注文コード No. N A 1 7 0 2 D データシート No.NA1702C をさしかえてください。 LV8729V Bi-CMOS 集積回路 PWM定電流制御ステッパモータドライバ http://onsemi.jp 概要 LV8729Vは、PWM電流制御マイクロステップ駆動ステッパモータドライバである。2相~32W1-2相ま での8種類の励磁方法が可能で、CLK入力で簡単に駆動可能である。 機能 ・PWM電流制御ステッパモータドライバ1ch内蔵 ・BiCDMOSプロセスIC ・出力オン抵抗(上側0.35Ω、下側0.3Ω 上下合計0.65Ω;Ta=25℃,IO=1.8A) ・励磁モードは2相/1-2相/W1-2相/4W1-2相/8W1-2相/16W1-2相/32W1-2相の選択が可能 ・ステップ信号入力のみで、励磁ステップが進行 ・正逆コントロール可 ・IOmax=1.8A ・過電流保護回路内蔵 ・サーマルシャットダウン回路内蔵 ・入力プルダウン抵抗内蔵 ・リセット、イネーブル端子付き SSOP44K (275mil) 最大定格/Ta=25℃ 項目 記号 条件 定格値 unit 最大電源電圧 VM max VM,VM1,VM2 36 V 最大出力電流 IO max 1chあたり 1.8 A 最大ロジック入力電 VIN max ST,MD1,MD2,MD3,OE,RST,FR,STEP 6 V 最大VREF入力電圧 VREF max 6 V 最大MO入力電圧 VMO max 6 V 最大DOWN入力電圧 VDOWN max 6 V 許容消費電力 Pd max 3.85 W 動作周囲温度 Topr -30~+85 ℃ 保存周囲温度 Tstg -55~+150 ℃ ※ ※ 指定基板:90.0mm×90.0mm×1.6mm,2層ガラスエポキシ基板 注1) 絶対最大定格は、一瞬でも越えてはならない許容値を示すものです。 注2) 絶対最大定格の範囲内で使用した場合でも、高温および大電流/高電圧印加、多大な温度変化等で連続して使用される 場合、信頼性が低下するおそれがあります。 詳細につきましては、弊社窓口までご相談ください。 最大定格を超えるストレスは、デバイスにダメージを与える危険性があります。最大定格は、ストレス印加に対してのみであり、推奨動作条件を超えての機能 的動作に関して意図するものではありません。推奨動作条件を超えてのストレス印加は、デバイスの信頼性に影響を与える危険性があります。 ORDERING INFORMATION See detailed ordering and shipping information on page 22 of this data sheet. Semiconductor Components Industries, LLC, 2014 June, 2014 61914NK/42413NK 20121220-S00010 No.A1702-1/22 LV8729V 推奨動作条件/Ta=25℃ 項目 記号 条件 電源電圧範囲 VM VM,VM1,VM2 ロジック入力電圧範囲 VIN ST,MD1,MD2,MD3,OE,RST,FR,STEP VREF入力電圧範囲 VREF 定格値 unit 9~32 V 0~5 V 0~3 V 推奨動作範囲を超えるストレスでは推奨動作機能を得られません。推奨動作範囲を超えるストレスの印加は、デバイスの信頼性に影響を与える危険性があります。 電気的特性/Ta=25℃,VM=24V,VREF=1.5V 項目 記号 条件 min typ max unit 待機時消費電流 IMstn ST=“L” ,VM+VM1+VM2 70 100 μA 消費電流 IM ST=“H”,OE=“H”,無負荷 3.3 4.6 mA 180 200 ℃ VM+VM1+VM2 サーマルシャットダウン温度 TSD 設計保証 サーマルヒステリシス幅 ΔTSD 設計保証 ロジック端子入力電流 IINL ST,MD1,MD2,MD3,OE,RST,FR, 3 8 15 μA IINH STEP , VIN=0.8V ST,MD1,MD2,MD3,OE,RST,FR, 30 50 70 μA VINH STEP ,VIN=5V ST,MD1,MD2,MD3,OE,RST,FR, 2.0 5.0 V VINL STEP 0 0.8 V チョッピング周波数 Fch Cosc1=100pF OSC1端子充放電電流 ロジック入力電圧 High Low 150 40 ℃ 70 100 130 kHz Iosc1 7 10 13 μA チョッピング発振回路 Vtup1 0.8 1 1.2 V スレッショルド電圧 Vtdown1 0.3 0.5 0.7 V VREF端子入力電流 Iref VREF=1.5V DOWN出力残り電圧 VolDOWN Idown=1mA 40 100 mV MO端子残り電圧 VolMO Imo=1mA 40 100 mV 保持通電切替え周波数 Fdown Cosc2=1500pF 1.12 1.6 2.08 Hz 保持通電切替え発振回路 Vtup2 0.8 1.0 1.2 V スレッショルド電圧 Vtdown2 0.3 0.5 0.7 V VREG1出力電圧 Vreg1 4.7 5.0 5.3 V VREG2出力電圧 Vreg2 VM=24V 18 19 20 V 出力オン抵抗 Ronu IO=1.8A,上側オン抵抗 0.35 0.455 Ω Rond IO=1.8A,下側オン抵抗 0.3 0.39 Ω 出力リーク電流 Ioleak VM=36V 50 μA ダイオード順電圧 VD ID=-1.8A 1 1.4 V 電流設定基準電圧 VRF VREF=1.5V,電流比100% 0.3 0.315 V μA -0.5 0.285 製品パラメータは、特別な記述が無い限り、記載されたテスト条件に対する電気的特性で示しています。