AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル AccessManager Professional 1.30 オペレーションマニュアル 1,プログラムの起動 AccessManager Professional のサーバプログラムは Windows のサービスで起動します。 管理プログラム AccessManager の起動はスタート (Windows7 の場合は Windows マーク) すべてのプログラム→AccessManager AccessManager をクリックします。 (右図:Window7 64bit の場合) 下図のログインダイアログが表示されます。 サーバ接続成功かどうか確認して下さい 失敗の場合はネットワーク管理者に御連絡 ください。 正しいIPアドレスが表示されているか確 認してください。 システム管理者IDとパスワードを入力し て、OKを押してください。 AccessManager 管理画面が表示 されます。 (右図) 〇登録情報管理フィールド アイコンをクリックするとメイ ンフィールドが変わります。 〇メインフィールド データが表示されます。 〇設定フィールド システム設定が出来ます。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 1 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 2、ユーザ管理 ユーザの管理はユーザ管理画面から行います。登録情報フィールドのユーザ管理をクリックし てメインフィールドに User を表示させます。 メニュー:種々のメニューを 選択できます。 アイコン:ユーザ検索、ユーザ 登録、ユーザ変更、ターミナル ユーザ登録、ユーザ削除 が行えます。 メインフィールド:ユーザデー タを表示します。 1)ユーザの登録 上図アイコン部のユーザ登録(緑四角)をクリックします。ユーザ情報登録画面が表示 されます。 (左図) ユーザID:数字を入力 ユーザ名:漢字、アルファベットで入力 グループ:登録済みグループ選択 位置:登録済み地位を選択 権限:一般ユーザ、ビジター、制限管理者、 管理者から選択 所属 役割:任意に入力 社員番号:任意入力 説明:任意入力 登録日:使用開始日(予約可能) 終了日:使用終了日(予約可能) EMAIL:任意入力 認証方法設定:指紋、PW、カードの AND/OR 設定 PW: パスワード(数字)入力 PW 再入力:PW 確認入力 RF カード番号:カード番号入力(表示) 入力完了後“OK”ボタンを押すとデータが登録されます。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 2 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 2)ユーザ情報変更 ユーザ管理メインフィールドの 変更したいユーザをダブルクリック すると変更したいユーザのユーザ 情報登録 基本情報画面が表示 されます。 (ユーザ登録時と同じ 画面) 変更したい内容を変更して、OKを 押すと変更内容が反映されます。 3)ユーザ削除 ユーザ管理メインフィールドで削除したいユーザを選択して、ユーザ削除ボタンをクリック もしくは、PCのDelボタンを押すことで削除できます。削除の際には確認ウインドウが 表示されますので。 “はい”を押すと削除、“いいえ”を押すとメインフィールドに戻ります。 4)ユーザ登録時の指紋登録 ユーザ情報登録 基本情報画面の指紋登録ボタン を押すと下図の指紋登録画面が表示されます。 ①ウィザード開始 画面:次へをクリック してください。 ②指紋登録 STEP1 登録する指紋の上の青 〇をクリックして下さい。 (2 指まで登録可能) [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 3 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル ③指紋登録 STEP2: 同じ指を2度指紋センサにのせます。成功すると登録された指の上の〇が ピンク色に変わります。同じようにもう一指(別な指)を登録できます。 ④指紋登録の際に登録失敗する場合 指紋センサが指の指紋情報を読み込む際に指の表面が乾燥しすぎていたり、湿りすぎていた場 合指紋の登録が失敗する場合があります。その場合は A 指紋登録ボタンを押します。 B 指紋登録ウィザードスタート画面で次を押します。 C 指紋登録 STEP1 で登録したい指の上の青丸をクリックします。 D 指紋登録 STEP2 が表示されたら上図の調整ボタン(緑四角)をクリックします。 E 指紋画質の調整画面(右図)が表示され ます。 指紋表示画面:センサに置いた指紋の画像が 表示されます。 調整ゲージ:つまみ(赤丸)を左クリックし てつまみ左右に動かすと表示指紋画像が変わ ります。暗い方向に動かすと画像が黒くなり ます。明るい方向に動かすと白っぽくなりま す。 (暗いのは湿潤指、明るいのは乾燥指で す。 )丁度良い色合いになったら終了ボタンを 押します。 *ここでの設定値は次回調整を行うまで有効 ですので、登録の際画像が不十分だと思った らいつでもこの調整を行って下さい。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 4 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 5)ターミナルユーザ登録 ターミナルユーザ登録はユーザ管理からも ターミナル管理からもできます。 