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佛
教
大
学
歴
学
部
論
集
第
四
号
︵
二
〇
一
四
年
三
月
︶
願
文
は
誓
願
を
仏
に
述
べ
る
文
章
で
あ
る
か
ら2
︶
、
願
文
に
は
阿
弥
陀
如
来
像
造
と
さ
れ
る
願
文
︵
以
下
阿
弥
陀
如
来
造
立
願
文
と
記
す
︶
が
発
見
さ
れ
た1
︶
。
と
、 調
査
暦 の
二 結
年 果
︵ 、
一 そ
二 の
一 胎
二 内
︶ か
十 ら
二 約
月 四
二 万
十 六
四 千
日 人
の も
日 の
付 名
が が
記 記
さ さ
れ れ
た た
源 結
智 縁
自
筆 名
制
作
さ
れ
た
仏
像
で
あ
る
。
い
て
仏
教
的
見
地
か
ら
若
干
の
が
理
解
し
て
い
た
法
然
に
つ
い
て
察
を
試
み
た
い
。
四
七
名
が
な
ぜ
阿
弥
陀
如
来
像
の
胎
内
に
納
入
さ
れ
て
い
た
の
か
に
と
い
う
点
に
つ
土
宗
蔵
︶
は
、
法
然
の
弟
子
勢
観
房
源
智
︵
一
一
八
三
∼
一
二
三
八
︶
に
よ
っ
て
こ
で
本
研
究
で
は
阿
弥
陀
如
来
立
え 像
る 願
と 文
と
も を
に
、 析
約 し
四 、
万 源
六 智
千 や
人 当
時
の の
結 人
縁 々
滋
賀
県
甲
賀
市
の
玉
桂
寺
に
安
置
さ
れ
て
い
た
阿
弥
陀
如
来
立
像
︵
現
在
は
浄
た
の
か
と
い
っ
た
こ
と
が
伺
え
る
具
体
例
が
記
さ
れ
て
い
る
と
え
ら
れ
る
。
そ
は
じ
め
に
が
納
入
さ
れ
て
い
た
。
本
論
で
は
、
納
入
さ
れ
た
願
文
を
析
し
、
源
智
や
法
然
へ
の
報
恩
と
い
っ
た
、
当
時
、
法
然
が
ど
の
よ
う
に
人
々
に
理
解
さ
れ
て
い
立
の
経
緯
、
源
智
の
縁
戚
関
係
や
法
然
の
思
想
的
遍
歴
の
過
程
、
源
智
が
え
る
キ
ー
ワ
ー
ド
法
然
源
智
名
願
文
像
内
納
入
智
が
記
し
た
願
文
と
約
四
万
六
千
名
も
の
結
縁
者
の
名
前
が
記
さ
れ
た
を
受
け
て
阿
弥
陀
如
来
像
︵
浄
土
宗
蔵
︶
を
制
作
し
た
。
仏
像
内
部
に
は
名 源
八
︶
は
法
然
上
人
の
一
周
忌
に
合
わ
せ
る
か
の
よ
う
に
多
く
の
人
々
の
結
縁
に
納
入
す
る
意
味
に
つ
い
て
仏
教
的
見
地
か
ら
に
つ
い
て
察
を
試
み
た
。
え
る
と
と
も
に
、
鎌
倉
時
代
よ
り
増
加
す
る
結
縁
名
と
像
内
︹
抄
暦 録
二 ︺
年
︵
一
二
一
二
︶
十
二
月
、
勢
観
房
源
智
︵
一
一
八
三
∼
一
二
三
当
時
の
人
々
が
法
然
上
人
や
浄
土
信
仰
を
ど
の
よ
う
に
理
解
し
て
い
た
の
か
勢
観
房
源
智
阿
弥
陀
如
来
像
造
立
願
文
に
つ
い
て
工
藤
美
和
子
や
が
て
一
二
世
紀
半
ば
に
な
る
と
、
在
家
者
の
浄
土
信
仰
は
一
層
の
深
ま
り
を
陀
如
来
像
を
鳥
羽
天
皇
一
人
の
力
で
造
像
す
る
の
で
は
な
く
、
結
縁
者
に
よ
っ
て
意
義
を
教
え
て
い
る
の
だ
と
理
解
し
て
い
っ
た
。
れ
に
よ
っ
て
、
人
々
は
こ
の
世
に
菩
の
化
身
が
出
現
し
、
我
々
に
極
楽
往
生
の
け
れ
ば
な
ら
な
い
と
い
う
浄
土
信
仰
の
具
体
的
な
心
構
え
な
ど
が
示
さ
れ
た
。
そ
出
現
し
て
い
る
こ
と
、
そ
の
意
義
を
受
け
て
人
々
は
極
楽
浄
土
往
生
を
目
指
さ
な
生
に
極
楽
往
生
の
た
め
の
具
体
的
方
法
を
示
す
た
め
に
化
身
と
し
て
娑
婆
世
界
に
二
積 と 行
月 そ 極 い っ
十 の 的 う て
八
利 自 極
日 え 他 ら 楽
が 行 の 浄
鳥 鳥 が 誓 土
羽 羽 行 願 へ
天 の わ に 教
皇 願 れ 多 導
千 文 る く す
体 に こ の る
阿 も と 人 の
弥 表 を 々 で
陀 さ 目 が は
仏 れ 指 結 な
を て し 縁 く
刻 い た す 、
す る の る 衆
る 。 で こ 生
の 仁 あ と を
御 平 る で 極
願 二 。 、 楽
文 年
結 浄
︵
縁 土
は 一
者 往
、 一
自 生
千 五
身 さ
体 二
に せ
阿 ︶
よ た
弥 十
る い
生 呼 集
と 極 応
く 楽 す な
に 記 る ど
よ 主
三 な う に
宝 ど に 天
絵 が 在 台
著 家 宗
や さ 社 側
れ 会 か
日 た か ら
本 。 ら 浄
往
も 土
生
源 往
極
為 生
楽
憲 の
記
意
三 義
に
宝 が
は
絵 次
、
々
、 と
仏
慶 著
や
滋 さ
菩
保 れ
胤 た
の
化
。
日 そ
身
本 れ
が
衆
往 に
で
て 名
、 仏 の が
良 教 研 集
源 界 鑽 い
側 を 、
極 か 深 仏
楽 ら め 教
浄 も る の
土 在 場 基
九 家 と 本
品 社 な 的
往 会 っ 教
生 の た 理
義 浄 。 の
習
、 土
得
千 信
仰
や
観 に
中
国
十 対
す
・
願 る
日
発
本
心 理
論
の
記 的
天
、 要
台
源 請
浄
信 に
土
応
教
往 え
に
生 る
つ
要 形
い
四
︶
に
結
成
さ
れ
た
念
仏
結
社
勧
学
会
は
、
文
人
貴
族
と
比
叡
山
の
僧
侶
各
二
〇
会
が
在
家
者
側
に
見
ら
れ
る
よ
う
に
な
っ
て
き
た
。
た
と
え
ば
康
保
元
年
︵
九
六
ま
り
を
見
せ
た
。
そ
れ
に
伴
い
、
浄
土
信
仰
の
意
義
に
つ
い
て
積
極
的
に
学
ぶ
機
半
に
は
、
貴
族
社
会
の
中
で
浄
土
信
仰
、
と
く
に
臨
終
来
迎
に
対
す
る
注
目
が
高
仏 初
・ は 九
菩 極 世
楽 紀
の 浄 後
浄 土 半
土 が 頃
と 弥 か
限 勒 ら
定 菩 徐
さ
々
れ の に
て 兜 社
い 率 会
な 天 に
か
浄
っ と 土
た 並 教
。 列 が
や 的 受
が に 容
て 扱 さ
時 わ れ
代 れ て
が る い
下 な く
り ど な
一 、 か
〇 特 で
世 定 、
後 の 当
救
済
者
と
い
う
立
場
は
自
認
し
て
い
た
が
、
天
皇
に
よ
る
一
方
的
な
衆
生
救
済
を
え
な
か
っ
た
仏
事
を
積
極
的
に
行
う
と
と
も
に
、
多
く
の
浄
土
信
仰
関
係
の
願
文
の
帝
王
と
認
識
さ
れ
て
い
た
が
、
退
位
後
や
死
後
は
、
極
楽
浄
土
の
仏
や
法
身
仏
白
河
・
堀
河
・
鳥
羽
・
崇
徳
天
皇
は
、
在
位
中
は
高
徳
な
仏
教
的
救
済
者
と
し
て
変
化
が
生
じ
る
よ
う
に
な
る
。
院
政
期
の
天
皇
で
あ
っ
た
、
後
冷
泉
・
後
三
条
・
聖
王
︵
金
輪
聖
王
︶
と
い
う
役
割
を
有
す
る
と
い
う
理
解
は
、
院
政
期
に
入
る
と
七
世
紀
頃
か
ら
受
容
さ
れ
た
そ
の
響
を
強
く
受
け
て
い
た
こ
と
に
あ
る5
︶
。
鳥
羽
は
転
輪
聖
王
と
い
う
自
ら
の
仏
教
的
と
講
説
な
ら
び
に
九
品
往
生
の
重
要
性
や
唯
心
浄
土
な
ど
宋
代
天
台
浄
土
教
の
影
を
作
成
し
た
。
鳥
羽
が
願
主
と
な
っ
た
願
文
の
特
色
は
観
無
量
寿
経
の
書
写
な
か
で
も
鳥
羽
天
皇
は
、
退
位
後
は
上
皇
と
い
う
立
場
か
ら
天
皇
在
位
中
に
行
動
に
邁
進
し
て
い
る
姿
と
し
て
人
々
に
認
識
さ
れ
た
。
と
し
て
理
解
さ
れ
、
天
皇
在
位
中
に
