を設置 2. ブロックおよびスリット円板を設置(3 本の軸の長さで高さを調節) 3. 赤外線LEDを設置 発展実験 フォトトランジスタを用いた実験 4. 赤外線LEDの上にブロックを設置 5. 赤外線LEDを結線する(抵抗器 は300Ω)。 6. オシロスコープとつなぐ。外側を Ch.1、内側をCh.2 7. オシロスコープを実験1と同様の 設定にする。その際、ch.1とch.2 を上下に分ける
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