ターミナルに登録するユーザをメインフィー ルドで左クリックし、認証リストボタンを 押します。 ターミナル認証状態リストが表示されます。 左右に2つのフィールドが表示されますが 右側がターミナルユーザリストで左側が サーバユーザリストです。 サーバ ターミナル ターミナルユーザ:NAC シリーズターミナル内 ユーザ ユーザ のメモリにユーザ情報が登録されます。ネット リスト リスト ワーク未接続時も認証可能です。 サーバユーザ:AccessManager のDBに登録 されていてその NAC からの認証が可能です。 但し、ネットワーク切断時は認証できません。 ターミナルユーザを追加する場合はターミナル ユーザリストの下にある追加ボタン(緑四角)を クリックします。ターミナル認証ウィンドウ(右図) が表示されます。追加するターミナルをクリックして 適用を押すことで追加できます。複数追加する場合は Shift 若しくは Ctrl キーを押しながらクリックしま す。 ターミナル追加が成功すると、下部に緑のゲージが 現れ、その下に追加の結果(成功、失敗)が表示され ます。*ネットワークの状態等で追加に失敗すると 失敗に失敗数が表示され、ターミナル認証リストに 失敗したターミナルアイコンが残りますので、再度 追加を行ってください。 サーバユーザも同様に追加します。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 5 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 6)ユーザ毎に違うタイムゾーンの設定 AccessManager Professional 1.3 では ユーザ毎/ターミナル毎に違うタイム ゾーンの設定が可能です。例えば パートタイム従業員は祝日入館は制限 されますが、退館は許可されるなど の詳細な設定が可能です。 設定方法は、ユーザ管理のメインフィー ルドの設定したいユーザを右クリック します。右図のメニューが表示される ので、 “各ターミナルタイムゾーン設定” を選択します。 ターミナル毎のタイムゾーン設定ウィンドウ (右図)が表示されます。 表示されるのは、そのユーザの使用可能ター ミナル、設定済みタイムゾーンです。 (使用可能ターミナル、タイムゾーン設定は 後述します。 ) 設定するターミナルを左クリックして タイムゾーンをクリックします。 宜しければ適用ボタンを押して設定を反映 させます。 ?タイムゾーン設定値の考え方? そのユーザの基本的なタイムゾーンはユーザ情報(右図)の タイムゾーンコード欄で選択したものになります。 ここで選択された基本タイムゾーンコードの値は、ターミナル 毎のタイムゾーン選択画面(上図)の“0 初期値”の値 になります。ですから、ユーザ情報で“1 標準(休日入室不可)” になっている場合は“0 初期値”の値は“1 標準”になり ます。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 6 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 3、グループ管理 登録情報管理フィールドのグループ管理 アイコンをクリックすると Group メイン フィールドが表示されます。 この画面ではグループの登録・更新・削除 が行えます。 ①グループ登録 グループ登録ボタンを押します。右図の画面が表示されます。 グループ名を入力してOKボタンを押してグループ登録 します。 グループは右図の様に階層構造で登録でき ます。 下位の階層にグループを作成したい場合は 上位の階層をクリックしてから、グループ 登録ボタンを押して新しいグループを作成 します。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 7 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル ②グループ更新 グループ名の変更とグループ所属ユーザの削除が行えます。 例として営業第一部一課に現在2名の ユーザが所属していますが、一名を所属 から削除したい場合は、削除するユーザを クリックして選択して、ユーザ削除ボタン を押します。 又、グループにユーザを追加する場合は グループを選択した状態でユーザリストを 押します。右図の画面が開き、まだどの グループにも所属していないユーザが 表示されますので、選択欄にチェックを 入れて追加ボタンを押します。 ③グループ削除 グループを削除する場合は、削除するグループアイコンを選択してグループ削除ボタンを押します。 選択したグループのサブアイテム(下層グループ)も削除されますので、良ければ“はい”、よろしくな ければ“いいえ”を押します。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 8 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 4、ターミナル管理 登録情報管理フィールドのターミナル管理アイコンをクリックします。メインフィールドが Terminal に変わります。メインフィールドにはネットワーク 接続のターミナルが表示されます。 状態欄にターミナルの状態が表示されます。状態 としては 正常: ネットワーク接続、登録済み、 使用可能 未接続: ネットワーク未接続、登録済み スタンドアロンで使用可能 未登録:未登録、使用不可 設定エラー[ID桁数]:ID桁数エラー 設定エラー[指紋登録数]:指紋登録数エラー MACアドレスエラー:MAC アドレスエラー 1)ターミナル登録 NAC 端末に正しいネットワーク設定が 行われると、AccessManager ターミナル 管理画面に未登録のアイコンが表示され ます。