制
約
の
た
め
に
行
え
な
か
っ
た
衆
生
救
済
活
え
は
、
天
皇
は
仏
教
的
救
済
者
で
あ
る
転
輪
仏
教
的
帝
王
観
の
影
響
を
受
け
た
天
皇
の
姿
が
描
か
れ
る
よ
う
に
な
っ
て
い
た4
︶
。
こ
の
頃
に
作
成
さ
れ
た
浄
土
信
仰
の
願
文
に
は
、
東
ア
ジ
ア
の
仏
教
国
共
通
の
第
一
章
一
二
世
紀
の
浄
土
信
仰
に
つ
い
て
活
躍
、
南
都
仏
教
や
真
言
宗
に
よ
る
浄
土
教
研
究
が
盛
行
を
呈
し
て
い
た3
︶
。
勢
観
房
源
智
阿
弥
陀
如
来
像
造
立
願
文
に
つ
い
て
︵
工
藤
美
和
子
︶
見
せ
る
よ
う
に
な
る
。
た
と
え
ば
、
阿
弥
陀
堂
の
立
、
往
生
伝
の
作
成
、
聖
の
四
八
佛
教
大
学
歴
第
四
号
︵
二
〇
一
四
年
三
月
︶
で
衆
生
が
菩
提
心
を
お
こ
る
こ
と
を
意
味
し
、
衆
生
は
清
浄
化
さ
れ
各
自
が
誓
願
さ
れ
た
。
そ
の
内
容
は
、
願
文
と
結
縁
る9
に に 然 法 元 天 の 党 の
︶
そ 。 は も 没 然 に 台 と 狩 孫 法
の
法 赴 後 の 帰 座 き り に
源
然 か の 死 り 主 に か あ 然
智
の な 源 の 、 慈 法 ら た 上
が
か 智 間 法 円 然 身 る 人
発
堂 っ に 際 然 の の を 師 行
願
を た つ に が も 元 隠 盛 状
し
修 と い
死 と に す の 絵
た
築 伝 て 一 去 へ 預 た 子 図
阿
し え 、 枚 す と け め で
弥
て て 賀 起 る 向 た に あ 巻
陀
堂 い 茂 請 ま か が 源 っ 四
如
舎 る 社 文 で わ 、 智 て 十
来
を 。 の
の せ 法 の 、 五
立
営 ま 近 を 約 出 然 母 源 に
像
ん た く 授 一 家 は が 平 よ
か
だ 源 に け 八 さ 源 密 の れ
ら
こ 智 居 ら 年 せ 智 か 争 ば
は
と は 住 れ 間 た の に 乱 源
様
が 、 し た の 。 す 育 後 智
々
知 文 隠 。 間 出 ぐ た 、 は
な
恩 暦
、 家 れ と 平 、
像
院 元 生 行 法 後 た い 家 平
内
に 年 活 状 然 、 素 う 一 清
納
も ︵ を 絵 の 源 質 。 門 盛
入
伝 一 好 図 給 智 を 源 に の
品
わ 二 ん
仕 は 見 智 対 嫡
が
っ 三 で で を 法 抜 一 す 男
発
て 四 説 は 勤 然 き 三 る 重
見
い ︶ 法 法 め の 、 歳 残 盛
、
名
で
あ
っ
た
。
名
は
細
字
で
結
縁
者
つ
ま
り
、
願
主
の
誓
願
に
結
縁
す
る
重
要
性
と
、
衆
生
に
誓
願
が
生
じ
る
こ
と
感
化
し
、
や
が
て
理
想
的
社
会
が
実
現
さ
れ
た
と
い
う
故
事
に
な
ぞ
ら
え
て
い
る7
︶
。
す る
。
ま
舜
徳 た
を 願
以 主
て の
徳 誓
と 願
な が
す 人
々
と の
、 心
中 に
国 生
の じ
伝 る
説 こ
的 と
聖 を
帝
の 堯
徳 心
が を
人 以
々 て
の 心
心 と
に な
他
行
で
行
う
、
そ
の
方
法
は
仏
像
一
体
ず
つ
の
願
主
と
な
る
こ
と
だ
と
述
べ
ら
れ
そ
の
報
恩
は
生
は
前
世
で
は
自 互
調 い
自 に
度
の
行 母
度
す
は
今
の
願
い
徳
を
以
て
徳
と
な
す6
︶
利 。
他
の
男 思
自 女 い
利
深
行 と し
で
は い
う と
な 恩 い
く の う
、 関 願
主
大 係 の
慈 で
大 結 誓
悲 ば 願
の れ と
と
心 て も
い
に
利 た
。 衆
=
四
九
の
名
前
が
記
さ
れ
た
写
経
料
紙
、
各
号
紙
札
、
結
縁
供
養
紙
札
、
百
万
遍
念
仏
の
を
発
し
た
願
主
と
し
て
利
他
行
に
邁
進
し
、
極
楽
浄
土
を
目
指
す
と
い
う
新
た
な
=
学
部
論
集
浄
土
信
仰
の
具
体
的
実
践
法
が
示
さ
れ
た8
︶
。
る
な
り
。
夫
れ
堯
の
時
の
民
、
堯
心
を
以
て
心
と
な
す
。
舜
の
日
の
俗
、
舜
る
な
り
。
貪
り
て
吾
が
財
を
惜
し
む
に
非
ず
、
唯
だ
人
心
を
真
に
帰
せ
し
む
れ
則
ち
此
の
見
て
人
力
を
仮
る
に
非
ず
、
専
ら
に
吾
が
願
を
広
く
及
ぼ
し
む
し
。
︵
中
略
︶
一
体
を
人
別
に
宛
て
、
千
体
を
限
り
て
造
立
す
。
︵
中
略
︶
是
第
二
章
阿
弥
陀
如
来
像
造
立
願
文
に
み
る
法
然
す
。
仍
ち
法
界
一
切
の
衆
生
を
導
き
、
宜
し
く
弥
陀
千
体
の
形
像
を
顕
す
べ
恩
有
り
。
然
れ
ば
則
ち
自
調
自
度
の
行
に
せ
ず
、
只
大
慈
大
悲
の
心
を
発
の
願
文
は
ど
の
よ
う
な
こ
と
を
語
っ
て
い
る
の
だ
ろ
う
か
。
車
輪
の
始
終
無
き
が
如
し
。
或
は
母
た
り
男
女
た
り
、
生
生
世
々
互
い
に
で
は
、
こ
の
よ
う
な
浄
土
信
仰
が
受
容
さ
れ
て
い
っ
た
社
会
背
景
の
中
で
源
智
報
を
顧
み
る
。
︵
中
略
︶
心
地
観
経
に
曰
く
、
有
情
輪
廻
六
道
に
生
ず
、
猶
衆
生
を
度
す
は
今
の
願
い
な
り
。
利
他
の
思
い
深
し
、
爰
に
る
の
で
あ
る
。
的
な
も
の
へ
と
変
化
し
て
い
く
社
会
の
あ
り
方
が
提
唱
さ
れ
て
い
た
こ
と
が
伺
え
に
述
べ
て
い
る
。
と
流
転
の
業
楽
浄
土
往
生
を
実
現
す
る
た
め
に
は
単
独
の
救
済
者
に
よ
る
救
済
の
他
に
、
集
団
千
体
阿
弥
陀
如
来
像
が
製
作
さ
れ
る
べ
き
だ
と
い
う
必
要
性
に
つ
い
て
次
の
よ
う
以
上
の
よ
う
に
、
源
智
の
願
文
が
草
さ
れ
る
頃
の
浄
土
信
仰
の
あ
り
方
は
、
極
の
像
中
に
数
万
人
の
姓
名
を
納
む
。
是
れ
又
幽
霊
の
恩
に
報
ず
る
な
り
。
所
以
は
C
︶
是
を
以
て
三
尺
の
弥
陀
像
を
造
立
し
、
先
師
の
恩
徳
に
報
ぜ
ん
と
欲
し
、
此
抜
眼
多
生
に
も
豈
に
報
ぜ
ん
や
。
徳
な A 願
り ︶ 文
の の
と
文
、 恩 意
受 山 を
け の A
た 尤
恩 も ︶
か
の 高 ら
中 き D
で は ︶
最 、 の
も 教 順
尊 導 で
い の 見
も 恩 て
の 、 い
は 徳 こ
海 う
教 の 。
導 尤
も
で 深
あ き
り は
、 、
同 厳
じ 訓
よ の
徳
の
城
に
入
る
は
、
偏
に
我
師
上
人
の
恩
徳
な
り
。
骨
曠
劫
に
も
謝
し
難
し
、
け
て
、
五
悪
の
闇
忽
ち
晴
れ
、
未
断
惑
の
凡
夫
、
忽
ち
三
有
の
栖
を
出
で
て
、
四
凡
夫
出
離
の
道
、
末
代
有
縁
の
門
な
り
。
玆
れ
由
り
て
四
衆
望
を
安
養
の
月
に
懸
後
に
聖
道
の
教
行
を
改
め
て
偏
に
浄
土
の
乗
因
を
専
ら
に
せ
ん
。
此
の
教
え
即
ち
B
︶
爰
に
我
師
上
人
、
先
に
三
僧
を
知
見
し
た
ま
ひ
て
、
即
ち
成
熟
圓
満
せ
し
め
た
ま
は
ん
沙 こ
門 と
源 を
智 、
敬 敬
ん ん
で で
白 白
す1︶0 す
。
願
実
雄
り
、
此
の
誓
い
尤
も
深
し
。
必
ず
諸
仏
菩
抜
か
ん
。
自
他
共
に
五
悪
趣
を
離
れ
、
自
他
同
じ
く
九
品
の
道
に
生
ぜ
ん
。
此
の
暦
二
年
十
二
月
廿
四
日
諸
天
善
神
、
弟
子
が
願
う
所
の
修
行
に
於
い
て
一
仏
乗
