UXデザインリサーチ - 日本リサーチセンター

Strictly Confidential
配布先企業様のみ
「UXデザインリサーチ」
UXデザインを活かしたリサーチ事例のご紹介
2014年10月
株式会社日本リサーチセンター
イノベーションラボ
1.ユーザーの「価値」をとらえる
新商品・サービス・デザインの発想・企画を進める上での「悩み」
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社内技術
着手
シーズ
しやすさ
•
•
•
•
社内の技術シーズやリソースが優先される
自社の着手しやすい企画が採用される
特定部門への配慮で企画を修正する
社内のクリエイター個⼈の⼒量に依存している
優先
活用
特定
部門への
配慮
商品・サービス企画・マーケティングにおいて、
ユーザー(人間)中心のイノベーションの実現を
サポートするリサーチ
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2.UXデザインリサーチとは
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&
UXリサーチ
ユーザーの⾏為(⾏動・体験)から、
ユーザーが真に実現したい価値を
導出する。
UXデザイン
ユーザーが真に実現したい価値から、
新しいユーザーの⾏為(⾏動・体験)
を発案する。
UXデザインリサーチ
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2.UXデザインリサーチとは
〜 UXデザインリサーチと通常リサーチの違い 〜
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通常のリサーチ
通常のリサーチ:
企業側の世界観で構成
新製品
企業
アンケート
インタビュー
サービス
技術・シーズ
ユーザー
UXデザインリサーチ
UXデザインリサーチ:
観察・導出
(UXリサーチ)
ユーザー側の世界観で構成
新製品
企業
リフレーム・発案
サービス
(UXデザイン)
ユーザーにとって⼤切な価値を⾒落としている場合も
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共創
共創
共創
共創
ユーザー
⾏動・体験
資料出典:千葉⼯業⼤学 デザイン科学科 安藤昌也准教授作成
日本リサーチセンターidea labo N 2014セミナー用資料 “発想 & 企画”のデザイン・リサーチ”より
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2.UXデザインリサーチとは
〜 ユーザー側の世界観に基づくUXリサーチ 〜
意識: 顕在化したニーズ
ユーザー
言語化されている
(意識/無意識の氷⼭モデル)
アンケートやインタビューを通して
調査設計に沿ったリサーチを⾏う
×設計された以外のことは聞けない
×言語化されないことはわからない
意識
無意識: 潜在的なニーズ(=価値)
日常の実践に埋め込まれており、
気づきにくい
(しばしば設計範囲外に発⾒の種がある)
言語化されない。
無意識
エピソード聴収や観察を通して、
ユーザーの⽇常に埋め込まれた⾏為
(UX)から、ユーザーが真に
実現したい潜在的ニーズ=価値を
導出する。
資料出典:千葉⼯業⼤学 デザイン科学科 安藤昌也准教授作成
日本リサーチセンターidea labo N 2014セミナー用資料 “発想 & 企画”のデザイン・リサーチ”より
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2.UXデザインリサーチとは
〜 ユーザー価値を、新しい⾏為のデザインに活かす〜
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ユーザーモデリングの3階層
属性
(実態・意識)
⾏為
(⾏動・体験)
価値
(潜在的ニーズ)
ユーザーの新しい
「⾏為」のデザイン
アンケート
ユーザーの
⾏為の観察
ユーザーの
新しい⾏為をデザイン
(発案)
例:ヘッドアップディスプレイ
AR(拡張現実)ナビ
(実装:インプリメンテーション)
あるユーザー価値への
注目してリフレーム
ユーザー価値の
抽出
ユーザー価値をモデリング
(着想)
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資料出典:千葉⼯業⼤学 デザイン科学科 安藤昌也准教授作成
日本リサーチセンターidea labo N 2014セミナー用資料 “発想 & 企画”のデザイン・リサーチ”より
3.新しい⾏為をデザインするために
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自社がファンにしたい
象徴的な⼈物像「ユーザーペルソナ」。
ユーザーの⼈柄・ライフスタイルを
関係者でイメージできるようになる。
属性(実態・意識)
⾏為(⾏動・体験)
ペルソナがいつ・どこで・どんな体験をし
ているのか、その一連のシナリオを
「ユーザージャーニーマップ」として
イメージできるようになる。
価値(潜在的ニーズ)
ペルソナの「ユーザー価値マップ」。
ペルソナの好きなことや悩み、
理想、そして共感するポイントを
イメージできるようになる。
すぐれたペルソナや価値マップは⻑持ちする「 財産 」になります。
(千葉⼯業⼤学デザイン科学科 安藤昌也准教授 コメント
※
)
※ 日本リサーチセンターidea labo N 2014セミナーでのコメントより
http://www.creators-bonding.com/talk/vol04.html.
画像出典:クリエイターズボンディング
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4.UXデザインリサーチのフレーム
UXデザインリサーチ
STEP1
STEP2
共創ユーザー
リクルート
WEB調査
UXリサーチ
⾼感度尺度
SEPIA法
KEY-
WORD
UXデザイン
&
フレーム
STEP3
エピソードリサーチ
オーディション
コミュニティ型調査
(MROC)
⾏動・体験エピソード
STEP4
UXワーク
(モデリング・デザイン)
パーソナライズリサーチ
UXコンセプト評価
ワークショップ
コミュニティ型調査(MROC)
& インタビュー
KA法
ユーザー価値マップ(仮)
ユーザーペルソナ(仮)
ユーザーペルソナ
ユーザージャーニーマップ
ユーザー価値マップ
コンセプトデザインフレーム
UXコンセプト(初期)
商品企画担当部門、
関連部門、
リサーチャーの
共創
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(ワークショップ)
ユーザー投票
UXコンセプト
UXコンセプトツリー
ユーザーとの
共創
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(ご参考)皆様から頂いているご意⾒
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これまでのユーザーについての議論は、性別・年齢と属性のターゲットセグメントの内容程度。
ユーザーへの提供価値が何か、を議論することはなかった。(メーカー)
UX3点セットは、⽴ち戻る、⾒返す基点になる。自分が思いついたアイディアが揺らいだときに、
ここまでは大丈夫だ、という線まで戻り、また積み上げることができる。(広告会社)
これまではペルソナだけ作っていた。UX3点セットと組み合わせて、ユーザー3階層でみると、
ユーザー像をより複合的にとらえることができると思った。(メーカー)
UXコンセプトツリーを合宿で⼒技で作ったりしていた。しかし、それだけで議論を進めても噛み
合わない。UX3点セットはそのためのコミュニケーションツールになる。(メーカー)
質的分析の中でも、KA法をつかったワークはシンプルでわかりやすく、とっつきやすい点が魅⼒
的である。(調査会社)
クリエイティブワークに使えそうで意義を感じる。ただし広告は制作タームが短く、そこにどうは
められるか、が課題(広告代理店様)
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今後、UXワークの体験セミナーなども
企画予定ですので別途ご案内させて頂きます。
(調査・講演内容に関するご連絡先)
株式会社日本リサーチセンター
イノベーション・ラボ
小口 裕
[email protected]
03-6667-3452
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