そのターミナルをダブルクリック もしくは左クリックしてターミナル登録 ボタンを押すと、ターミナル登録ウィン ドウが表示されます。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 9 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル ターミナル名(漢字、アルファベット、数字) を入力し、必要ならば内容にターミナルの 説明を入力します。 宜しければOKボタンを押します。 この際に NAC に設定した ID 桁数と指紋登録数 が AccessManager の設定と違う場合右図の 様なエラーメッセージが表示されます。 この場合エラーメッセージが表示されたター ミナルアイコンを右クリックして表示された メニューの全体同期を選択します。 右図のメッセージが表示されますので、 “はい”をクリックします。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 10 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 2)ターミナル情報更新 メインフィールドの情報を更新したいターミナルアイコンをダブルクリックするとターミナルプロパテ ィ画面(右図)が表示されます。 ターミナルプロパティには 基本情報 ターミナル設定 タイムゾーン設定 指紋設定 ロゴ/ファームウェア情報 のタグがあります。 【基本情報】 ターミナルID:NAC 設定値 変更不可 ターミナル名:漢字、数字、アルファベット 内容: (任意)漢字、数字、アルファベット 登録データ:登録予約日設定 状態:状態表示、変更不可 IPアドレス:IPアドレス表示、変更不可 F/Wバージョン:ファームウェアバージョン表示、変更不可 *オプション欄は現在使用不可です。 UTC Timezone: 世界時間を選択 *複数の国のターミナルを一括管理の場合設定必要 【ターミナル設定】 ビープ音:NAC ターミナルのボタン音設定 音声案内:NAC ターミナルの音声案内 *NAC1500 は音声案内機能はありません。 タイムゾーン:タイムゾーン使用可・不可設定 ログ管理:ログ管理有り・無し設定 ファンクションキー:F キー情報使用・不使用設定 RF カード:使用 RF カード設定 解錠時間:認証後の解錠時間 1-20 秒 開扉警告:開扉時警告時間 1-20 秒 通信タイムアウト:NAC 端末とサーバの通信 タイムアウト値 言語設定:使用言語設定 暗号方式:NAC・サーバ間暗号方式設定 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 11 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 【タイムゾーン設定】 ターミナルのタイムゾーンを設定できます。 *ターミナルのタイムゾーンを設定すると、それが ユーザのタイムゾーンよりも優先されます。例として ターミナルで休日・夜間入室不可をタイムゾーンとして 設定するとユーザに全時間入室可設定しても、休日 夜間は入室できなくなるので注意して下さい。 タイムゾーンの設定詳細は後述します。 【指紋設定】 指紋センサの設定を行います。 指紋センサオプション ブライトネス、コントラスト、ゲイン値を手動設定可能 セキュリティレベル セット1:1 ID入力指紋認証の閾値 セット1:N 指紋のみでの認証の閾値 指紋センサタイムアウト:指紋センサ LED 点灯時間 1:N タイムアウト:指紋のみ認証時のタイムアウト値 指紋取得モード:指紋センサのインテリジェント機能 設定 None: インテリジェント機能無し LFD 低い: 生体指検知機能は低いがセンサ設定最適化機能は有り LFD 高い: 生体指検知機能も高くセンサ設定最適化機能も有り 【ロゴ/ファームウェア情報】 NAC ターミナルの液晶の初期画面に表示されるロゴと ファームウェア情報を表示します。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 12 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 3)ターミナルユーザ登録、更新、削除 ターミナル管理画面でメインフィールドのターミナルアイコンを左クリックして認証リストボタンを押 します。ユーザ管理でターミナル登録をした様に ターミナル管理からはターミナルに対する ターミナル認証ユーザ、サーバ認証ユーザを 登録することができます。 多数のユーザを一度にターミナル登録する場合は ターミナル管理から登録する方が便利です。 (少数のユーザに多数のターミナルを登録する 場合はユーザ管理から登録する方が便利です。) ターミナル内ユーザリストが表示されます。 二つのフィールドが表示されますが、右側 がターミナル認証ユーザリストで、左側が サーバユーザ認証リストです。 追加を押すと追加可能なユーザリストが表示 されます。 (ユーザ管理と同様) サーバ認証 ターミナル認証 ユーザリスト ユーザリスト 4)扉の連続解錠方法 AccessManager から扉を連続解錠もしくは連続解錠から施錠への操作が可能です。 画面上段のメーニューのターミナル管理を 選び表示されたメニューから“扉管理”を 選択します。 “遠隔解錠”ウィンドウが表示 されますので、連続解錠したいターミナル のチェックボックスにチェックを入れて “開扉”ボタンを押します。 *注意 ターミナル管理画面のタイムゾーン欄にチェックが入っている場合は連続解錠できません。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 13 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 5)ファームウェア更新 AccessManager 1.1x で使用していた NAC3000 のファームウェアの更新は下記の手順で 行います。 【ファームウェア更新の手順】 ① NAC3000 の IP 設定を行い AccessManager Professional とネットワーク接続を行います。 右図の様に AccessManager Professional ターミナル 管理画面に未登録と表示されます。 未登録ターミナルアイコンをダブルクリックして ください。ターミナル登録画面が表示されますので ターミナル名を入力して OK を押してください。 ② ターミナル管理画面に「F/W バージョンエラー」 と表示されます。 ③ 当該ターミナルを右クリックして表示された メニューから「F/W ダウンロード」を選択します。 ④ FW 更新画面が表示されますので「パス名」欄 の選択ボタンを押して、更新 F/W のあるファイル場所 を選択して FW を選択し、開くボタンを押します。 パス名欄にパスが表示されますので、適用ボタンを 押します。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 14 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル ⑤ ダウンロード中(約 2 分間)は結果欄に処理中 と表示され、中央のゲージの緑部分が右方向に進捗 します。終了すると結果欄に成功と表示されます。 *ネットワークの状態などにより結果欄に失敗と 表示される場合は、再度適用ボタンを押して、更新 を再度行ってください。 ⑥ NAC3000 の液晶画面には右図の様に 「Factory Init DB Format」と表示されます。 Yes を選択すると工場初期化フォーマットが 開始されます。 *注意 工場初期化フォーマットを行う と AccessManager に吸い上げられていない 入退室履歴も消去されますので、一連の作業の 前に AccessManager 1.1x と接続して入退室 履歴を吸い上げてください。 ⑦ フォーマットが完了すると指紋登録数 を聞いてきますので1若しくは2を選択 して Ent ボタンを押してください。 ⑧ ID の桁数を聞いてきますので現在の ID の桁数をテンキーから入力し Ent キーを押します。 ⑨ 初期画面に戻りますが、英語表記になっていますので、Menu ボタンを押して 3 UI Option → 1 Language を選択して Eng を JPN に変更してください。 ⑩ 工場初期状態では RF カードは使用不可になっていますので、5システムオプション→ 3RF カードを選び適切なカードを選らんでください。(HID カードは 26Bit Mifare カード は 34Bit を選んでください。 ) [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 15 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル データベースのバックアップ・復元方法 1.Microsoft SQL Server Management Studio へログオン Microsoft SQL Server Management Studio を起動し管理者権限でログオンします。 2.バックアップ方法(手動) 復元対象のデータベースを選択し、右クリックでメニューを表示し「タスク」-「バックアップ」を 選択します。 データベースのバックアップ設定ダイアログが表示されますので、「追加」をクリックします。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 16 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル バックアップ先の選択ダイアログが表示されますので、 「... 」をクリックします。 バックアップファイルを保存するフォルダ、ファイル名を選択、入力し、 「OK」をクリックします。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 17 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル バックアップ先に選択したファイル名が表示されますので、 「OK」をクリックします。 正常にバックアップが完了しますと下記のメッセージが表示されます。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 18 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 19 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 3.バックアップ方法(自動設定:WindowsXP Professional) SQL Server Express では、自動バックアップの設定が行えませんので、Windows タスクスケジュラ ーを使用します。 事前準備として Microsoft SQL Server Management Studio にて、バックアップ対象、バックア ップデバイスを設定します。 