PMS-1907(12122) 工事店様へのお願い 施工説明書 貴店名ならびに据付引渡し日を保証書にご記入の上、お客 さまに必ずお渡しください。また、定期的に交換が必要な 部品があることをお客さまに必ずお伝えください。 サーモスタット付シャワーバス水栓 一般地用 寒冷地用 BF-HB145T-AT BF-HB145TN-AT 取替可能な水栓の確認方法 1.施工の前に ご使用の水栓の確認 安全上のご注意 壁付ツーハンドル水栓 YESのみ取替可能です。 q壁付ツーハンドル水栓である YES ●施工前に、この「安全上のご注意」をよくお読みのうえ、正しく施工してください。 ●ここに示した注意事項は、状況によって重大な結果に結びつく可能性があります。 ●いずれも、安全に関する重要な内容を記載していますので、必ず守ってください。 ●施工完了後、正常に作動することを確認してください。お客様に引き渡すときは、 取扱説明書にそって使用方法、お手入れの仕方を説明してください。 ●この施工説明書は、取扱説明書と共にお客さまで保管頂くように依頼してください。 w水栓本体のピッチが90∼160mmであ る、吐水口長さが170a程度である 用語および記号の説明 r水栓メーカーを確認し次表のメーカー に該当する 注意 商品の機能が100%発揮されるよう、本説明書の内容を十分ご 理解のうえ正しく施工してください。 なお施工完了後、この施工説明書を同梱の「取扱説明書の袋」 に入れてお客さまにお渡しください。 YES e水栓に向かって右側が水の給水 、左 側が湯の給水である。 YES …取扱を誤った場合に、使用者が軽傷を負うかまたは物的損害のみが … 発生する危険な状態が生じることが想定されます。 æ …注意しなさい!æ(上記の『注意』と併用して注意をうながす記号です。 … 必ずお読みになり、記載事項をお守りください。) YES tアダプターを次表から選定する。 ※ご使用の水栓金具の吐水口長さが170aより も長い場合、吐水の位置が浴槽に届かなくな る場合があります。取付けの際はご注意くだ さい。 … …してはいけません!æ(一般的な禁止記号です。) (禁止) … …分解してはいけません!æ (分解禁止) (指示) … …指示通りにしなさい!æ(一般的な行動指示記号です。) 注意 (禁止) (指示) 湯水を逆に配管しないでください。 ※水を出そうとしても、湯が出てヤケドをする恐れが あります。 十分な機能を発揮させるため、給湯器の給湯温度は50℃ 以上60℃以下にしてください。 ※水栓が破損し、家財を濡らす恐れがあります。また、 誤作動によるヤケド防止のため、60℃を超えない設 定としてください。 ●寒冷地の場合は取付けできない組合せがあります。 衝撃を与えたり、もたれかかったりしないでください。 ※破損してケガをしたり、漏水や故障の原因となります。 (禁止) (禁止) (分解禁止) (指示) (指示) (指示) 【寒冷地用の場合】水抜栓は水抜き以外の目的で開けな いでください。 ※湯水が噴き出し、ヤケドや家財等を濡らす恐れがあります。 修理技術者以外の人は水栓を分解したり、修理したり しないでください。 ※ケガをしたり、故障・破損の恐れがあります。 本製品の仕様と使用条件 お客さまに引き渡す前に凍結が予想される場合は水を 抜いておいてください。 寒冷地仕様の水抜方法は、取扱説明書を参照ください。 ※凍結破損で漏水し、家財等を濡らす財産損害発生の 恐れがあります。 給湯器温度設定 使用環境温度 目盛り通りの湯が出るよう、必ず温度調節を行ってく ださい。 ※使用条件によって目盛通りの湯が出ず、ヤケドをす ることがあります。 必ず施工説明書の指示通りに施工してください。 ※誤った施工方法をされた場合、器具が外れ、ケガを する恐れがあります。 【寒冷地用】 −20∼40℃ 取付ピッチ 但し、内部の水を凍結させない でください。 給水給湯接続 PJ1/2 圧 力 条 件 0.05MPa(流動圧)∼0.75MPa(静水圧) 給水圧力≧給湯圧力 ※2 最低必要圧力 120mm A+0.08MPa(スプレーシャワー) 、A+0.09MPa(スイッチシャワー) 、 A+0.10MPa(多機能シャワー) 最 高 圧 力 0.75MPa(静水圧) ※Aはガス給湯器の最低作動圧力です。 測定条件は次の通りです。 ●開閉ハンドルは全開です。 ●給水温度5℃、吐出温度42℃(ガス給湯器との組み合わせが最も悪い冬季を想定) 。 ●給水圧力はガス給湯器直前における流動圧です。 ●ガス給湯器の設定温度は最高温です。 ストレーナーの掃除をする際は、必ず湯側水側の両方 の止水栓を閉じてから行ってください。 ※湯・水が噴出してヤケドをしたり、家財などを濡らす財 産損害発生の恐れがあります。 同梱部材 貯湯式給湯器と組み合わせる場合の給水圧力 w取付脚×2 eシャワーセット rシャワーフック×2 最低必要圧力 取扱説明書類 t取扱説明書 (保証書付) q本体 w吐水口 0∼40℃ 水道水および飲用可能な井戸水(※1) ガス給湯器(比例制御式:16号相当)と組み合わせる場合の給水圧力 (指示) 水栓金具 【一般地用】 使用可能水質 ※1 飲用可能な井戸水とは、水道法に定められた飲料水の水質基準に適合する水をいう。 ※2 給湯圧力が給水圧力よりも高い場合、正常な調節ができなくなり、ヤケドをする恐れがあります。 取付けは必ず施工店が行ってください。 ※取付けが不安定となり、ケガをする恐れがあります。 (指示) 85℃以下 最 高 圧 力 0.75MPa(静水圧) ●給水圧力と給湯圧力の差を小さくしてください。温度調節が容易になり使いやすく なります。 y施工説明書 その他の条件 ●商品・施工方法についてのお問い合わせ お客さま相談センター 商品相談窓口 ナビダイヤル 0.05MPa(流動圧) TEL 0570 - 01- 7173 ●給水圧力が0.75MPaを越える場合は、市販の減圧弁で適正圧力(0.20∼0.34MPa 程度)に減圧してください。 ●十分な機能を発揮させるため、給湯器の給湯温度は50℃以上60℃以下にしてください。 ●不意の出湯によるヤケド防止のため、給湯器の設定温度は60℃以下 にしてください。 平日 9 : 00∼18 : 00 ※ナビダイヤルは、PHS・IP 電話などで 土日・祝日 9: 00∼17 : 00 ご利用になれない場合があります。 (ゴールデンウィーク、年末年始、夏期休暇は除く) TEL 0562-31-0793 をご利用ください。 受付時間 1 2. 施工前のご注意 スパナで袋ナットを緩めて、取付脚から水栓本体を取り外す。 注意 取付けに必要な工具 ●外した水栓本体を落とさないよう注意してください。 ※水栓本体は重量があり、 ケガをする恐れがあります。 ●取付けには、マイナスドライバー、精密ドライバー(マイナス)、モンキーレン チが必要です。 ●湯側の取付脚に注意してください。 ※湯をお使いの後は取付脚が高温になっており、ヤケド をする恐れがあります。 ※取付脚内に滞留した高温の湯が出て、ヤケドをする恐 れがあります。 その他の注意点 ●給水には水道水を使用してください。 ※温泉水など異物を多く含む水には使用できません。 ●給水配管が右側、給湯配管が左側に配管されていることを確認してください。 ※逆配管では表示通りに湯が出ません。 ●給湯配管はできるだけ短くし、必ず保温材を巻いてください。 ●商品の表面には直接工具を掛けないでください。 ※工具を掛ける場合には、必ず商品に布等をあてて保護してください。 ●開梱、取付けの際には商品の表面にキズを付けないように十分に注意してください。 ●必ず 配管中の異物を完全に洗い流してください。 ポイント 袋ナットは交互に少しずつ緩める。 2 吐水口の取付け 吐水口を本体接続部に差し込み、モンキーレンチ等を用いて固定ナットを しっかりと締め付ける。 施工完了図 ※品番によっては図と現品の形状が異なります。 注意 本体内にUパッキンが 装着されていることを 確認してください。 ※Uパッキンが無いと漏 水の原因となります。 ポイント ●差し込みにくい場合は、吐水口を左右 に振りながら押し込んでください。 3 ●Uパッキンが脱落した場合は、まず Uパッキンを水栓本体に挿入してから、 吐水口を差し込んでください。 水栓本体の取付け 1. 新規水栓金具に新規水栓取付脚部の袋 ナットを軽く締め付ける。 2. 既設の水栓取付脚のピッチに新規水栓取付脚のピッチを合せ、既設の水栓 取付脚の袋ナットを軽く締め付ける。 水栓金具が水平になるようにバランスをとり、各袋ナットをしっかり締め 込む。 施工に必要な工具類 水栓本体の取付けに必要な工具 モンキーレンチ (250) シャワーフックの取付けに必要な工具 ※既存のシャワーフックを利用する場合は不要です。 アンカープラグ 電気ドリル ドライバー(+) 施工後の調節に 必要な工具 ドライバー(−) シールテープ ※シャワーフックの取付ビス (呼び4.5×30) に 合うアンカープラグを別途ご用意ください。 