の
道
教
に
入
り
、
の
教
、
両
肩
に
荷
う
に
尚
重
し
。
況
ん
や
真
諦
の
教
授
仏
陀
の
法
に
於
い
て
を
や
。
導
の
恩
、
徳
海
の
尤
も
深
き
は
、
厳
訓
の
徳
な
り
。
凡
そ
俗
諦
の
師
範
た
る
礼
儀
A
︶
弟
子
源
智
、
敬
ん
で
三
宝
諸
尊
に
白
し
て
言
く
。
恩
山
の
尤
も
高
き
は
、
教
目
に
似
た
り
。
我
が
願
を
以
て
衆
生
の
苦
を
導
き
、
衆
生
の
力
を
以
て
我
が
苦
を
か
に
生
死
の
家
に
入
り
て
残
生
を
導
化
せ
ん
。
自
他
の
善
和
合
す
る
こ
と
偏
に
網
還
来
し
て
残
衆
を
引
入
せ
ん
。
若
し
又
愚
癡
の
身
先
に
極
楽
に
往
生
せ
ば
、
速
や
改
め
た
。
︶
D
︶
の
四
つ
に
段
落
を
け
書
き
下
し
文
に
改
め
た
。
ま
た
旧
漢
字
は
新
漢
字
に
に
決
定
往
生
せ
ん
が
為
な
り
。
若
し
此
の
中
の
一
人
先
に
浄
土
往
生
せ
ば
、
忽
ち
国
王
国
母
大
政
天
皇
百
官
百
姓
万
民
が
為
に
、
下
の
善
を
以
て
、
自
身
の
極
楽
善
神
の
離
苦
得
道
が
為
に
、
兼
ね
て
秘
妙
等
親
類
が
為
な
り
。
中
の
善
を
以
て
、
像
を
造
立
し
た
願
意
に
つ
い
て
次
の
よ
う
に
記
さ
れ
て
い
る
︵
宜
上
A
︶
か
ら
て
師
徳
に
報
ず
、
実
に
此
の
作
善
莫
大
な
り
。
上
の
善
を
以
て
、
三
界
の
諸
天
れ
て
名 い
と た
一 。
緒
に
発
見
さ
れ
た
阿
弥
陀
如
来
像
造
立
願
文
は
、
阿
弥
陀
如
来
三
界
の
獄
城
を
出
で
、
速
や
か
に
九
品
の
仏
家
に
生
ず
る
べ
し
。
已
に
利
物
を
以
い
、
必
ず
我
師
の
引
接
を
蒙
ら
ん
。
此
の
結
縁
の
衆
は
、
一
生
三
生
の
中
、
早
く
朝
な
ど
の
源
氏
一
門
、
自
ら
の
出
自
で
あ
る
平
家
出
身
の
武
家
の
名
前
等
が
記
さ
る し
く
祐 は
清 妹
の
D
︶
像
中
に
納
め
奉
る
所
の
道
俗
貴
賤
有
縁
無
縁
の
類
、
併
愚
侶
方
報
謝
に
あ
ら
ざ
ら
ん
や
。
の
力
に
随
幸 比
清 丘
尼
名 秘
前 妙
が
書 や
か 、
れ 石
て 清
い 水
た 八
。 幡
そ 宮
の の
他 祠
に 官
も の
紀
名 氏
に の
は 一
、 族
源 で
頼 あ
衆
生
を
利
益
す
る
計
を
以
て
、
先
師
上
人
の
恩
徳
に
報
謝
す
る
な
り
、
何
ぞ
真
の
記
さ
れ
て
い
た
。
ま
た
天
台
座
主
慈
円
、
源
智
の
縁
戚
関
係
と
し
て
源
智
の
母
も
こ
に
は
感
西
、
安
楽
房
遵
西
、
住
数
取
り
帳
な
ど
で
、
、
証
空
、
信
空
な
ど
法
然
の
弟
子
の
名
前
が
名
に
は
、
源
智
自
筆
の
継
紙
二
紙
も
含
ま
れ
て
い
た
。
そ
益
す
る
の
源
、
凡
聖
一
位
の
意
、
迷
悟
一
如
の
義
な
り
。
迷
悟
一
如
の
意
に
住
し
、
り
、
仍
て
数
万
人
の
姓
名
を
書
し
て
三
尺
の
仏
像
に
納
む
。
此
れ
即
ち
衆
生
を
利
何
と
な
れ
ば
、
先
師
は
只
化
物
を
以
て
心
と
為
し
、
利
生
を
以
て
先
と
為
せ
ば
な
勢
観
房
源
智
阿
弥
陀
如
来
像
造
立
願
文
に
つ
い
て
︵
工
藤
美
和
子
︶
五
〇
佛
教
大
学
歴
学
部
論
集
第
四
号
︵
二
〇
一
四
年
三
月
︶
五
一
で
は
源
智
や
結
縁
者
た
ち
が
え
る
真
の
報
恩
と
は
何
だ
ろ
う
か
。
そ
の
こ
と
対
す
る
報
恩
に
は
な
ら
な
い
の
だ
と
述
べ
て
い
る
。
て 道
我 俗
が 貴
師 賤
の 有
引 縁
接 無
縁
を の
蒙 類
る
で が
あ
ろ 愚
う 侶
こ 方
と
が 力
述
べ と
ら い
れ う
、 源
衆 智
生 の
と 教
法 導
然 に
を よ
つ っ
然
が
我
々
に
教
示
し
た
踏
ま
え
な
が
ら
も
、
自
ら
の
骨
を
砕
い
た
り
眼
球
を
施
す
と
い
う
布
施
行
も
、
法
行
に
つ
い
て
記
さ
れ
釈
及
ば
な
け
れ
ば
な
ら
な
い
を 。
法
然
に
捧
げ
た
功
徳
に
つ
い
て
述
べ
ら
れ
て
い
る
。
凡
夫
出
離
の
道
末
代
有
縁
の
門
と
い
う
教
え
に
D
︶
で
は
、
姓
名
の
偉
大
さ
が
説
か
れ
て
い
る
。
願
文
は
こ
の
前
生
譚
を
釈 話 抜
眼
が 一 多
前 切 生
世 持 に
で 王 も
盲 子 豈
目
に
の を 報
バ 典 ぜ
ラ 拠 ん
モ と や
ン し
僧 た と
に 言 、
自 葉 呉
ら を 支
の 記 謙
眼 し 訳
球 て
を い 菩
施 る
す 。 本
と 一 縁
い 切 経
う 持
壮 王 巻
絶
上
な 子 第
布 は 十
施 、 二
題
に
し
て
い
る
。
そ
の
問
題
に
つ
い
て
願
文
で
は
間
関
係
の
枠
外
の
、
時
間
的
空
間
的
に
制
限
さ
れ
な
い
広
範
囲
の
衆
生
に
対
し
て
を 通
実 し
践 て
し 供
て 養
い さ
る れ
者 る
と べ
認 き
識 四
さ 恩
れ の
て 対
い 象
た1︶1 者
。 は
そ 、
し 衆
て 生
利 済
他 度
行 の
は 誓
、 願
限 を
定 立
さ て
れ 利
た 他
人 行
実
践
し
て
い
た
利
他
行
を
継
承
す
る
こ
と
を
誓
う
誓
願
で
あ
る
か
ら
、
そ
の
利
他
行
を
実
践
す
る
こ
と
こ
そ
が
真
の
報
恩
で
あ
る
と
さ
れ
て
き
た
。
そ
の
た
め
、
共
骨
曠
劫
に
も
謝
し
難
し
、
願
文
は
法
然
の
恩
徳
に
対
し
て
い
か
な
る
報
恩
が
で
き
る
の
か
を
次
に
問
て
い
た
。
願
文
は
供
養
す
る
側
が
四
恩
︵
物
と
し
て
認
識
さ
れ
て
い
た
こ
と
が
伺
え
る
。
が
無
限
に
誓
い
時
間
を
費
や
し
衆
生
の
た
め
に
浄
土
の
教
え
を
教
示
し
た
人
膨
大
な
数
に
な
る
と
え
て
い
た
か
ら
、
報
恩
の
対
象
も
一
切
衆
生
と
母
・
一
切
衆
生
・
国
王
・
三
宝 え
︶ ら
が れ
け
た
恩
は
何
代
に
も
わ
た
り
、
恩
を
与
え
て
く
れ
た
者
も
数
え
切
れ
な
い
ほ
ど
の
界
︶
を
脱
し
が て
衆
生 四
に 徳
も 城
た
ら の
し 悟
た り
へ
恩 と
徳 至
こ
で と
あ が
っ 願
た わ
と れ
理 る
解 。
さ そ
れ れ
、 こ
法 そ
然 が
婆
夷
︶
の
衆
生
が
浄
土
往
生
を
遂
げ
る
重
要
な
教
え
で
あ
っ
た
。
さ
ら
に
未
断
惑
の
凡
夫
四
衆
︵
比
丘
・
比
丘
尼
・
優
婆
塞
・
優
を
超
え
た
も
の
で
あ
る
。
仏
教
は
、
自
一 生 行
如 利 に
益 な
が の る
実 源 か
現
ら
さ で と
れ あ 述
る り べ
こ 、 て
と 法 い
だ 然 る
と が 。
記 衆
さ 生 数
れ に 万
る 明 人
。 ら の
か 姓
に 名
し を
た 納
凡 入
す
聖
る
一 こ
位 と
は
迷
悟 衆
我
師
上
人
が
輪
廻
転
生
す
る
な
か
で
、
前
世
で
受
仏
教
で
理
解
さ
れ
る
報
恩
の
関
係
は
、
血
縁
と
い
っ
た
限
定
的
な
関
係
の
範
囲
も
ま
た
三
有
︵
三
じ 教 間
の
た え の B 教
に 中
え
浄 転 で ︶
は は
土 じ 、
尤
た 一 我 も
の と 仏 師 尊
教 い
上 く
え う 乗 人 そ
は 、 の
