避難計画検討 ワーキンググループ会議報告

資料4
平成26年5月19日
第4回新潟焼山火山防災協議会
避難計画検討
ワーキンググループ会議 報告
新潟県防災局防災企画課
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平成24年度 避難計画検討ワーキンググループ会議の開催状況
H24第1回避難WG会議
現地調査
日時:平成25年2月12日 15:00~17:00
会場:糸魚川市消防本部 多目的ホール
※学識委員等と事務局で13:00から積雪期の早川
流域の現地調査
出席:21機関36名
検討結果等
○ 副幹事長選出
→ 委員の互選により新潟地方気象台 長坂防災業務課長を選出
○ 避難計画検討WG会議について
→ CG会議との役割分担、所掌事務を確認
○「住民避難」に関する検討状況
→「新潟焼山の噴火活動が活発化した場合の避難計画(案)」の検討状況説明
○「新潟焼山火山噴火緊急減災対策砂防計画」で検討したシミュレーション結果と追加検討結果報告
→シミュレーション結果の概要説明及び、積雪量が少ない場合の融雪型泥流氾濫計算結果の報告
○積雪期の新潟焼山(早川流域)の状況
→噴火現象だけでなく、降雨・融雪に降灰後の土石流に注意が必要との意見
○新燃岳・桜島における住民避難計画について
→桜島の事例から、訓練の繰り返しにより、関係機関・住民の防災意識が向上するとの意見
→避難レベル以下でも、空振や降灰により住民が感じる恐怖心にも留意が必要との意見
○避難計画と一体的な噴火警戒ベルの共同検討
→火山活動に応じた「警戒が必要な範囲」と噴火警戒レベル素案の説明
→噴火災害時の警戒区域内の観測機器等、火山活動による関する継続監視の事前検討を行うべきとの
意見
平成25年度 避難計画検討ワーキンググループ会議の開催状況 1
H25第1回避難WG会議
日時:平成25年8月8日 13:30~15:30
会場:糸魚川市消防本部 多目的ホール
出席:21機関30名
検討結果等
○ 副幹事長選出
→ 委員の互選により新潟地方気象台 上野
主任技術専門官を選出
○ H25年度事業計画
→ H25年度事業計画(案)を承認
○ 避難計画1次案(素案)
→ 避難計画を協議会として策定することを承
認
→ 2段階避難を想定し、まずは上早川地区
について避難計画の検討を進め、その後、
下早川地区について検討を進めることを方
針決定
H25第2回避難WG会議
日時:平成25年10月7日 13:30~15:00
会場:糸魚川市消防本部 多目的ホール
出席:21機関33名
検討結果等
○ 協議会避難計画(案)
→ 消防防災ヘリによる上空からの新潟焼山の
状況調査を実施し、現在の噴気活動の状況
等を報告
→ 噴火シナリオのケース分けが細かすぎて、実
効性が懸念される旨の意見が出された
→ 住民避難においては、高台等の活用も検討
すべき等の意見が出された
○ 今後のスケジュール
→ 今後スケジュール(案)を承認
平成25年度 避難計画検討ワーキンググループ会議の開催状況 2
H25第3回避難WG会議
日時:平成25年12月24日 15:00~16:00
会場:糸魚川市消防本部 多目的ホール
出席:21機関36名
検討結果等
○ 協議会避難計画(修正案)
→ 警戒区域等の設定に伴う道路交通規制等
を決定
→ 国の「避難計画策定の手引」にて計画に盛
り込むべきとされている事項をほぼ満たし
ており、今年度内に策定・公表することを
確認
→ 要援護者の避難対策を追記すべきとの意
見が出された(→項目を追加記載し、詳細
についてはH26年度に検討)
→ 小さな噴石や火山灰対策として、屋内退避
が必要になってくるとの意見が出された
(→今回の避難計画は生命に対する危険
性が高い「大きな噴石」「火砕流」「融雪型
火山泥流」を対象とし、今後の気象庁の降
灰予報の検討を踏まえ対応することを確
認)
H25第4回避難WG会議
日時:平成26年1月27日 13:00~14:40
会場:糸魚川市消防本部 多目的ホール
出席:21機関36名
検討結果等
○ 協議会避難計画(再修正案)
→ 下早川地区の対応も具体的に記載し、影
響を受ける可能性がある居住地域である
早川地区全体の対応を確認
→ 避難WG会議として、指摘箇所等の部分修
正は事務局一任とし、避難計画(案)を承認
○ 住民への周知
→ 来年度ハザードマップを作成することから、
これと合わせて出前講座や説明会などを
開催していくとともに、概要版のパンフレット
を作成し市内全戸配付する旨を確認
○ 来年度以降のスケジュール
→ 継続検討課題等を確認
来年度以降のスケジュール(案)を承認