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資料3
燃料電池自動車の普及に向けた課題と対応のイメージ(一覧)
(注)取組期間はイメージであり、厳密な時間軸を表すものではない。
①
認
知
度
燃
料
電
池
自
動
車
②
車
体
の
魅
力

試乗会、展示会/講演、セミナー等 → しかし、認知度が不足
更なる認知度向上、理解促進に向けた取組
(例.テレビ、新聞、インターネット等を活用した広報活動等)
a)基本性能
 ガソリン車並みの航続距離、燃料充填時間 → しかし、対応可能な車種が限定的
更なる効率・耐久性向上に向けた技術開発等 (例.大型車両、小型車両等の幅広い車種への拡大等)
b)安全性
 各種の安全確保策(日本提案をベースとした国際基準等) → しかし、安全性を不安視する声も
安全性に関する理解促進に向けた取組 (例.HPでの情報提供、FAQ集の配付、専門人材(消防員、教師等)への教育等)
a)車体価格
 燃料電池システムの低コスト化(1億円→500万円) + 燃料電池自動車には高い追加許容額 → しかし、2015年時点ではユーザー許容額を超過する見通し
燃料電池システムの更なるコスト低減に向けた技術開発 (例.電解質膜、触媒、セパレータ等)
b)燃料コスト
 既存車に遜色のない水素価格とする必要(ガソリン車並み→150円/Nm3、ハイブリッド車並み→80円/Nm3)
ⅰ 整備コスト: 整備補助金 → しかし、依然として水素STの建設コストが高い
③
経
済
性
水
素
ス
テ
ー
シ
ョ
ン
低コスト化に資する技術開発の推進 (例.性能・価格等の目標設定、要素技術開発等)
仕様の最適化・標準化 (例.パッケージSTへの誘導)
規制見直しの着実な実施
ⅱ 既存SSとの併設等の工夫 → しかし、依然として水素STの運営コストが高い
より効率的な運営方法の確立 (例.SSや天然ガスステーションの教訓)
ⅲ 水素STの稼働率が低い(期間が中長期にわたる見通し)
自治体や民間企業との連携 (例.行政車両、バス・タクシー、社用車導入等)
④
の燃
利
便料
性補
給
a)場所の確保
 2015年までに四大都市圏で100箇所整備の目標 → しかし、ⅰ四大都市圏間の格差、ⅱ高速道路沿いSTの欠如、ⅲ高需要地STの欠如
インフラ事業者、自動車販売店、国・自治体等の連携による戦略的なステーションの整備
初期の不足感の補完
(例.移動式ST、実証ST・ディーラー充填の活用等)
b)近隣住民の受容
 各種の安全確保策(漏洩防止、滞留防止、着火防止、周辺影響防止) → しかし、安全性を不安視する声も
安全性に関する理解促進に向けた取組 (例.HPでの情報提供、FAQ集の配付、専門人材(消防員、教師等)への教育、周辺住民への説明会等)
2015年
2030年