の
法 天 と 恩
凡 然 台 称 も
夫 の
さ 莫
出 思 の
教 れ 大
離 想 え た な
の 遍 を 法 も
道 歴 修 然 の
に
が に
で つ 行
し 、 な
あ い 、
る
三 と
り て
述 聖 僧 記
末 べ 道
す
代 ら
。
有 れ か と
縁 る ら い
う
の 。
門 法 浄 無
然 土 限
の
に が
な 転 の 時
る
が
、
そ
の
理
由
を
化
物
を
以
て
心
と
為
し
、
利
生
を
以
て
先
と
為
す
利
他
教
え
で
さ
え
尊
い
の
だ
か
ら
真
諦
の
教
授
仏
陀
の
法
に
於
い
て
を
や
と
、
仏
う
に
深
い
徳
は
厳
訓
で
あ
る
と
述
べ
て
い
る
。
さ
ら
に
俗
世
間
で
の
礼
儀
の
人 そ 阿 此 を
の が 弥 の 願
姓
陀 像 文
名 幽 如 中 は
霊 来 に C
が の 像 数 ︶
実 恩 を 万 で
際 に 造 人
に 報 立 の 三
納 ず し 姓 尺
入 る 、 名 の
さ
そ を 弥
れ こ の 納 陀
て と 内 む 像
い に 部 。 を
た な に 是 造
結 る
れ 立
縁 の 数 又 し
だ 万 幽 、
名 と 人 霊 先
で 述 の の 師
あ べ 姓 恩 の
る て 名 に 恩
こ い
報 徳
と る を ず に
は 。 納 る 報
明 こ め な ぜ
ら の る り ん
か
こ
と
で 数 と と 欲
あ 万 こ 、 し
、
を て
ま 除 衆
た く 生
こ の
我 と 苦
が に は
苦 な 除
る か
と の れ
は だ る
単 と が
に い 、
煩 う 願
悩
主
と え も
い と ま
う 同 た
意 意 衆
味 で 生
で あ の
は ろ 利
な う1︶4 他
く 。 行
、
に
源
よ
智
っ
が
て
も
自
っ
ら
て
の
い
苦
阿
弥
陀
如
来
立
像
願
文
に
数
万
人
の
姓
名
姓
名
を
捧
げ
る
と
い
う
こ
と
な せ
ま 影 て
と た 響 こ
い
を と
う 我 与 そ
が え 自
え 願 た 他
も を 。 の
、 以
真
貞 て
の
観 衆
救
一 生
済
一 の
に
年 苦
な
︵ を
る
八 導
と
六 き
い
九
う
、
︶ 衆
九
え
月 生
は
の
当
安 力
時
氏 を
の
諸 以
在
大 て
家
夫 我
社
先 が
会
苦
に
の を
大
為 抜
き
意
味
を
も
つ
の
だ
ろ
う
か
。
の
化
身
が
現
実
世
界
に
現
れ
極
楽
浄
土
往
生
を
示
し
人
々
を
救
済
す
る
と
い
う
浄
本
往
生
極
楽
記
姓 念
名 仏 以
者 上
が た の
な ち よ
ぜ の う
像 理 に
内 解 、
に が
納 述 阿
め べ 弥
ら ら 陀
れ れ 如
た て 来
の い 立
か る 像
と の 願
い だ 文
う が
問 、 に
題 注 は
で 目 、
あ す 当
る べ 時
。 き の
約 は 法
然
四
万 数 に
六 万 対
千 人 す
人 の る
う
誓
願
を
成
就
す
る
の
だ
と
理
解
し
た
の
で
あ
る
。
等
の
往
生
伝
な
ど
に
反
映
さ
れ
て
い
る
。
往
生
伝
等
に
は
菩
た 無
い 生
と 忍
記 を
し 得
て て
い 不
る1︶2 退
。 転
こ の
の 菩
え
は
、
九
八
五
年
に
著
さ
れ
た
慶
滋
保
胤
の
と
し
て
再
び
娑
婆
世
界
に
戻
り
衆
生
済
度
を
行
日 い
き
、
結
縁
者
一
人
一
人
の
苦
一
切
衆
生
を
極
楽
往
生
へ
と
導
き
た
い
万
の
姓
名
を
納
め
た
結
縁
者
も
ま
た
源
智
と
同
様
に
還
来
し
て
残
衆
と を
い 導
記
に
ま
と
め
た
、
そ
の
第
一
願
、
第
二
願
は
、
往
生
の
後
、
見
仏
聞
法
を
し
て
い
た
。
そ
れ
は
源
智
自
身
の
往
生
の
可
否
を
問
題
に
す
る
だ
け
で
は
な
く
、
数
一
〇
世
紀
半
ば
、
園
城
寺
の
学
僧
千
観
は
、
自
ら
誓
願
を
立
て
さ
れ
て
い
る
こ
と
で
あ
る
。
と
平
安
時
代
の
浄
土
信
仰
観
も
継
承
十
願
発
心
一
切
衆
生
を
極
楽
往
生
へ
と
導
き
た
い
、
と
い
う
誓
願
が
成
就
さ
れ
る
と
に
生
死
の
家
に
入
り
て
残
生
を
導
化
せ
ん
行
が
必
要
で
あ
る
と
述
べ
て
い
る
が
、
そ
れ
に
よ
っ
て
、
源
智
自
身
の
身
も
往
生
し
て
還
来
し
て
残
衆
を
引
入
せ
ん
、
若
し
又
愚
癡
の
身
先
に
極
楽
に
往
生
せ
ば
、
速
か
救
済
に
な
ら
な
い
還 と
来 い
し う
て
残 え
衆 を
を 持
引 っ
入 て
い
す た
る こ
た と
め が
に
か
衆 る
生 。
の さ
力 ら
に
源
え 苦 利 智
て
他 自
=
釈 も
の
の 結
壮 縁
絶 者
な の
捨 数
身 の
行 多
を さ
も も
凌 さ
ぐ る
真 こ
の と
報 な
恩 が
に ら
な 、
る そ
と れ
い を
う 像
理 内
解 に
は 納
ど め
の る
よ こ
う と
な が
土
信
仰
の
あ
り
方
が
記
さ
れ
て
い
る
が
、
還
相
廻
向
の
後
に
一
切
衆
生
を
往
生
さ
=
が
像
内
に
納
入
さ
れ
た
よ
第
三
章
く
=
う
に
、
像
内
に
発
願
者
や
結
縁
者
の
名
前
を
記
入
す
る
な
ど
の
行
為
は
、
鎌
倉
時
我 の
が 法
心 華
を 会
遂 を
げ 修
む す
。 る
汝 願
我 文
に ︵
因
て 菅
汝 家
が 文
志 草
を
言 巻
へ1︶3 第
十
と 一
い ︶
う の
願
主 我
の 汝
誓 の
願 因
に を
よ 以
っ て
ま
た
注
意
す
べ
き
な
の
は
若
し
此
の
中
の
一
人
先
に
浄
土
往
生
せ
ば
、
忽
ち
こ
と
は
で
き
な
い
し
往
生
す
る
こ
と
も
成
仏
す
る
こ
と
も
不
可
能
と
い
う
、
真
の
念
仏
結
縁
者
た
ち
の
中
で
理
解
さ
れ
て
い
た
と
も
え
ら
れ
る
。
摘
す
る
よ
う
に
、
法
然
を
阿
弥
陀
如
来
も
し
く
は
菩
と
み
な
す
え
が
当
時
の
源
智
は
自
身
の
力
を
一
方
的
に
振
り
向
け
た
だ
け
で
は
願
意
は
実
は
衆
生
側
も
同
じ
で
あ
っ
て
、
そ
れ
を
衆
生
衆 の
生 苦
の
苦 と
表
を し
滅 て
す い
る る
。
な
ぐ
中
間
者
と
し
て
の
源
智
の
役
割
が
う
か
が
え
る
。
こ
れ
は
伊
藤
唯
真
氏
が
指
勢
観
房
源
智
阿
弥
陀
如
来
像
造
立
願
文
に
つ
い
て
︵
工
藤
美
和
子
︶
る
衆
生
を
極
楽
往
生
へ
と
導
き
た
い
と
い
う
願
意
を
意
味
し
て
い
る
。
そ
の
五
二
佛
教
大
学
歴
学
部
論
集
第
四
号
︵
二
〇
一
四
年
三
月
︶
経 っ
て
が
納 法
入 華
さ 経
れ
た 如
。 来
宝 寿
篋 量
印 品
陀 の
羅 書
尼 写
経 と
、
は 結
、 縁
経 者
典 に
と よ
舎 る
利
は 宝
同 篋
一 印
と 陀
い 羅
う 尼
っ
て
死
期
が
迫
っ
た
こ
と
を
知
っ
た
と
き
に
自
五
三
は
生
前
に
善
行
を
行
わ
な
か
っ
教
の
祖
と
い
わ
れ
た
空
也
︵
九
〇
三
∼
九
七
二
︶
の
檀
越
で
あ
っ
た
が
、
病
に
よ
の 本
誓 授
願 記
を 品
作
し の
已
り 尋
ぬ1︶7 い
で
の 大
引 悲
用 の
で 心
あ を
る 成
が 就
、 す
そ る
の を
他 得
に 、
も 広
舎 大
利 無
、 量
念 に
仏 し
房 て
に 五
よ 百
説
話
に
よ
れ
ば
、
平
安
時
代
の
貴
族
藤
原
師
氏
︵
九
一
三
∼
九
七
〇
︶
は
浄
土
れ
て
い
た
こ
と
を
示
す
料
が
鎌
倉
時
代
の
説
話
集
古
事
談
に
見
ら
れ
る
。
が と
こ 述 、
の べ 五
ら 百
五 れ 人