異なる条件下で製品動作を行った時には、電気的特性で 示している特性を得られない場合があります。 No.A1702-2/22 LV8729V 外形図 unit:mm SSOP44K (275mil) Exposed Pad CASE 940AF ISSUE A No.A1702-3/22 LV8729V 1.00 SOLDERING FOOTPRINT* (Unit: mm) 7.00 (3.5) (4.7) 0.65 0.32 *For additional information on our Pb−Free strategy and soldering details, please download the ON Semiconductor Soldering and Mounting Techniques Reference Manual, SOLDERRM/D. GENERIC MARKING DIAGRAM* XXXXXXXXXX YMDDD XXXXX = Specific Device Code Y = Year M = Month DDD = Additional Traceability Data No.A1702-4/22 LV8729V ピン配置図 VM 1 44 OUT1A NC 2 43 OUT1A VREG2 3 42 PGND1 NC 4 41 NC VREG1 5 40 NC ST 6 39 VM1 MD1 7 38 VM1 MD2 8 37 RF1 MD3 9 36 RF1 OE 10 35 OUT1B RST 11 NC 12 34 OUT1B LV8729V FR 13 33 OUT2A 32 OUT2A STP 14 31 RF2 OSC1 15 30 RF2 OSC2 16 29 VM2 NC 17 28 VM2 EMO 18 27 NC DOWN 19 26 NC MO 20 25 PGND2 VREF 21 24 OUT2B SGND 22 23 OUT2B Top view No.A1702-5/22 LV8729V Pd max - Ta 5.0 4.0 3.85 3.0 2.70 2.00 2.0 1.40 1.0 0 —30 0 30 60 90 120 基板仕様(LV8729V動作推奨基板) サイズ :90mm×90mm×1.6mm(2層基板[2S0P]) 材質 :ガラスエポキシ 銅配線密度 :L1=85%/L2=90% L1:銅配線パターン図 L2:銅配線パターン図 注意事項 1)Exposed Die-Pad基板実装ありのデータは、Exposed Die-Pad面が90%以上濡れた状態での値である。 2)セット設計は余裕を持ったディレーティング設計をお願いする。 ディレーティングの対象になるストレスは、電圧、電流、接合部温度、電力損失、それに機械的 ストレスとして、振動、衝撃および引張りなどがある。 したがって設計に当っては、これらのストレスをできるだけ低く、あるいは小さくすること。 一般的なディレーティングの目安を示す。 (1)電圧定格に対して、最大値が80%以下 (2)電流定格に対して、最大値が80%以下 (3)温度定格に対して、最大値が80%以下 3)セット設計後は、必ず製品で検証を行うこと。 また、Exposed Die-Pad等 半田接合状態の確認、および、半田接合部の信頼性検証を行うこと。 これらの部分の半田接合にボイドや劣化が認められる場合、基板への熱伝導状態が悪くなり、IC の熱破壊に至る可能性がある。 No.A1702-6/22 SGND VREF VREG1 PGND2 PGND1 + - VM ISD TSD + - ST VREG2 OSC2 RF1 + OUT1A VM2 OUT2A OUT2B MD1 MD2 MD3 FR STP RST OE OUT1B VM1 + RF2 OSC1 EMO DOWN MO LV8729V ブロック図 No.A1702-7/22 LV8729V 端子説明 端子 No. 