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Yu-cauli Mixed Multi Transportation Magazine
Yu-cauli MMT Magazine
魅
惑の J
様々な
CT を ふ
角度か
戦
争遺跡
富
士芝桜
これく
ら
をふら
しょん
とたび
っと
く富士
急行
ぷらっと こ○ま
だ け じ ゃ な い。 色 々 な 乗 り 物
の白川郷でふらっと
雪と戯れる
で色んな角度から楽しもう!
真冬
ふらっ
号で行
らっと
ちょっとそこまで旅に出よう!
ふらっと
Y
ぷらっと
03
ぶらっと
Y-03
Yu-cauli MMT Magazine
Theme: ふらっと ぷらっと ぶらっと
Contents 2
Contents 1
奥飛騨ぶらっと
P3
W r it e r:k umi ng
P11
W r i t e r : y u c c hi n
Contents 3
Contents 4
戦これ
~戦争遺跡コレクション~
P13
W r ite r:te n- ch o
雪めぐり
P25
だのんが往く
-ふらっと JCT 参り-
Writer:Danon
1
今回は、富士急行線の直通臨時列車「快速富士芝桜まつり号」を使って、
日帰り旅行をしてみました。滞在時間はなんと 6 時間。この間でどんなことが楽し
めるのかをいっぱいに詰め込んでみました。
おいしいものも食べつつ、芝桜も楽しむ。果たして、どれだけのことが出来たの
でしょうか。都心から約 2 時間半。すぐそこにある世界遺産 富士山を体感しに行っ
てみましょう!
Writer:kuming
3
白須うどん
誰が見ても民家にしか見えないその門構え
お客さんが並んでいなければ分からない、民家そのもの
のお店がこの白須うどん。土曜は行列必死のお店です。
メニューはあったかいの(かけ)とつめたいの(ざる)
の 2 種類のみで大盛りもなく、トッピングも自家製の煮玉
子とごぼうだけとシンプル。注文カウンターであったかい
のを頼んで、受け取って居間へ。
昔、書道の教室に通ってたときにこんな感じのところで
やってたなぁと懐かしい気持ちになりながら頂くうどんは、
吉田うどんならではのコシの強さが引き立ちます。
辛味噌を入れたり、味を変えつつ食べ終わる頃には満腹
感が半端なく来ます。讃岐の取材のときの感覚でいたので、
衝撃を受けました。
お金は食べた後にどんぶりと引き換えで払うのですが、
最初はよく分からず、みんな見よう見まねで払ってました。
「暖簾」のないお店。堪能させていただきました。初めて
の吉田うどんでしたが、間違いなくメインストリームの味
なんだと感じました。並ぶ価値は十分にあるかと思います。
Data
住所:山梨県富士吉田市上吉田 3296-1
(富士急行富士山駅徒歩 25 分)
営業時間:11:30 ~ 14:00
定休日:日曜日
6 おじいちゃん家に来たような感覚になる居間
バスが発車すると共にお昼寝タイムに突入し、バスが止
まったので、会場かなとも思って見てみると、全くそんな
こともなく、目の前には渋滞。運転手さんは「先ほどのと
きはここから 20 分ぐらいかかりました」と車内に放送し
たので、もう一眠りできるなと思って、目を閉じて ・・・
着かない ・・・
着かない ・・・
おい 2 時間ってどういう
ことだよ!