百 て も
の い の
大 る 僧
願 。 侶
が
と
誓
は
願
、
を
北
立
涼
て
曇
像
無
内
に
訳
阿
弥
悲
陀
華
如
経
来
像
巻
を
第
安
七
置
し
諸
た
菩
こ
と
名
前
を
捧
げ
る
こ
と
で
主
従
関
係
が
結
ば
れ
る
こ
と
が
、
仏
教
界
側
で
も
行
わ
従
関
係
を
結
ぶ
と
い
う
意
味
に
変
貌
し
て
い
っ
た
。
題
で
あ
っ
た
の
に
対
し
て
、
武
家
社
会
で
受
容
さ
れ
る
よ
う
に
な
る
と
完
全
な
主
注 に
し 書
て か
此 し
の む
像 。
内 皆
に 一
籠 字
め を
奉 写
る1︶6 す
。 毎
に
三
礼
を
致
す
。
是
れ
ま
た
諸
人
の
名
を
め
奉
り
、
ま
た
法
華
経
寿
量
品
を
手
自
書
く
。
宝
篋
印
陀
羅
尼
経
を
し
て
人
る
者
、
そ
の
仏
意
を
備
う
る
な
り
。
ま
た
生
身
に
凝
せ
ん
が
為
に
舎
利
を
納
し
む
。
当
に
そ
の
一
願
の
下
に
そ
の
一
口
の
名
を
注
し
、
そ
の
旧
願
を
納
め
る る2︶0 人 こ
が 。 格 と
、 さ を ︵
ら 相 名
家 に 手 簿
社 名 に 捧
会 簿 捧 呈
の 捧 げ ︶
名 呈 る は
簿 の こ 、
捧 行 と 弟
呈 為 に 子
が 自 な や
貴 体 る 従
族 が と 者
た 平 い に
ち 安 う な
の 時 意 る
昇 代 味 こ
殿 初 が と
の 期 含 を
可 に ま 意
否 は れ 味
に じ る し
か ま と 、
か っ 指 そ
っ た 摘 れ
て 慣 さ と
い 習 れ と
た で て も
問 あ い に
中
田
薫
氏
は
、
自
の
名
前
や
官
位
を
記
し
た
名
札
で
あ
る
名
簿
を
捧
げ
る
す
、
御
身
の
中
、
蔵
す
る
所
の
者
多
し
、
五
百
浄
侶
、
五
百
の
大
願
を
書
か
こ
の
よ
う
に
結
縁
者
が
名
前
を
記
し
、
そ
れ
を
神
仏
に
捧
げ
る
行
為
に
つ
い
て
造
り
奉
る
如
来
の
金
容
、
一
尺
六
寸
の
製
を
以
て
、
一
六
尺
の
像
を
凝
ら
五
〇
〇
名
の
結
縁
に
作
成
さ
れ
た
願
文
で
あ
る
。
願
文
は
次
の
よ
う
に
記
さ
れ
て
い
る
。
鎌
倉
時
代
前
期
作
名 の
が 奈
発 良
見 市
さ の
れ 興
て 善
い 寺
る1︶9 蔵
。 阿
弥
陀
如
来
像
の
内
部
か
ら
も
約
一
房
が
清
涼
寺
の
西
隣
に
居
住
し
て
い
た
往
生
院
で
安
置
す
る
仏
像
を
造
立
し
た
時
一
︶
九
月
日
付
の
嵯
峨
念
仏
房
往
生
院
修
善
文
︵
願
文
集
︶
に
は
、
念
仏
死 中
去 に
し は
た 、
武 源
将 義
の 仲
名 、
前 源
も 義
記 経
さ 、
れ 平
て 宗
い 盛
た1︶8 、
。 平
重
衡
と
い
っ
た
源
平
合
戦
に
よ
っ
て
そ
の
勧
進
行
の
一
つ
と
し
て
行
わ
れ
て
い
た
で
あ
ろ
う
、
久
二
年
︵
一
一
九
百
八
十
九
躰
、
久
五
年
六
月
廿
九
日
始
之
と
記
さ
れ
、
結
縁
者
の
名
前
の
峨
清
涼
寺
の
再
に
尽
力
す
る
な
ど
勧
進
僧
と
し
て
の
活
動
も
行
っ
て
い
る
が
、
な 答
ど に
門 参
弟 加
と し
し 、
て 元
知 九
ら 元
れ 年
て ︵
い 一
る1︶5 二
。 〇
承 四
久 ︶
三 の
年
︵ 七
一 箇
二 条
二 起
一 請
︶ 文
に
は に
焼 署
亡 名
し を
た す
嵯 る
六
六
枚
、
す
な
わ
ち
約
一
万
二
千
人
の
姓
名
と
印
仏
が
発
見
さ
れ
た
。
像
内
に
は
北
区
︶
伝
来
の
快
慶
作
阿
弥
陀
如
来
像
の
像
内
か
ら
も
、
一
枚
百
九
〇
体
の
印
仏
そ
の
他
に
も
、
久
五
年
︵
一
一
九
四
︶
頃
に
制
作
さ
れ
た
遣
迎
院
︵
京
都
市
源
智
と
同
じ
く
法
然
の
弟
子
念
仏
房
は
、
文
治
二
年
︵
一
一
八
六
︶
の
大
原
問
名
前
が
記
さ
れ
納
入
さ
れ
た
。
代
に
入
る
と
多
く
見
ら
れ
る
よ
う
に
な
る
。
法
舎
利
の
教
え
が
説
か
れ
て
お
り
、
こ
の
経
典
を
書
写
す
る
た
び
に
礼
拝
を
行
い
に
西
大
寺
に
西
琳
寺
を
寄
進
し
末
寺
と
な
る
こ
と
を
示
し
、
ま
た
当
時
よ
り
興
正
い
う
こ
と
に
つ
い
て
楽
邦
文
類
浄
慈
七
宝
弥
陀
像
記
︵
揚
傑
︶
に
は
次
の
当
と
庄
官
が
自
ら
の
名
前
を
仏
に
捧
げ
る
こ
と
を
意
味
し
て
い
る
の
だ
が
、
同
時
仏
像
内
に
結
縁
者
の
名
前
を
納
め
る
こ
と
が
ど
の
よ
う
な
意
味
が
あ
る
の
か
と
く
衆
僧
止
住
の
砌
と
為
し
た
と
い
う
。
名
字
を
三
宝
に
寄
進
す
と
は
、
別
る
こ
と
に
つ
な
が
っ
て
い
る
の
で
は
な
い
か
と
え
ら
れ
る
。
寄
進
す
。
管
領
を
停
止
し
、
未
来
際
を
尽
く
し
て
、
戒
律
弘
通
の
栖
と
為
し
、
永
三
︶
、
西
琳
寺
の
二
人
の
別
当
と
五
人
の
庄
官
が
一
味
同
心
し
が
説
か
れ
て
い
る
の
だ
が
、
こ
の
よ
う
な
え
方
が
、
後
の
像
内
に
名
簿
を
納
め
野
市
︶
伝
来
の
旧
記
を
編
纂
し
た
寺
誌
の
甥
に
あ
た
る
惣
持
が
文
永
八
年
︵
一
二
西 七
琳 一
寺 ︶
文 、
永 律
注 宗
記2︶1 西
琳
に 寺
も ︵
名 大
前 阪
と 府
仏 羽
と 曳
い
う
目
的
の
た
め
に
名
字
を
三
宝
に
の
関
係
に
つ
い
て
言
及
さ
れ
て
い
る
。
そ
れ
に
よ
る
と
、
弘
長
三
年
︵
一
二
六
う
こ
と
は
あ
っ
て
も
作
善
の
価
値
は
決
し
て
失
わ
れ
る
こ
と
が
な
い
と
い
う
こ
と
す
る
と
王
は
財
産
の
没
収
を
止
め
た
。
つ
ま
り
こ
の
話
は
、
物
質
的
な
財
産
を
失
的
財
産
目
録
も
提
出
し
、
こ
れ
は
ら
れ
る
。
と
こ
ろ
が
そ
の
人
は
財
産
目
録
で
は
な
く
後
身
の
家
産
簿
で
あ
る
と
答
え
た
と
い
う
。
作
善
の
名
簿
を
提
出
す
る
の
で
あ
る
。
王
は
激
怒
す
る
の
だ
が
、
そ
の
人
は
物
質
と
し
て
で
は
な
く
、
菩
名
籍 の
化
が 身
捧 で
げ あ
ら る
れ 空
た 也
こ に
と 対
を し
意 て
味 自
し ら
て 仏
い 弟
る 子
。 に
な
叡 る
尊 と
福
徳
の
名
簿
す
な
わ
ち
犯
し
て
全
財
産
を
を
没
収
さ
れ
そ
う
に
な
り
、
王
か
ら
財
産
目
録
の
提
出
を
命
じ
れ
て
い
た
な
ら
ば
、
師
氏
と
空
也
の
関
係
は
人
間
同
士
の
主
従
関
係
と
い
う
意
味
る
。
重
要
な
の
は
其
の
福
は
奪
い
難
く
の
た
と
え
話
で
、
あ
る
人
が
王
法
を
さ
ら
に
、
古
事
談
成
立
当
時
に
空
也
が
菩
の
化
身
と
い
う
理
解
が
な
さ
能
く
、
盗
を
も
禁
止
す
。
野
の
沙
門
は
楽
な
り
と
い
う
言
葉
の
た
と
え
話
で
あ
お
い
て
神
仏
に
名
前
を
捧
げ
る
重
要
性
を
示
し
て
い
る
と
え
ら
れ
る
。
い
う
話
自
体
が
古
事
談
で
初
め
て
紹
介
さ
れ
た
こ
と
に
な
り
、
鎌
倉
時
代
に
氏
と
空
也
の
話
そ
の
も
の
が
な
い
こ
と
か
ら
、
師
氏
が
自
ら
の
名
前
を
捧
げ
た
と
こ
れ 盗 所
は 者 録