端子名 端子機能 7 MD1 励磁モード切り替え端子 8 MD2 励磁モード切り替え端子 9 MD3 励磁モード切り替え端子 10 OE 出力イネーブル信号入力端 等価回路図 VREG1 子 11 RST リセット信号入力端子 13 FR 正/逆転信号入力端子 14 STP ステップクロックパルス信 号入力端子 GND 6 ST チップイネーブル端子 VREG1 GND 23,24 OUT2B 25 PGND2 2ch OUTB出力端子 38 39 28 29 2ch パワーGND 28,29 VM2 2ch モータ電源接続端子 30,31 RF2 2ch 電流センス抵抗接続端 子 32,33 OUT2A 2ch OUTA出力端子 34,35 OUT1B 1ch OUTB出力端子 36,37 RF1 1ch 電流センス抵抗接続端 34 35 23 24 43 44 32 33 子 38,39 VM1 42 PGND2 43,44 OUT1A 1ch モータ電源接続端子 25 42 1ch パワーGND 36 37 30 31 1ch OUTA出力端子 GND 21 VREF 定電流制御基準電圧入力端 VREG1 子 GND 次ページへ続く。 No.A1702-8/22 LV8729V 前ページより続く。 端子 No. 3 端子名 端子機能 VREG2 内部レギュレータ用コンデ 等価回路図 VM ンサ接続端子 GND 5 VREG1 内部レギュレータ用コンデ VM ンサ接続端子 2kΩ 78kΩ 26kΩ GND 18 EMO 過電流検出用警告出力端子 19 DOWN 保持通電時用出力端子 20 MO 位置検出モニタ端子 VREG1 GND 15 OSC1 チョッピング周波数設定コ VREG5 ンデンサ接続端子 16 OSC2 保持通電検出時間設定コン デンサ接続端子 500Ω 500Ω GND No.A1702-9/22 LV8729V 動作説明 1.スタンバイ機能 ST端子がLowになると、ICはスタンバイモードになり、すべてのロジックはリセットされ、出力も OFFする。ST端子がHighになるとスタンバイが解除される。 2.STEP端子機能 STP端子にステップ信号を入力することによって、励磁ステップが進行する。 入力 ST STP L * 動作モード 待機モード H 励磁ステップ送り H 励磁ステップ保持 3. 入力タイミング TstepH TstepL STEP Tdh Tds (md1 step) (step md1) MD1 Tdh Tds (md2 step) (step md2) MD2 Tdh Tds (fr step) (step fr) FR Tsteph/Tstepl:クロック H/L パルス幅 (min 500ns) Tds:データセットアップ時間 (min 500ns) Tdh:データホールド時間 (min 500ns) 4.励磁設定 MD1、MD2、MD3端子の設定により、下表の通り励磁設定を行う。 入力 モード イニシャル位置 (励磁) MD3 MD2 MD1 1ch電流 2ch電流 L L L 2相 100% -100% 100% L L H 1-2相 0% 100% 0% L H L W1-2相 100% 0% L H H 2W1-2相 100% 0% H L L 4W1-2相 100% 0% H L H 8W1-2相 100% 0% H H L 16W1-2相 100% 0% H H H 32W1-2相 イニシャル位置は、各励磁モードにおける電源立上げ時の初期状態、カウンタリセット時の励磁位 置である。 No.A1702-10/22 LV8729V 5.出力電流設定方法 出力電流は、VREF端子印加電圧と、RF1(2)端子-GND間に接続する抵抗の値から、以下の通り設定で きる。 IOUT = (VREF / 5) / RF1(2)抵抗 ※上記設定値は、各励磁モードの100%の出力電流となる。 例)VREF=1.1V、RF1(2)抵抗=0.22Ωの時、設定電流は以下の通りとなる。 IOUT = (1.1V / 5) / 0.22Ω = 1.0A 6.出力イネーブル機能 OE端子がLowになると出力は強制的にOFFしてハイインピーダンスとなる。ただし、内部ロジック回 路は動作しているため、STPを入力していると、励磁位置は進行する。よって、OEをHighに戻すと、 STP入力によって進行した励磁位置に沿ったレベルを出力する。 OE STP MO 0% No.A1702-11/22 LV8729V 7.リセット機能 RST端子がLowになると、出力はイニシャルモードとなり、STP、FR端子の入力に関わらず、励磁位 置がイニシャル位置で固定される。イニシャル位置では、MO端子はL出力となる(オープンドレイン 接続)。 RST STP MO 0% 8.正転/逆転切り替え機能 FR 動作モード L CW H CCW FR STEP IC内部のDAコンバータは、STP端子に入力されるSTEPパルスの立ち上がりで1ビット進む。 また、FR端子の設定により、CW/CCWのモード切替を行う。 CWモードは、2chの電流が1chの電流から見た場合、位相が90°遅れる。 CCWモードは、2chの電流が1chの電流から見た場合、位相が90°進む。 No.A1702-12/22 LV8729V 9.EMO、DOWN、MO出力端子 出力端子はオープンドレイン接続になっている。各端子は所定の状態になると、ONし、Lowレベル を出力する。 