MVNOは仮想移動体通信事業者の略称です。 携帯電話

MVNO
MVNOは仮想移動体通信事業者の略称です。
携帯電話やPHSなどのモバイル回線網を自社では持たないで、
実際に保有する事業者から借りて自社ブランドで通信サービスを
行う事業者のことになります。
当初はウィルコムの PHS 回線の MVNO が多かったのですが、
2008 年からは NTT ドコモやイー・モバイルの回線を、2009 年か
らは UQ コミュニケーションズのモバイル WiMAX 網を利用した
MVNO が増えているそうです。
今では、NTT ドコモの通信網を利用したサービスが多いようで
すね。
MVNO 事業者は音声通話などを省いてデータ通信用に特化す
ることで、本家 NTT ドコモよりも低価格でサービスを提供していま
す。
MVNO は、考え方としては、インターネットのプロバイダとほぼ
同じです。
月額料金はとても割安で、2年間縛りのない事業者も少なくあり
ません。
ちなみに料金は、
DTI ならば 100kbps で月額 490 円、日本通信(b-mobile)は
150kbps で月額 980 円、OCN は 200kbps で月額 980 円、とい
った具合です。
次は、ではどうすれば使えるようになるのか、ということになります。
実は、携帯ショップや家電量販店に行って、「MVNO を契約し
たい」と言ってもそれはできません。
そもそも今まで使っていたスマホが使えるのか、機種変更が必要
なのか・・・たぶんここが一番わかりにくいところではないでしょうか。
MVNO は携帯会社の通信網を利用するサービスのため、利用
する MVNO に合った端末が必要になり、SIMフリーと呼ばれる端
末がそれにあたります。
基本的にはSIMフリー端末の購入はネットからですが、イオンで
も売り出しを始めています。
また、支払いはクレジットのみになっています。
具体的にはどの MVNO なのでしょうか。
やはり、日本での MVNO 第一号である日本通信(b-mobile)が
サポート面を含めてお勧めのような気がします。
MVNO 事業者として10年以上の実績があり、草分けである、と
いう自負もあるでしょう。
西部デンツーでは、日本通信のモバイルルーター端末とSIMフ
リーカードがセットになったサービスを利用しています。
月間容量3GBの端末本体価格は 24,000 円前後、月々の支払
いは 1,560 円。解約は自由で、解約料は発生しません。