22 、
︶
法 。 王
句
聞
経
斯
語
特
心
信
開
品
夷
の
意
悟
信
息
は
而
能
不
く
録
河
、
を
是
渡
故
し
説
、
其
其
福
の
難
福
奪
は
也
奪
、
い
能
難
禁
く
止
、
め
に
娑
婆
世
界
の
出
現
し
た
菩
の
化
身
と
い
う
認
識
が
語
ら
れ
て
い
る
が
、
師
所 名
で
収 籍 空 き
の
也 た
を と と
空 捧 師 い
也 げ 氏 う
伝 た の 。
話
に と
い は
は う 空
、 内 也
空 容 の
也
伝
は は
な 記
娑 い で
婆 。 あ
世 ま る
界
の た
慶 空
極 滋 也
楽 保 誄
浄 胤
土
に
の 日 は
教 本 記
え 往 さ
を 生 れ
広
て
め 極
楽 い
る 記 る
た
が
、
経
乃
送
福
徳
簿
耶
、
其
人
報
曰
後
身
家
産
簿
者
此
簿
是
也
。
今
身
家
産
簿
隨
王
詣
於
官
、
其
人
齎
福
徳
名
簿
送
詣
於
官
、
王
問
其
人
、
吾
勅
汝
送
家
産
財
簿
、
昔
有
一
人
犯
於
王
法
、
家
産
諸
物
盡
没
於
官
、
王
勅
其
人
送
汝
家
産
財
簿
盡
巻
十
二
信
解
品
に
次
の
よ
う
に
説
か
れ
て
い
る
。
名
前
を
捧
げ
る
と
い
う
行
為
が
大
き
な
仏
教
的
作
善
に
な
る
こ
と
が
出
曜
て
閻
魔
王
に
牒
を
送
り
、
そ
の
牒
に
よ
っ
て
師
氏
は
堕
地
獄
か
ら
免
れ
る
こ
と
が
て
空
也
と
師
弟
関
係
を
結
ぶ
こ
と
に
な
り
、
反
対
に
空
也
は
師
氏
の
死
後
を
案
じ
た
こ
と
を
懺
悔
し
て
、
空
也
に
自
善 こ
と れ
は
え 叡
ら 尊
れ 像
る の
。 像
内
に
結
縁
菩
の
名
籍
を
捧
げ
た
。
そ
の
行
為
に
よ
っ
と
し
て
崇
敬
さ
れ
て
い
た
叡
名 尊
が へ
納
め 名
ら 字
れ
て を
い 捧
た げ
こ る
と こ
と と
同 を
じ 意
仏 味
教 す
的 る
作 。
勢
観
房
源
智
阿
弥
陀
如
来
像
造
立
願
文
に
つ
い
て
︵
工
藤
美
和
子
︶
五
四
佛
教
大
学
歴
学
部
論
集
第
四
号
︵
二
〇
一
四
年
三
月
︶
五
五
て わ
ち
五 空
蔵 と
理
を 解
設 さ
け れ
る て
こ い
と た
を こ
し と
な で
か あ
っ る
た 。
と 仏
記 像
さ は
れ
て 大
い 虚
る
が で
、 あ
そ る
も か
そ ら
も あ
五 え
え
る
の
は
、
像
内
に
五
臓
六
腑
を
備
え
次
に
四
肢
百
節
を
作
っ
た
か
ら
で
あ
る
と
提
像
の
像
内
に
五
臓
を
備
え
が
、
菩
提
像
が
い
つ
も
生
き
て
い
る
か
の
よ
う
に
見
∼
八
六
二
︶
述
酉
陽
雑
俎
第
六
に
は
、
玄
宗
の
時
代
に
成
都
宝
相
寺
の
菩
造
立
さ
れ
る
際
に
行
わ
れ
て
い
た
と
あ
大 る
虚 。
︵
浄
慈
七
宝
弥
陀
像
記
︶
す
な
注
目
す
べ
き
は
、
仏
像
の
内
部
が
と
こ
ろ
仏
像
の
背
中
よ
り
一
点
の
出
血
が
生
じ
た
と
い
う
。
段
成
式
︵
生
年
未
詳
と
、
願
意
を
発
し
た
結
縁
者
が
そ
の
願
意
を
像
内
へ
と
納
入
す
る
こ
と
が
仏
像
が
べ
、
大
弘
誓
を
発
し
て
像
の
腹
中
に
像
す
。
元
祐
八
年
、
上
元
の
日
、
衆
む を
。 集
め
て
礼
す
。
淵
乃
ち
誠
を
述
た
納 集
と 舎 め
え 利 ら に
ば と れ よ
同 た2︶6 れ
法 様 。 ば
苑 に
、
珠 生
大
林 身
仏
の
納
十 仏
入
四 を
の
に 意
舎
は 味
利
仏 す
は
像 る
八
が 五
四
完 蔵
粒
成 納
、
し 入
宝
そ も
の 、
印
頭 中
陀
部 国
羅
に で
尼
仏 行
塔
牙 わ
と
を れ
如
備 て
法
え い
経
た た
が
。
乃
ち
士
女
一
千
人
を
募
り
、
率
財
計
三
百
、
杭
州
無
量
院
の
僧
用
淵
に
よ
っ
て
、
と
記
し
て
い
る
。
南
無
阿
弥
陀
仏
作
善
と
、
造
立
に
あ
た
っ
て
結
ば
れ
た
同
志
は
阿
弥
陀
如
来
の
四
十
八
願
を
一
願
ず
つ
利 八
三 五
粒 ︶
を 開
五 眼
輪 供
塔 養
に が
納 行
め わ
願 れ
文2︶5 た
と が
と 、
も 九
に 条
大 兼
仏 実
勧 は
進 大
を 仏
つ に
と 奉
め 籠
た す
重 る
源 た
に め
託 に
し 仏
て 舎
の
南
都
焼
亡
に
よ
っ
て
焼
失
し
た
東
大
寺
大
仏
復
興
の
た
め
に
文
治
元
年
︵
一
一
の
仏
と
な
る
と
い
う
楽
邦
文
類
巻
第
三
る
こ
と
を
願
う
の
だ
と
い
う
。
無
量
院
に
弥
陀
像
を
造
る
の
記
を
も
っ
て
八
尺
の
弥
陀
像
を
光
明
を
放
ち
、
頻
り
に
霊
瑞
を
現
す
で
も
書
い
て
像
内
に
籠
め
て
た
。
そ
の
理
由
は
仏
が
衆
生
を
忘
れ
ず
に
救
済
し
て
く
れ
ま
た
同
じ
く
い
る
。
重
源
も
願
文
に
生
身
の
舎
利
を
以
て
造
仏
の
胎
中
に
納
む
る
に
、
忽
に
え
は
日
本
に
も
伝
え
ら
れ
た
。
治
承
四
年
︵
一
一
八
〇
︶
超 れ
ゆ ば
。 則
一 ち
た 一
び 切
宝 の
像 念
を 清
見 浄
れ な
ば り
大 。
縁 然
を れ
成 ば
就 娑
す 婆
べ を
し2︶3 離
れ
ず
し
て
僧
守
一
は
同
志
と
結
縁
を
結
び
、
彼
ら
が
喜
捨
し
た
七
宝
を
細
砕
し
て
阿
弥
陀
如
よ
う
に
記
さ
れ
て
い
る
。
浄
慈
七
宝
弥
陀
像
記
物
で
あ
っ
た
。
の
願
周
し
。
悉
く
以
て
身
中
に
蔵
め
て
、
願
願
衆
生
を
忘
れ
ざ
る
こ
と
を
示
な
す
。
故
に
会
中
の
人
、
各
て
弥
陀
の
一
願
を
書
す
。
四
十
八
人
毎
に
弥
陀
仏
身
大
虚
に
等
し
。
故
に
、
五
蔵
を
設
け
ず
し
て
、
衆
生
の
心
を
以
て
心
と
に 利
よ の
っ 細
て
仏 化
法 は
が 、
弘 舎
通 利
さ が
れ 仏
る そ
こ の
と も
を の
意 で
味 あ
す る
る2︶4 と
。 い
う
理
解
の
上
で
、
舎
利
八
万
四
千
塔
を
造
り
そ
の
内
部
に
釈
仏
教
を
保
護
に
つ
と
め
た
ア
シ
ョ
ー
カ
王
に
よ
っ
て
釈
部
族 が 代
に 八 表
〇 的
配 歳 な
さ で 仏
れ 臨 像
八 終 納
つ を 入
の 迎 品
仏 え で
塔 、 も
に そ あ
安 の る
置 遺 舎
さ 体 利
れ が の
た 火 歴
。 葬
や さ は
が れ イ
て 遺 ン
紀 骨 ド
元 は に
前 八 さ
三 等 か
世
の
紀 さ ぼ
半 れ る
ば て 。
、 八 釈
に
極
楽
に
舎
利
が
仏
そ
の
も
の
で
あ
り
、
そ
れ
を
仏
像
内
に
籠
め
る
こ
と
で
仏
像
が
生
身
来
像
を
造
立
し
た
が
、
そ
の
際
に
、
す
。
︵
中
略
︶
一
身
清
浄
な
れ
ば
則
ち
一
切
の
身
清
浄
な
り
。
一
念
清
浄
な
の
遺
骨
を
納
め
て
各 の
地 遺
に 骨
が
配 細
し
た さ
。 れ
仏 舎 、
=
蔵
は
仏
舎
利
と
と
も
に
仏
像
が
生
身
の
仏
を
示
す
重
要
な
意
味
を
付
与
さ
れ
た
遺
に
よ
れ
ば
、
杭
州
浄
慈
寺
の
衆
生
は
清
浄
化
し
、
さ
ら
に
す
べ
て
の
世
界
も
ま
た
清
浄
化
す
る
と
理
解
さ
れ
て
か
せ
る
の
で
は
な
く
、
衆
生
の
心
っ
て
衆
生
済
度
を
行
っ
て
き
た
姿
と
重
な
っ
て
い
る
。
生
の
た
め
に
四
十
八
の
誓
願
を
立