バックアップ対象のデータベースを選択し右クリックメニューにて「プロパティ」をクリックします。 ページの選択で、 「オプション」を選択し、復旧モデル「完全」を選択し「OK」をクリックします。 サーバオブジェクトのバックアップデバイスを選択し、右クリックメニューにて「新しいバックアッ プデバイス」を選択します。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 20 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル デバイス名を任意に命名します。 (例:AutoBackupTask)また、保存先ファイル名を設定します。 以下のようなスクリプト分を上記の選択したフォルダにテキストファイルで作成します。 BACKUP DATABASE [NitgenAccessManager] TO NOINIT, [AutoBackUpTask] WITH NOFORMAT, NAME = N'NitgenAccessManager- 完 全 デ ー タ ベ ー ス バ ッ ク ア ッ プ ', SKIP, NOREWIND, NOUNLOAD, STATS = 10 GO ファイル名を「FullBackup.sql」として保存します。 以上で、事前準備完了です。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 21 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 以下は、Windows タスクスケジューラの設定になります。 ※例として Windows XP Professional となります。その他の OS の場合は、別途 OS のマニュアルを 参照してください。 コントロールパネルより、 「タスク」を選択します。 タスク画面が表示されますので、メニューバー「ファイル」-「新規」-「タスク」もしくは、右ク リックメニューにて「新規」-「タスク」を選択します。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 22 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 新しいタスクが作成されますので、名称を任意に命名します。 作成したタスクのプロパティを表示します。 「タスク」に下記のコマンドを「実行するファイル名」に入力します。 SQLCMD -S 127.0.0.1\SQLEXPRESS -E -i "C:\usr\FullBackup.sql" 斜体文字の設定値は、サーバの環境により異なります。 「スケジュール」に自動バックアップする周期を設定します。 設定内容は、各々の状況に合わせて行ってください。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 23 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 「設定」は特に変更する必要は有りません。 全ての設定が完了したら「OK」もしくは「適用」をクリックします。 クリックしますと、下記の画面が表示されますので「管理者権限」のユーザで有る事を確認し、管理 者のパスワードを入力し、 「OK」をクリックします。 必要に応じて、タスクが正しく行えるかの確認をしてください。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 24 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 指定したフォルダに実行した日時のバックアップファイルが存在していれば、タスクが正常に実行さ れたことになります。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 25 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 4.復元方法 復元対象のデータベースを選択し、右クリックでメニューを表示し「タスク」-「復元」-「データ ベース」を選択します。 他のデバイス(もしくは別のフォルダ)に保存しているデータを復元する場合は、 「デバイスから」を 選択し、ファイルダイアログから該当のファイルを選択します。 「追加」でバックアップファイルを選択します。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 26 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル ダイアログから該当のファイルを選択し、「OK」をクリックします。 「復元するバックアップセットの選択」に選択したファイルが表示されますので、チェックをオンに して「OK」をクリックします。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 27 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル 復元が開始され、下記のようなメッセージが表示されます。 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 28 AccessManager Professional ver 1.3 マニュアル これで復元作業は完了です。 以上 [2013. 04. 30 ] 株式会社アイデンティックサービス 29
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