端子状態 EMO DOWN MO Low 過電流検出時 保持通電時 イニシャル位置 OFF 通常時 通常時 イニシャル以外 10.チョッピング周波数設定機能 チョッピング周波数はOSC1端子-GND間に接続されるコンデンサによって、以下の通り設定される。 Fcp = 1 / (Cosc1 / 10 х 10-6) (Hz) 例)Cosc1=200pFのとき、チョッピング周波数は以下の通りとなる。 Fcp = 1 / (200 х 10-12 / 10 х 10-6) = 50(kHz) No.A1702-13/22 LV8729V 11.出力電流ベクトル軌跡(1ステップを90度に正規化) 100.0 66.7 33.3 0.0 0.0 33.3 66.7 100.0 各励磁モードでの電流設定比 STEP θ0 θ1 θ2 θ3 θ4 θ5 θ6 θ7 θ8 θ9 θ10 θ11 θ12 θ13 θ14 θ15 θ16 θ17 θ18 θ19 θ20 θ21 θ22 θ23 θ24 θ25 θ26 θ27 θ28 θ29 θ30 θ31 32W1-2相(%) 1ch 2ch 100 0 100 1 100 2 100 4 100 5 100 6 100 7 100 9 100 10 99 11 99 12 99 13 99 15 99 16 99 17 98 18 98 20 98 21 98 22 97 23 97 24 97 25 96 27 96 28 96 29 95 30 95 31 95 33 94 34 94 35 93 36 93 37 16W1-2相(%) 1ch 2ch 100 0 100 2 100 5 100 7 100 10 99 12 99 15 99 17 98 20 98 22 97 24 96 27 96 29 95 31 94 34 93 36 8W1-2相(%) 1ch 2ch 100 0 100 5 100 10 99 15 98 20 97 24 96 29 94 34 4W1-2相(%) 1ch 2ch 100 0 100 10 98 20 96 29 2W1-2相(%) 1ch 2ch 100 0 98 W1-2相(%) 1ch 2ch 100 0 1-2相(%) 1ch 2ch 100 0 2相(%) 1ch 2ch 20 次ページへ続く。 No.A1702-14/22 LV8729V 前ページより続く。 STEP θ32 θ33 θ34 θ35 θ36 θ37 θ38 θ39 θ40 θ41 θ42 θ43 θ44 θ45 θ46 θ47 θ48 θ49 θ50 θ51 θ52 θ53 θ54 θ55 θ56 θ57 θ58 θ59 θ60 θ61 θ62 θ63 θ64 θ65 θ66 θ67 θ68 θ69 θ70 θ71 θ72 θ73 θ74 θ75 θ76 θ77 θ78 θ79 θ80 θ81 θ82 θ83 θ84 θ85 θ86 θ87 θ88 θ89 θ90 θ91 θ92 θ93 θ94 θ95 θ96 θ97 32W1-2相(%) 1ch 2ch 92 38 92 39 91 41 91 42 90 43 90 44 89 45 89 46 88 47 88 48 87 49 86 50 86 51 85 52 84 53 84 55 83 56 82 57 82 58 81 59 80 60 80 61 79 62 78 62 77 63 77 64 76 65 75 66 74 67 73 68 72 69 72 70 71 71 70 72 69 72 68 73 67 74 66 75 65 76 64 77 63 77 62 78 62 79 61 80 60 80 59 81 58 82 57 82 56 83 55 84 53 84 52 85 51 86 50 86 49 87 48 88 47 88 46 89 45 89 44 90 43 90 42 91 41 91 39 92 38 92 37 93 16W1-2相(%) 1ch 2ch 92 38 91 41 90 43 89 45 88 47 87 49 86 51 84 53 83 56 82 58 80 60 79 62 77 63 76 65 74 67 72 69 71 71 69 72 67 74 65 76 63 77 62 79 60 80 58 82 56 83 53 84 51 86 49 87 47 88 45 89 43 90 41 91 38 92 8W1-2相(%) 1ch 2ch 92 38 90 43 88 47 86 51 83 56 80 60 77 63 74 67 71 71 67 74 63 77 60 80 56 83 51 86 47 88 43 90 38 92 4W1-2相(%) 1ch 2ch 92 38 88 47 83 56 77 63 71 71 63 77 56 83 47 88 38 92 2W1-2相(%) 1ch 2ch 92 38 83 56 71 71 56 83 38 92 W1-2相(%) 1ch 2ch 92 38 1-2相(%) 1ch 2ch 2相(%) 1ch 2ch 71 71 71 100 38 92 71 100 次ページへ続く。 