て
、
長
大
な
時
間
を
有
し
て
阿
弥
陀
如
来
と
な
が
仏
像
の
内
部
に
留
め
ら
れ
る
こ
と
で
、
と
い
う
一
文
で
あ
ろ
う
。
五
蔵
や
舎
利
を
納
入
す
る
こ
と
が
生
身
の
仏
と
し
て
働
っ
た
思
想
過
程
が
記
さ
れ
て
い
た
。
そ
の
姿
は
あ
た
か
も
法
蔵
菩
が
末
代
の
衆
が 端 奥
的
楽 に 夫
邦 示 氏
文 す は
類 も 、
の 仏
と 像
浄 い に
慈 う 霊
七 重 性
宝 要 を
弥 な 付
陀 指 与
像 摘 す
記 を る
さ と
の れ い
て う
衆 い 舎
生 る29 利
の 。︶ 納
心 そ 入
を れ の
以 を 本
て 示 源
心 し 的
と て な
な い 意
す る 義
の を
︵
浄
土
門
︶
へ
、
そ
し
て
凡
夫
出
離
の
道
末
代
有
縁
の
門
の
教
え
に
い
た
間
の 阿
中 弥
で 陀
如
一 来
仏 像
乗 造
の 立
道 願
教 文
︵
聖 に
道 は
門 、
︶ 法
に 然
入 が
っ
た 三
後 僧
に
、 と
浄 い
土 う
の 無
乗 限
因 の
時
と
こ
ろ
で
舎
利
や
五
蔵
と
と
も
に
結
縁
者
の
名
前
を
納
入
す
る
こ
と
に
つ
い
て
一
面
観
世
音
菩
師
像
内
の
絹
製
五
像 臓
内 、
の 神
五 奈
臓 川
な の
ど 荏
が 柄
知 天
ら 神
れ 社
て の
い 天
る2︶8 神
。 像
に
は
本
地
と
さ
れ
る
十
お
わ
り
に
が
出
現
し
た
と
し
て
い
る
。
そ
の
他
に
も
五
臓
納
入
例
は
、
知
恩
院
蔵
の
善
導
大
仏
牙
を
納
入
し
た
と
こ
ろ
の
釈
さ
れ
て
い
た
。
に
名
前
と
と
も
に
籠
め
る
こ
と
が
、
法
然
に
対
す
る
最
高
の
報
恩
に
な
る
と
理
解
如
来
像
が
生
身
の
仏
で
あ
る
こ
と
を
示
す
奇
瑞
入
瑞
像
五
臓
具
記
捨
物
注
文
経 れ
て
造 い
像 る
功 。
徳 優
経 塡
王
に 思
由 慕
来 の
す 釈
る
話 如
で 来
あ 像
る と
。 は
、
雑
一
阿
含
経
に
よ
れ
ば
、
観
仏
三
昧
こ
と
、
そ
の
霊
験
が
人
々
の
篤
い
信
仰
を
後
世
に
わ
た
っ
て
集
め
た
こ
と
が
記
さ
心 を れ
以 て
と て い
た
し 心 と
て と い
い 為 う
た し こ
か 、 と
ら 利 も
で 生
あ を え
る 以 ら
。 て れ
結 先 る
縁 と 。
者 為 な
に せ ぜ
と ば な
っ な ら
て り ば
は
法
自 と 然
ら 、 は
の 結
誓 縁 先
願 者 師
を の は
仏 誓 只
像 願 化
内 を 物
う
だ
け
で
は
な
く
結
縁
者
の
誓
願
に
よ
っ
て
働
き
だ
す
生
身
の
仏
と
し
て
理
解
さ
釈
如
来
像
の
納
入
品
の
一
つ
る
こ
と
、
そ
の
像
は
優
塡
王
思
慕
の
釈
る
の
で
は
な
い
だ
ろ
う
か
。
そ
れ
と
と
も
に
、
阿
弥
陀
如
来
像
は
単
に
仏
像
と
い
如
来
像
の
模
刻
像
と
し
て
将
来
さ
れ
た
東
大
寺
僧
然
が
浙
江
省
で
当
地
の
工
人
に
作
ら
せ
将
来
し
た
釈
巡
礼
行
並
瑞
像
造
立
記
如
来
像
で
あ
に
よ
れ
ば
、
北
宋
・
雍
煕
二
年
︵
九
八
五
︶
、
入
宋
の
格
を
阿
弥
陀
如
来
へ
と
布
施
し
、
同
時
に
法
然
に
帰
依
し
た
こ
と
を
意
味
し
て
い
料
等
に
記
さ
れ
る
よ
う
に
、
何
万
人
も
の
人
々
が
名
前
を
捧
げ
る
こ
と
で
、
全
人
文 仏
書 像
、 、
頭 仏
部 典
か 、
ら 宝
は 石
鏡 、
と 銭
仏 貨
牙 、
、
舎 然
利 入
容 宋
器 求
が 法
発 巡
見 礼
さ 行
れ 並
た2︶7 瑞
。 像
造
然 立
入 記
宋
求 等
法 の
結
ば
れ
て
い
た
か
を
意
味
し
て
い
る
が
、
中
田
氏
の
指
摘
や
紹
介
し
た
経
典
や
た
の
は
、
も
ち
ろ
ん
源
智
の
勧
進
僧
と
し
て
ど
の
よ
う
な
人
々
や
社
会
と
関
係
が
釈
と
し
て
人
々
の
信
仰
を
集
め
た
が
、
そ
の
内
部
か
ら
絹
製
の
五
臓
六
腑
、
以
上
の
よ
う
に
、
阿
弥
陀
如
来
立
像
に
数
万
人
の
姓
名
が
納
入
さ
れ
日
本
で
著
名
な
例
は
、
京
都
嵯
峨
の
清
涼
寺
釈
記
さ
れ
て
い
る
。
如
来
像
で
あ
る
。
生
身
の
と い
る
え 。
ら 結
れ 縁
て 者
い の
た 願
の 意
で と
あ 名
る 前
。 こ
そ
が
衆
生
救
済
へ
の
重
要
な
意
味
を
も
つ
の
だ
勢
観
房
源
智
阿
弥
陀
如
来
像
造
立
願
文
に
つ
い
て
︵
工
藤
美
和
子
︶
五
六
に
な
る
と
佛
教
大
学
歴
学
部
論
集
第
四
号
︵
二
〇
一
四
年
三
月
︶
た
の
で
あ
る
。
そ
の
証
明
と
し
て
え
た
の
で
は
な
い
だ
ろ
う 姓
か 名
。
は
捧
げ
ら
れ
、
法
然
へ
の
真
の
報
恩
13
︶ 年
菅 ︶
家 。
文
草
五
七
菅
家
後
集
︵
日
本
古
典
文
学
大
系
︶
。
然
が
行
い
源
智
が
行
っ
て
き
た
利
他
行
を
一
人
一
人
が
実
践
す
る
こ
と
を
目
指
し
往
生
を
目
指
す
法
然
の
誓
い
を
自
ら
の
誓
い
と
し
て
継
承
す
る
こ
と
、
そ
し
て
法
12
︶
佐 号
藤 ︶
。
哲
英
叡
山
浄
土
教
の
研
究
研
究
篇
・
資
料
篇
︵
百
華
苑
、
一
九
七
九
だ
け
を
意
味
す
る
の
で
は
な
く
、
法
然
の
弟
子
と
な
る
こ
と
、
念
仏
に
よ
る
極
楽
来
像
の
造
立
に
結
縁
す
る
こ
と
が
単
に
金
銭
を
負
担
し
て
結
縁
者
と
な
っ
た
こ
と
の
た
め
に
︵
文
学
11
︶
ブ 文
ラ の
イ 誤
ア 字
ン は
・ 改
小 め
野 た
坂 。
・
ル
パ
ー
ト
岩
波
書
店
、
二
〇
〇
七
年
一
二
・
一
月
恩
を
め
ぐ
る
語
り
と
変
遷
|
中
世
前
期
の
日
本
仏
教
再
の
布
施
に
な
る
と
い
う
新
た
な
作
善
を
え
た
の
で
あ
る
。
結
縁
者
は
阿
弥
陀
如
来
像
胎
内
文
書
調
査
報
告
書
︵
玉
桂
寺
、
一
九
八
一
年
9
に
よ
る
。
な
お
翻
刻
て
い
た
か
ら
、
結
縁
の
重
要
性
と
と
も
に
姓
名
を
仏
に
捧
げ
る
こ
と
が
最
高
10 9
︶
本 ︶
文
の 本
引 山
用 知
は 恩
、 院
玉 旧
桂 記
寺 採
阿 要
弥 録
陀 ︵
如 大
来
像 日
胎 本
仏
内 教
文 全
書
調 書
査 巻
団 八
三
、
玉 寺
桂 誌
寺
阿 部
弥 一
︶
陀 。
如
縁
者
集
団
に
よ
る
仏
教
的
作
善
の
重
要
性
は
、
源
智
の
時
代
に
は
広
く
受
容
さ
れ
さ
れ
て
き
た
仏
教
思
想
や
習
慣
に
う
よ
う
な
形
で
理
解
し
よ
う
と
努
め
た
。
結
8
︶
工
藤
美
和
子
︵
日
本
宗
教
文
化 院
政
研 期
究 の
浄
第 土
二 信
七 仰
号 |
、 鳥
二 羽
〇
一 上
〇 皇
年 関
五 連
月 の
願
︶
。 文
を
中
心
に
|
7
︶
福
島
光
哉
宋
代
天
台
浄
土
教
の
研
究
文
永
堂
書
店
、
一
九
九
五
年
︶
。
あ へ 承 な た い
像 法 は 導
そ っ の す る 誓 う ま に 然 阿 き 源
の た 真 る と 願 意 た 結 の 弥 た 智
問 。 の こ 理 を 識 、 実 姿 陀 い や
題
報 と 解 残 は 願 し が 如 と 結
を
恩 で さ さ 見 文 た 後 来 い 縁
源