竜神池と富士山
まぁ、土曜日のちょうど見頃の時に渋滞しないはずがな
いですよね。ちなみに、想定されていた所要時間は 30 分
でした。4倍もの時間がかかってますよ。えぇ。ちなみに、
あと 20 分といったところからは 60 分かかりました。国
道に一度合流しないと駐車場に入れないらしく、優先道路
じゃないこちらからは全く国道に合流できなかったわけで
すね。
気を取り直して、取材開始です。富士山駅でゲットして
いた割引券を提示して入場します。
池の周りをぐるっと回って、展望広場と呼ばれる展望台
の方を目指していきます。展望台は仮設のため、乗れる人
数が限られているのですが、なぜか並んだときには整理員
の人がいなくて、並んでる人のセンスで上がっていました。
あとで後ろの方で声がして「あ、大丈夫ですよ。どうぞ」っ
て言ってました。いや、列の整理をしてください(笑)
前ページで載せましたが、やはり上ったら上ったで見え
る景色は違いますね。ちょっと並ぶぐらいなら並んで上っ
てみる方が良さそうです。
ここで富士宮焼きそばとか食べたりして、ページを埋め
ようと思っていたのに、帰りの時間が気になって気になっ
て仕方がないので、早々にお土産を買ってバスの待機列に
並ぶことに。
確認ですが、往復富士芝桜まつり号を使うことが今回の
プランです。到着したのが 15 時で、河口湖の発車時刻が
17 時 26 分なので、戻る時間も含めて 2 時間半切ってる
わけですよ。もし、帰りも 2 時間かかったら完全に乗り遅
れます。
帰りのバスも長蛇の列
西湖の脇を通って河口湖へ
帰りは西湖と河口湖を周るコースに切り替えて走ります。
こちらも所要時間 50 分を予定していると言ってましたが、
元の 30 分から比べると、やっぱり遠回りであることには
違いないようです。
何とか、17 時過ぎに河口湖駅へ戻ってこれたので、改
札が始まるまでお土産屋さんを見て待ちますが、みんなこ
れで帰るので、レジが長蛇の列。とても買い物するという
気にもなれず(富士山サイダーとか飲みたかったんだけど)
、
改札が始まると共に駅の中へ吸い込まれていきました。
河口湖は穏やかに晴れ渡ってました
9
戦これ
~戦争遺跡これくしょん~
写真と文章:テンチョー
13
寒川駅から南西の方向へ 1.4 ㎞程歩くと工業地帯の一角にひっそりと佇む広場があります。
この広場こそ、国鉄時代に廃線となった西寒川支線の終点でもある西寒川駅跡地です。
そしてここからさらに南の方には相模海軍工廠が広がっていました。
17
続いては東大和市にある日立航空機立川工場変電所です。写真を見ていただいてもわかる
ように壁面には生々しい銃爆撃の痕が残っています。現在は稼働していませんが、1993 年
までは小松ゼノア工場の変電所として稼働していたそうです。
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正面には説明が記載された記念碑と元工員による戦災死亡者の慰霊碑が建てられている。
(写真だと少し読みづらいと思うので、次ページに全文を書き写したものがありますので
合わせてご覧ください)
日立航空機は 1938(昭和 13)年に大和村(現・東大和市)に移転した瓦斯電を引き継いだ
日立製作所の航空機部門の子会社で、戦闘機のエンジンが製造され、立川陸軍航空廠へ納品
された。57 万坪の大工場には多数の工場建物、変電所、給水塔が建ち並び、13,000 人が働
いていた。
45 年 2 月から 4 月にかけての3回の爆撃で、社員・家族・勤労学徒計 111 名が亡くなった。
20
25
大黒JCT
-すべてのはじまり-
2013 年 3 月 16 日。ふと夜景が撮りたくなり
車を走らせた。あてもなく車を走らせて気づけば
大黒大橋に差し掛かった。車窓には横浜を代表す
るみなとみらいの景色が広がる。空気も澄んでい
たので奥には富士の影も見えた。これ幸いと近く
に車を止めて風景撮影に勤しんでいた。
日も沈み、徐々に暮れて行く空をカメラの設定
▲ 青く染まる空とMMの夜景。横浜を代表する1シーン
をいじりつつシャッターを切った。
ある程度満足行く写真も撮れたので、夜景撮影
を切り上げた時、ふとベイブリッジが目に入った。
ベイブリッジは何度も被写体にしたことがある
橋である。せっかくなのでベイブリッジを撮って
終わりにしようと思ったのだが…
「大黒ジャンクションって結構照明使ってるか
ら撮ったら面白そうだよな…」
これが全ての始まりであった・・・
▲ みなとみらいの後ろに鎮座する霊峰富士
29
闇夜に浮かび上がる道路群。その姿はまるで道路の要塞である。
その姿に圧倒
上が一番最初に見た大黒 JCT の姿であるが、その
姿に圧倒された。幾重にもとぐろを巻く道路、それを
煌々と照らす照明…その姿は「道路の要塞」であった。
その光景を見た私は、夢中になってシャッターを切
っていた。高速道路のジャンクション。普段は乗継で
使うだけなのに…外から見るとこうも魅力的な建造物
だったのか。まだまだ知らないものがあるのだな…
▲ まるで空へ登るような印象の大黒大橋
大黒 JCT の造形美に圧倒された私だが、大黒周
辺には他にも魅力的なものがあった。通ってきた
大黒大橋だ。撮影を終えて横断歩道を渡っている
時に見たそれは、まるで空への架け橋のように見
えたのである。なるほど道路というのもなかなか
面白いものだなと、その時つくづく実感した。
そしてそれ以降、私はジャンクション撮影の虜
になっていったのであった…
▲ 新たな分野のきっかけをくれたベイブリッジに感謝。
30
Y
03
Photographer
danon
kuming
Ten-cho
Yucchin
定価:400 円(税無)
CPS2013-08-11-021-4030-1 C2002 ¥400E