No.A1702-15/22 LV8729V 前ページより続く。 STEP θ98 θ99 θ100 θ101 θ102 θ103 θ104 θ105 θ106 θ107 θ108 θ109 θ110 θ111 θ112 θ113 θ114 θ115 θ116 θ117 θ118 θ119 θ120 θ121 θ122 θ123 θ124 θ125 θ126 θ127 θ128 32W1-2相(%) 1ch 2ch 36 93 35 94 34 94 33 95 31 95 30 95 29 96 28 96 27 96 25 97 24 97 23 97 22 98 21 98 20 98 18 98 17 99 16 99 15 99 13 99 12 99 11 99 10 100 9 100 7 100 6 100 5 100 4 100 2 100 1 100 0 100 16W1-2相(%) 1ch 2ch 36 93 34 94 31 95 29 96 27 96 24 97 22 98 20 98 17 99 15 99 12 99 10 100 7 100 5 100 2 100 0 100 8W1-2相(%) 1ch 2ch 34 94 29 96 24 97 20 98 15 99 10 100 5 100 0 100 4W1-2相(%) 1ch 2ch 29 96 20 98 10 100 0 100 2W1-2相(%) 1ch 2ch 20 98 0 100 W1-2相(%) 1ch 2ch 0 100 1-2相(%) 1ch 2ch 0 2相(%) 1ch 2ch 100 No.A1702-16/22 LV8729V 12.各励磁モードでの電流波形例(2相、1-2相、4W1-2相、32W1-2相) 2相励磁(CWモード) STP MO (%) 100 l1 0 -100 (%) 100 I2 0 -100 1-2相励磁(CWモード) STP MO (%) 100 I1 0 -100 (%) 100 I2 0 -100 No.A1702-17/22 LV8729V 4W1-2相励磁(CWモード) STP MO (%) 100 50 I1 0 -50 -100 (%) 100 50 I2 0 -50 -100 32W1-2相励磁(CWモード) STP MO (%) 100 50 I1 0 -50 -100 (%) 100 50 I2 0 -50 -100 No.A1702-18/22 LV8729V 13.電流制御動作仕様 (正弦波増加方向) STP Blanking Time fchop CHARGE SLOW FAST CHARGE FAST Blanking Time SLOW FAST (正弦波減少方向) STP Blanking Time fchop CHARGE SLOW FAST CHARGE SLOW 各電流モードは以下のシーケンスで動作を行う。 ・チョッピング発振立ち上がりでCHARGEモードとなる。(コイル電流(ICOIL)と設定電流(IREF)の大 小に関係なく、強制的にCHARGEモードとなる区間(Blanking Time)が約1μs存在する。 ・Blanking Time区間で、コイル電流(ICOIL)と設定電流(IREF)を比較する。 (ICOIL<IREF)が存在した場合 ICOIL≧IREFまでCHARGEモード。その後SLOW DECAYモードに切り替わり、 最後に約1μsの区間FAST DECAYモードに切り替わる。 (ICOIL<IREF)が存在しなかった場合 FAST DECAYモードに切り替わる、チョッピング1周期が終わるまでFAST DECAYで コイル電流を減衰する。 上記動作を繰り返す。通常、正弦波増加方向では、SLOW(+FAST) DECAYモード、正弦波減少方向では、 設定まで電流が減衰するまでFAST DECAYモード、その後SLOW(+FAST) DECAYモードとなる。 No.A1702-19/22 LV8729V 14.出力短絡保護機能 本ICには、出力が天絡、地絡などによってショートした場合、ICが破壊してしまうことを防止する ために、出力を待機モードにする、出力ショート保護回路が内蔵されている。出力ショート状態を 検知すると、短絡検出回路が動作し、一度出力をOFFする。この後、タイマーラッチ時間 (typ:256μs)後に再び出力をONし、依然として出力が短絡していた場合には、出力をOFFし、出力 を待機モードに固定して、EMO出力をONする。 出力ショート保護回路によって、出力が待機モードに固定された場合、ST=『L』にすることによっ てラッチを解除することが出来る。 15.保持通電時電流切替え用オープンドレイン端子 出力端子はオープンドレイン接続となっており、STP立ち上がり入力から、OSC2-GND間に接続した コンデンサによって決められた時間内に、次のSTPが入力されないとONし、Lowレベルを出力する。 一度ONしたオープンドレイン出力は、次のSTP入力の立ち上がりによってOFFする。 