と あ れ れ ら に の 世 像 う 者
智
は る て た れ は で の そ 誓 た
は
一 と い 者 な 法 は
の 願 ち
、
体
た た い 然 な 弥 も を は
多
何 え 。 ち 。 の い 陀 だ 持
く
で て 源 が 願 死 だ 化 と っ 我
の
あ い 智 継 文 を ろ 身 理 て 師
結
る た も 承 で 悼 う
解 い 上
縁
の か 法 す 重 む か 来 し て 人
者
か ら 然 る 要 と 。 現 た 娑
が
と 、 へ こ と い
の 婆 で
属
い 法 の と な っ
で 世 あ
し
う 然 追 で る た
善 は 界 る
て
問 の 善 あ の 現
導 な に 法
い
題 誓 は っ は 在
再 い
然
30 だ
た
が 願 法 て 、 の
還 は
︶
在
重 の 然 、 法 我
ろ り 、
家
要 継 の そ 然 々
と う 来 衆
社
な 承 生 れ が が
評 か た 生
会
関 と 前 こ 生
価 。
を
の
心 と の そ 前 え
さ そ 菩 浄
中
事 も 行 が 立 る
れ の
土
で
と に 為 追 て 追
た よ も 往
理
し 法 を 善 て 善
法 う し 生
解
て 然 継 に い と
然 な く に
6
︶
本
文
引
用
は
、
本
朝
文
集
︵
新
訂
増
補
国
大
系
︶
に
よ
る
。
5
4
︶
梯 一 東 国 敦 ︶
ア 年
信 九
︶
煌 ン
暁 九 ア 家
ト 、
に
と
速
ジ
六
中 ニ
水
奈 年 ア よ
ー
社 る 国 ノ 侑
良 ︶
会 仏 仏 ・
・ 、
と 教 教 フ 浄
平 金
仏 統
安 岡
ォ 土
秀
制
講
教
浄 友
ル 信
の
座
文
土
テ 仰
敦
論
教 仏 化 過
程 煌
展 教
| 七 大 ︵
開 の シ 中 、 雲 雄
リ
論
山
国 ー 国 大 経 閣
︵ 家 ズ を 東 疏 出
法 観 東 中 出
版
蔵
ア 心 版 を 、
館 ︵
に
社
め
ジ
佼
一
、 成 ア ︵ 、 ぐ 九
二 出 仏 高 一 っ 七
〇 版 教 崎 九 て 八
〇 社 第 直 八 ︵ 年
八
四
五
年 、 巻 道 年 牧 ︶
。
一
・ ︶ 田
︶
。 九 、 木 、 諦
八 春 村 大 亮
九 秋 清 内 ・
年 社 孝 文 他
︶
。 、 編 雄 編
3
︶
井
上
光
貞
新
訂
日
本
浄
土
教
成
立
の
研
究
︵
山
川
出
版
社
、
一
九
七
五
2
︶
拙 ︵ 所 三 年
著 佛 年 月 ︶
教 報 ︶ 、
、 同
平 論
安 叢 第 野 源
期
一 村
の 第 六 恒 智
願 三 ・ 道 と
法
文 一 一
勢
然
と 号 七
仏 、 号 観 教
教 一 、 房 団
的 九 一 源 ︵
世 八 九 智
界 七 八 と 佛
観 年 三 親 教
類 文
︵ 九 年 紀 化
月
四
思
氏 研
文 ︶
。 月
︶ に 究
閣
、 つ
出
同 い 第
版
て 二
、
勢
八
二
観 ︵ 号
〇
房 三 、
〇
源 康 一
八
智 文 九
年
の 化 八
︶
勧 研 三
。
進
究 年
め
ぐ
っ
て
|
︵
同
著
浄
土
宗
の
成
立
と
展
開
吉
川
弘
文
館
、
一
九
八
一
︹
1 注
︶
伊 ︺
藤
唯
真
勢
観
房
源
智
の
勧
進
と
念
仏
衆
|
玉
桂
寺
阿
弥
陀
仏
像
胎
内
文
書
を
27
年 ︵ 華 社 年 刻 ︶
塚 日
︶ 愛
、 ︶
本 新
、
、
一 一
善 聞
奥 知
京 基 卓 社
県 二 九 都 礎
、
夫 立 六 八 国 資 塚 一
大 九 二 立 料
本 九
清 学 号 年 博 集 善 九
涼 文 、 ︶
、 物 成 卓 九
寺 学 二 長 館
著 年
〇
釈 部
岡 編 造 作 ︶
〇
像
論
龍
集 を
如 集 一 作 特 銘
年
別 記 七 参
来 ︵ ︶
照
像 日 、 清 展 篇 ︵ 。
本 上 涼 覧 一 大
日 文 川 寺 会
︵ 東
本 化 通 釈
中 出
釈
の 学 夫
央 版
美 科
如
社
術 編
来 信
、
五 ︶ 然 像 仰 論 一
入 と と 美 九
一
三 五 宋 北 清 術 七
号 〇 の 宋 涼 出 五
、 号 歴 の 寺 版 年
至 、
社 ︵ 、 ︶
文 二 的 会 京 一 、
堂 〇 意 ︵ 都 九 日
、 〇 義
新 六 本
二 二
國 聞 六 彫
一
年
︶
、
奥
三
宏
彫
刻
夫
論
集
|
日
本
彫
刻
と
そ
の
周
辺
︵
中
央
像
内
納
入
品
下
︶
︵
国
宝
・
重
要
文
化
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大
全
26 25
︶
仏 ︶ 一
像 鎌 一
内 倉 八
へ 遺 、
の 文 一
舎
二
利 四 〇
納 〇 、
入 八 一
に 九 二
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い 。 、
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一
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二
、
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号
邊
、
助
一
三
九
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七
七
像
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内
一
納
九
入
七
品
九
年
︵
︶
。
田
論
美
術
出
版
、
四 二
、 〇 邊
毎 〇 助
24 23 22 21
︶
村 ︶
国 ︶
大 ︶ 二
田 訳 正 続 巻
治 一 蔵 群 、
郎 切 第 書 岩
経 四 類 波
中 和 巻 従 書
国 漢 ・
店
の
№ 巻 、
阿 述 二 二 一
育 部 一 十 九
王 ・ 二 七 三
塔 諸 、 輯 八
六 。 年
1 宗
部 七
︶
︶
。
∼ 七 七
。 頁
6
上
︶
。
︵
仏
教
芸
術
20
︶
中 ︵
田 佛
薫 教
一
一
四
、
一
一
七
、
法
制
コ
ム
メ
ン
ダ
チ
エ
オ
と
名
簿
捧
呈
の
式
︵
同
著
論
集
第
学
第
十
巻
三
号
、
一
九
六
二
年
一
〇
月
︶
。
19
︶
堀 二
池 号
春 、
峰 一
九
興 九
善 五
寺 年
蔵 十
・ 二
法 月
然 ︶
。
聖
人
等
消
息
並
に
念
仏
結
縁
名
状
に
就
い
て
︵
く
二 ど
〇 う
一
三 み
年 わ
十 こ
一
月 非
十 常
五 勤
日 講
受 師
理 ︶
る
中
世
信
仰
者
の
結
衆
と
そ
の
構
図
|
佛
教
学
研
究
第
三
十
八
巻
18 17 16
︶
青 ︶
大 ︶
本 的
木 正 文 研
淳 蔵 の 究
第 引
快 三 用 法
慶 巻 は 蔵
作 。 、 館
遣 №
、
迎 一 続 一
群
院 五 書 九
阿 七
九
類
弥 、 従 四
陀 二
年
如 一
︶
第
来 二 二 。
像 頁
の 中 八
結 。 輯
下
縁
に
よ
名
る
|
。
像
内
納
入
品
資
料
に
見
30
︶ 巻
知 、
恩 東
講 京
私 大
記 学
出
第 版
二 会
讃 、
︵ 二
法 〇
然 〇
上 五
年
人 ︶
全 。
集
︶
。
月
︶
、
中
野
正
明
嵯
峨
往
生
院
念
仏
房
に
つ
い
て
︵
同
著
法
然
遺
文
の
基
礎
15 14
︶
三 ︶
前
田 掲
全
信
2
嵯 ︶
参
峨 照
念 。
仏
房
と
清
涼
寺
︵
鷹
陵
学
第
一
号
、
一
九
七
五
年
三
29
28
︶
奥 仏 本 ︶
五 〇
像 医 蔵 〇
納 九
夫 ︵
学 入 年
生 中 雑 に ︶
身 国 誌 つ を
い 参
仏 仏
身 教 七 て 照
論 美 巻 は 。
術 一 、
︵
石
長 の ∼ 原
岡 研 三 明
龍 究 号
、 他
作
一
編 新 九 清
樹
涼
造 社 五 寺
六
形 、
釈
の 一 年
︶
場 九 、 像
八 小 胎
講 〇 杉 内
座 年 一 五
日 ︶ 雄 臓
本 を
の
美 参 内 研
術 照 臓 究
。 納 ︵
第
入
四
の 日
勢
観
房
源
智
阿
弥
陀
如
来
像
造
立
願
文
に
つ
い
て
︵
工
藤
美
和
子
︶
五
八