白塩ビWF(片面再剥離タイプ)

140318
技術資料No.821-3
日栄化工株式会社
サイン 技術・品質グループ
白塩ビ
マウント用両面粘着シート
片面強粘再剥離タイプ(グレー着色・MX)
白塩ビWF(片面再剥離タイプ)
1.試料構成
剥離PET#25
アクリル系粘着剤
強粘着タイプ
白塩ビ#100
アクリル系粘着剤
強粘再剥離タイプ(グレー着色)
剥離PET(マトリクスタイプ)
2.特徴
○芯材に白塩ビフィルムを用いた両面粘着シートです。
○片面に強粘着、もう片面に強粘再剥離タイプの粘着剤を塗布してします。また強粘再剥離側は
着色することにより隠蔽性に優れています。
○強粘再剥離側にはマトリクス加工を施しているため、施工時のエアがみが少なく、
作業効率が向上します。
3.一般物性
〇強粘着側
測
試
験
項
定
値
備
考
目
粘着力
20分値
37.0
24時間値
44.3
ステンレス
N/25mm
保持力
(mm/5万秒)
0.2
ボールタック(No.)
3
※非測定面PET#25裏打ち
- 1/3 -
・180°剥離
・剥離速度 300㎜/min
・23℃・50%RH
・SUS 25mm×25mm
・40℃雰囲気下1kg荷重
・J.DOW法
技術資料No.821-3
〇強粘再剥離側
測
試
験
項
定
値
備
考
目
20分値
15.5
24時間値
19.0
20分値
19.4
24時間値
21.3
20分値
20.7
24時間値
21.9
20分値
26.9
24時間値
33.5
20分値
22.5
24時間値
24.3
ステンレス
・180°剥離
・剥離速度 300㎜/min
・23℃・50%RH
ガラス
粘着力
アクリル
N/25mm
塩ビ
アルミ複合板
保持力
(mm/5万秒)
ズレ無し
ボールタック(No.)
8
・SUS 25mm×25mm
・40℃雰囲気下1kg荷重
・J.DOW法
※非測定面PET#25裏打ち
○耐性試験後再剥離性(強粘再剥離側)
測 定 結 果
試
験
項
目
ステンレス
△
ガラス
○
アクリル
○
塩ビ
△
アルミ複合板
△
ステンレス
△
耐湿熱試験
ガラス
○
60℃・90%RH
×
168H
アクリル
○
塩ビ
△
アルミ複合板
△
耐熱試験
70℃×168H
※非測定面PET#25裏打ち
※再剥離性判定基準
◎・・・糊残り・汚染なし
○・・・汚染あり
△・・・高速剥離時、糊残りあり
×・・・糊残りあり
※アクリル等の樹脂成型物に貼付して加熱すると、ガス膨れが発生する恐れがあります。
※プラスチック類での再剥離性は、色や成型方法等の違いにより多少結果が異なることが
あります。御使用の際は必ず予め十分なテストを行ってから使用して下さい。
※再剥離性能は、製品の使用状況(施工環境・施工期間、材料の組み合わせ等)や剥離方法等に
よって変化します。また、全ての被着体に対してではなく、被着体に粘着剤が残りにくいような
設計となっております。
※本技術資料の記載事項は、当社試験室における測定結果の一例であり保証性能ではありません。
※御使用の際は必ず予め十分なテストを行ってから使用して下さい。
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技術資料No.821-3
4.注意事項
・被着体表面の油・ホコリ・水などを拭き取ってから貼り付けてください。
・貼り付けは出来るだけ10℃以上の気温下で十分に圧着してください。 10℃以下の場合、
十分な初期粘着力が得られません。
・メディアと貼り合わせる際は、カールにご注意願います。
・保管場所は直射日光の当たる場所は避け、温度10℃~25℃、湿度50%RH前後、結露を
避けて下さい。使用後は保管用の袋に入れ、湿気が入らないようにして下さい。
・納入後は出来るだけ短期間(半年を目安に)で御使用下さい。
・ご使用の際は必ず予め十分なテストを行ってから使用して下さい。
5.免責事項
次の項目については責任を負いかねますのでご了承願います。
・この技術資料に用いている数値や表現は、弊社での測定結果に基づくものであり、
保証性能ではありません。
・お客様の作業によって発生したプリンター・出力・ラミネート加工の不具合について。
・万が一製品に明らかな不良があった場合は、良品と代換えをさせて頂きます。その他(出力代、
加工代、施工代など)に対してはご容赦願います。
・施工後に発生した不具合について。
・予告なしに製品仕様を変更する場合があります。
以
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上