第10回 労働経済学Ⅰ 2014年7月4日 主題 失業 日本の失業統計 ノート 失業とは? 個人にとっての失業 仕事をしたくても働き口がない 経済全体にとっての失業 人々の就業意志を生かせない状態 人的資源の浪費 社会にとっての失業 失業の大幅な増加は社会不安に繋がる 失業のタイプ 需要不足失業 労働需要が供給を下回る場合 摩擦的失業 新たに労働市場に参入した人や離職した人が新しい仕事に就くまでに時間がかかる場合 →労働者の受諾条件が相対的に高い場合に発生 構造的失業 産業構造の変動などに伴って仕事が存在しても労働者が必要な経験や知識、技術を持たない場合 →企業の採用基準が相対的に高い場合に発生 労働力のフロー分析 労働可能人口は3つの労働力状態にあるとする 就業(E) 失業(U) 非労働力(N) 労働力のフローとはある時点tにおけるストックであるEt, Ut, Ntの異時点間の変化 (1) t-1時点で就業者でt時点でも就業者=EE (2) t-1時点で就業者でt時点では失業者=EU Fri - 1 ページ (9) t-1時点で非労働力でt時点でも非労働力=NN E+U 労働力人口 E+U+N 労働可能人口 労働力のフロー表 EE UE NE Et EU UU NU Ut EN UN NN Nt E(t-1) U(t-1) N(t-1) フロー表を用いた失業分析 t-1期からt期にかけて失業が増加した ここで 従って 失業増加要因の分解 EU-UEの増加の場合 EUの増加 or UEの減少 =不況期に典型的な現象 →マクロの景気対策が必要 NU-UNの増加の場合 NUの増加 or UNの減少 =景気回復期に典型的な現象 →摩擦的失業の対策が必要 不況期のNとUのフローに関する2つの効果 求職意欲喪失効果(UN増加) →就職できなくてNEETになってやる 追加的就業効果(NU増加) →旦那の稼ぎがクソだから私が稼いでやるわ Fri - 2 ページ 推移確率 ある労働力状態のt-1期のストックのうちt期にかけてのフローの変化率を示す指標 t-1期に就業者でt期にも就業者の確率 以 下 同 様。 関連サイト ここに関連サイトを入力 宿題 ここに宿題を入力 ここに宿題を入力 ここに宿題を入力 Fri - 3 ページ
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