す。 く 2.施工方法 水栓金具を水平にして 各袋ナットを締め付ける。 以下の手順通り、正しく取り付けてください。 1 湯側に取り付け 古い水栓本体を取り外す 1. 元栓を閉める。 ポイント ●戸建住宅の場合、敷地境界付近のメ ーターボックス内、またはその近く の止水栓ボックスの中にあります。 <例> ●集合住宅(マンション等の中高層住 宅)の場合、玄関付近にあるパイプ シャフト内にあります。 ※品番によっては、図と現品の形状が 一部異なります。 注意 <例> 注意 水栓のレバーハンドルを開いて、水が出ないことを確認 してください。 ●水栓本体は重量があります。落下等に十分注意して 作業をしてください。 ●既設の取付脚がゆるまないように、注意して作業を してください。 ●ヤケド注意シールが貼り付けてある取付脚を湯側に 取り付けてください。 4 1. 3.施工後の調節 シャワーの取付け シャワーホースをシャワーエルボに接続し、手締めでしっかりと固定する。 注意 ●袋ナットの締付けに工具を使用 しないでください。 ※工具を使用するとシャワーホース の袋ナットがキズついたり破損する 恐れがあります。 ●シャワーエルボは所定の角度範囲 で回転するように調節してあり ます。工具等を用いて無理に締め 込まないでください。 注意 袋ナット内にパッキンが装着されて いることを確認してください。 ※シャワーエルボが破損する恐れが あります。 ※パッキンが無いと漏水の原因となります。 2. シャワーを壁面に取付ける。 ※既設のシャワーフックを利用する場合は、取り付ける必要はありません。 ※既設のシャワーフックを外した場合は、防水処理及び仕上処理をしてくだ さい。 q施工完了図を参考にシャワーフックの取付位置を決めて、ネジ穴をマーキ ングして電気ドリルで穴あけをします。 以下の手順通り、正しく調節してください。 1 通水確認 1 通水確認を以下の要領で行ってください。 1. マイナスドライバーで湯側・水側の流量 調節栓を開く。 2. シャワー・バス切替ハンドルを吐水口側 (下)に回し、吐水口から水が出ること を確認する。また、シャワー・バス切替 ハンドルをシャワー側(上)に回し、 シャワーから水がでることを確認する。 2 水を止め、接続部から漏水がないこと を確認する。 3. 2 ストレーナーの掃除 初期通水後のゴミを取り除くために、取付脚のストレーナの掃除を、 以下の要領で行ってください。 wビス(呼び4.5×30㎜)に合ったアンカープラグをネジ穴に差し込み、 壁からはみ出さないようにハンマー等で軽くたたいて埋め込みます。 1. 湯側(左)と水側(右)の流量調節 栓を閉じる。 4. ストレーナーに付いたゴミや汚 れを取り除く。 注意 ●アンカープラグは別途ご用意ください。 ●コンクリート用と中空壁用のアンカープラグがあります。 コンクリート壁の場合はコンクリート壁用をご使用ください。ユニットバ スの場合は中空壁用をご使用ください。 ●ネジ穴をあける時には、壁面裏側のガス管や給水管等にご注意ください。 ポイント ポイント ●右側いっぱいまで回すこと。 ●湯側と水側の両2ヶ所行うこと。 ブラシ等を使って水洗いする。 2. シャワー・バス切替ハンドルを 吐水口側に回す。 3. マイナスドライバーでストレー ナーを取り外す。 5. 1 元通りに取り付け、流量調節栓 を開ける。 ポイント 湯側と水側の両2ヶ所行うこと。 eドライバーでビスを締め付け、シャワーフックにパッキンを取付け固定します。 3 5 1. 施工後の確認 元栓を開いて、各接続部に漏水がないこ とを確認する。 ※漏水が発見された場合は、元栓を閉め て水漏れする箇所の施工をやり直して ください。 ※壁面のタイル等を洗剤等で洗浄した場 合は、タイルおよび水栓を十分水洗いしてください。 ※ A 部からの漏水は配管からの漏水の可能性があります。最寄りの水道工事 店等に修繕を依頼してください。 1 給湯温度の設定 給湯器の給湯温度を設定する。 ポイント ●給湯温度は50℃以上60℃以下の設定とする。 ●給湯温度が変わると温度調節ハンドルの設定が ズレて、表示通りの温度がでなくなる。 ●給水温度の設定を確認できない場合は、同梱の タグをハンドル等につり下げる。 4 2. 流量の調節 水圧が0.20MPa{2kgf/cm2}を越える場合は水側・湯側の流量調節栓 を次の要領で調節してください。 