保持通電電流切替え時間(Tdown)はOSC2端子-GND間に接続されたコンデンサによって、以下の通り 設定される。 Tdown = Cosc2 х 0.4х109 (s) 例)Cosc2=1500pFのとき、保持通電電流切替え時間は以下の通りになる。 Tdown = 1500pF х 0.4х109 = 0.6(s) 16.過熱保護機能 本 IC には、過熱保護回路が内蔵されており、ジャンクション温度 Tj が 180℃を超えると出力が OFF し、同時に異常状態警告出力も ON する。温度がヒステリシス分下がると出力は再駆動(自動 復帰)する。過熱保護回路は、ジャンクション温度の定格 Tjmax=150℃を越えた領域での動作と なるため、セットの保護および破壊防止を保証するものではない。 TSD=180℃(typ) ΔTSD=40℃(typ) No.A1702-20/22 LV8729V - + 応用回路例 1 VM OUT1A 44 2 NC OUT1A 43 3 VREG2 PGND1 42 4 NC NC 41 5 VREG1 NC 40 6 ST VM1 39 7 MD1 VM1 38 8 MD2 RF1 37 9 MD3 RF1 36 11 RST 12 NC 13 FR - + 180pF LV8729V 10 OE OUT1B 35 OUT1B 34 OUT2A 33 OUT2A 32 14 STP RF2 31 15 OSC1 RF2 30 16 OSC2 VM2 29 17 NC VM2 28 18 EMO NC 27 19 DOWN NC 26 20 MO PGND2 25 21 VREF OUT2B 24 22 SGND OUT2B 23 M 上記回路図例は、以下の設定条件となっている。 ・出力イネーブル機能は出力状態に固定(OE=『H』) ・リセット機能は通常動作に固定(RST=『H』) ・チョッピング周波数:55.5kHz(Cosc1=180pF) 設定電流値は以下の通りになる。 IOUT = (電流設定基準電圧 / 5) / 0.22Ω No.A1702-21/22 LV8729V ORDERING INFORMATION Device LV8729V-TLM-H Package SSOP44K (275mil) (Pb-Free / Halogen Free) LV8729V-MPB-H SSOP44K (275mil) (Pb-Free / Halogen Free) Shipping (Qty / Packing) 2000 / Tape & Reel 30 / Fan-Foldl ON Semiconductor and the ON logo are registered trademarks of Semiconductor Components Industries, LLC (SCILLC). SCILLC owns the rights to a number of patents, trademarks, copyrights, trade secrets, and other intellectual property. A listing of SCILLC’s product/patent coverage may be accessed at www.onsemi.com/site/pdf/Patent-Marking.pdf. SCILLC reserves the right to make changes without further notice to any products herein. SCILLC makes no warranty, representation or guarantee regarding the suitability of its products for any particular purpose, nor does SCILLC assume any liability arising out of the application or use of any product or circuit, and specifically disclaims any and all liability, including without limitation special, consequential or incidental damages. “Typical” parameters which may be provided in SCILLC data sheets and/or specifications can and do vary in different applications and actual performance may vary over time. All operating parameters, including “Typicals” must be validated for each customer application by customer’s technical experts. SCILLC