Nr.16 - フランクフルト日本人国際学校 JISF

音楽こぼれ話
フランクフルト日本人国際学校・音楽科通信
♪
♪2014年度
Nr.16
ぽこ
あ
ぽこ
poco a poco
2014年12月18日(木)
♪
<「お正月」のうた
~作曲家はだぁれ?>
冒頭の見出しにも使いました「もういく
つ寝るとお正月」の歌詞で始まる童謡「お
正月(左の歌詞参照)
」の曲の作曲家は誰か
ご存知ですか。
この曲を作曲したのは、滝廉太郎です。
「花」「箱根八里」「荒城の月」などの日本歌
曲で知られる、明治時代の代表的な作曲家
もういくつ寝るとお正月
の一人です。1901年に、日本人音楽家
お正月には毬ついて
としては2人目となるヨーロッパ留学生と
追羽根ついて遊びましょう
して、ドイツのライプツィヒにも住んだこ
はやく来い来い お正月
とがあります。
残念ながら、留学後すぐに肺結核を患い、1年後には帰国を余儀なくされ
その後、日本で療養生活を続けましたが、1903年、23歳の若さでこの世
を去りました。しかし、短い生涯の中で、
歌曲や童謡の他にピアノ曲なども作曲し
ました。前出の「花」などの歌曲を始め、
今も歌い継がれている曲がいくつかあり
ます。
「お正月」の他にも、「桃太郎」
「鳩ぽっぽ」「雪やこんこ」も滝廉太郎
の手によるものです。
滝廉太郎は東京の生まれですが、父の故郷である大分県で療養中に亡くなり
ました。短くてもドラマチックだった滝廉太郎の生涯は、映画を始め、テレビ
ドラマ、演劇、オペラ、ミュージカルにもなり、いろいろな役者さんが滝廉太
郎役を演じています。ちなみに、大分県民オペラで上演された「滝廉太郎」で
主役を演じられたテノール歌手山本裕基さんは、以前派遣教員として本校で3
年間教鞭をとられていました。
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文責:プファイル・辰巳
もういくつ寝ると・・・
長かった2学期が終わろうとしています。
明後日からは、いよいよ冬休みですね。クリ
スマス、ジルベスター(大みそか)
、そして
お正月・・。年の瀬の慌ただしさも加わって、
うかうかしていると、あっという間に冬休み
が終わってしまうかも知れません。計画的に
過ごしたいものです。
そして迎える2015年は、どんな1年に
なるのでしょう? なにはともあれ、みなさんのご健康と世界の平和を祈らず
にはおれません。2015年が良き1年になりますように・・・。
2学期ミニコンサート、お疲れさまでした!
12月10日(水)は、2学期ミニコンサートでした。約30組
の出演者のみなさんが、すてきな演奏を聴かせてくれました。会場
から声援と温かい拍手を送ってくださったみなさんにも感謝です。
また、今回からハウスマイスターのケッペさんのご尽力により、
音楽室の様子がロビーのモニターでも、同時進行で見られるように
なり、より多くのみなさんに、ミニコンサートの様子を楽しんでい
ただけたのではないでしょうか。
3学期のミニコンサートは、3月5日(木)に予定されています。
3学期は短いので、準備期間も
短くなります。また学年末の忙
しい時期でもありますが、是非
みなさんが奮って参加してくだ
さるのを待っています。
お正月 ♪
もういくつ寝るとお正月
お正月には凧あげて
コマを回して遊びましょう
はやく来い来い お正月
それでは、みなさん、楽しい冬休みをお過ごし下さい。
3学期に元気なみなさんにお会いできるのを楽しみにしています。
Schöne Ferien!!
そして、今学期で転出されるみなさん、
日本に帰られても、あるいは世界のどこに行かれても、
どうぞお元気でお過ごしください!
Alles Gute, viel Freude an Musik
und auf Wiedersehen !!