1. 温度調節ハンドル を水側(上)いっぱ いに回す。 3. 水 側( 右 )の 流 量 調 節栓を調節する。 4. 吐出温度が約40℃になったと ころで止水し、温度調節ハンド ルが回らないように注意して、 カバー、キャップ、温度調節ハ ンドルを抜き取る。 シャワー・バス温 度調節ハンドルの 目盛「40」をマーク に合わせる。 3. 抜き取った温度調節ハンドルの 温度目盛「40」が温度表示マー クに合うように温度調節ハンド ルをはめて、キャップ、カバー をはめ込む。 q w 注意 2. シャワー・バス切替 ハンドルを吐水口側 に回し、全開で吐出 する。 市販の洗面器(容量3L) をいっぱいにするのに 約10秒弱 (=20L/分程度) 5. 固定後に約40℃の湯が出ること を確認してください。 e 水側と同様に湯側 (左)の流量調節栓 を調節する。 ※ヤケドをする恐れがあります。 確認 注意 キャップがしっかり奥まで挿入 されていること。 カバー・キャップを取り外す時は、 慎重に取り外してください。 ※無理に取り外そうとすると、キズ、 破損の原因となります。 ポイント 5 キャップを外すと、温度調節ハン ドルは手で引っ張るだけで外れる。 吐出温度の確認 温度調節ハンドルは工場で設定していますが、使用条件(給水・給湯圧力、 給湯温度)が異なると、表示どおりの温度が出ないことがあります。 吐出温度が表示通りになっているか以下の要領で確認してください。 1. 温度調節ハンドルの目盛「40」 を温度表示マークに合わせる。 2. シャワー・バス切替ハンドルを 吐水口側いっぱいに回して全開 にし、吐出温度を確認する。 吐出温度が適温(約40℃)である そのままお使いいただけます。 吐出温度が適温(約40℃)から ズレている 6 の「温度調節ハンドルの設定」の項 6 を参照し、設定し直してください。 INAXメンテナンスにおいてもハンドル 調整を承りますが、有料作業となります。 温度調節ハンドルの設定 温度調節ハンドルの温度目盛と吐出温度が合わない場合は、温度調節ハ ンドルの調節を行ってください。 INAXメンテナンスにおいてもハンドル調整を承りますが、有料作業とな ります。 1. 4.引渡前の確認 お客様に引渡す前に、以下のような現象がないか確認してください。 ※点検箇所は下図を参照してください。 現 象 点検内容 点検箇所 圧力は十分か? 流量調節栓は十分開いているか? ストレーナーにゴミ詰まりはないか? 流量が少ない 整流口にゴミ詰まりはないか? 散水板にゴミ詰まりはないか? 配管途中に大きな抵抗はないか? 流量が多すぎる 流量調節はよいか? ゴミかみはないか? 水が止まらない キズはないか?(Oリング、シートにキズは?) 逆止弁は正常か? 湯水の逆流が (ゴミ、砂かみは?) ある (Oリング、シートにキズは?) w 流量調節はよいか? ストレーナーにゴミ詰まりはないか? 整流口にゴミ詰まりはないか? 温度調節ハンドルの設定は良いか? 給湯器の温度設定は良いか? ゴミ等を水で洗い流す。 ゴミ等を水で洗い流す。 ゴミ等を水で洗い流す。 抵抗となる障害物を取り除く。 w 「流量の調節」の項参照。 t!0 ゴミ等を水で洗い流す。 t!0 キズがあれば部品を交換する。 r ゴミ等を水で洗い流す。 キズがあれば部品を交換する。 「使用条件」の項参照。 w 「流量の調節」の項参照 qo ゴミ等を水で洗い流す。 u ゴミ等を水で洗い流す。 y 「温度調節ハンドルの設定」の項参照。 給湯温度を50℃以上60℃以下の 設定にする。 シャワーヘッド 流量調節はよいか? がフックから シャワーフックの位置は正しいか? 浮き上がる w 水栓本体が ガタつく e ゆるみはないか? 置 qo u i 圧力は十分か? 希望の温度が 得られない 処 「使用条件」の項参照。 流量調節栓を十分開く。 「流量の調節」の項参照。 「施工完了図」の項参照。 袋ナットをしっかり締める。 シャワー・バス切替ハンドルを吐水口側いっぱいに回して全開にし、目 盛「40℃」 に関係なく吐出温度が約40°になるように温度調節ハンドルを 回す。 ポイント 温度調節ハンドルを湯側に回すと、 目盛「40」付近で一度止まる。 これより高温側に回したいときは 安全ボタンを押しながら回すこと。 PMS-1907(12122)
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