does not convey any license under its patent rights nor the rights of others. SCILLC products are not designed, intended, or authorized for use as components in systems intended for surgical implant into the body, or other applications intended to support or sustain life, or for any other application in which the failure of the SCILLC product could create a situation where personal injury or death may occur. Should Buyer purchase or use SCILLC products for any such unintended or unauthorized application, Buyer shall indemnify and hold SCILLC and its officers, employees, subsidiaries, affiliates, and distributors harmless against all claims, costs, damages, and expenses, and reasonable attorney fees arising out of, directly or indirectly, any claim of personal injury or death associated with such unintended or unauthorized use, even if such claim alleges that SCILLC was negligent regarding the design or manufacture of the part. SCILLC is an Equal Opportunity/Affirmative Action Employer. This literature is subject to all applicable copyright laws and is not for resale in any manner. (参考訳) ON Semiconductor及びONのロゴはSemiconductor Components Industries, LLC(SCILLC)の登録商標です。SCILLCは特許、商標、著作権、トレードシークレット(営業秘密)と他の知 的所有権に対する権利を保有します。SCILLCの製品/特許の適用対象リストについては、以下のリンクからご覧いただけます。www.onsemi.com/site/pdf/Patent-Marking.pdf. SCILLCは通告なしで、本書記載の製品の変更を行うことがあります。SCILLCは、いかなる特定の目的での製品の適合性について保証しておらず、また、お客様 の製品において回路の応用や使用から生じた責任、特に、直接的、間接的、偶発的な損害に対して、いかなる責任も負うことはできません。SCILLCデータシー トや仕様書に示される可能性のある「標準的」パラメータは、アプリケーションによっては異なることもあり、実際の性能も時間の経過により変化する可能性がありま す。「標準的」パラメータを含むすべての動作パラメータは、ご使用になるアプリケーションに応じて、お客様の専門技術者において十分検証されるようお願い致しま す。SCILLCは、その特許権やその他の権利の下、いかなるライセンスも許諾しません。SCILLC製品は、人体への外科的移植を目的とするシステムへの使用、生命維持を 目的としたアプリケーション、また、SCILLC製品の不具合による死傷等の事故が起こり得るようなアプリケーションなどへの使用を意図した設計はされておらず、また、 これらを使用対象としておりません。お客様が、このような意図されたものではない、許可されていないアプリケーション用にSCILLC製品を購入または使用した場合、 たとえ、SCILLCがその部品の設計または製造に関して過失があったと主張されたとしても、そのような意図せぬ使用、また未許可の使用に関連した死傷等から、直接、 又は間接的に生じるすべてのクレーム、費用、損害、経費、および弁護士料などを、お客様の責任において補償をお願いいたします。また、SCILLCとその役員、従業員、 子会社、関連会社、代理店に対して、いかなる損害も与えないものとします。 SCILLCは雇用機会均等/差別撤廃雇用主です。この資料は適用されるあらゆる著作権法の対象となっており、いかなる方法によっても再販することはできません。 PS No.A1702-22/22
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